

2026.7.18 [更新]
SSDは、HDDよりも読み書きの速度が非常に速いと、近年注目を集めています。「HDDからSSDに取り替えたい」「次にパソコンを買うときはSSD搭載のものにしよう」などとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし一概にSSDの方がおすすめとは言い切れません。SSDとHDDには、それぞれ異なるメリットやデメリットがあります。 SSD(Solid State Drive:ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(Hard Disc Drive:ハード・ディスク・ドライブ)は、どちらも記憶装置です。違いがわからず、どちらを選べばいいのかわからないという方へ、SSDとHDDそれぞれの特長を解説していきます。
利用シーンや目的に合わせて選んでいきましょう。
SSDは、USBメモリと同様にメモリーチップにデータの読み書きをする構造で、データの処理速度はHDDよりSSDの方がはるかに速いのが特長 です。また、サイズが小さく軽量であることや、HDDと比べて衝撃に強く、動作音が静かであることも特長です。反面、HDDと比べて最大容量が少ないこと、容量単価が高いことがデメリットです。
また、一般的にSSDに使われている「NAND型フラッシュメモリ」は、書き込みと消去を繰り返すことで劣化していくため注意が必要です。
SSDの形状には、パソコン内蔵型、据置き型、ポータブル型、NAS(Network Attached Storage)などがあります。内蔵型のHDDをSSDに交換したり、新しくSSDを入れ替える場合は、必ずインターフェースを確認しましょう。
HDDは、円盤型の記憶装置を回転させながら、磁気でデータを読み書きします。パソコンのデータ保存やテレビ録画など大容量記憶装置の主流として現在でも多方面で使われています。
SSDに比べて、1つのドライブで保存できるデータ量が大きいこと、容量単価が安価なことが特長です。またSSDと比べたデメリットは、読み書きの速度が劣ること、構造的に衝撃に弱いこと、動作音がすること、消費電力が比較的大きいことが挙げられます。
HDDの形状には、SSDと同様にパソコン内蔵型、据置き型、ポータブル型、NASなどがあります。
SSDとHDDの特長を以下の表にまとめました。
※一般的なモデルを比較した場合で一部モデルを除きます。
| SSD | HDD | |
|---|---|---|
| 処理速度 | ◎ | △ |
| 容量 | △ | 〇 |
| 静音性 | ◎ | △ |
| 耐衝撃性 | ◎ | △ |
| 寿命 | 〇 | △ |
| 重さ・大きさ | ◎ | 〇 |
| 価格 | △ | ◎ |
このようなSSDやHDDの特性から、利用シーンや目的、必要なデータ容量、処理速度、使い方(内蔵か外付けか)、予算などに合わせて、SSDにするかHDDにするかを選ぶと良いでしょう。
SDDを選ぶ際には、信頼できる人気メーカーから選ぶと良いでしょう。Joshin webショップおすすめのメーカーを紹介します。
サムスンは韓国を代表する多国籍コングロマリットで、日本ではスマートフォンが有名です。
SSDは、NANDメモリやDRAMキャッシュなど主要部品のほとんどを自社製造し、独自技術「3D V-NAND」で大容量化と高速化を実現。高い安定性と耐久性に定評があります。
クルーシャルは、アメリカの半導体メーカー「マイクロン(Micron)」が展開するブランドのひとつです。
マイクロンは、世界最大のメモリーメーカーのひとつで、40年以上の歴史を持ちます。製品ごとに3年〜5年保証が付いていて、信頼できる品質やコストパフォーマンスのよさが人気です。
サンディスクは、アメリカに拠点を置くウエスタンデジタル社のブランドです。
USBフラッシュメモリやメモリーカードなど豊富なラインナップと高い品質、性能に定評があります。
内蔵型SSDのフォームファクタには、主に、2.5インチ、M.2、mSATAがあります。
パソコン作業やゲームのパフォーマンスをより向上させたい人におすすめの製品をそれぞれ紹介していきます。
2.5インチのSSDは、ノートパソコンやデスクトップパソコンに採用されています。インターフェースはSerial ATA。
M.2は薄くガム1枚程度のサイズ。マザーボードにある専用のスロットに差し込むだけで接続できます。
接続インターフェースは、Serial ATAとPCIeの2種類があります。
