シューベルトの名歌曲「冬の旅」といえば、バリトン&ピアノ版によるものが一般的ですが、ここで歌われているのは無伴奏合唱による大変珍しい演奏です。作曲家の千原英喜に編曲され、2010年に大阪で初演されました。「菩提樹」(第5曲)をはじめ、ソロパート、ピアノ伴奏部分ともに全て合唱で歌われ、動物の鳴き声や風の音などの擬音的な表現に変えて歌われているのも特徴的です。
楽譜上での指示方法が細部まで多岐に渡っており、それらを忠実に表現していくザ・タロー・シンガーズの類い稀な歌唱力も聴きものです。
2010年11月7日 津田ホールにてライヴ収録