
【おすすめ】ハンドミキサーの比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介
2025.3.16[更新]
ハンドミキサーは、泡立てやかき混ぜが簡単にできる便利なキッチン家電です。生地をかき混ぜたり、ホイップクリームを泡立てたりすることが多いお菓子づくりには、必須のアイテムといえます。しかし、サイズや重さ、調節可能な速度などが異なるさまざまな機種が登場しており、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、Joshin webの家電担当者が、ハンドミキサーを選ぶ際のポイントをご紹介します。メーカーごとの特長やおすすめのモデルについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web家電担当者「ぴよ太郎」が、ハンドミキサーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
ハンドミキサーを使うと泡立て・かき混ぜが簡単
ハンドミキサーは、泡立て作業やかき混ぜ作業を電動で簡単に行えるキッチン家電です。本体に1、2本の泡立て機がセットされており、スイッチを入れると、ビーターと呼ばれる泡立て部分が回転する仕組みになっています。
お菓子づくりをする際、生地やメレンゲづくり、生クリーム・バターのホイップなど、泡立てやかき混ぜ作業が必要なときがあります。「手動の泡立て器で挑戦してみたけれど、途中で手が疲れてしまった…」という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。ハンドミキサーがあれば、そんな面倒な泡立てやかき混ぜ作業が、手軽かつ簡単に行えます。
泡立てやかき混ぜといった作業が電動でできるキッチン家電としては、ハンドミキサーのほかに、ブレンダーがあります。ブレンダーは、電動で混ぜたり、刻んだり、つぶしたり、泡立てたりといった、さまざまな作業ができる便利なアイテムです。本体にブレード(刃)をつけて使い、ブレードのアタッチメントを付け替えることで、さまざまな調理に対応できます。「混ぜる」「泡立てる」機能に対応したアタッチメントがついており、ハンドミキサーとして使えるタイプもあります。


ブレンダーは、何種類かのアタッチメントがセットになっており、ハンドミキサーとしても使える商品が多くあります。料理をする機会が多く、刻む・つぶすといった機能もあるほうが便利な場合は、アタッチメントを付け替えることでハンドミキサーとしても使えるブレンダーも選択肢に入れてみてください。
ハンドミキサーを選ぶ際のポイントとは?
ハンドミキサーを選ぶ際は、速度調節機能や重さ、素材など、いくつかのポイントがあります。下記のポイントを参考に、最適な一台を選んでみてください。
速度調節:3~5段階で調節可能なものがおすすめ
ビーターの回転速度の調節が可能なハンドミキサーを選ぶと、メレンゲやケーキの生地などの仕上がりが細かく調節できて便利です。例えば、全卵を泡立てる場合、高速だと速く泡立ちますがキメが荒くなり、低速だと時間はかかりますがキメは細かくなります。速度調節ができるハンドミキサーを使えば、高速で泡立てた後、低速にしてキメを整えるといった調節をすることで、お菓子の仕上がりの良さが変わります。3~5段階で速度調節ができるタイプを選ぶと、より細かな調節ができて便利です。

重さ:0.7~0.8kg程度のモデルが使いやすい
ハンドミキサーは片手で持って使うので、軽量で持ちやすいものがおすすめです。1kg以上だと、混ぜる材料が多かったり固かったりするときに手が疲れやすいので、0.7~0.8kg程度のモデルを選ぶといいでしょう。軽すぎても軸がぶれやすく、使用中にボウルから中身が飛び散りやすくもなるので、軽すぎるモデルは避けるのが無難です。

本体の形状:自立するタイプは便利で衛生的
ハンドミキサーの本体の形状は、持ち手の握りやすさや、速度調節スイッチの位置などをチェックしましょう。特に、自立するタイプのハンドミキサーは、調理の途中で一時的にハンドミキサーを置く必要がある際に便利です。自立することでビーターが作業台にふれないため、衛生的にも優れています。

定格時間:10分以上が目安
ハンドミキサーを連続使用できる「定格時間」が、ある程度長いモデルを選ぶことも重要です。主に卵やメレンゲ、生クリーム、バターの泡立てに使う場合は、定格時間が10分以上あるモデルがおすすめ。なお、定格時間が長いモデルはパワフルなモーターを搭載していることが多く、価格が高くなる傾向があります。

ビーターの素材:耐久性を重視するならステンレス製を選ぶ
ハンドミキサーのビーターの素材には、主にステンレス製とプラスチック製の2種類があります。素材ごとの特長は次のとおりです。
ステンレス製
ステンレス製のビーターは、耐久性が高く、固めの材料でも混ぜやすいというメリットがあります。一方、使用中にボウルを傷つけてしまったり、ボウルとの接触音が大きかったりする傾向があります。バターやパン生地など、固めの材料を混ぜるのにおすすめです。

