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北欧プログレッシヴ・ロック・バンドのレジェンド=ザ・フラワー・キングスの
結成30周年を記念した作品『ラヴ』
本作はロイネ・ストルト、ハッセ・フレベリ、マイケル・ストルトという3人のオリジナル・メンバー、
2019年の再始動時に加入したミルコ・デマイオ、
それに前作ではゲスト・キーボーディストだったラレ・ラーションが正式なメンバーになり、
この5人の体制となっての初のアルバムで、通算17作目のスタジオ・アルバムとなる。
ここ数作でロイネがこだわってきたアナログ・ヴィンテージ楽器/機材を使用したことにより、
温かく深みのあるサウンドに満ちており、ヒット・シングルを追求する規範から脱却し、
ベルボトム、メロトロン、モーグ、フェイザーやフランジャーの使用、
そして壮大な楽曲などといったクリエイティヴィティが容認されるようになっていた
60年代終わりから70年代初めにかけてのプログレッシヴ・ロックのエッセンスを体現したアルバムに仕上がっており、
ヴィンテージな雰囲気、クラシックやジャズからエレクトロニックミュージックや映画のサウンドトラックまで、
さまざまな影響が豊かに融合されている。
収録時間75分、12分の壮大な楽曲から3分の短い傑作まで、
幅広い作品が収録されており、ザ・フラワー・キングスの実験的な面や、
初期のアルバムを彷彿させるワイルドなギターやシンセ・ソロを多く聴くことができるだろう。
過去最強のメンバーが集結し、力漲る傑作が完成した。