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【おすすめ】360度ドライブレコーダーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

【おすすめ】360度ドライブレコーダーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

2025.6.17[更新]

前後左右、すべての方向を撮影できる360度録画対応ドライブレコーダー。多くの製品が登場していますが、その中からおすすめのモデルを、Joshin web カー用品担当者がプロの視点でピックアップしてご紹介します。また、購入時のチェックポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

担当者
モッツァレラ

Joshin web カー用品担当者「モッツァレラ」が、360度ドライブレコーダーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

360度録画対応ドライブレコーダーとは?

360度録画対応ドライブレコーダーとは、主に魚眼レンズのような「半天球」と呼ばれる超広角レンズを使用することで、360度の全周にわたって映像を撮影・記録できるドライブレコーダーです。ドライブレコーダーの目的は、走行中の映像をカメラで撮影・記録し、万一事故が起こった際に状況を確認すること。しかし、前方だけにカメラがある「フロントタイプ」や、前方と後方にカメラがある「前後2カメラタイプ」では、側面からの衝突や追突事故の状況は確認できません。そこで登場したのが、360度の撮影角を持つカメラを搭載したドライブレコーダーなのです。まずは、360度録画対応ドライブレコーダーならではの、メリットとデメリットをご紹介しましょう。

360度録画対応ドライブレコーダーのメリット

360度録画対応ドライブレコーダーで撮影した全周映像は、フロントタイプや、前後2カメラタイプに比べて撮影範囲が広くなります。これにより、どのようなメリットがあるのでしょうか。

死角が少ない

360度録画対応ドライブレコーダーでは、前方だけでなく側面や後方、さらに車内も撮影できます。ですから、死角が少なく、幅寄せやバイクのすり抜けによる当て逃げ、あおり運転、駐車中の車上荒らしの証拠映像も記録することが可能です。

死角が少ない

旅の記録になる

360度録画対応ドライブレコーダーでは、室内外の音声データもいっしょに記録できますので、旅行中の車内の様子や、走行データを記録しておくといった使い方もできます。

旅の記録になる

360度録画対応ドライブレコーダーのデメリット

360度録画対応ドライブレコーダーならではの全周映像は死角がないため、多数のトラブルを解決する証拠映像が撮影できます。その一方で、360度録画対応ドライブレコーダー特有の弱点もあります。

解像度が低くなりがち

画像の解像度は「1,920×1,080」といったように、画面の横方向と縦方向のピクセル(画素)数で表されます。ところが、360度録画対応ドライブレコーダーの場合は円形の画像として記録されるため、ピクセル数が少なくなるのです。そのため、長方形の画角に換算した場合の解像度が低下し、画像が粗くなります。また、撮影画像が円形になるため、外周付近での画像の歪みが大きく、見づらいというのもデメリットです。

全く死角がないわけではない

360度録画対応ドライブレコーダーの死角は確かに少ないのですが、まったくないわけではありません。モデルによっては縦方向の撮影範囲が狭くなり、信号待ちの事故で肝心の信号機が映っていないということも起こります。また、車の後方が死角になりやすいことも難点です。なお、後方が死角になる問題は、複数のカメラを併用することで解決しているモデルがあります。

担当者
モッツァレラ

360度録画対応ドライブレコーダーに後方のカメラを追加するなど、複数のカメラを搭載するモデルは高価です。ですが、全周にわたって死角がほとんどなく、歪みのない映像を残すことができます。予算に余裕があれば、ぜひご検討ください!

360度録画対応ドライブレコーダーを選ぶ際のポイントとは?

各メーカーの360度録画対応ドライブレコーダーの中からひとつに絞り込む際、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。これらのポイントを確認して購入候補を絞り、比較検討しましょう。

カメラ構成:1カメラか複数カメラか

360度録画対応ドライブレコーダーは、360度カメラ1台を使うのが基本的なスタイルですが、モデルによっては室内カメラや後方カメラなど、複数のカメラを備えたものもあります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、何を優先するかを考えながら絞り込んでください。

360度(1カメラ)

360度カメラを1台組み込んだ構成の場合、1台のカメラで前方と側面、さらに室内と後方をカバーします。構造が簡単ですし、360度録画対応ドライブレコーダーの中では比較的安価です。ただし、画像解像度や映像の歪みなどの問題があります。

