
【おすすめ】パナソニックの炊飯器の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.6.7[更新]
パナソニックの炊飯器は、ここ数年で人気が上昇しています。強い火力やオリジナリティのある機能、ブランドへの信頼感もあって、多くの支持を集めているのです。ここでは、パナソニックの炊飯器の特長とおすすめモデルを、家電のプロである Joshin web 家電担当者がご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「えむ」が、パナソニックの炊飯器のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
パナソニックの炊飯器の魅力とは?
パナソニックは、1918年の創業から100年を超え、今や世界的な総合電機メーカーに成長しました。開発・製造する製品は実に幅広く、映像・音響機器から生活家電など、私たちの生活を便利にしてくれる多くの製品を手掛け、長い歴史と実績から生まれる信頼感は、多くの消費者から支持を集めています。炊飯器の開発では、おいしいお米をさらにおいしくすることを目指して、独自の機能を盛り込んでいます。これが、パナソニックの炊飯器の大きな魅力となっているのです。
おどり炊き:一粒一粒の旨みを引き出す
パナソニックの炊飯器は、ほとんどのモデルに「おどり炊き」の名称がつけられています。これは、パナソニックが考える、理想的なご飯の炊き方です。釜の中で水を激しく沸騰させ、まるでお米が踊るような激しい対流を起こし、お米の一粒一粒にしっかり熱を加えて旨みを引き出す「おどり炊き」という炊飯を実現しました。では、どのようにお米が踊るほどの対流を生み出すのかをご説明しましょう。
可変圧力で、爆発的な沸騰を起こす
可変圧力によるおどり炊きでは、圧力鍋と同じ原理が用いられています。通常、水は100℃に達すると、沸騰して水蒸気になります。それ以上いくら加熱しても、水は100℃以上にはなりません。ところが、内釜を密閉して圧力をかけると、100℃になっても沸騰せず、それ以上の温度に加熱することができます。つまり、100℃を超える高温で、ご飯を炊くことができるのです。そして、高まった圧力を一気に抜くと、その瞬間に爆発的な沸騰が起こり、内釜の中には激しい対流が起こります。この仕組みによってお米の一粒一粒に熱を伝え、本来の旨みや甘みを引き出すことができるのです。

大火力によって、激しい対流を起こす
おどり炊きのもうひとつの方法は、火力を使って対流を起こすことです。鍋に水を入れて火にかけると、鍋の底近くの水が温められて上昇します。水面まで上昇した水は中心から外へと広がり、温度の低い鍋肌の内側に沿って下降していき、再び鍋の底に達します。つまり、鍋の中では、下から上へ、中心から外へと向かう対流が起こることになります。ところが、鍋の底近くの側面を加熱すると、温められた水は鍋肌に沿って上昇し、水面で外から中心へと向かい、温度の低い鍋の中心を通って下降していきます。先程とは反対に、下から上へ、外から中心への対流が起こります。この2つを組み合わせたものが、大火力によるおどり炊きです。加熱する場所を交互に変えることで逆向きの激しい対流を起こし、お米にしっかりと火を通すことができるのです。

おまかせ見極め炊き:多彩な炊き分けを自動で行う
パナソニックの炊飯器の優れた機能のひとつに、「おまかせ見極め炊き」があります。これは、お米の状態を自動的に検知して、もっともおいしく炊き上がるように自動調整してくれる機能です。お米は、とても繊細なので、おいしいご飯を炊くためには、お米の状態に合わせて水加減や火加減を調整しなくてはなりません。水分の多い新米と、鮮度が落ちて乾燥したお米とでは、違った炊き方が必要ですし、お米の銘柄によっても異なります。このようなお米の違いを読み取り、火力や圧力、スチームの温度などを最適な状態に自動調整してくれるのが、おまかせ見極め炊きなのです。このような炊き分けをスイッチひとつで実現できるというのは、大きな魅力といえるでしょう。

パナソニックの炊飯器の種類
炊飯器は加熱方式の違いによって、いくつかのタイプに分類できます。基本的には、マイコン方式・IH方式・圧力IH方式の3種類があり、そこに各メーカーが独自のアイディアや工夫を加えて、理想的な炊き上がりを目指しています。パナソニックではマイコン炊飯器はラインナップしておらず、加熱方式はIHと圧力IHの2種類をベースに可変圧力という独自の仕組みを追加し、バリエーションを用意しています。
IH方式:電磁力の働きで、内釜を強力に加熱する
IH方式は、「電磁誘導加熱」という作用を利用した加熱方式です。本体の、内釜と接する部分にIHコイルを設置し、そこに電流を流すと、「渦電流」という特殊な電流が発生します。それが、導電体である内釜に作用して発熱する仕組みです。内釜そのものが発熱するので加熱効率が良く、電流の強さを調整することで温度調整もしやすいというメリットがあります。比較的低価格な炊飯器でよく使われる「マイコン方式」と比べ、高火力が使えるというのも強みです。パナソニックのIH炊飯器はIHコイルを増やし、内釜の底面だけでなく側面や蓋の部分にもIHを搭載し、内釜全体を包み込むように高火力で加熱します。

