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| ◆New Type-R回路によるツインモノコンストラクション D-2の最大の特徴であり音質の要は、パワーアンプなみに大規模な無帰還ディスクリートアンプでした。 D-2 Ver.2ではこのアンプ回路に、E-3用に開発した最新バージョンNew Type-RをDAC用にリファインして搭載。 電源も含めて左右に配置するツインモノコンストラクションを実現しました。 ◆DDSにTexas Instruments社のLMX2594を採用 DDSには性能指数-236dBc/Hz、ジッター45fs(フェムト秒、フェムトはピコの1/1000)という世界最高レベルのスペックを誇るTexasInstruments社のPLLatinumTMRFシンセサイザLMX2594をオーディオ用DDSとして初めて採用しました。 この超低ジッターDDSにより、高精度な外部クロックを入力した場合はもちろん、内蔵のTCXOを使用した場合でも、圧倒的にクリアで深淵な空間描写が実現できました。 ◆10MHz外部基準クロック入力対応 内蔵クロックには、最高レベルの近傍位相ノイズ(10Hzオフセットで-121dB)を誇る高性能TCXOを採用しています。 また内蔵クロックと外部クロックの切り替えには、ICによるジッター付加を避けるために機械式接点の高周波リレーを採用しました。 外部クロックを使用する場合は内蔵クロックの電源を落として発振を停止し、相互干渉を取り除いています。 外部クロック端子には高周波特性に優れ、構造が強化された新型SMA端子を採用。クロックジェネレータX-3を接続する際に必要だった変換プラグが不要になりました。 X-3を使用することにより全域にわたり質感が飛躍的に向上します。 ◆ES9038PROによる抵抗IV回路 120mAの強力な出力電流を誇るES9038PROを片チャンネルあたり2個使用。 これにより低抵抗1本によるIV変換を実現しました。帰還型IV回路で問題となるTIM歪みを排除し、完全無帰還DAコンバータを実現しています。 なお、ES9038PROは最高音質を実現できるシンクロナスモードを使用しています。 ◆NOSモード採用 従来のFIRオーバーサンプリングモードに加え、デジタル領域における無帰還化とも言えるNOS(ノンオーバーサンプリング)モードを採用しました。 このモードにするとFIRオーバーサンプリングのインパルス応答で観測されるプリエコーやポストエコーは発生しません。 ![]() FIRオーバーサンプリングフィルターにおけるインパルス出力波形(アナログ出力) プリエコーやポストエコーはデータを補間するために前後のデータから演算で作り出した人工的な「音」であり、これにより正弦波などの波形は見た目滑らかになりますが、演算のアルゴリズムで音質が変わったり、時間軸的な曖昧さが付加されます。 ![]() NOSモードにおけるインパルス出力波形(アナログ出力) これはアナログフィルターを排除した無帰還ディスクリートアンプとのコンビネーションで初めて実現できる波形です。 音楽波形は高さの違うインパルス波形の連続であるため、NOSモードにより時間軸情報の曖昧さが払拭され、時間軸に対して非常に敏感な人間の聴覚に、よりリアルで自然な音質、空気感をもたらします。 ※DSDはNOSモードにはなりません。 ◆2次側8巻線の400VAバイファラ巻きハイレギュレーショントロイダルトランス搭載 ハイパワーアンプ並みのレギュレーションを誇る2次側8巻線の電源トランスを採用。各ステージの整流回路を独立させることで干渉を防いでいます。 さらに電源トランスの不要な振動はトランス直下のスパイク足から筐体外に排出する構造としています。 ◆フィルター類に頼らないノイズ対策 D-2では70ミクロン銅箔の4層基板を採用し、プリント基板のアートワークを最適化することによりノイズを元から絶っています。 音質に影響のあるフェライト等のフィルター類に頼らないノイズ対策を徹底し、全てのモードで不要輻射をノイズフロアレベル以下に押さえています。 |
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。