プラスチック製
プラスチック製のビーターは、ステンレス製より軽く、使用中にボウルを傷つけたり、大きな接触音が出たりする心配がないことがメリットです。しかし、ステンレス製に比べて耐久性が低いので、固い材料を混ぜるのには使用しないようにしましょう。メレンゲやホイップクリームなど、軽い材料を泡立てたり混ぜたりするのにおすすめです。

ビーターの形状:作りたいものに合った形を選ぼう
ハンドミキサーのビーターの形状は、主に3種類に分かれます。それぞれの特長とおすすめの用途について解説します。
はりがねタイプ
はりがねタイプは、3種類の中で最もビーターが細いタイプです。2本のビーターを本体にセットして使います。ビーターが細い分、空気を取り込みやすいので、泡立てスピードが速く、キメ細かい仕上がりになります。生クリームやメレンゲを泡立てるのにおすすめです。

ホイッパータイプ
ホイッパータイプは、ビーターを1本だけ本体に取り付けて使います。ビーターの太さは、はりがねタイプと太め・ニーダータイプの中間です。泡立てスピードや仕上がりのキメの細かさも3種類のうち中間になります。生クリームやメレンゲを泡立てるのにおすすめです。

太め・ニーダータイプ
太め・ニーダータイプは、3種類の中で、最もビーターが太いタイプです。強い力がかかっても変形しづらく、パン生地など固く重いものを混ぜるのに向いています。

電源:コードが長いモデルやコードレスが便利
ハンドミキサーの電源方式には、コンセントから給電するコード式と、充電式バッテリーを内蔵したコードレス式があります。コードレス式は電源の位置を気にせず使えて便利ですが、本体にバッテリーを積んでいる分、少し重いのがデメリットです。コード式を選ぶ場合は、使い勝手を考えて電源コードが長めのものを選びましょう。

お手入れのしやすさ:ビーターの取り外しボタンがついているものがおすすめ
ハンドミキサーのお手入れのしやすさを考えるなら、ボタンひとつでビーターを取り外せるものがおすすめ。ボタンで取り外せるタイプでは、生地やクリームがついたビーターを引っ張って外す必要がなくなります。これにより、生地やクリームが飛び散ってキッチンが汚れることもなく、後片付けの時間も短縮できるでしょう。手も汚れにくいため、快適に調理ができるのもうれしいポイントです。

収納性:収納ケースが付属したタイプならすっきり収納可能
収納ケースが付属したタイプのハンドミキサーなら、電源コードやビーターをまとめて収納できます。ビーターの紛失も防げる上、すっきりと収納ができるのでおすすめです。

静音性:夜間に利用する場合などは静音モデルを選ぼう
静音タイプのハンドミキサーを選べば、集合住宅に住んでいたり、夜にお菓子づくりをしたりする場合も動作音が気になりません。大量の生地を作る場合は、パワフルかつ動作音が小さいタイプを検討しましょう。

消費電力:ハイパワーモデルなら150W以上
ハンドミキサーの性能を比較する際には、消費電力「W(ワット)」の数値も参考になります。重く固いパン生地などをこねるのが目的でパワーを重視したい方には、150W以上のモデルがおすすめです。


メレンゲの泡立てやパン生地づくりなど、さまざまな用途を想定している方や、使用頻度が高い方には、はりがねタイプ、ホイッパータイプ、太め・ニーダータイプの3種類のアタッチメントがすべて付属したモデルがおすすめです。
メーカー別・ハンドミキサーの特長
ハンドミキサーは、各メーカーから工夫を凝らした多彩なモデルが登場しています。ここでは、主要なメーカーや製品の特長をご紹介しますので、製品選びの参考にしてください。
ブラウン:パワフルなのに軽量・コンパクト
ブラウンは、1921年にドイツで創業された家電ブランドで、製品のデザイン性の高さに定評があります。ハンドミキサーやブレンダーのほか、フードプロセッサー、コーヒーメーカー、電子ケトルなども製造・販売しています。ブラウンのハンドミキサーには、泡立てとこねベラの2つのアタッチメントがついており、泡立てたり混ぜたりする材料によって付け替えが可能です。また、軽量・コンパクトで操作性が良い上、150Wのハイパワーや、控えめの動作音など、優秀な機能を兼ね備えています。

ドリテック:軽くて扱いやすく、ビギナーにおすすめ
ドリテックは、「暮らしをデザインする」をキャッチコピーに、キッチン家電やヘルスケア家電、ステーショナリーなどを製造・販売する日本のメーカーです。キッチン家電のラインナップには、電気ケトルやスケール、ハンドミキサー、ブレンダーなどがあります。ハンドミキサーには、太めのビーターを備え生地づくりなどに向いているモデルと、ワイヤービーターを備えメレンゲや生クリームのホイップなどに向いているモデルがあります。5段階のスピード調節が可能で、ワンタッチでビーターが取り外せるボタンもついています。