360度(1カメラ)

複数カメラ

複数カメラとは、360度カメラ以外に別のカメラを併用するモデルです。複数カメラの構成には、いくつかの種類があります。まず、360度カメラとリアウインドーに設置したカメラで撮影するモデル。このタイプなら、360度カメラの弱点である車の後方もしっかり捉えますので、あおり運転や追突事故の際に後続車のナンバープレートを撮影できます。360度カメラを使わず、前方、車内、後方のそれぞれを複数のカメラで撮影し、360度をカバーするモデルの場合、多少の死角はありますが、画像の歪みが少なく、見やすい映像を記録できます。また、前方の180°と後方の180°を2つのカメラで撮影するモデルもあります。全体をきれいに撮りたいのか、前方を中心に記録できればいいのか、どこを重点的に撮りたいかを考えることで、ご自身に最適なタイプが見えてくるでしょう。

複数カメラ

画像関係:できるだけ高画質、高精細なものを

事故やいたずらの証拠として使う場合、せっかく決定的瞬間を撮影できても、ナンバープレートが読み取れなかったり、いたずらの実行犯の人相が判別できなかったりしては意味がありません。画質を左右するポイントを押さえ、それらをチェックしながら製品を絞り込んでいきましょう。

画像解像度

画像解像度がどれほどあれば良いかは、カメラ構成によって変わってきます。360度カメラを使わない、2カメラや3カメラのモデルであれば、フルHD(1,920×1,080)で200万画素もあれば十分です。これだけの解像度があれば、周囲の車両のナンバープレートも鮮明に記録できるでしょう。ただし、360度カメラの場合は、この解像度では十分とはいえません。半天球レンズを使った360度カメラでは、フルHDのモデルであってもナンバープレートを認識できないケースもあります。ですから、360度カメラが1台タイプの場合、WQHD(2,560×1,440)以上のものを選びたいところです。高解像度の製品は高価ですが、ドライブレコーダーは「いざというときの保険」です。予算との兼ね合いを考えて、より良いモデルを検討してください。

HDR/WDR

HDRとWDRは、いずれも映像の明るさの差を補正する機能です。ドライブレコーダーのカメラは、人間の目と同じで、急激な明るさの変化に即座に対応できません。そのため、明るい道路からトンネルに入るときにはトンネルの中が塗りつぶされたように黒く見え、反対にトンネルから出るときは出口の向こうが真っ白に光って見えます。これは、前者が「黒つぶれ」、後者が「白飛び」という現象です。もし事故の瞬間の映像が黒つぶれや白飛びを起こしてしまったら、大事な証拠を残せないおそれがあります。それを防ぐために、HDRやWDR機能が搭載されているのです。

HDR/WDR

ディスプレイの表示切替

半天球カメラでは映像が円形で記録されますので、映像の歪みが大きく、そのままディスプレイ(モニター)に表示しても見づらい動画です。しかし、ディスプレイの表示切替機能を持つモデルであれば、この歪みを補正して、見やすい映像に変換してくれます。表示の仕方はそれぞれ違いますが、こうした機能を持ったモデルであれば、旅の記録としても映像を楽しむことができるでしょう。

担当者
モッツァレラ

画質の良し悪しは感覚的な要素も大きく、スペックだけで判断できないことも多いです。ユーザーのレビューやプロの意見なども参考にしながら、イメージをつかんでいきましょう!

その他の機能:必要な機能を見極めることが大切

上記でご紹介したもの以外にも、360度録画対応ドライブレコーダーには、さまざまな機能が搭載されています。いずれも万一に備え、安全性を高めるためのものです。ですが、多機能・高機能なモデルは高価になりがちですし、すべての機能が必要不可欠というわけではありません。ご自身の車の使用用途も考えて、どの機能が必要なのかを見極めることが大切です。

駐車監視機能

駐車監視機能とは、駐車中でもドライブレコーダーを作動させておき、当て逃げや車上荒らし、いたずらなどを監視する機能です。録画を開始するタイミングによって、「常時録画」と「衝撃検知」「動体検知」の3種類に分かれています。また、複数を併用するタイプや、それぞれを切り替えられるタイプもあります。

