
【おすすめ】餅つき機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.5.25[更新]
家庭用の餅つき機は、ご自宅で簡単につきたてのお餅を楽しめる便利なアイテムです。普段使いはもちろん、お正月シーズンにも重宝します。一部のモデルはパンやうどんの生地づくりにも対応しており、幅広いシーンで使うことが可能です。
本記事では、ご自身に最適な餅つき機を見つけるためのポイントや、メーカーごとのおすすめモデルのほか、便利な関連商品をご紹介します。

Joshin web 家電担当者「えむ」が、餅つき機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
餅つき機があれば、作りたてのお餅を手軽に楽しめる
餅つき機は、もち米を蒸す・つく・こねる作業を自動で行い、ご家庭でも簡単にお餅を作れる便利な機械です。種類は大きく分けて、「餅つき専用機」と「餅つき機能有ホームベーカリー」の2つがあります。
餅つき専用機は、餅づくりの蒸す・つく・こねるといった工程に特化したものです。もち米を蒸してからつくためふんわりとした仕上がりが特長で、一度にたくさん作れる大容量タイプもあります。また、うどん生地や赤飯を作れる多機能モデルや、特定の工程に特化したシンプルなモデルもあります。大量にお餅を作りたい方や、仕上がりのクオリティにこだわりたい方におすすめです。
一方、餅つき機能有ホームベーカリーは、パンづくりのこねる・発酵させる機能を活用してお餅を作ります。もち米を蒸すのではなく炊く仕様になっているため、餅つき専用機とは仕上がりが異なることもあります。しかし、パンづくりやピザ生地づくりなど、さまざまな用途で活躍するのが魅力です。少量のお餅を手軽に作りたい方や、餅づくりだけでなくパンづくりも楽しみたい方に適しています。
餅つき機の最新のトレンド
最近では、多機能な餅つき機が人気です。中には、餅つき機能に加え、パン生地やうどん生地、赤飯、味噌、蒸し料理、和菓子づくりなどに対応できるモデルも登場しています。一台で、さまざまな料理を楽しめる点が人気の理由といえるでしょう。

餅つき専用機でも多機能モデルを選べば、パン生地やうどん生地など、さまざまな料理に活用できます。一方、パンづくりがメインで、「たまにお餅も作りたい」という方は、餅つき機能有ホームベーカリーがおすすめです。
餅つき機を選ぶ際のポイントとは?
餅つき機を選ぶ際には、タイプや容量、フッ素加工の有無、付属品など、いくつかチェックしておきたい項目があります。手軽にお餅を作りたいのか、仕上がりの質を求めるのか、パンやうどんといったほかの料理も作りたいのかなど、餅つき機に求めることによって選ぶべきモデルが異なります。ここでは、餅つき機を選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
タイプ:手軽さと仕上がりのどちらを重視するかで選ぶ
餅つき機には、「全自動タイプ」と「つき専用タイプ」の2種類があります。手軽さを重視するなら全自動タイプ、仕上がりにこだわるならつき専用タイプが向いています。
全自動タイプ
全自動タイプの餅つき機は、蒸す・つく・こねるという、3つの工程をすべて自動で行います。もち米をセットしてスイッチを押すだけで、簡単にお餅が完成するため、短時間で手軽にお餅を作りたい方におすすめです。また、発酵機能がついているモデルなら、パン生地やピザ生地づくりにも使えます。
つき専用タイプ
つく・こねる工程に特化した、つき専用タイプの餅つき機。もち米を水に浸し、蒸す工程はご自身で行う必要があるため、浸し時間や蒸し時間を細かく調整したい方に向いています。
容量:大人1人あたり1合が目安
餅つき機を選ぶ際には、餅を作る量に応じて容量を決めます。「大人1人あたり1合」を基準に、必要な人数分を計算しましょう。
餅つき機の容量は、餅つき専用機の場合は「合」や「升」で表され、1合は約180mL、1升は10合に相当します。もち米1合から作れるお餅の量は、切り餅なら約4個、丸餅なら2~3個が目安です。
餅つき機能有ホームベーカリーの容量は2~3合と少なめの場合が多いですが、2~3人家族で少しずつ食べるには十分なサイズ。一度にたくさんのお餅を作りたい場合には、餅つき専用機の大容量モデルがおすすめです。

