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| ■ Mozart SE Signature 概要 ウィーンの誇り、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。 その優雅で心を動かす旋律、繊細に構築された音楽は、ウィーンの文化に深く根付いています。 1990年、Peterはスリムでありながらエレガントで力強いフロア型スピーカーを構想し、最初に生まれたスピーカーに「Mozart」という名を与えました。 地元の職人とともに試行錯誤を重ね高品質ながらも汎用的なユニットを用いた試作を繰り返し、その過程で得られた技術的知見が後に「DESIGNED and DEVELOPED by VIENNAACOUSTICS」として確立される独自のドライバー技術の礎となりました。 こうして誕生したモーツァルト・シリーズは、長年にわたるヨーロッパ最高峰の家具職人との協業を経て、デザイン、技術、性能のすべてにおいて進化を遂げてきました。その到達点のひとつが「Mozart SE Signature」です。 Peterは確かな技術的理由がない限り、スピーカーの開発に手を加えることはありません。 しかしMozart SE SignatureはSymphony Editionから12年が経過していること、そしてBeethoven Referenceでの大幅な性能向上を受け、全面的な技術刷新と細かなチューニングが施されました。 クロスオーバー設計、内部ダンピング、バスレフポートの改良に加え、新しいモーツァルトにはリファレンスシリーズと同じ大型ツイーターを採用しています。これにより、従来モデルを凌駕する表現力と精緻な音質を可能にしています。 ◆X3P Original SpiderCone Driver Vienna Acoustics では、自社設計・製造によるオリジナルドライバーに、TPX をベースに3種類のポリプロピレン系素材を組み合わせた独自の高機能樹脂「X3P(XPP)」を採用。 この素材は、質量を抑えながら高剛性と最適な内部損失を両立し、広帯域にわたる滑らかで自然な音の再生を実現します。 中音域を担う6インチ・ミッドレンジ・ドライバーには、精密にコントロールされたX3Pコーンと、新設計のインバーテッド・ラバーサラウンドを組み合わせることで、共振を抑えつつエネルギーロスのない理想的なダンピング性能を発揮。 静寂の中に浮かび上がるような微細なニュアンスまでも、豊かに描き出します。 低音域には、同じく6インチサイズの「スパイダーコーン・ウーハー」を搭載。X3P 素材を用いたコーンには、独自のクモの巣状リブ(スパイダーリブ) を施すことでさらなる剛性を確保し、強力なエネルギーを無駄なく放出。 高い内部損失と精密なピストンモーション制御により、スピード感に富み、深く力強く、それでいて繊細な低音再生を可能にしています。 さらに、凹状に湾曲したラバーエッジがドライバー全体に的確にエネルギーを伝達し、すべての帯域において一貫した音響パフォーマンスを支えます。 ◆Silkdome Tweeter Vienna Acoustics のすべてのツイーターは、創業者Peter Ganstererの設計によるもので、その理想を体現するべく、一貫して自社の厳しい基準に基づいて開発されています。 Beethovenシリーズ以下の製品に採用されているシルクドーム・ツイーターは、Scan Speak社との共同開発により生まれたVienna Acoustics専用設計のユニットで、熟練の職人による丁寧な手作業で一つひとつ生産されます。 Mozart SE Signature にもこのツイーターが搭載されており、繊細なニュアンスを滑らかに、そしてナチュラルに描き出します。 中音域にかけての自然なつながりと、耳に優しい伸びやかな高域は、Vienna Acoustics の音作りの真髄を体現しています。 ◆Network Circuit MOZART SE Signature は、独自の2.5ウェイクロスオーバーを搭載しています。 2つのウーファーは単純に並列接続されているわけではなく、低域では両方が同時に作動し、高域に向かうにつれて下側のウーファーが緩やかに減衰します。 この設計により、周波数に応じた最適な放射パターンを実現しました。 高音域では小さな振動面を活かして繊細さを引き出し、低音域では大きな振動面が力強さを発揮します。 この絶妙なバランスにより、優れたダイナミクスと圧倒的な低域コントロールが可能になりました。 |
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。