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【おすすめ】PS5のSSD比較&選び方!人気のモデルもご紹介

【おすすめ】PS5のSSD比較&選び方!人気のモデルもご紹介

2024.12.14[更新]

PlayStation 5(PS5)には、元々データの転送速度が速いSSD(ソリッドステートドライブ)が内蔵されています。ですが、ゲームを何本もインストールすると、容量が足りなくなってしまうことも。そんなときは、内蔵SSDを追加(増設)することで、容量を増やすことが可能です。ここでは、PlayStation 5に最適なSSDの選び方や、購入の際のポイントなどについてご紹介します。

担当者
pue

Joshin web パソコン担当者「pue」が、PS5用SSDのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

PS5にSSDを追加する理由

PlayStation 5の内蔵SSDは825GBありますが、PlayStation 5のシステムに容量を取られてしまうため、実質使用できるのは600GB程度。3DCGを多用したゲームなどをいくつか保存すると、容量が足りなくなってしまうことがあります。まずは、PlayStation 5にSSDを追加する理由についてご紹介しましょう。

ゲームのロード時間を短縮できる

PlayStation 5に増設できる「M.2 SSD」の転送速度は、既存の内蔵SSDよりも高速。そのため、ゲームのロード時間を短縮することが可能です。もちろん、ハードディスクからSSDに変えたときのような、劇的なスピードアップは望めませんが、3DCG系のゲームをプレイするユーザーは、0.1秒でも早い動きを求めるもの。また、少しの時間短縮が積み重なれば、多くのロード時間をカットしたことになります。

ゲームのロード時間を短縮できる

映像が滑らかになる

PlayStation 5にSSDを増設することでゲームのロード時間が短くなれば、映像が滑らかに動くようになる効果も期待できます。特に、PlayStation 5の3DCG系ゲームタイトルは、データロードの負荷が高いので、高速なM.2 SSDを利用することでストレスの軽減が望めます。

映像が滑らかになる

SSDは動作音がしない

PlayStation 5にはUSB端子を使えば、外付けのハードディスクを追加することもできます。ハードディスクは大容量でコストパフォーマンスの高いモデルがありますが、プラッタという円盤状の部品を物理的に回転させているために、モーターなどの動作音がします。一方、SSDの記憶部品はフラッシュメモリ。物理的に動く部品がないので、動作音がせず静音性に優れています。また、堅牢性という意味でも、ハードディスクと比べて物理的な衝撃に強いのが特長です。PlayStation 5に記録媒体を増設するときは、静音性と堅牢性の高いSSDが最適といえるでしょう。

SSDは動作音がしない

SSDは消費電力が少ない

PlayStation 5にSSDを増設するほうが良い点として、SSDはモーターなどを積んでいないため、ハードディスクよりも消費電力が少ないことも挙げられます。また、消費電力が少なければ発熱を抑えられるので、冷却用ファンがフル回転するのを抑えることにもつながります。これらは微々たるものかもしれませんが、月々の電気代にも影響するでしょう。

担当者
pue

PlayStation 5は、ユーザー自身がSSDを追加できるようになっています。要件を満たしたSSDを、取り付け手順通りに追加した場合、基本的にメーカー保証に影響はありません!

PS5にSSDを追加する際の注意点

ここまで、PlayStation 5にSSDを追加するメリットを紹介してきましたが、SSDの増設には気をつけなければならない点があります。「内蔵SSDの増設は難しそう」という理由だけで外付けSSDを選ぶと、後悔することになるかもしれません。ここでは、PlayStation 5にSSDを追加するときの注意点についてご説明します。

PS5は内蔵SSDの交換ができない

PlayStation 5の内蔵SSDは、基盤に直接ついているため交換(換装)ができません。その代わり、M.2スロットというSSDを増設できるスロットを備えているので、内蔵SSDの追加ができます。なお、SSDの増設方法は、PlayStation 5の公式ウェブサイトに掲載されており、手順どおりに行えば比較的簡単です。

