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【おすすめ】モバイルバッテリーの比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介

【おすすめ】モバイルバッテリーの比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介

2025.3.25[更新]

モバイルバッテリーは、コンセントがない場所でもスマートフォンなどの充電ができる便利な携帯型充電器。ノートパソコンや小型家電などの充電も可能で、外出時はもちろん、災害による停電などが起こった際にも活躍するアイテムです。各メーカーから、さまざまなサイズや容量のモデルが登場しているので、ご自身の使い方に合ったものを選びましょう。

ここでは、Joshin webのパソコン担当者が、各メーカーの製品の中からプロの視点で選んだモバイルバッテリーをご紹介します。選ぶ際のポイントやメーカーごとの特長も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

担当者
うぇげいん・すま緒

Joshin webパソコン担当者「うぇげいん・すま緒」が、モバイルバッテリーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

モバイルバッテリーがあれば外出時も安心

モバイルバッテリーは、手のひらサイズの携帯型充電器。コンセントがない場所でも、スマートフォンやノートパソコン、小型家電などを充電できる便利なアイテムです。スマートフォンを何回かフル充電できる大容量モデル、鞄の中で場所を取らないコンパクトモデル、同時に2台充電できる2口モデルなど、各メーカーからさまざまな製品が登場しています。

担当者
うぇげいん・すま緒

モバイルバッテリーは、安いものは2,000円程度です。2,000~4,000円台のモデルが豊富にそろう一方で、8,000円以上の製品も充実しており、性能と予算に合わせて選びやすくなっています。

モバイルバッテリーを選ぶ際のポイントとは?

モバイルバッテリーを選ぶ際には、容量や充電速度、サイズ・重量などのさまざまなチェックポイントがあります。ご自身の使用シーンに合ったモデルかどうかをしっかりご確認ください。

容量:充電したいデバイスに合わせて選択

モバイルバッテリーの容量は、mAh(ミリアンペアアワー)で表されます。数字が大きいほど容量が多く、本体のサイズも大きくなります。なお、10,000mAhと記載があっても、10,000mAh分充電できるわけではありません。電力ロスが発生するので、実際に使用できるのは表記された容量の60~70%程度です。

iPhoneを例に挙げると、iPhone 15(スタンダードモデル)のバッテリー容量は3,349mAhなので、コンパクトさを重視したい場合は5,000mAhモデルがおすすめです。しっかり充電したい場合は、スマートフォンなら約2回、タブレットパソコンなら1回の充電が可能な10,000mAhモデル、何度も充電したい場合や、複数台のスマートフォンやノートパソコンなどを充電したいなら、大容量の20,000mAhモデルを選ぶといいでしょう。

容量:充電したいデバイスに合わせて選択

入力・出力:スピーディーに充電するなら2A以上のモデルを

入力・出力電流はデバイスを充電する速度に関係し、A(アンペア)で表されます。スピーディーに充電を行いたいなら、2A以上がおすすめです。ただし、一度に複数のデバイスに充電する場合は充電速度が落ちるため、充電可能なデバイスの台数と、同時に出力可能な電流の最大値もチェックしておきましょう。

なお、モバイルバッテリーの充電速度には、「モバイルバッテリー自体を充電する速度」と「モバイルバッテリーにつないだスマートフォンなどを充電する速度」の2つの意味があります。製品仕様の部分に、前者は「入力」、後者は「出力」として記載されています。

充電速度:18W以上が目安

スピーディーに充電をするには、流れる電流の大きさであるA(アンペア)が十分であることに加え、デバイスの急速充電に必要なパワーであるW(ワット)を備えていることも必要です。急速充電に必要なワット数はデバイスによって異なりますが、18W以上が目安になります。

なお、急速充電をするには、モバイルバッテリーと充電するデバイスの両方が必要な電力を満たしている必要があります。例えば、モバイルバッテリーが30W対応のモデルであっても、デバイスが対応していなければ、30Wの速さでの急速充電はできません。