フッ素加工:お餅がこびりつきにくく、取り出しも簡単に
うすや羽根にフッ素加工が施されている餅つき機は、お餅がこびりつきにくく、仕上がったお餅をスムーズに取り出せます。お手入れも簡単なので、後片付けの負担を減らしたい方にもおすすめです。
付属品:めん棒や計量カップなどが付属しているかチェック
餅つき機を選ぶ際には、付属品の有無も重要なポイントです。めん棒や計量カップなどが付属しているモデルを選べば、別途道具を用意する手間が省けます。また、味噌やヨーグルトづくりなど、多用途で活用できるモデルを検討する場合は、それぞれの調理に必要な付属品がそろっているかを確認しておきましょう。
動作音:音が気になるなら静音モデルを選ぼう
餅つき機のつき・こねの工程は、10~20分程かかります。この間の動作音や、完成を知らせるブザー音の大きさが気になる方は、静音設計のモデルを選ぶと快適です。
本体サイズ:収納スペースも要チェック
餅つき機の容量が大きいほど、本体サイズも大きくなります。特に、1升以上に対応したモデルはサイズが大きく、保管場所を確保する必要があります。購入前には、設置スペースや収納スペースが十分にあるか確認しておきましょう。

餅以外のメニューへの対応:パン生地や味噌などが作れる多機能モデルも
餅つき機には、お餅以外の調理に対応した多機能モデルもあり、パン生地やうどん、味噌など、さまざまな料理が作れます。また、主にパンづくりを目的としており、お餅づくりはたまに行う程度という方には、餅つき機能有ホームベーカリーもおすすめです。ホームベーカリーなら、パンの生地づくりから焼き上げまでを、すべて自動で行うことができます。

そのほかの機能:マイコン制御機能搭載モデルがおすすめ
そのほかにチェックしたい餅つき機の機能としては、マイコン制御機能と蒸し機能があります。それぞれの特長をご紹介します。
マイコン制御機能搭載モデル
マイコンとは、多くの電気製品に搭載されている電子部品で、電気機器の動作を制御する役割を持ちます。マイコン制御機能が搭載された餅つき機なら、プログラムにもとづいて蒸す・つく・こねるの全工程を自動で行うため、最初にスタートボタンを押すだけで簡単においしいお餅が完成します。操作の手間が少なく、初めて餅つき機を使う方にもおすすめです。
一方で、マイコン制御機能がないモデルは、工程ごとに手動で操作する必要があります。
蒸し機能
お餅以外の食材を蒸せる蒸し機能を搭載した餅つき機なら、赤飯やおこわなどの調理も可能です。蒸し台パーツが付属したモデルで、茶わん蒸しやちまき、和菓子などが作れるタイプもあります。

通常、もち米はお餅を作る前日から水に浸しておく必要がありますが、マイコン制御機能を搭載したモデルの中には、時短が可能なものもあります。中には、もち米と水を餅つき機にセットすると、1時間半程でつきたてのお餅が完成するモデルも。忙しい方でも、気軽にお餅づくりを楽しめるのが魅力です。
メーカー別・餅つき機の特長
餅つき機は、さまざまなメーカーから多くの製品が登場しています。ここでは、おすすめの餅つき機のメーカーと、代表的なモデルの特長についてご紹介します。
タイガー魔法瓶:大容量で操作がシンプルなモデルをラインナップ
タイガーは、1923年に創業した電気調理器具メーカーである、タイガー魔法瓶が展開するブランドです。真空断熱技術や熱コントロール技術を活用し、炊飯器や電気ケトル、コーヒーメーカー、グリル鍋など、キッチン家電を広く手掛けています。
家庭用餅つき機は、1升、2升、3升対応の大容量モデルをラインナップ。お正月やイベントで大人数分のお餅を用意するのにピッタリです。シンプルなデザインと直感的に操作できるボタン配置が特長で、初めてでも扱いやすい仕様です。
さらに、蒸す・つく・こねる機能を備えたモデルなら、赤飯やうどん、ピザ生地などの調理も行えます。

象印:全自動で簡単にお餅づくりが可能
象印は、1918年創業の象印マホービンが展開するブランドです。ステンレスボトルや炊飯ジャー、電気ポットなど、使いやすさと高品質を兼ね備えた製品を数多く取り揃えています。
家庭用餅つき機は、マイコン制御機能を搭載した全自動モデルを展開。蒸す・つく・こねる・つぶすと1台4役をこなし、水に浸したもち米をセットしてボタンを押すだけで、全工程を自動で完了します。また、赤飯やうどん生地、味噌づくりにも対応しています。
さらに、めん棒が付属しているモデルもあるため、購入後すぐにお餅づくりを楽しめるのもうれしいポイントです。