圧力IH方式:圧力をかけて高温で炊き上げる
圧力IH方式は、内釜を密閉して圧力をかけ、100℃を超える高温で加熱し続けます。このような高圧・高温の組み合わせは、昔ながらのかまど炊きで行われてきた方法と同じです。薪を燃やした強力な火力を直火で釜にあてるとともに、木製の重い蓋をのせることで吹きこぼれを防ぎ、同時に釜を密閉して内部の圧力を高めるかまど炊きを、炊飯器で再現したのです。
パナソニックの「おどり炊き」は、1.2気圧まで加圧して、105℃にまで加熱します。数字だけ見ると、IH方式とあまり違いがないように見えるかもしれませんが、その効果は抜群です。お米が持つ本来の旨みや甘みを、しっかり引き出すことが可能です。

可変圧力IH方式:多彩な炊き方を実現
可変圧力IH方式は、IH方式に内釜の内圧を調整する仕組みを追加し、多彩な炊き方を実現した方式です。可変圧力は「おどり炊き」には欠かせない機能ですが、お米の状態を検知して炊き方を自動調整する「おまかせ見極め炊き」でも重要な役割を果たします。お米がおいしく炊き上がるまでのあいだに、釜の中で複雑な変化が起こっており、火力や温度、圧力のわずかな違いが、炊き上がりの差に表れます。そうした微妙な変化を細かく調整することで、いつも変わらぬおいしいご飯を味わうことができるのです。

パナソニックの炊飯器を選ぶ際のポイントとは?
パナソニックの炊飯器は、ラインナップが充実しているので、最適なモデルはご家庭の環境によって異なります。ですから、炊飯容量や加熱方式、豊富にそろった各種機能など、「何を優先するか」を決めておきましょう。
容量:家族の人数や使い方によって決める
パナソニックの炊飯器は、およそ3.5合炊き、5.5合炊き、1升炊きの3つの容量があります。この中から家族の人数に合わせて選びましょう。1人あるいは2人なら3.5合、3人から4人なら5.5合、5人以上なら一升炊きが目安です。ただ、ご家庭によって使い方はさまざまです。「ご飯はまとめて炊いて、冷凍保存しておく」あるいは「食べ盛りの子供が多い」という場合は、大きめの容量を選んでおけば間違いありません。

加熱方式:味にこだわるなら、火力の高いものを
パナソニックの炊飯器はすべてIH方式あるいは圧力IH方式です。火力の強さという点では、どのモデルを選んでも申し分ないでしょう。ただし、モデルによって搭載しているIHコイルの本数に差があります。ハイクラスモデルになると、釜の底部だけでなく、側面、さらに蓋部分にまでIHコイルをセットした商品もあります。こうしたモデルは、強火力であるだけでなく、繊細な火力調節ができ、お米のおいしさを十分に引き出してくれます。「とにかくおいしいご飯が食べたい!」という方には、「おどり炊き」の名を冠したハイクラスモデルがおすすめです。
付加機能:炊飯以外の機能にも注目
パナソニックの炊飯器には「ビストロ匠技AI」といったユニークな機能もあります。この機能はお米の状態に合わせて、火加減や圧力加減を決めて炊飯し、ふっくら粒立ちのよいご飯を炊き上げます。ご飯をよりおいしく食べるために開発された機能ですので、炊飯器を選ぶ際には、このような機能の有無を判断基準とするのもいいかもしれません。
お好みに合わせた食感に仕上げる「食感自在炊き分け」
「噛み応えのある、硬めのご飯が好き」あるいは「ふんわりやわらかく、しっとりしたご飯がいい」など、ご飯の好みは異なります。お子様やご年配の方はやわらかめを好まれるでしょうし、カレーやチャーハンなど、メニューによっては硬めに炊き上げたい場合もあるはずです。こうした炊き分けを自由自在に行えるのが「食感自在炊き分け」機能です。火力や加熱・加圧時間、圧力の強さ、スチームの温度などを細かく調整し、お好みのご飯に炊き上げます。また、白米とは違う火加減・水加減が必要となる炊き込みご飯や玄米、麦ご飯、赤飯などは専用のコースが用意されており、細かな設定の必要はありません。

全国の銘柄米に合った炊飯「銘柄炊き分け」
全国各地で生産される銘柄米の持ち味を存分に引き出してくれるのが「銘柄炊き分け」機能です。コシヒカリなら、十分な吸水と適度な加圧で、バランスの良い粘りとハリで仕上げます。同じコシヒカリでも魚沼産のものは、スチームも加圧もせず、みずみずしさを感じる仕上がりです。炊飯器に登録された70を超える銘柄を選ぶだけで、そのお米に最適な炊き上がりを実現します。

スマートフォンとの連携を実現する「キッチンポケットアプリ」
「キッチンポケットアプリ」は、人とレシピとキッチン家電をつなげる、スマートフォンアプリです。キッチンポケットアプリには、炊飯器の動作をプッシュ通知で知らせたり、予約した炊き上がり時刻を外出先から変更できたりと、パナソニックの炊飯器をより便利に使いこなすための機能が使えます。炊飯器以外のパナソニック製家電とも連携できますので、同社製の家電をお持ちの方は対応するモデルかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