SONY Playstationサポート(https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/ps5-install-m2-ssd/)

PS5は内蔵SSDの交換ができない

PS5ソフトは外付けSSDから起動できない

PlayStation 5には、内蔵SSDだけでなく、USB端子を使って外付けSSDを追加することもできます。ところが、追加した外付けのSSDにはPlayStation 5のソフトを保存することはできても、直接ゲームを起動することはできません。外付けSSDに保存したゲームタイトルをプレイしたい場合は、一度内蔵SSDにデータを移動する必要があります。とても面倒な作業に思えますが、容量の大きいソフトを再度ダウンロードしたり、ゲームディスクからコピーしたりするよりは高速ですので、意味がないわけではありません。

なお、PlayStation 5では、ほとんどのPlayStation 4用ゲームタイトルをプレイ可能ですが、PlayStation 4用ゲームタイトルの場合、外付けSSDからでも直接起動できます。PlayStation 4のゲームをたくさんお持ちであれば、「PlayStation 5のゲームは内蔵SSDへ、PlayStation 4のゲームは外付けSSDへ」と、インストール先を使い分けるのもいいでしょう。

PS5ソフトは外付けSSDから起動できない
担当者
pue

PlayStation 4で使っていた外付けSSDは、そのままPlayStation5に接続して使用できます。特別な設定も必要なく、外付けSSD内のPS4用ゲームを遊ぶことが可能です。

PS5用SSDを選ぶ際のポイントとは?

PlayStation 5に増設するSSDの選択は、内蔵するか外付けするかで大きく異なります。特に、内蔵用のSSDは条件がシビアです。ここでは、PlayStation 5用のSSDを選ぶ際のポイントについてご紹介します。

容量:予算範囲内で大きいものを選ぶ

PlayStation 5に追加するSSDの容量は、できるだけ大きいモデルを選ぶほうがベターです。しかし、容量が大きいモデルになると、PlayStation 5の本体価格に近いほど高価なものも。ご予算を考慮しつつ、パフォーマンスの高いモデルをお選びください。

容量:予算範囲内で大きいものを選ぶ

内蔵SSDのタイプ:「PS5対応」と記載されたものがおすすめ

PlayStation 5に増設できる内蔵SSDの条件は、とてもシビアです。パソコンでも使用されるM.2 SSDと呼ばれるタイプのモデルで、さらに、PCIE4.0x4という高速な転送速度の規格に対応している必要があります。また、相性問題などで使用できない可能性もあるので、「PlayStation 5対応」や、「PlayStation 5動作確認済」などと記載されたSSDを選ぶのがおすすめです。なお、PlayStation 5に増設できる内蔵SSDの容量は、250GB〜4TBとなっています。

キャッシュ:HMB対応のSSDは使わない

SSDの中には、パソコンのメモリをキャッシュとして使用することで、スピードアップが期待できる「HMB(Host Memory Buffer)」という機能に対応したモデルもあります。ですが、PlayStation 5はHMBに対応していません。むしろ、HMB対応と記載されているSSDは、使用しないほうがいいでしょう。

放熱:ヒートシンク付きで高さ11.25mmまで

PlayStation 5に増設する内蔵SSDには、熱を逃がすヒートシンクという部品や、熱伝導シートといった放熱構造を備えたものに限るという条件があります。パソコン向けのM.2 SSDの場合、放熱構造を備えていないものもありますが、その場合は自分でヒートシンクなどを取り付けなければいけません。さらに、自分で取り付けるとしても、PlayStation 5の場合、放熱構造を含めた高さを11.25mmまでに収める必要があります。そのような作業やリスクを避けるのであれば、「PlayStation 5対応」や「PlayStation 5動作確認済」などと記載されているSSDを選んだほうが安心です。

