レノボのノートパソコンは、不要なソフトウェアや機能を削減することで、高いコストパフォーマンスを実現しています。そのため、ユーザーは、必要な機能だけを備えたノートパソコンを、お求めやすい価格で手に入れることができます。プリインストールされた多くのソフトウェアや機能は必要ないと考える方にとって、レノボのノートパソコンは非常に魅力的です。

製品ラインナップの豊富さも、レノボのノートパソコンの強みです。ユーザーは、自身のニーズに合わせてクリエイティブ向けモデルやビジネス向けモデル、ゲーム向けモデルなど、最適なモデルを選ぶことができます。

レノボのノートパソコンの中でも人気が高く、モデル数が最も多いのが「ThinkPad」シリーズです。総合的な性能の高さに加えて、キーボードが打ちやすく、心地良い打鍵感が得られることでも知られています。また、キーボードに通常のタッチパッドだけでなく、マウス機能を持つトラックポイントが搭載されているのが大きな特⾧です。トラックポイントの操作に慣れると、カーソルを動かす際もキーボードから手を離すことなく、ホームポジションを維持しながらあらゆる操作ができます。

ビジネスシーンで使用する場合は、スペックやサイズの選択肢が幅広い「ThinkPad」「ThinkBook」「IdeaPad」「Lenovo」のシリーズが適しています。CPUはインテルのCore i5 またはAMD のRyzen 5以上を目安に選択しましょう。画面サイズは、屋内で使うことが多い場合は15.6型、持ち運びも考慮するなら13型など、使い方によって最適なモデルを探すことができます。

動画編集や音楽制作などのクリエイティブな作業に使う場合は、「ThinkPad」か「Yoga」シリーズのハイスペックモデルがおすすめです。15型以上の大画面モデルで、CPUはCore i5～i9またはRyzen 5～9を選ぶといいでしょう。メモリは16GB以上、ストレージは512GB以上をおすすめします。また、動画編集や画像編集、映像クオリティの高いゲームなどを行う場合は、映像系のデータ処理を担うGPU（Graphics Processing Unit:画像処理装置）を搭載しているモデルを選んでください。

3Dで動くゲームを楽しみたいなら、高性能GPU を搭載した「Legion」シリーズがおすすめです。GPUにNVIDIAのGeForce RTX 40 シリーズを搭載し、CPUはCore i5～i9またはRyzen 5～9、メモリは16GB以上、ストレージは512GB以上という、快適にゲームを楽しめるスペックのモデルをラインナップしています。また、これからゲームを始めたいエントリーユーザーには、GPUにNVIDIA のGeForceRTX シリーズを搭載しながらも、コストパフォーマンスに優れた「LOQ」シリーズがおすすめです。

• ゲーミングパソコン

ウェブサイトの閲覧や文書作成、メール、動画視聴など、普段使いのノートパソコンを探している場合は、シンプル機能でリーズナブルなモデルがそろっている「IdeaPad」シリーズがおすすめです。薄型軽量デザインのモデルが多く、シンプルで使いやすいため、ビギナーからベテランまで満足できる一台を見つけられるでしょう。

• タッチパネル搭載

持ち運びを重視するなら、「Yoga」シリーズをおすすめします。薄型軽量で⾧時間バッテリー駆動のモデルや、タブレットとしても使える2-in-1 パソコンも多く用意されています。高品質ディスプレイを搭載し、デザイン性に優れているのもポイントです。

• 2-in-1 パソコン

CPUは、情報処理を担うノートパソコンの中心的な役割となるパーツです。現在は、インテルの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズの2種類が主流となっています。CPUは世代によって性能が違うため一概にいえないものの、一般的にはシリーズ名の後ろにつく数字が大きいほど高性能と考えていいでしょう。そのほかにも、Core i シリーズよりも性能は低いものの、省電力でコストパフォーマンスの高いインテルの「Celeron」や、Celeronの上位版である「Pentium」を搭載したモデルもあります。

