
【おすすめ】アクションカメラの比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.6.28[更新]
アクションカメラは、スキーやダイビング、バイクなど、アウトドアやスポーツの撮影に用いられるカメラのこと。激しい動きを伴う状況下でも、臨場感たっぷりの映像が撮影できるのが特長です。お手軽に試せるリーズナブルなモデルからハイクラスモデルまで、さまざまな種類が登場しているので、用途に合わせて選びましょう。
ここでは、Joshin web のカメラ担当者が、アクションカメラを選ぶ際のポイントをご紹介します。メーカー別の特長やおすすめのアクションカメラもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web カメラ担当者「ダブルK」が、アクションカメラのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
アクションカメラで迫力ある映像を撮影
アクションカメラとは、小型・軽量で防水性能や耐衝撃性能、強力な手ブレ補正機能などを持ち合わせた、アウトドアやスポーツの撮影に特化したカメラのことです。
アクティブに動く被写体をブレなくきれいに撮影できるほか、自分の体やヘルメット、サーフボード、バイクなどに装着して使えば、迫力満点の臨場感あふれる映像が撮影できます。中には、マリンスポーツやダイビングなどで使える、水中撮影が可能なものもあります。
アクションカメラの主な特長は、下記のとおりです。
小型・軽量:持ち運びやすさと高い機能性
アクションカメラは、マウント(固定用アクセサリー)を使ってヘルメットや自転車のハンドル、サーフボードなどに取り付けて使うことも想定されているので、小型・軽量でありながら強力な手ブレ補正機能も搭載しています。

防水性能・耐衝撃性能:過酷な環境にも対応
アウトドアやスポーツの場面での使用が想定されたものなので、優れた防水性能・耐衝撃性能を備えています。スキューバダイビングなどのマリンスポーツ用に、水中での撮影が可能なハウジングケースが用意されているものもあります。

広角レンズ:ダイナミックな撮影を実現
アクションカメラは、広範囲の撮影に適しており、遠近感が強く出せることで迫力ある映像を撮りやすい広角レンズが搭載されています。
一方で、一般のビデオカメラのようなズーム機能はありません。遠くから一点を狙ってズームレンズで撮影するカメラとは、用途が異なるカメラだといえます。


アクションカメラは、ヘルメットや自転車のハンドルなどに取り付けてハンズフリーで撮影できるのが大きなメリット。アクティビティを楽しみつつ、一人称視点で臨場感たっぷりの映像が撮影できます。現在、アクションカメラのマウントは「GoPro」規格が主流です。また、独自規格を採用している他メーカーのカメラも、変換アダプターを使用すれば、GoPro 規格のマウントを利用できます。
アクションカメラを選ぶ際のポイントとは?
アクションカメラは、機能が少ないリーズナブルなものからハイスペックなものまで、さまざまなモデルが登場しています。
ニーズに合ったモデルを選ぶには、下記のような項目がポイントになります。
手ブレ補正機能:激しいスポーツなどの撮影を行うなら必須
多くのアクションカメラは、スポーツやアウトドアシーンの激しい動きを捉えるために、手ブレ補正機能を搭載しています。補正機能の精度はモデルによって違いがあるので、ブレの少ない映像を撮影したいなら、より強力な補正機能を搭載したものがおすすめです。中には、静止画のみ、もしくは動画のみ手ブレ補正が働くモデルもあるので、購入前にしっかりチェックしましょう。

広角レンズ:画角120°以上が目安
広角レンズとは、焦点距離が短く、標準レンズより広い範囲を撮影できるレンズで、アクションカメラで一般的に使われているレンズです。広角レンズは被写界深度が深く、全体にピントが合いやすいのが特長で、シャープな画像や映像が楽しめます。
なお、カメラで撮影できる範囲を角度で示した数値を「画角」といい、「◯◯°」と表記されます。通常のアクションカメラでは画角120°以上のレンズを、より広範囲を撮影したいなら画角180~200°のレンズを搭載したカメラを選びましょう。中には画角が360°のレンズを搭載したカメラもあり、人の目では見ることのできない、360°の景色を映した動画を楽しめます。