放熱:ヒートシンク付きで高さ11.25mmまで

外付けSSDのタイプ:USB 3.1以上の端子を備えたものを

PlayStation 5に外付けSSDを追加する場合、USB 3.0以上の端子を備えたモデルであれば接続可能です。ですが、USB 3.0のデータ転送速度は最大で5Gbps。USB 3.1の場合、転送速度は最大で10Gbpsまで対応しているので、PlayStation 5のパフォーマンスを最大に発揮したいのであれば、USB 3.1以上の端子を備えたモデルを選ぶべきでしょう。なお、PlayStation 5に追加できる外付けSSDの容量は、256GB〜8TBとなっています。また、接続できる外付けSSDなどの記録媒体は1台だけです。USBハブなどを使って複数の外付けSSDを接続することはできませんので、ご注意ください。

外付けSSDのタイプ:USB 3.1以上の端子を備えたものを

転送速度:最低でも500MB/s以上のものを

PlayStation 5に増設できる内蔵タイプのM.2 SSDは、モデルによって転送速度に違いはありますが、1秒間に4,000〜6,000MBのデータを読み込むことができるといった、高速なものばかり。速度にシビアにこだわる方でなければ、転送速度をあまり気にしなくても十分でしょう。一方、外付けSSDを追加する場合は、できるだけ転送速度の速いモデルを選ぶことが大切。1秒間に500MBのデータを読み込むことができる、500MB/s以上のモデルをおすすめします。

電源:USBバスパワー駆動がラク

PlayStation 5に追加する外付けSSDで、注意したいのが電源です。ACアダプターが必要なモデルの場合はコンセントが必要ですし、配線も邪魔になります。そこで、USBから電気を供給できる、USBバスパワー駆動タイプのSSDを選ぶことをおすすめします。

※「セルフパワー」と「バスパワー」の記事はこちら

メーカー:保証期間やサポート体制で選ぶ

PlayStation 5にSSDを追加する上で、注意したいのが保証期間の長さやサポート体制の有無です。SSDはハードディスクよりも発熱が少なく、衝撃にも強いといわれますが、予想もしない不具合が突然発生しないとは言い切れません。そんなとき、保証やサポート体制が充実しているメーカーの商品であれば安心です。

Joshin web パソコン担当者が厳選!おすすめPS5用SSD

ここでは、Joshin webのパソコン担当者がセレクトした、おすすめのPlayStation 5用SSDをご紹介します。いずれも、プロの視点で選んだSSDばかり。ご自身のゲームスタイルに最適なモデルが、きっと見つかるはずです。

担当者おすすめのPS5用SSD

外付けSSDのおすすめ

PS5用SSDを長持ちさせるコツ

PlayStation 5に外付けSSDを追加した場合、使用しないときは電源を切っておきましょう。また、落下させたり衝撃を与えたりしないように、設置場所にも注意が必要です。SSDはハードディスクよりも物理的なダメージに強いとされていますが、絶対に壊れないわけではありません。なお、内蔵SSDを増設した場合、PlayStation 5の電源を切ったとき、自動的にSSDへの電源も切れますので、気にする必要はありません。

PS5用SSDの追加で、豊かなゲームライフを!

PlayStation 5に内蔵SSDを増設すると、容量が増えるだけでなく、読み込みスピードが上がるなど、メリットがたくさんあります。一方で、SSDに求められる条件はシビアなので、内蔵SSDを購入するときはできるだけ、PlayStation 5動作確認済のモデルから選択することをおすすめします。

一方、外付けSSDの場合、PlayStation 5用のゲームを保存するだけで直接起動はできませんが、PlayStation 4用のゲームの保存・起動には問題ありません。遊びたいゲームはPlayStation 4用のものが多いのであれば、M.2タイプのSSDよりもコストパフォーマンスに優れた、外付けSSDで十分でしょう。ご自身のプレイスタイルに合ったSSDを選んで、ゲームライフをより豊かなものにしてください。

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