東芝:少量から大容量まで対応する餅つき機をラインナップ
日本を代表する総合電機メーカーのひとつである東芝。冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器、オーブントースターなど、幅広い家電製品を展開しています。
餅つき機は、2合~1升(10合)用の少量モデルから、1~2升用の大容量モデルまでラインナップ。1台でつく・蒸す・こねるの全工程が完結します。また、発酵機能を搭載したモデルもあり、パン生地やピザ生地づくりもできるのが特長です。
さらに、マイコン制御機能を搭載したモデルは、もち米の浸し時間を大幅に短縮でき、前日からもち米を浸水させる手間もありません。

パナソニック:お餅も作れる多機能ホームベーカリーがそろう
1918年創業のパナソニックは、洗濯機や掃除機、アイロン、ふとん乾燥機など、多岐にわたる家電製品を展開する総合電機メーカーです。現在、餅つき専用機は取り扱っていませんが、お餅づくりに対応したホームベーカリーをラインナップしています。
同社のホームベーカリーは、パン生地やお餅だけでなく、うどんやパスタ、甘酒、ケーキ、ジャムなど、40種類以上のメニューに対応。幅広く調理を楽しみたい方におすすめです。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめの餅つき機
それではここで、プロの視点で厳選した餅つき機をご紹介しましょう。いずれも、Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身に合ったモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 28,110円 (税込)2,811 円相当(10%) ポイント進呈「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷2022年11月 発売◆「むす・つく・こねる」の1台3役
◆大容量2升タイプ
◆容量:3.6L - 会員様web価格 19,454円 (税込)195 円相当(1%) ポイント進呈「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷2016年10月 発売◆メニューに合わせて「つく」「蒸す」「ねる」「発酵」
◆マイコン一気ひたしで、つきあがりまで約90分 - 会員様web価格 46,530円 (税込)「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷2021年09月 発売◆プロの技法を取り入れた独自技術で、一年中安定してふっくらパンが自宅で作れる
- 会員様web価格 31,800円 (税込)3,180 円相当(10%) ポイント進呈「おひとり様1点」最短 6月23日( 月 ) 出荷2016年08月 発売◆ミミまで ふんわりやらかく焼き上げる「底面加熱ダブルヒータ」採用
◆パン生地、めん生地に活躍「樹脂製めん棒」つき
餅つき機のおすすめ関連商品
餅つき機を使う際には、必要な道具や便利なアイテムをそろえておくとスムーズに作業が進みます。モデルによっては付属品として含まれている場合もありますが、ない場合は別途購入するのがおすすめです。
しゃもじ:くっつきにくい加工のものを選ぼう
つき上がったお餅を取り出す際には、しゃもじを使用します。表面にお餅がくっつきにくい加工を施しているしゃもじを選ぶと、スムーズに作業が進むでしょう。

めん棒:切り餅を作る際の必須アイテム
つき上がったお餅を均等な厚さに伸ばすためには、めん棒が必要です。切り餅を作る際には便利ですが、まる餅を作る場合には不要です。

餅切り:熱いお餅を簡単に分割できる
餅切りは、つき上がったお餅を均等に分けるための道具です。塊状のお餅をそのまま入れて丸餅に成形するタイプや、めん棒で伸ばしたお餅を四角く切り分けるタイプがあります。作りたいお餅の形に合わせて選ぶと、作業がスムーズに進みます。

もち米:作りたいお餅の量に合わせて購入
お餅づくりには、もち米が欠かせません。もち米1升(10合)は、約1.5kgに相当します。作りたいお餅の量に合わせて必要なもち米の量を計算し、適切な量を購入しましょう。

餅つき機を使ってご家庭でお餅づくりに挑戦しよう
つきたてのお餅は、やわらかくて格別なおいしさですが、自分で作らない限りなかなか味わえません。家庭用餅つき機があれば、ご自宅で手軽にお餅を楽しめます。全自動タイプなら操作が簡単で手間もかからず、初心者にもおすすめです。
また、多機能な餅つき機なら、赤飯や味噌、パン生地など、お餅以外の料理の幅が広がります。パンづくりも楽しみたい方には、餅つき機能有ホームベーカリーもひとつの選択肢です。
この記事を参考に、ぜひご自身にピッタリの餅つき機を探してみてください。
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