1986年から音楽監督をつとめたクラウディオ・アバドの十八番「シモン・ボッカネグラ」のライヴ。アバドはヴェルディのオペラの中でもこの作品に最も深い愛着を抱き、ストレーレルの美しい演出によるミラノ・スカラ座での歴史的上演および録音は、ヴェルディ上演史の上でも特筆すべき業績です(日本への初めてのスカラ座引越公演でも上演)。名盤として知られるDGへの録音とはキャストを一新しておりリッチャレルリ、ライモンディ、ルケッティなど充実の歌手陣の中でも、カブッチルリと並ぶヴェルディ・バリトンのレナート・ブルゾンによるシモンの絶唱がききものです。(歌詞対訳はついていません) (C)RS