ベルリン・フィルとミラノ・スカラ座のポストを兼任し、名実共にまさに「ヨーロッパの帝王」として君臨していたヘルベルト・フォン・カラヤンは、超一流の豪華キャスト・演出家による上演によって、ウィーン国立歌劇場に20世紀初頭のマーラー時代に匹敵する空前の黄金時代をもたらした。ゼッフィレッリの有名な演出によって上演されたこの「ラ・ボエーム」も、 主役陣にデビューしたばかりの若きフレーニ、ライモンディ、タッディ、 パネライといったイタリア勢、ムゼッタにはコロラトゥーラの名花ギューデンをむかえた、カラヤンならではの贅を凝らしたキャスティングによる歴史的な上演の記録です。(歌詞対訳はついていません) (C)RS