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◆キャンタイプトランジスタによる4段ダーリントン・シングルプッシュプル出力段![]() 高品質クロックによる音質の改善に象徴される「微小時間領域の滲み」を排し、音楽をエモーショナルに奏でるためには、シングルエンド&シングルプッシュプルが不可欠と判断しました。 しかし、一般にシングルプッシュプルはあまり大電流が取り出せないという問題があります。 そこでM-3では、大電流が流せて、かつ比較的Cobが小さい産業用キャンタイプ出力トランジスタを新たに採用。 また大容量キャンを軽々とドライブするために、ドライバー段にA-2の出力段トランジスタを採用し、トータル4段ダーリントン構成としました。 ◆バスバー兼用銅板ヒートシンク ![]() メインヒートシンクには、従来の大出力アンプではあり得ない、軽量小型銅板製ヒートシンクを採用。 このヒートシンクはキャンタイプトランジスタへの給電バスバーを兼ね、またキャンタイプトランジスタの端子はバスバーを貫通し、直下の基板に直接マウント。 キャンタイプトランジスタの欠点でもあるワイヤー接続を排除し、インダクタンス成分に起因する不安定さを払拭すると同時に、絶縁シートがデバイスをダンプすることによる音質劣化をも排除。 また、ヒートシンクがシャーシから物理的に独立する事による解放感や透明感など、音質的な効果も絶大、まさに一石三鳥のヒートシンクです。 ◆電圧増幅段にはパワーアンプ専用に再設計した無帰還差動回路(新型Type-R回路)を採用 ![]() ゲインの無い差動回路と、エミッタホロア、そして電圧をフルスイング増幅するのは、たった1個のトランジスタ。 そして、このトランジスタの負荷抵抗がGNDのみに接続される「対GND単段増幅シングルエンド無帰還回路」です。 バイポーラトランジスタ4 個と抵抗10本のみで構成されるこの新型Type-R回路は、真空管シングルアンプと基本的に同じでありながら、さらに合理的に広帯域フルスイング出力を取り出します。 これ以上考えられない、リファレンスと呼ぶにふさわしい理想的な無帰還回路です。 ◆超シンプル構成 大電流を扱うパワーアンプは単機能に徹するべき、と言う発見からM-3は誕生。 入力端子もスピーカー端子も1組。セレクターやアッテネーターはもちろん、あらゆる切り替えが存在しない、単機能モノブロックパワーアンプです。 XLR端子から入力された信号は、ダイレクトに初段トランジスタのベースに接続され、単段増幅され、シングルプッシュプルで出力されるだけです。 操作するのは電源スイッチのみ。もちろん、マイコン系などの余計な回路や部品は一切存在しません。 ◆超低銅損1600VA未含侵トロイダル電源トランス ![]() 1人で持ち運びが可能」と言う条件で許される、最大サイズの電源トランスを開発。 巨大な電源トランスはリーケージフラックスの方向が基板と平行になるようにフロントパネルに垂直マウントされ、有害な振動が筐体に伝わらないようにチタンワッシャーで浮かされた上で、直下の1点スパイクで接地されます。 ◆ハイスピード無帰還電源 ![]() 整流コンデンサには特別に選別された僅か470uFの高耐圧小容量低倍率箔フィルターコンデンサを採用。 その使用本数で容量を最適化し、電源トランスの負荷を軽減する事で、それでなくても超強力な電源トランスの実質レギュレーションをさらに向上。 また整流ダイオードには、許容突入電流値が強化された最新スペックのSiCダイオードを新たに採用。考えうる最強かつハイスピードな電源構成です。 ◆アンプコンテナはメイン筐体から完全に分離し、スパイク3点支持で自立 ![]() M-3には、メインの筐体にスパイク足3本、アンプコンテナにスパイク足3本の、合計6本のスパイク足が存在します。 物理的に完全に分離した2筐体でありながら、電源トランスからの給電ラインを最短にして、トランスの振動やリーケージの影響を排除。 考えられうる理想的なコンストラクションによる圧倒的な音質への効果は、輸送ネジを着脱することで体験可能です。 もちろん、天板、AC アダプタ、スピーカー端子、入力端子、底板は、音質のために全て無固定化されています。 |