解像度:主にフルHDと4Kの2種類
解像度とは、ディスプレイなどで表示する画像の鮮明さのことです。解像度が高いほど、画像を構成する粒(ドット)が細かいため、撮影した画像が細部まできれいに見えます。
アクションカメラの解像度は、フルHD(1920×1080)か、フルHD の4倍解像度が高い4K(3840×2160)を採用しているモデルが一般的。より細部まできれいな画像を楽しみたいなら、4Kのカメラを選びましょう。中には、4Kよりさらに解像度が高い5Kの動画撮影が可能なものもあります。なお、解像度が上がるほど写真や動画のデータ容量は大きくなる点にはご注意ください。

フレームレート:滑らかさ重視なら60fps以上がおすすめ
フレームレート(fps)とは、1秒間の動画を構成している画像の枚数のことです。例えば、60fps対応モデルは、1秒間の動画が60枚の静止画で構成されていることを指します。フレームレートの数値が大きいほど滑らかな動画になります。
一般的には30fpsくらいあれば問題ありませんが、動画の滑らかさを重視するなら60fps以上がおすすめです。解像度によってフレームレートが変わるモデルもあるので、撮りたい解像度でのフレームレートをチェックしておきましょう。

連続撮影時間:USBで給電できるタイプが便利
多くのアクションカメラは、連続撮影時間があまり長くありません。これは、小型なので搭載するバッテリーが小さいことや、高画質化により保存データが重くなっていることなどが主な理由です。また、撮影中の放熱量が大きいモデルでは、温度が上がりすぎると安全のために途中で撮影を停止することもあります。
登山やキャンプ、釣り、ドライブの撮影など、長時間撮影したい場合は、連続撮影時間をしっかり確認しておきましょう。なお、USB給電に対応したタイプだと、モバイルバッテリーなどから給電しながら撮影できるので便利です。

防水性能:使用場面に合った防水性があるかをチェック
アクションカメラには、カメラ本体に防水性能が備わっているものと、水中撮影用のハウジングケースに入れることで防水性を備えるものの2種類があります。
防水性能は「IPX6」といった表記で表され、数字が大きいほど防水性能が高いことを示しています。2桁の数字の10の位が防塵性能、1の位が防水性能を示し、性能部分に数字の代わりに「X」が入っている場合は、その性能については試験をしていません。
スキューバダイビングなどのマリンスポーツで使用する場合は、対応可能な水深の深さもチェックしておきましょう。
■IP規格における防水性能
名称 | 保護の程度 |
---|---|
IPX0 | 水の浸入に対して特には保護されていない |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない |
IPX2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IPX3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IPX6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IPX7 | 規程の圧力、時間で水中に没しても、水が浸入しない |
IPX8 | 水面下での使用が可能 |

撮影モード:ナイトモードやタイムラプスがあると便利
夜間に撮影したい場合は、夜間にきれいに撮影できるナイトモードを備えているカメラがおすすめです。また、空や星、行きかう人々など時間経過で移り変わるものを撮影するなら、タイムラプス機能がおすすめ。
タイムラプスとは、一定間隔で撮影した何枚もの静止画を連続で表示するもので、時間の経過や非日常感を演出することができます。

水平維持機能:ツーリング撮影などには必須
水平維持機能とは、カメラの傾きを自動検知して画角の補正を行い、常に画角を水平に保つ機能です。アクションカメラを自転車やバイクに搭載する場合など、激しい揺れや傾きの中できれいな動画を撮るには、必須の機能といえます。

専用アプリ:AIによる動画の自動編集機能が便利
アクションカメラには、スマートフォン用の専用アプリが用意されているモデルがあります。中には、アプリ上で素材となる動画を選ぶだけで、AIがハイライト部分を判断して自動編集してくれるものも。こうしたアプリなら、自分で動画編集する手間が必要ありません。

