街が見せる表情、街に広がる情景、そこに佇む人々の声や物語をブギーで描くシンガーソングライター、三輪二郎。レコードのみで発売されたベストアルバム『Essentials of MIWA JIRO』から4年、オリジナルアルバムとしては『しあわせの港』(2019年)以来、実に7年半ぶりとなる5thアルバム『マリアード・ベイビー』は、曽我部恵一が主宰するレーベルROSE RECORDSからリリースされます。前作同様、三輪二郎バンドとしてライブ活動を共にする伊賀航(bass)と北山ゆう子(drums)を迎え制作された本作は、その二人との共同制作を推し進め、よりバンドサウンドを突き詰めた作品となりました。フォークロック、スワンプ・ファンク、ガレージロックンロール、カントリーなど、バラエティに富んだサウンドを元に、三輪の地元・横浜でのブルージーな生活感、さらには自らの弱さすらもエバーグリーンなポップソングとして表現した最高傑作。いわゆるシティポップとは異なる、都会が持つ醍醐味とその朴訥さを同時に描きます。 (C)RS