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| ◆安定した回転を実現するシングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーター ダイレクトドライブ方式の抱える回転ムラ(コギング)を解消するため、コイルからコアを排除したコアレス・ダイレクトドライブ・モーター。 SL-1200GR2では、ローター磁石の磁力を極限まで向上させ、コアレスステーターとローター磁石のギャップを最適化することで、コギングを排除しながら高いトルク性能を実現したシングルローター型のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを採用しました。 安定した回転精度と、立ち上がり時間0.7秒(33 ⅓回転)を実現。 さらに磁気回路の効率を向上させるとともに、磁束漏れを防ぐローターヨークを設けることで、磁気によるカートリッジへの影響も排除しています。 シンプルな構造としながらも、上位モデルの高音質設計思想を継承した高性能ダイレクトドライブ・モーターです。 ◆デジタル制御による安定した回転制御と速度調整 モーターの回転制御を行う高性能マイコンを搭載した電気回路は、シングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーターとプラッターに合わせて専用にチューニング。 正確で安定した動作制御だけでなく、33 1/3rpm、45rpmに加えて、SP盤再生用の78rpmの回転数切り替えにも対応。 また、±8%/±16%の範囲で回転速度を調整できるピッチコントロール機能も、デジタル制御による安定した速度調整が可能です。 ◆新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」による回転精度の向上と、プラッターの振動低減 PWM方式はモーター制御に広く応用されています。 また、Technicsのフルデジタルアンプも同様に、高精度、低歪な出力を得るためにPWM方式を採用しています。 Technicsでは、この共通点に着目し、モーター回転時のわずかな回転ムラや微振動を低減するために、フルデジタルアンプ開発で培ってきた高音質技術を応用した新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」を開発しました。 これは重量がものをいうターンテーブルの世界において、信号処理による新しい視点からの音質向上のアプローチです。 「ΔΣ-Drive」は、ΔΣ変換技術により駆動信号の誤差を低減し、高精度PWM生成技術により低歪な駆動信号を得ることができ、ワウ・フラッターやS/Nでは測定できないほどのモーターのわずかな回転ムラや微振動を抑えることができます。 この微振動は音声信号には逆相成分として現れ音像を不明瞭にしますが、「ΔΣ-Drive」により振動を低減することで音像定位が向上し、明瞭で見通しの良い空間表現を可能にしました。 ◆ローノイズで電圧変動の少ない電源回路「Multi-Stage Silent Power Supply」 アナログターンテーブルでは、カートリッジが読み取った微弱な信号は増幅されることなく端子に出力されるため、電源が音質に与える影響は少ないと考えられがちです。 しかし、今回の新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」により、高精度な回転が実現すると、その電源も音質に大きな影響を与えることが判明しました。 モーター駆動回路は負荷変動に対応しながら回転速度を維持するために電圧変動に敏感で、瞬時供給能力が高くハムノイズが少ないスイッチング電源が有利となります。 さらにスイッチングによるノイズを低減するため、リファレンスクラスのSL-1000Rで搭載したノイズ除去回路を組み合わせました。 Technicsが培った低ノイズ電源技術で、さらに純度の高いアナログレコード再生を実現しています。 ◆Technicsフルデジタルアンプのノウハウを結集させたローノイズスイッチング電源 Technicsでは長年にわたってスイッチング電源のローノイズ化を研究してきました。 スイッチング電源のメリットとして高速な充放電による安定した電力供給能力とリップルやハムノイズが少ないことが挙げられます。 さらにターンテーブルにおいては、商用周波数の大電流で動作する巨大なトランスを必要としないことから、機械的な振動に対しても有利です。 一方でスイッチング電源が発するノイズについては、Technicsがフルデジタルアンプの開発で培ってきたノウハウを結集、より優位性のある電源方式を採用し、スイッチング周波数を可聴帯域よりも高くすることで低減を図っています。 ◆SL-1000Rと同等のノイズ除去回路を搭載。