規格:急速充電規格をチェック

充電速度を重視するなら、モバイルバッテリーが代表的な急速充電規格に対応しているかどうかをチェックしておきましょう。代表的な急速充電規格は、主に次の2つです。

■代表的な急速充電規格

USB PD(Power Delivery) USB Type-C端子に対応したもので、iPhoneをはじめとするApple製品やAndroid端末に普及。最大100Wの給電が可能です。
QC(Quick Charge) Qualcomm が開発した急速充電規格で、主にAndroid端末に対応。USB充電の約4倍の速さで充電できます。

ほかの規格には、Qi(チー)やMagSafe といったものもあります。Qiはワイヤレス充電の国際標準規格、MagSafeはAppleデバイスに搭載される、磁力で貼りつく充電コネクターを指し、これらの規格に対応しているモバイルバッテリーなら、デバイスとケーブルをつながずにワイヤレス充電が可能です。

ポート形状・数:一度に充電したいデバイスの数に合わせる

一度に充電できるデバイスの数は、モバイルバッテリーが搭載している出力ポートの数が最大となります。複数のデバイスを同時に充電したい場合は、複数のポートを搭載しているモデルを選びましょう。

なお、ポートが複数あるモデルでは、同時に使用するポート数によって電力量が変わるものもあるため注意が必要です。例えば、記載されている電力量が合計出力の場合、2つ同時に使用すると半分の電力になります。

ポート形状・数:一度に充電したいデバイスの数に合わせる

サイズ・重量:持ち運びを考えて選ぶ

モバイルバッテリーは鞄などに入れて持ち運ぶので、サイズや重量も大切です。容量が大きいほどサイズも大きく、重量も重くなるので、容量とサイズ・重量のバランスをどうとるのかがポイントになります。かさばらず、重すぎないものを選びましょう。

サイズ・重量:持ち運びを考えて選ぶ

PSEマーク:マークがついているかをチェック

PSEマークは、電気製品が安全性を満たしていることを示すマークです。2019年2月以降に販売されたモバイルバッテリーには、製品本体またはパッケージにマークが表示されています。マークがない場合は、国の定めた技術基準に適合した製品ではない可能性があるので、購入は控えましょう。

そのほかの機能:ケーブル内蔵、ソーラー充電、パススルー充電など

モバイルバッテリーを選ぶ際に差別化できるそのほかのポイントとしては、ケーブル内蔵モデルやコンセント一体型モデル、ソーラー充電機能やパススルー充電機能の有無などが挙げられます。

ケーブル内蔵モデルはケーブルが本体に内蔵されているため、別にケーブルを用意する必要がなく、携帯性に優れています。コンセント一体型モデルは、本体と充電器が一体になっており、コンセントへそのまま差して充電でき、旅行や出先への持ち運びに便利です。ソーラー充電機能は、コンセントのほかに太陽光でも充電できるので、コンセントのないキャンプ場や災害時でも充電できます。パススルー充電機能は、モバイルバッテリーに充電しながら給電できる機能。モバイルバッテリーとスマートフォンの両方のバッテリーが同時に切れているときに充電する場合や、スマートフォンの充電器が壊れた場合にも対応できます。

そのほかの機能:ケーブル内蔵、ソーラー充電、パススルー充電など
担当者
うぇげいん・すま緒

最近では、スマートフォンスタンドとワイヤレスモバイルバッテリー両方の機能があるものや、充電器とモバイルバッテリー両方の機能があるものなど、モバイルバッテリー+αの製品も登場しています。こうしたモデルは、荷物を減らしたい方におすすめです!

メーカー別・モバイルバッテリーの特長

モバイルバッテリーは、各メーカーからさまざまなモデルが登場しています。ここでは、主要なメーカー5社をピックアップして、代表的な製品の特長をご紹介します。

Anker:コンパクトモデルから大容量モデルまで幅広いラインナップ

Ankerは、中国の深圳市に本社を置く、スマートフォン・タブレットパソコン製品を開発・販売しているメーカー。モバイルバッテリーは、3,000mAhのコンパクトモデルから20,000mAh超えの大容量モデルまで、幅広くラインナップしています。重さ180g、クレジットカードサイズで軽量・コンパクトながら10,000mAhと十分な容量があるモデルなどもそろえています。

