
【おすすめ】電気フライヤーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.4.28[更新]
電気フライヤーは、火を使わずに揚げ物ができる調理家電です。テーブルの上で安全に揚げ物ができるので、家族や友人とテーブルを囲んで揚げたての串カツや天ぷらを楽しんだり、ホームパーティーで揚げたてのフライドポテトや唐揚げを作ったりと、さまざまな場面で活躍します。電気フライヤーを扱うメーカーは複数あり、容量や機能、油の使用の有無などが異なる多種多様な製品が登場しているので、ご自身のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、Joshin web の家電担当者が、電気フライヤーを選ぶ際のポイントをご紹介します。メーカーごとの特⾧やおすすめのモデルについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「ぴよ太郎」が、電気フライヤーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
電気フライヤーがあれば手軽に揚げ物ができる
電気フライヤーとは、電気で内釜の油を加熱することで、火を使わずに揚げ物の調理ができる調理家電です。多くの電気フライヤーには温度調節機能がついているので、油を入れて温度を設定し、食材を入れるだけで簡単に揚げ物を作ることができます。
火を使わず安全に調理が可能
電気フライヤーを使うメリットは、火を使わず安全に調理ができることです。総務省消防庁の「令和5年版消防白書」によると、2022年の出火件数は3万6,314件で、そのうち約75.8%が失火によるものでした。また、失火による火災のうち、コンロが原因の火災は3番目に多いという結果になっています。コンロ火災にもさまざまな種類がありますが、一般家庭で起こりやすいのが、油を加熱しすぎたことが原因です。揚げ物をする際、コンロではなく、温度調節機能をはじめとするさまざまな安全機能がついた電気フライヤーを使えば、火事のリスクを減らすことができます。
電気フライヤーには、料理経験が浅い方でも気軽に揚げ物にチャレンジできるというメリットもあります。揚げ物をおいしく作るには細やかな温度調節が必要で、料理ビギナーにとってはハードルが高いと感じる方もいるはず。電気フライヤーなら、ほとんどの製品が温度調節機能を搭載しているので、食材に合わせた設定温度を選ぶだけで、手軽に揚げ物の調理ができるのです。

油を使わないノンフライヤーも人気
コンロを使わず揚げ物を作る調理家電として、ノンフライヤーも人気があります。ノンフライヤーは、180~200℃という高温の熱風を循環させ、食材を一気に過熱する調理家電です。油を使用しないのでカロリーを抑えつつも、揚げ物のような風味や食感の料理を作ることができます。揚げ物は好きだけど脂質の摂取を控えたい方やダイエット中の方、調理前後の油の準備・処理が手間だと感じる方などにピッタリの調理家電だといえます。


油を使わないノンフライヤーは、冷めた揚げ物を揚げたてのようにカラッと温め直すこともできます。また、オーブン・グリル料理や低温調理、パンづくりなど、揚げ物以外の調理が可能なモデルもあります。
電気フライヤーを選ぶ際のポイントとは?
電気フライヤーと一口にいっても、サイズや機能などの異なるさまざまなモデルがあります。電気フライヤーを選ぶ際には、下記のような項目をチェックしましょう。
容量:2人以上で使うなら容量1L以上がおすすめ
電気フライヤーを選ぶ際には、適切な容量のモデルを選ぶことがポイントです。コンパクトなモデルは0.5L程、大きいモデルでは2.5L程の容量があります。容量が大きいモデルは、量の多い調理にも対応できますが、普段の保管スペースが必要ですし、使用する油の量も増えます。
適切なサイズの電気フライヤーを選ぶには、使用する人数を基準に考えるといいでしょう。1人で使用する場合は0.5Lのコンパクトなモデルが適していますが、2人以上で使用する場合は、1L以上の容量を選ぶことをおすすめします。また、1人暮らしであっても、頻繁に友人を招いて食事を楽しむ場合は、より大きな容量のモデルを検討してみてください。

お手入れの容易さ:内釜が取り外せるタイプがおすすめ
電気フライヤーを選ぶ上で、お手入れのしやすさも重要なポイントです。電気フライヤーは電化製品であるため丸洗いはできませんが、内釜を取り外して洗えるモデルなら、清潔な状態を保ちやすくなります。食洗機を使用しているなら、内釜が食洗機に対応しているかも重要なポイントになるので、忘れずにチェックしておきましょう。