パソコンの容量が足りなくなってしまっても、外付けSSDで手軽にストレージを増やすことができます。
高画質な写真データや動画データが大量にある場合は1TB以上がおすすめです。
ゲーミングPC・Playstation 5の読み込みスピードをアップさせるためには、SSDの処理速度は重要なポイントです。
HDDより費用がかかりますが、ストレスのない快適なゲーム環境のためにはSSD増設がおすすめです。
どれを選ぶか迷ってしまったときは、人気メーカーから選ぶと良いでしょう。Joshin webショップおすすめのメーカーを紹介します。
シーゲイトは世界的に有名なアメリカのHDDメーカーです。HDDは、さまざまな用途にむけて幅広く製品を取り揃え、4TB以上の内蔵型HDDで高いシェア、製品は高いパフォーマンスと静音性に優れていること、最長5年の保証期間が受けられるのが特長です。シーゲイトのHDDは、大容量・高速・多用途の内蔵HDD「BarraCuda(バラクーダ)シリーズ」など。
バッファローは、愛知県を拠点とするパソコンの周辺機器メーカーです。HDDでの国内シェアは常にトップクラスで、全国の主要な家電量販店、パソコン専門店などの実売データに基づいて表彰する「BCNアワード」の最優秀賞を獲得。コスパの良いモデルから高機能モデルまで、豊富な商品展開が特長です。
アイオーデータは、石川県を拠点とするパソコン周辺機器メーカーで、HDDなどのストレージ機器や液晶ディスプレイを展開しています。外付けHDDには、最長3年の保証付き。万が一ハードディスクが故障したときの「データ復旧サービス」もあります。
パソコンやゲーム機器のストレージが足りなくなったり、故障してしまったら、内蔵型HDDの交換や増設がおすすめです。またHDDは消耗品で、使用していくうちに劣化していきます。HDDのデータを守るためには、数年おきに入れ替えていきましょう。
では、おすすめの内蔵型HDDを紹介します。
テレビ番組の録画に使用するHDDは、録画頻度に合わせて容量を選びましょう。2TBで地上デジタル放送の番組が240時間ほど録画できます。
また、HDDは製品によって対応できるテレビが異なるため、製品の公式サイトで使用したいテレビ(シリーズ・型番)に対応しているか確認しましょう。
パソコンデータのバックアップはどうしていますか?パソコン本体だけだと不安だから、外付けHDDにもバックアップを取っている、という方でも、手動でのバックアップは面倒でつい忘れがちではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、NAS(Network Attached Storage)の自動バックアップ機能です。NASはLAN接続して利用できるネットワーク対応の外付けHDDです。パソコンにつなげなくても、ネットワーク経由でアクセスできるため、家中どこからでもデータの読み書きができ、パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンの写真や動画などのバックアップにも最適です。また、外出先から内容を確認したり、データを保存することができます。
またデータのバックアップ方法として、NASからさらに別の外付けHDDにデータを保存したり、内蔵HDDを2台搭載したミラーリング機能付きの外付けHDDを利用したりするのもおすすめです。
では、パソコンの容量アップやバックアップにおすすめの、外付けHDDとNASを紹介していきます。
ポータブルHDDの容量は最大5TBまでで、持ち運びしやすい軽量コンパクトサイズです。また製品によってはWindowsかMacのどちらかしか対応していないものがあるので確認が必要です。WindowsとMac両方で使いたい場合は、どちらでも使うことができるexFATかFAT32のフォーマットに対応している製品を選びましょう。
SSDとHDDについて紹介してきました。どちらも記憶装置としての働きは同じですが、構造や特長が大きく異なります。求める容量や処理速度、価格と、それぞれの特性を考慮したうえで、どちらが目的に合っているかを考えて選ぶと良いでしょう。
またHDDの平均寿命は3〜4年、SSDは5年から10年以上とも言われています。HDDもSSDもいつか寿命を迎えることを想定して、買い替え時期を考えておきましょう。大切なデータはバックアップを必ず取るように心がけたいですね。
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