アクセサリーの充実度:使いたいアクセサリーとの互換性をチェック
アクションカメラのアクセサリーとしては、カメラを体などに固定する各種マウントや三脚、キャリングケースなどがあります。アクセサリーの充実度は、アクションカメラの使い勝手の良さに直結します。種類の豊富さや、手持ちのアクセサリーとの互換性をチェックしてみてください。

そのほかの便利な機能:外部マイク対応や360°撮影など
そのほかの便利な機能としては、外部マイク対応、360°撮影、タッチパネル、前面モニターといったものがあります。
アクションカメラを使う環境や撮影したいものに応じて、必要な機能がついたモデルを選んでください。
外部マイク対応
外部マイクに対応した機種なら、エンジン音や風切り音が大きいバイクでのツーリングなどでも、マイクを口元に装着することでクリアな音声が収録できます。また、音質にこだわるなら、ステレオマイクに対応したものを選びましょう。

360°撮影
画角が360°のカメラを搭載したモデルは、前後左右をすべて同時に撮影することができます。肉眼では決して見ることのできないユニークな動画が撮影できますし、あとから注目したい部分を切り出して編集することができるので、絶好のタイミングを撮り逃すということがありません。

タッチパネル
タッチパネル式のモニターが搭載されたモデルは、スマートフォンと同じように直感的な操作が可能です。

前面モニター
自撮りがメインなら、撮影しながら映りを確認できる、前面モニターがついているモデルがおすすめです。ただし、撮影中にはモニターに映像が表示されないタイプもあるのでご注意ください。


アクションカメラに必要な連続撮影時間の長さや防水性能、撮影モード、外部マイクなどの機能は、用途によって変わります。オーバースペックなものを選ぶと価格が上がってしまうので、ご自身のニーズに合う商品を見極めましょう。
メーカー別・アクションカメラの特長
アクションカメラは、複数のメーカーから登場しており、さまざまな機能を搭載しているモデルがあります。
ここでは、主要メーカー3社の代表的な製品の特長をご紹介しますので、製品選びの参考にしてください。
Insta360:360°撮影が可能
Insta360は、アクションカメラや360°カメラを製造・販売している中国のテクノロジーカンパニーです。
アクションカメラである「Insta360 X3」は、180gの軽量ボディで360°レンズを備え、最大5.7Kと高解像度の動画撮影が可能。水深10mの防水性能もついた、マリンスポーツやアウトドアでの利用にピッタリのモデルです。「Insta360 ONE RS ツイン版」は、アクションカメラにしては珍しいレンズ交換が可能なモデルで、簡単に360°撮影ができます。
アクセサリーが豊富にそろっているのも特長です。

GoPro:アクションカメラのパイオニア
GoProは、アクションカメラや関連製品を製造・販売するアメリカの企業です。
フラッグシップモデルのHEROシリーズはアクションカメラを代表する存在で、画質と使いやすさに優れた商品として知られています。リーズナブルなモデルからハイクラスモデルまで幅広くそろっており、ニーズに合わせて選びやすいのが特長です。
専用アプリ「GoPro Quik」対応モデルは、スマートフォンとの連携も可能。スマートフォンによる遠隔操作のほか、撮影データをスマートフォンへ転送して、自動編集機能を使った動画編集もできます。

DJI JAPAN:多彩な撮影モードが魅力
DJIは、ドローンやアクションカメラ、カメラ用スタビライザーを製造・販売している中国の企業です。日本法人として、2013年にDJI JAPANが設立されました。
DJIのアクションカメラの特長は、多彩な撮影モードを備えていること。手ブレを補正するジンバルを搭載し、自動で被写体を追尾する機能を備えたモデルなどもあり、予測できない動きをする被写体の撮影に適しています。

Joshin web カメラ担当者が厳選!おすすめアクションカメラ
ではここで、プロの視点で厳選したアクションカメラをご紹介しましょう。
いずれも Joshin web のカメラ担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
担当者おすすめのアクションカメラ
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アクションカメラで、毎日を美しい映像で残そう
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