温度調節機能:さまざまな調理を楽しみたいなら細かく温度調節できるモデルを
揚げ物は、食材によって油の適温が違うので、細かく温度調節ができる電気フライヤーを選ぶことをおすすめします。ほとんどの電気フライヤーには温度調節機能がついていますが、低・中・高の3段階切り替えのモデルや、5℃単位・10℃単位で温度調節ができるモデルなど、性能はさまざま。ドーナツや2度あげする唐揚げの一回目は150℃の低温で、フライポテトなどは200℃高温で…などいろいろな料理を作りたい方は、細かな温度調節ができる電気フライヤーがおすすめです。

揚げ物以外の調理への対応:料理のレパートリーを広げたい方向け
さまざまな料理を作りたい方には、揚げ物以外の調理方法にも対応した電気フライヤーをおすすめします。電気フライヤーの中には、揚げ物だけでなくグリル料理や煮込み料理、炒め物、低温調理などに対応する多機能なモデルもあります。多機能なモデルは価格が高めですが、一台でさまざまな調理ができるため、⾧期的に見ればコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。料理のレパートリーを広げたい方や、調理家電の数を最小限に抑えたい方は検討してみてください。

付属品:よく作る料理用の付属品があると便利
電気フライヤーをさらに便利に活用するには、付属品もポイントです。日常的によく作る料理に合ったアイテムが付属するモデルなら、普段の調理がさらに手軽になります。付属品としては、フライドポテト用のバスケットや、串揚げ用の串ホルダーなどを含むモデルはお家での串カツパーティーに活躍!さらに、食洗機を使用している場合は、バスケットなどの付属品が食洗機に対応しているかも確認しましょう。

安全性:小さなお子様がいるならマグネットプラグタイプを
電気フライヤー選びには、火災ややけどなどの事故を防ぐための安全機能の有無も重要なポイントです。油の過熱を防ぐサーモスタットという装置がついているモデルや蓋付きのモデルは、油はねを防いでくれます。また、蓋を閉めた状態でも内釜の中が確認できるモデルもあります。
特に、小さなお子様がいるご家庭や、卓上で電気フライヤーを使用する際には、マグネットプラグが採用されているモデルを選びましょう。マグネットプラグは、コードが引っ掛かった際にすぐに本体から外れるため、電気フライヤーの転倒を防ぐことができ、事故の防止につながります。


電気フライヤーは、唐揚げや天ぷらなどの調理はもちろん、複数人での串カツパーティーなど、さまざまな使い方が楽しめます。電気フライヤーを選ぶ際には、本体のお手入れやキッチンの掃除に手間がかからないという視点も大切です。例えば、内釜が丸洗い可能なモデルや食洗機対応のモデル、油はね防止機能がついているモデルなどを選ぶといいでしょう。
メーカー別・電気フライヤーの特⾧
電気フライヤーは、各メーカーからさまざまなモデルが登場しています。ここでは、主要なメーカーについて、会社とその代表的な製品の特⾧を紹介しますので、モデル選びの参考にしてください。
象印:19cmのエビも丸ごと揚げられる
象印(象印マホービン)は、大阪府に本社を置くメーカーで、炊飯器やオーブンレンジのほか、ポット、加湿器など、さまざまなキッチン家電や生活家電を製造・販売しています。象印の電気フライヤーは、容量1.0Lと家庭用として十分な大きさのモデルをラインナップ。19cmのエビなど、大きな食材も揚げられる横⾧のデザインが特⾧です。油の温度は160~200℃まで調節でき、レバー式の温度調節機能で操作も簡単に行えます。また、1,000Wのハイパワーで料理をカラッと仕上げることができます。内釜は取り外しできませんが、フッ素加工で汚れが付きにくく、油切口から簡単に油を捨てられる構造です。また、蓋がついているため、油はねを防ぎながら安全に調理を行うことができます。