「Current Injection Active Noise Cancelling」 電源回路で発生するノイズをさらに低減するため、スイッチング電源の後段に、リファレンスクラスのSL-1000R同等のノイズ除去回路「Current Injection Active Noise Cancelling」を搭載しました。 この回路はノイズ抽出器とトランジスタで構成され、検出されたノイズを抽出しトランジスタが逆相の電流を注入することでノイズをキャンセルします。 ローノイズスイッチング電源とノイズ除去回路の組み合わせにより、高い電流供給能力と低ノイズを両立したターンテーブルに最適な電源回路としました。 ◆高い振動減衰特性を実現した2層構造のプラッター レコード盤を載せるプラッターは、アルミダイカストに不要共振を抑制するためのデッドニングラバーを裏面全体に貼り合わせた2層構造を採用。 プラッター裏面には剛性を高めるための強化リブを追加。 デッドニングラバーとの設置面積を増やし、貼り付けのための接着剤の塗布パターンを工夫し密着度を高めることで、高い振動減衰特性を実現しました。 ◆精密なシミュレーションにより、プラッター形状を最適化 慣性質量の増加と低振動化を実現するため、精密なシミュレーションを繰り返すことでプラッターのアルミダイカスト部の形状を最適化しました。 強化リブの追加に加え、周辺部の肉厚を増しており、剛性の強化と慣性質量の増加を果たしています。 これらにより、プラッター質量は約2.5kg(ゴムシート含む)としています。 コアレス・ダイレクトドライブ・モーター、専用チューニングの電気回路との組み合わせにより、振動に強く、安定した回転を実現しました。 ◆アルミダイカストとBMCによる2層構造の高剛性シャーシ ダイレクトドライブ・モーターやプラッターを支え、外部からの振動を軽減するシャーシは、BMC(バルク・モールディング・コンパウンド)とアルミダイカストシャーシを強固に一体化した2層構造を採用しました。 シンプルな構造ながらも高剛性と制振性に配慮しています。 また、表面処理はBMC部、アルミダイカスト部ともに塗装仕上げとして品位を高めました。 特にアルミダイカスト部はマット塗装とし、落ち着いた印象に仕上げています。 ◆シャーシとのバランス、音質を吟味し、最適にチューニングしたインシュレーター 筐体を支えるインシュレーターは、高い振動減衰特性と長期の信頼性を兼ね備えた特殊シリコンラバーを採用。 高剛性一体加工ボルトとともに成型された構造で縦方向の振動を、マイクロセルポリマーによる円筒型のチューブで横方向の振動を抑制します。 これらが強化樹脂製のハウジングに収納された構造となっています。 特殊シリコンラバー硬度の選択は本体重量に合わせて専用にチューニングし、外部からの振動によるハウリングの発生を効果的に抑制します。 ◆Technicsのターンテーブル伝統のスタティックバランスS字形トーンアーム レコード盤の回転に追従し高精度な読み取りを可能にするトーンアームは、Technics伝統のスタティックバランス型のユニバーサルS字形トーンアームを継承。 トーンアームパイプの素材には軽量で剛性に優れるアルミニウムパイプを採用しました。 ジンバルサスペンション構造のトーンアーム軸受け部には、切削加工のハウジングを使用した高精度ベアリングを採用しました。 ◆熟練の職人による組み立て・調整により、高い初動感度を実現 レコードの盤面に刻まれた信号を読み取るトーンアームは、わずかな動きにも敏感に反応する感度の高さが重要です。このために、トーンアームは熟練した職人の手で組み立て・調整を行っています。これらにより5mg以下という高い初動感度を実現。レコード盤の正確なトレースを実現します。◆幅広い種類のカートリッジに対応する補助ウェイトを付属 カートリッジに合わせて水平バランスを調整するためのウェイトは、標準のウェイトに加えて補助ウェイトを付属。 補助ウェイト使用時の適用カートリッジ重量は18.7〜25.1g(付属ヘッドシェル含む)となり、幅広いカートリッジの装着に対応しています。 ◆金メッキ端子採用のPHONO端子など、こだわりのパーツを採用 ケーブルの着脱が可能なPHONO端子を採用。 PHONO端子部には音質劣化の少ない金メッキを施しました。 また、端子部のケース内は金属シールド構造を採用しており、外来ノイズ混入の影響を低減しています。 ◆上位モデルを踏襲した高品位なデザイン。Technics伝統のレイアウトによる快適な操作感 SL-1200シリーズ伝統のレイアウトを踏襲したデザインで、色はシルバーとブラックの2色を用意しました。 シルバーモデルは上級機のイメージに近づけ、従来はブラックだった部品などもシルバーのメッキパーツに変更。 ブラックモデルはトーンアームや操作ボタン類もすべてブラックのパーツを採用しました。 上位モデルのデザインを継承し、より高品位に仕上げました。 |
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。