生活に欠かせない「電気」。大地震や風の強い台風などでは停電を想定した準備が必要不可欠です。 非常用に家庭用の発電機を用意するものいいですが、置き場所や価格などハードルが高いもの。そこで、オススメなのが電池を活用する方法です。 近年の電池は寿命が長いものが多い上に、おうちにたくさんストックがあっても困りません。照明代わりのランタンや懐中電灯をはじめ、電池で充電できるモバイルバッテリー、情報収集に役立つラジオなど活躍の場もたくさん！ 日々使うものなので、液漏れや使用推奨期限のチェックなどのメンテナンスも、新しいものを出すついでに済ませることが可能です。
また、暑い時期の停電時に心配なのが冷蔵庫の中身。災害時に貴重な食材を守るためにも、クーラーボックスや保冷剤を用意しておくといいでしょう。 とくに冷却力の強い保冷材は、冷蔵庫に入れておくと冷蔵庫内の温度の維持に役立ちます。

電気や水道などが止まったり、道路が崩れて身動きが取れない…そんな時に備えて、お家ですごすための備えも大切です。 災害発生直後は人命救助が優先のため、ライフラインの確保や物資供給はそのあとに。備蓄品は最低でも「３日間（72時間）」準備しましょう。家族分の食料はもちろん、ティッシュ・トイレなどの衛生周りも。 調理や寒い時期に活躍するカセットコンロもお忘れなく。
また、こまめに薬などの使用期限や食料の賞味期限のチェックも行いましょう。 普段のお買い物で備蓄品を補充し、期限の近いものから計画的に消費していく「ローリングストック法」も備蓄品の管理におすすめです。

地震大国日本。いつ、なんどき大地震が来ても不思議ではありません。 地震は家屋の倒壊をはじめ、津波、火災など様々な二次災害も引き起こします。 日ごろから、家具の固定や感震ブレーカーの設置などで備えておきましょう。 また、地域や状況に応じた備えや行動パターンを想定しておくことで、もしもの時も冷静な行動をとりやすくなります。 避難場所や経路の確認、もしもの時の連絡手段など、家族やご近所、知り合いどうしで確認しておくことも重要です。

近年、特に多いのが台風や大雨といった水害です。 浸水被害や土砂崩れによる道路の通行止め、暴風による停電など被害も多岐にわたります。 日ごろからハザードマップで危険な場所や避難場所を把握し、台風や豪雨の予報がある際は早めの避難も検討しましょう。

また、金庫を耐水モデルにしておくと、浸水時の被害が軽減できます。復旧作業の際は急ぎで物入りな場合も多いので、貴重品がすぐに使えるのは便利ですよ。

災害時は慣れない生活に体調を崩しやすいもの。また、体調を崩してしまっても、すぐに病院やお医者さんに見てもらえないことも考えられます。感染症にかかりにくくするよう、マスクや消毒液の確保、体調が把握できるように体温計の用意など、いつも以上に体調管理に気を配りましょう。

上記のような必要なグッズををそろえる上でどれが良いのか、と買うのに迷ってしまいますよね。 選ぶポイントとしてはなるべく使い慣れているもの食べなれているものを選択するのがベストです。 いざというときに使い方が分からない、時間がかかってしまった。とならないようにしておきましょう。 特に硬水のミネラルウォーターは体に合わない方もいらっしゃるので、普段から飲みなれているものを選びましょう。
最近の防災グッズの食品は技術が進化して、長期保存でき、しかもおいしいものがたくさんあります。 ご自身の口に合うも見つけてみるのも、良いかもしれません。

避難のアイテムが用意出来たらあわせて避難場所やハザードマップも確認しましょう。
避難場所は指定緊急避難場所と指定避難所があります。 指定緊急避難場所は、命を守ることを目的とした避難先で、災害によって避難先が異なります。（土砂災害は安全な建物、地震は学校の運動場など）。 避難先を間違えると命の危険があります。災害別にしっかり確認しておきましょう。
ハザードマップは災害別に地域の危険度を知ることができる地図です。 自宅や職場がどんな災害に弱いかを知ることで、早めの避難や対策を講じることができます。また、いざという時の避難所までのルートを考えるのにも役立ちます。 ハザードマップは常に更新されているので、こまめにチェックしましょう、