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アバドとともにマーラー室内管を創設し、指揮者としても薫陶を受けたマナコルダ―――
ドイツ気鋭の室内管・カンマーアカデミー・ポツダムとともにその音楽性を全開させた充実のベートーヴェン全集が完成。
今ヨーロッパで熱い注目を浴びるアントネッロ・マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダム(略称はKAP[カップ])。
マナコルダとKAPの演奏は、弦楽パートにはピリオド奏法を、金管楽器とティンパニには古楽器を採用し、溌剌とした生命力と歌心に富む演奏が繰り広げられています。特に弦楽パートを中心に精緻なアーティキュレーションが施されているのはマナコルダがヴァイオリニスト出身ゆえ。
シューベルト、メンデルスゾーンの全曲演奏・録音を完成させ、高い評価を確立したうえで、本丸のベートーヴェンに乗り込むというのがユニーク。
収録はベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールとテルデックス・スタジオで行われ、一部はコロナ禍での録音も含まれています。
既に3枚分5曲(第1,2,5,6,7番)が発売済ですが、今回はあとの4曲(第3,4,8,9番)を追加し、交響曲全集としてのリリースとなります。
交響曲第9番では、チェンバロ奏者・指揮者として注目を集めているヴァーツラフ・ルクスが創設したコレギウム・ヴォカーレ1704の合唱団が起用されているのも注目される点でしょう。
【演奏】
マリア・ベングソン(ソプラノ)
コリンナ・シューレ(メゾ・ソプラノ)
マウロ・ペーター(テノール)
ドミトリー・イヴァシチェンコ(バス)
コレギウム・ヴォカーレ1704
カンマーアカデミー・ポツダム
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
【録音】
2020〜2024年、ベルリン、ピエール・ブーレーズ・ザール(第1,5,6,9番)、ベルリン、テルデックス・スタジオ(第2,3,4,7,8番)