ご飯を冷凍保存するときは「冷凍用ごはん」
ご飯を多めに炊いて、小分けにして冷凍保存しておくと、電子レンジで再加熱するだけで、温かいご飯を食べられます。一度に食べる量が少ない一人暮らしの方や、調理の時間を取りにくい共働きのご家庭などには便利でしょう。しかし、冷凍・再加熱したご飯は粒が硬くなり、食感がパサついてしまうこともあります。そんなときに便利なのが「冷凍用ごはん」コースです。再加熱したときにも炊きたてのおいしさを再現できるよう、理想的な炊き上がりに仕上げてくれます。

煮物もケーキもOK「調理メニュー」
炊飯器は、ご飯を炊くためだけのものではありません。機能をうまく組み合わせれば、炊飯以外の調理に使うこともできます。パナソニックの炊飯器にも調理対応モデルがあり、カレーやポトフなどの汁物から、スポンジケーキまで幅広く対応します。キッチンポケットアプリを使えば、随時更新されるレシピをダウンロードして、炊飯器本体に送信できますので、レパートリーを広げていくことが可能です。

手間や時間を気にしない「自動計量」「遠隔炊飯」
パナソニックの自動計量IH炊飯器「SR-AX1-W」は、米タンクに無洗米を補充し、水タンクをセットするだけ。すべて自動で計量・炊飯してくれます。水もお米も自動軽量なので、水が多すぎたり少なすぎることがなくいつでも美味しいごはんを炊くことができます。また、外出時にもアプリ操作で炊飯の予約ができるので、毎日の生活が楽になりますよ。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめパナソニックの炊飯器
おいしいご飯を炊く機能を満載したパナソニックの炊飯器の中から、おすすめのモデルをご紹介します。いずれも家電のプロである、Joshin web の家電担当者によるセレクトです。ご自宅に合った一台が、きっと見つかるでしょう。
担当者おすすめのパナソニックの炊飯器
- 会員様web価格 44,550円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2025年06月 発売◆急減圧で爆発的な沸騰によりお米がおどり一粒一粒に熱が伝わる
◆お好みの食感やその日のメニューに合わせて 4通りの食感に炊き分けられます
◆容量:1.0L(5.5合炊き)
◆内釜:ダイヤモンド竈釜 厚さ2.2mm - 会員様web価格 33,660円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2025年06月 発売◆感動のかまどごはんを目指した炊き技。おどり炊きく
◆急減圧で爆発的な沸騰によりお米がおどり一粒一粒に熱が伝わる
◆容量:1.0L(5.5合炊き)
◆内釜:備長炭釜 厚さ1.6mm - 会員様web価格 24,240円 (税込)2,424 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2025年06月 発売◆大火力包み加熱でふっくらおいしく
◆時間が経ってもおいしい「うるおい保温」
◆容量:1.0L(5.5合炊き)
◆内釜:備長炭釜 厚さ1.6mm - 会員様web価格 16,704円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2020年11月 発売◆「炊き込みごはん」専用コース新搭載
◆タッチキーとガラスパネルによる美しい「フラット天面」
◆2段IH&備長炭釜でふっくらおいしいごはんが炊ける
◆容量:0.63L(3.5合炊き)
◆内釜:備長炭釜(厚さ2.0mm)
多機能で便利なパナソニック炊飯器
- 会員様web価格 50,490円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2025年06月 発売◆急減圧で爆発的な沸騰によりお米がおどり一粒一粒に熱が伝わる
◆お好みの食感やその日のメニューに合わせて 4通りの食感に炊き分けられます
◆容量:1.0L(5.5合炊き)
◆内釜:ダイヤモンド竈釜 厚さ2.2mm - 会員様web価格 84,150円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年09月 発売◆ビストロ匠技AIで、ふっくら粒感のあるごはんへ
◆「加圧追い炊きポンプ」でかまどのように最後までしっかり加熱
◆容量:1.0L(5.5合炊き)
◆内釜:ダイヤモンド竈釜(釜厚約2.2mm) - 会員様web価格 59,400円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年09月 発売
- 【無洗米専用】
◆米(無洗米専用)と水の計量・投入から炊飯まで「全自動」
◆「スマホ連携」で予定に合わせて、外から炊飯。
◆「おひつ」で炊きたてをそのまま食卓へ
◆容量:0.36L(2.0合炊き)
◆内釜:ダイヤモンド釜(厚さ1.5mm)
豊富なパナソニックの炊飯器から必要な機能を見つけよう
パナソニックの炊飯器は、「ご飯のおいしさ」を追究する機能が多いだけに、目移りしてしまうかもしれません。ですから、炊飯器を選ぶ際には、どの機能を使いたいのかを見極めることが重要です。プロのアドバイスやユーザーの声なども参考にしながら、ご家庭の環境に合ったモデルを見つけ出してください。
スタッフが実際に使ってみた試用レポート
便利な調理家電をスタッフが実際に使ってレポート!
気になる商品のレポートをチェックし、購入前の参考にご活用ください。
最新の調理家電の試用レポートはこちら!