YAMAZEN:ガラス蓋付きで揚がり具合が確認しやすい
YAMAZEN(山善)は、工作機械や産業機器のほか、住宅設備機器や家庭機器なども取り扱う大手専門商社です。調理家電においては、炊飯器やオーブンレンジのほか、電子レンジ、食器乾燥機、冷蔵庫など、多彩な製品をラインナップしています。山善の電気フライヤーは、温度調節が160~200℃まで可能なモデルもあり、食材をカラッと仕上げることができます。フライドポテトなどを揚げる際に便利なバスケットも付属。本体はコンパクトで、テーブルの上でも場所を取りません。また、油を使用せずにヘルシーな料理を楽しむことができる、エアフライヤー(ノンフライヤー)も展開しています。

ショップジャパン:1台5役のノンフライヤー
ショップジャパンは、NTTドコモグループに属するオークローンマーケティングが運営するテレビショッピングのブランドです。ユニークで革新的な商品を数多く提供しており、調理家電も多くの製品を扱っています。ショップジャパンは、油を使わずに揚げ物風の料理が楽しめるノンフライヤーを展開しています。通常の揚げ物に比べて脂質を大幅にカットできるため、カロリーや脂肪分が気になる方や、ダイエット中の方におすすめ。最高200℃の熱風で食材をムラなく一気に加熱するため、油無しでもカラッとした食感を楽しめます。スーパーで買った揚げ物も、ノンフライヤーで温め直すと衣がサクッとして揚げたてのようなおいしさが復活します。調理後の後片付けも、調理に使用したバスケットを丸洗いするだけで完了です。

エレコム:A4サイズのコンパクト設計で調理・収納に便利
エレコムは、パソコンやタブレット関連製品、映像・音響機器などの電子機器の製造・販売で知られるメーカーですが、ライフスタイル製品としてヘルスケア家電や調理家電なども手掛けています。エレコムは、熱風を利用することで油を使用せずに調理をすることが可能なノンフライヤーを展開。油の準備や後片付けの手間が省けるほか、ヘルシーな揚げ物料理を楽しむことができます。ファンで熱風を均等にあてることで、衣をサクサクに仕上げるため、天ぷらやコロッケといった揚げ物の温め直しにも最適です。キッチンや卓上で場所を取らないコンパクト設計もポイント。消費電力は650Wと省エネ設計で、電気代を抑えながら調理ができるのも魅力です。

VeSync:最高230℃の熱風で食材をカリッとジューシーに仕上げる
2011年にカリフォルニア州で設立されたVeSync(ウィーシンク)は、加湿器や体重計のほか、空気清浄機、電気ケトル、コーヒーミルといった多岐にわたる小型家電製品を、グローバルに提供するメーカーです。ノンフライヤーは、1~2人用の2Lモデルから大人数用の4.7Lモデルまで、さまざまなサイズを展開。熱風循環技術によって食材の表面の水分を飛ばすことで、外はカリッと中はジューシーに仕上げることができます。また、ノンフライヤーとしてだけでなく、グリルやトースト、温め直しなど、一台でさまざまな調理方法に対応しているのも特⾧です。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ電気フライヤー
ではここで、プロの視点で厳選した電気フライヤーをご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
担当者おすすめの電気フライヤー
- 会員様web価格 14,960円 (税込)150 円相当(1%) ポイント進呈2023年07月 発売
- ◆油の量を削減
◆のぞき窓付きのふた
◆温度調節レバーのみの簡単操作 - ◆約19cmの大きなエビもすっぽり入る角形
◆油温調節機能(160℃~200℃)付き
◆内側フッ素樹脂加工なのでよごれがつきにくくお手入れ簡単!
電気フライヤーを使って家で揚げ物を楽しもう
揚げ物は、油の温度調節が難しくておいしく作れなかったり、準備・片付けに手間がかかったりと、ご家庭では少しハードルの高い調理方法です。しかし、電気フライヤーがあれば、油をセットし、食材に適した温度を選ぶだけで、カラッとおいしい揚げ物が楽しめます。
電気フライヤーは、友人とのパーティーや家族のお祝い事など、さまざまなシーンで活躍します。場所を取らずお手入れも簡単なので、ご家庭に一台あると便利な調理家電です。
スタッフが実際に使ってみた試用レポート
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