メールや動画視聴を含むウェブサイト閲覧などの用途なら、CeleronやPentiumでも十分。普段使いや簡単な書類を作る程度のビジネス用途なら、Core i3、i5かRyzen 3、5で問題ありません。動画編集や音楽制作などのクリエイティブな作業をしたり、ネット配信やウェブ会議を頻繁に行ったりする場合は、Core i7かRyzen 7以上をおすすめします。

• インテル Core i5
• インテル Core i7
• AMD Ryzen 5
• AMD Ryzen 7
• その他のCPU

メモリは、作業中のデータをノートパソコンに一時保存するためのパーツです。メモリの容量が大きいほど多くのソフトウェアを同時に立ち上げて使用できるほか、ノートパソコンの動作がスムーズになります。レノボのノートパソコンは、8～32GBの範囲でメモリの容量を選択可能で、普段使いなら8GBでも問題ありませんが、クリエイティブな作業やオンライン会議を行う場合は16GB以上あると安心です。ゲーム用途の場合は、32GB以上をおすすめします。

• 増設メモリ

ストレージは、画像や動画などのデータをノートパソコンに保存するための記憶用パーツです。ストレージには、主にハードディスクとSSD（ソリッドステートドライブ）がありますが、現在は、処理速度と静音性に優れたSSDが主流となっています。容量は、普段使いなら256GB、画像や動画をよく保存する場合は512GB以上あると安心です。なお、ストレージの容量が不足する場合は、クラウドサービスを利用する方法もあります。

• SSD／eMMC 128GB
• SSD／eMMC 512GB
• SSD／eMMC 1TB 以上

レノボのノートパソコンは、13～16型まで画面サイズを選べます。一般的なノートパソコンのサイズである13～14型は、適度な大きさで作業もしやすく、携帯性にも優れています。一方、持ち運んで使用することが少なく、画像・動画編集やイラストを描くといった用途で使う場合は、15型以上の大画面モデルがおすすめです。

• 13～13.9 型
• 14～14.9 型
• 15～15.9 型
• 16 型以上

レノボのノートパソコンの重さは、1kg以下から2kg前後まで、さまざまなモデルがあります。持ち運びを重視するなら、重さ1.5kg以下のモデルがおすすめです。頻繁に持ち運んで使用する場合は、1kg前後のモデルも候補になるでしょう。なお、家の中だけの移動であれば、画面の大きさや入出力ポートの多さを重視して、2kg以上のモデルを選んでも問題ありません。

外出先などコンセントのない場所で⾧時間作業することが多い場合は、バッテリー駆動時間も重要になります。一般的にバッテリー駆動時間は、カタログスペックと実際の使用時間が異なりますが、駆動時間を12時間以上としているモデルであれば安心です。レノボのノートパソコンの中には、バッテリー駆動時間が最大24～30時間といったモデルがいくつかあります。

レノボのノートパソコンは、国内メーカーのノートパソコンと違い、Microsoft Office が付属していないモデルも豊富にあります。そのため、Microsoft Office のライセンスをお持ちの方やMicrosoft Office が必要ない方はコストを抑えることができます。なお、パソコンといっしょにMicrosoft Office も購入・使用する方の場合は、プリインストールされているモデルを選ぶほうがおすすめです。自分で後からインストールする手間がかからず、パソコンとは別にMicrosoft Office を単体で購入するよりも、価格を抑えることができます。

• Office Home＆Business

レノボのノートパソコンは、OS にWindows 11 を搭載しているモデルが主流です。Windows 11 にはHomeとProがあり、購入時に選択できます。一般的に、普段使いには基本的な機能を備えていてリーズナブルなHome、ビジネス用にはドライブの暗号化といったセキュリティ機能が充実したProが向いています。また、Windowsにこだわる必要がなく、常にインターネットにつないだ状態で使用する方であれば、ChromeOSを搭載したChromebook端末という選択肢もあります。

• Windows
• Google Chrome