テスコム:少量の材料でも、効率良く泡立てられる
テスコムは、ビューティー製品をはじめ、キッチン製品やリビング製品、リラクゼーション製品などを製造・販売する日本の企業です。キッチン製品には、ハンドミキサーやブレンダーのほか、オーブントースター、低温調理器、ホットプレートなど、幅広いラインナップがあります。ハンドミキサーの「THM1300」は、ABC Cooking Studioとの共同開発で生まれた新しい形のビーターを搭載。少量の材料でもスピーディーに泡立てたり混ぜたりすることが可能です。自立するので調理中にテーブルに置くこともでき、専用ケース付きで電源コードもすっきり収納できます。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめハンドミキサー
ではここで、プロの視点で厳選したハンドミキサーをご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、自分にピッタリのモデルを見つけてください。
担当者おすすめのハンドミキサー
- 会員様web価格 5,100円 (税込)51 円相当(1%) ポイント進呈「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷◆150Wのハイパワー
◆4段階スピード+ターボ機能
◆扱いやすいハンドル設計 - ◆スピードが5段階で調整可能
◆ワイヤービーターできめ細やかな仕上がりに
◆ビーターを付けたまま自立するので汚れにくい - 会員様web価格 3,320円 (税込)332 円相当(10%) ポイント進呈「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷2020年09月 発売◆TESCOM×ABC Cooking Studio共同開発で生まれた新ビーター採用
◆立てて置ける自立式
◆5段階のスピード切替 - 会員様web価格 4,400円 (税込)440 円相当(10%) ポイント進呈◆コードレスで軽量&コンパクト泡立てもみじん切りも両方できる
◆電源のON/OFFやモード選択も、片手でタッチ操作できます
◆専用レシピシートが付属
- ◆生クリームの泡立てやスポンジ生地を作るのに最適なハイパワー120W
◆適度な泡立て、かくはんを可能にする5段階スピード調整
◆収納しにくいコードを本体にクルクル巻きつけてスッキリ収納 - 会員様web価格 2,490円 (税込)249 円相当(10%) ポイント進呈限定 「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷◆適度な泡立て、かくはんを可能にする5段階スピード調整
◆収納しにくいコードを本体にクルクル巻きつけてスッキリ収納
◆作業中に立てて置けるので置き場所に困らない - 会員様web価格 11,460円 (税込)1,146 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2020年11月 発売◆充電式コードレスで場所を気にせず使える!
◆1回のフル充電で、30分稼働可能なパワフルバッテリー(※定格時間:10分)
◆立てて置けるので、作業効率を高めます - ◆仕上がりを極める3種類のアタッチメント、お菓子作りからパン作りまで、どなたでも楽しめる1台
◆連続使用時間は30分。長時間の作業にも応えるトップクラスのハイパワー設計
◆付属品、コードも収納できる専用ケース
ハンドミキサーを上手に使うコツ
ハンドミキサーはとても便利なキッチン家電ですが、コツを覚えればキッチンを汚すことなく快適に使うことができます。ハンドミキサーを使う際には、下記の2点に注意しましょう。
ボウルの下に濡れ布巾を敷く
ハンドミキサーを使う際には、ボウルの下に固く絞った濡れ布巾を敷くと安定感が増します。テーブルの上に直にボウルを置いてしまうとボウルが安定せず、手を放した拍子に回転したり、落下したりする可能性があるので注意が必要です。
ボウルへの出し入れはスイッチを切ってから行う
ハンドミキサーを使う際は、ボウルにビーターを入れた後にスイッチを入れ、作業が終わったら、スイッチを切った後にビーターをボウルから出すようにします。スイッチを入れたままビーターをボウルから出すと、材料が周りに飛び散ってしまうからです。


ハンドミキサーを使う際は、片手にハンドミキサーを持ち、もう片方の手で材料を入れたボウルをしっかり固定します。スイッチのオン・オフは、必ずハンドミキサーのビーターがボウルの中に入っている状態で行うのがポイントです。
ハンドミキサーはお菓子づくりに大活躍!
お菓子づくりに欠かせない「メレンゲを作る」「ホイップクリームを泡立てる」「生地を混ぜる」といった作業は、手動の泡立て器で行うと、時間も労力もかかるもの。ハンドミキサーがあれば、スイッチひとつで簡単に泡立てたり混ぜたりすることが可能です。この記事を参考に、ぜひご自身にピッタリの一台を見つけて、お菓子づくりの時間を充実させましょう。
スタッフが実際に使ってみた試用レポート
便利な調理家電をスタッフが実際に使ってレポート!
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