常時撮影は、駐車中も録画を続けるので、被害を受けた瞬間の映像を前後も含めて保存できます。証拠能力の面ではベストですが、バッテリーから直接電源を取る必要があることや、バッテリーへの負担が大きいことがデメリットです。衝撃検知は、車に衝撃があるとセンサーが反応し、録画を始めるタイプです。動体検知は車の周りを動く人や物を検知して録画を始めます。どちらも省電力ではありますが、異常を検知してから撮影を始めるため決定的瞬間を取り逃がすおそれがあります。モデルによっては、エンジンのオン・オフでこれらのモードを自動的に切り替えてくれるものもありますので、必要に応じて選択してください。

駐車監視機能

安全運転支援機能

安全運転支援機能とは、事故の危険がある事象や行動を検知して、安全運転を促す警告を発する機能です。警告の内容はメーカーによって異なりますが、主に次のようなものがあります。

警告の内容
  • 後続車の異常接近
  • 前走車への追突の危険
  • 車線からの逸脱
  • 速度超過
  • 急加速、急ハンドル、急ブレーキ
  • 歩行者の接近、距離が不十分
  • 発進遅延
安全運転支援機能

注目すべきは「後続車の異常接近」で、この機能があればあおり運転や追突の危険を察知できます。速度超過や車線の逸脱などは、ドライバー自身が注意していれば防げますが、あおり運転や追突のリスクは、いくら注意しても回避できません。それらの危険に備えられれば、より安全な運転が可能です。

なお、実際にどのような警告機能がついているかは、モデルによって異なります。例えば、「前走車への追突の危険」は、車間距離や速度差が一定基準を超えると警告が鳴りますが、その基準もメーカーによって違うのです。

GPS

GPS機能を搭載したドライブレコーダーなら、走行中の映像だけでなく、正確な日時や場所、走行速度などの情報も記録できます。このように詳細な情報があれば、証拠としての信頼性をさらに高められるのです。また、GPSが搭載されていると、ドライブレコーダー内の日時設定が自動で補正されるため、手動で再設定する必要がなくなるというメリットもあります。GPSはドライブレコーダーに不可欠な機能ではありませんが、予算に余裕があれば搭載モデルを検討してみてはいかがでしょうか。

GPS

LED信号機対応

ドライブレコーダーの映像は性能によって異なりますが、1秒間に約30回静止画を撮影し、この静止画を連続再生することで滑らかな動画に見せています。ところが、近年普及が進んでいるLED信号機も、同じように高速で点滅を繰り返しており、ドライブレコーダーの撮影タイミングと信号機の点滅タイミングがシンクロしてしまう可能性があります。すると、映像上では信号機が点滅したり、消えてしまったりすることがあるため、事故の記録に信号の色が映っていないケースが発生します。もちろん、多くのドライブレコーダーはこうしたことのないように対策を施していますが、購入の際にはLED信号機に対応しているかどうかをチェックしたほうが安心です。

LED信号機対応

Gセンサー

G センサーとは、加速度を検知するセンサーです。ドライブレコーダーは常に映像を記録していますが、古い映像はどんどん上書きされて消えていきます。そのため、事故の瞬間の映像を保存しておかないと、大切な証拠映像が上書きされてしまうことも。Gセンサーを搭載した360 度ドライブレコーダーは、事故や急停止、急発進などの衝撃を検知すると、その前後の映像を、上書きされないように別の場所に自動保存してくれます。ただし、衝撃が小さい場合は、G センサーで検知できないことがあるのでご注意ください。

Gセンサー

スマートフォン連携

Wi-Fi(無線LAN)でスマートフォンと連携できる360 度ドライブレコーダーは、映像を手元のスマートフォンで確認できます。万が一の事故のとき、わざわざドライブレコーダーを操作しなくても、証拠映像をスマートフォンで見せることが可能です。また、録画した映像をスマートフォンにダウンロードしたり、リアルタイムで映像を確認したり、ドライブレコーダーの設定をスマートフォンから操作したりすることもできます。事故のときだけでなく、ドライブの記録をスマートフォンにダウンロードしてSNS にアップ するといった、楽しい使い方にも役立つでしょう。

担当者
モッツァレラ

ドライブレコーダーの撮影タイミングとLED信号機の点滅タイミングが完全に一致することはまずありませんが、可能性はゼロではありません。それを避けるためにも、対応モデルを選ぶようにしましょう!

