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崩壊の時代に贈る、希望の響き──
オーケストラとエレクトロニクスが織りなす、没入感あふれるサウンドスケープ
アカデミー賞ノミネート作曲家であり、『メッセージ』『シャッター アイランド』『ハムネット』などの映画サウンドトラックでも高い評価を受け、
ポスト・クラシカルを代表するアーティストの一人として世界的な人気を誇るマックス・リヒターによるニュー・アルバム。
本作は、英国ロイヤル・バレエ団の常任振付師であり、自身のカンパニーも率いる振付家ウェイン・マクレガーとの
コラボレーション作品『MaddAddam』をもとに再構成された作品。
ドラマ・シリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の原作者としても知られる
作家マーガレット・アトウッドの同名三部作『マッドアダム』から着想を得たバレエを元に、独立したリスニング作品として仕上げられている。
全15曲は3幕で構成され、リヒターならではのオーケストラ・サウンドに、エレクトロニクス、加工されたフィールド・レコーディング、コーラス、
ピアノを融合。絶えず姿を変えながら展開する連続した音風景が、没入感あふれる音の旅を描き出している。
作品全体を通して、環境破壊、加速するテクノロジー、そして逆境のなかでのレジリエンス(回復力・しなやかな強さ)といったテーマを描く。
繰り返し現れるピアノのモチーフが、重層的でシネマティックなサウンドスケープのなかに静かな内省のひとときをもたらしている。
アルバムは、海をイメージしたオープニング曲「Wave After Wave」で幕を開け、
エレクトロニクスが印象的な「Eerie Music」、親密で繊細なタイトル曲「While The Flood Rages」を経て、
希望と連帯、そして未来への力強い意志を感じさせるクロージング「Now We Can Sing」で締めくくられる。
※デジスリーヴ仕様
【演奏】
マックス・リヒター(ピアノ&エレクトロニクス)、12アンサンブル(1-2, 4, 7, 12, 13, 15)、マシュー・リンチ(指揮&ピアノ [1-2, 4, 7, 12, 13, 15])、
ルイーザ・フラー(ヴァイオリン [3, 6])、ナタリア・ボナー(ヴァイオリン [3])、ジョン・メトカーフ(ヴィオラ[3])、イアン・バージ(チェロ[3, 6])、
テネブレ合唱団(5, 11, 13, 15)、ナイジェル・ショート(指揮&ピアノ [5, 11, 13, 15])、ジョン・パリチェッリ(ギター[7])、
リトル・テュー合唱団(ハミング[9, 14])、エロイーザ・フルー・トーム(ヴァイオリン[15])
【録音】
2024年5月、オックスフォードシャー、Studio Richter Mahr