Anker:コンパクトモデルから大容量モデルまで幅広いラインナップ

エレコム:ユニークで便利な機能を備えたモデルが魅力

エレコムは、大阪市に本社を置くコンピューター周辺機器の大手メーカー。製品展開は幅広く、防水・防塵仕様のもの、Bluetoothヘッドセット・イヤホンなどの小型電子機器を最適な電流で充電できる機能を備えたもの、接続機器を自動で認識して最適な出力で充電するものなど、ユニークで便利な機能を備えたモデルがあります。

エレコム:ユニークで便利な機能を備えたモデルが魅力

CIO:多機能性を重視した製品ラインナップが強み

CIOは、1つの製品に複数の機能を備える、「多機能性」を重視するメーカー。大容量かつ急速充電が可能といった特長を持ち、スマートフォンからパソコン、ゲーム機まで、一台で対処できるモデルを多くラインナップしているのが強みです。

CIO:多機能性を重視した製品ラインナップが強み

BeLKIN:ワイヤレスモバイルバッテリーが充実! ディズニーコラボモデルも

BeLKINは、アメリカのコンピューター周辺機器メーカー。ワイヤレスモバイルバッテリーが充実しており、iPhone用のスタンド付きモデルや、MagSafe対応で本体に貼り付けて充電しながら使用できるモデルなどもあります。2023年は、ディズニー創立100周年コラボの限定モデルも登場しています。

BeELKIN:ワイヤレスモバイルバッテリーが充実! ディズニーコラボモデルも

シリコンパワー:シンプル・スタイリッシュなデザインで、大容量モデルも展開

シリコンパワーは、台湾の台北市に本社を置くメーカー。シンプルでスタイリッシュなデザインが特長で、特に容量10,000mAh以上のモデルが充実しているほか、30,000mAh以上の大容量モデルもあります。

シリコンパワー:シンプル・スタイリッシュなデザインで、大容量モデルも展開

Joshin webパソコン担当者が厳選! おすすめモバイルバッテリー

ではここで、プロの視点で厳選したモバイルバッテリーをご紹介しましょう。いずれもJoshin webのパソコン担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ご自身にピッタリのモデルを見つけてください。

担当者おすすめのモバイルバッテリー

モバイルバッテリーを上手に使うコツ

モバイルバッテリーは、コンセントがない場所でもスマートフォンなどの充電ができる便利な携帯型充電器です。ただし、使用する上で注意したいポイントがあります。下記の2点をぜひ覚えておきましょう。

過充電・過放電をしない

モバイルバッテリーは充電回数を重ねるにつれて劣化し、0%から100%への充電を300~500回行うと、電池容量が本来の80%程度に低下します。一般的に、このラインがモバイルバッテリーの寿命とされています。

モバイルバッテリーが満充電となってもコンセントにつないだまま放置する「過充電」や、バッテリー残量0%の状態で放置する「過放電」は、バッテリーの寿命を縮めるので避けましょう。なお、バッテリーは使わなくても少しずつ自然放電するため、⾧期保管する際は残量50~80%程度の状態にしておき、3ヵ月ごとにこのレベルまで充電するのがおすすめです。

飛行機に持ち込めるか航空会社に確認

モバイルバッテリーは、飛行機の預け入れ荷物に入れておくことができません。機内持ち込みは可能ですが、「100Wh以下のもの」「100Whを超え、160Wh以下のもの」といった制限や、個数制限があったりします。預け入れ・持ち込みのルールは航空会社によって異なるので、搭乗予定の飛行機はどうなっているのか、事前に確認しておきましょう。

飛行機に持ち込めるか航空会社に確認

モバイルバッテリーで電池切れの不安を解消!

モバイルバッテリーは、出外出先でスマートフォンやタブレットパソコンを充電できる便利なアイテム。あらゆる場面でスマートフォンが必要とされる現代には、欠かせないものです。バッテリー不足になることはほとんどないけれど、もしものときに備えたいなら安価でコンパクトなもの、2台いっしょに充電したいなら容量の大きいものなど、使用状況に合わせて選びましょう。本記事を参考に、ご自身の使い方にピッタリ合った一台を探してみてください。

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