メーカー別・360度録画対応ドライブレコーダーの特長

360度録画対応ドライブレコーダーのメーカーは、いくつかあります。その中から代表的な「ケンウッド」「ユピテル」「セルスター工業」の特長をご紹介しますので、比較検討の材料にしてください。

ケンウッド:車種に合わせて選べる豊富なラインナップ

ケンウッドは、カーオーディオの分野でも高い人気を誇るメーカーで、現在は日本ビクターと統合し、JVCの一ブランドとして展開しています。ビデオカメラ開発で培った技術力で、明るくきれいな映像が人気です。360度録画対応ドライブレコーダーでは、半天球カメラとリアカメラの2カメラ構成、あるいは3カメラ構成など、さまざまなタイプを用意しており、ニーズに合わせて選ぶことができます。

ケンウッド:車種に合わせて選べる豊富なラインナップ

ユピテル:美しい映像と機能性の高さが魅力

ユピテルは、映像技術やマイクロ波、無線通信技術の専門企業として、50年以上の歴史を持つメーカー。ドライブレコーダーの分野では、実に多くのモデルを開発・製造しています。360度録画対応ドライブレコーダーでは、半天球カメラを使った一体型だけでなく、後方用カメラを追加した2カメラ型、全方面をカバーする3カメラ型と、万全なラインナップ。また、半世紀のあいだに培った技術による映像美と機能性の高さが魅力です。

ユピテル:美しい映像と機能性の高さが魅力

セルスター工業:充実のアフターサービスと安心感

セルスター工業は、ドライブレコーダーをはじめとする自動車用電装品の開発・製造を行うメーカーで、「セルスター」ブランドで製品展開をしています。国内一貫生産にこだわり、高品質とアフターサービスが強みです。また、工場内に故障品の修理を手掛ける「アフターサービス課」を設置し、購入後の安心感もあります。同社の360度録画対応ドライブレコーダーは、GPS搭載の複数カメラタイプ。歪みのない、美しい映像を記録できます。

セルスター工業:充実のアフターサービスと安心感
担当者
モッツァレラ

各社ともにタイプの異なるモデルを製造しています。それぞれの個性や強みが反映されていますから、「メーカーから製品を選ぶ」というのもいいかもしれません!

Joshin web カー用品担当者が厳選!おすすめ360度録画対応ドライブレコーダー

ここからは、プロが選んだ360度録画対応ドライブレコーダーの数々をご紹介しましょう。いずれもJoshin web カー用品担当者が厳選したモデルですので、ご自身に最適な一台が、きっと見つかるはずです。

担当者おすすめの360度録画対応ドライブレコーダー

360度録画対応ドライブレコーダーの取り付けは自分でできる?

360度録画対応ドライブレコーダーは、タイプによって取り付けの難度が大きく変わります。例えば、ルームミラー一体型のモデルであれば、さほど難しくはありません。ですが、カメラをフロントガラスに取り付けるセパレートタイプの場合は、設置位置が「フロントガラスの上部20%以内」と法律で定められていますので、その位置を遵守する必要があります。また、複数のカメラを使うモデルの場合、前方だけでなく後方や側面にもカメラを設置しなくてはならず、自分で取り付けるのはとても大変です。

無用なトラブルを避けるためにも、設置が難しいと感じたら、カーショップや整備工場などに取り付けを依頼することをおすすめします。その分コストはかかりますが、確実に設置できますし、見た目もきれいな仕上がりが期待できるでしょう。

360度録画対応ドライブレコーダーで、安心安全なカーライフを

360度録画対応ドライブレコーダーは死角が少ないので、万一のときに安心感が高いという特長があります。ですが、画質の問題など、フロントタイプや前後2カメラタイプよりも選択条件が厳しいので、能力的に満足のいく360度録画対応ドライブレコーダーをしっかり探す必要があります。ドライブレコーダーはいざというときの備えとなりますから、最適なモデルを選び、安心安全なカーライフを目指しましょう。

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