
【おすすめ】ネックバンドイヤホンの比較&選び方! 人気のモデルもご紹介
2025.5.31[更新]
ネックバンドイヤホンは、左右のイヤホンがバンドでつながっており、首にかけて装着するタイプのワイヤレスイヤホンです。装着時の安定感があり、スポーツ中なども外れにくいことから人気があります。
ですが、ネックバンドイヤホンといっても、モデルによって機能や使い心地が異なるため、どれを購入しようか迷ってしまう方もいるかもしれません。
今回は、ネックバンドイヤホンの最新トレンドやおすすめポイント、製品を選ぶときにチェックしたい点について、Joshin web の家電担当者がプロの視点でご紹介します。併せて、おすすめのメーカーやモデルも解説していますので、購入時の参考にしてください。

Joshin web オーディオ担当者「ジョニ」が、ネックバンドイヤホンのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
ネックバンドイヤホンは左右一体型のワイヤレスイヤホン
ネックバンドイヤホンは、左右の耳に装着するイヤホン部分が、ネックバンドによってつながれたタイプのワイヤレスイヤホンです。左右一体型イヤホンと呼ばれることもあります。
ネックバンド部分を首の後ろにかけて装着するので、ランニングやレジャーなどのアクティブに動くシーンでも安定感があり、落下・紛失しにくいのが魅力です。
ネックバンドイヤホンの最新トレンド
近年のネックバンドイヤホンは、バッテリーの持ち時間が向上したモデルや、長時間の「ながら聴き」に適したモデルが話題です。
例えば、ソニーの「WI-C100」シリーズは、最大25時間再生のロングバッテリーを搭載。さらに、10分充電するだけで60分の再生ができる、クイック充電にも対応している人気モデルです。また、オーディオテクニカの「ATH-CKS330XBT」シリーズは約2時間でフル充電でき、最大約20時間の連続再生が可能。独自設計による、キレのある重低音も特長となっています。
ヌームの「MBN001」シリーズは、周囲の音が自然に聴こえるオープンイヤー型を採用した「耳スピ」モデル。軽量でストレスフリーなつけ心地で、長時間の「ながら聴き」に適しています。耳をふさがないので、つけっぱなしのまま家事をしていても、家族からの呼びかけに答えることができます。独自の音漏れ抑制技術により、静かなオフィスでも気兼ねなく使いやすいところも魅力でしょう。

最近は、長時間使用に適したながら聴きモデルが話題です。ヌームの「耳スピ」は、NTTの独自技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を採用。耳をふさがないのに音漏れも気にしなくていいという、おもしろいモデルです。
ネックバンドイヤホンのおすすめポイントはここ!
ネックバンドイヤホンは、自宅やオフィスでの使用から、通勤・通学、フィットネスシーンまで、幅広く活用できるアイテムです。ここでは、ネックバンドイヤホンのおすすめポイントについて詳しくご紹介します。
安定した装着感:アクティブに動くシーンで重宝
ネックバンドイヤホンは首にかけて装着するため、装着時の安定感がおすすめポイントとして挙げられます。耳に取り付けるだけでなく首でも支えるため、ジムなどでアクティブに動くときにも重宝します。バンド部分のフィット感はモデルにより異なるので、できれば実際に装着してみて決めるといいでしょう。

紛失リスクの低さ:使わないときは首にかけておくのがおすすめ
ネックバンドイヤホンは左右がつながった形状のため、完全ワイヤレスイヤホンのように、片方だけ紛失することがないのもポイントです。使わないときは首にかけておくこともできるため、脱着の機会が多い方も紛失リスクを減らせます。

バッテリー持ちの良さ:20時間を超える長時間再生モデルも
ネックバンドイヤホンは、ワイヤレスイヤホンの中ではバッテリー持ちの良いモデルが多いことも特長です。構造的に比較的大きいバッテリーを搭載できる分、連続して使用できる時間が長くなります。中には、20時間を超える連続再生時間を確保したモデルもあり、充電の手間を省きやすいという点でもおすすめです。

タッチノイズの起こりにくさ:音楽などに集中できる
ネックバンドイヤホンは、タッチノイズを軽減しやすいところもおすすめの理由のひとつです。タッチノイズとは、イヤホンのコードが体や服にこすれて発生する、ガサガサとしたノイズのこと。
ネックバンドイヤホンは、コードが首の後ろ側にくるため、服とコードがこすれることによる雑音が発生しづらくなっています。有線タイプのイヤホンを使用していてガサガサ音が気になる方は、ネックバンドイヤホンに変えると音楽に集中しやすくなるでしょう。

ネックバンドイヤホンを選ぶ際のポイントとは?
ネックバンドイヤホンを選ぶ際には、音質や機能、形状に加え、バッテリー持ちなどを確認することが大切です。満足のいくモデルを選ぶために押さえておきたいポイントを、詳しくご紹介します。
音質:コーデックの種類やハイレゾ対応可否をチェック
ネックバンドイヤホンを選ぶ上で、音質は重要なポイントです。ネックバンドイヤホンはオーディオ機器とBluetoothで接続しますが、その際に音声データを圧縮して転送しています。このデータの圧縮・復元を行っているプログラム(コーデック)の種類により、音質や遅延具合、対応端末などは異なります。音質の良さを求めるなら、コーデックの種類を確認してください。
例えば、標準的なコーデックである「SBC」は、それなりの音質で遅延もありますが、多くの端末に対応しています。また、iPhoneなどのApple製品に対応する「AAC」は、SBCよりも音質が良く、遅延も少ないのが特長。Androidスマートフォンなどに対応する「aptX」は、さらに高音質で遅延も少ないコーデックです。
音質にこだわるなら、ハイレゾ対応かどうかもチェックしたい要素といえます。ハイレゾとはCDよりも高解像度な音源のこと。音の情報量が多いため、レコーディングスタジオやコンサートホールでの演奏により近いサウンドを楽しめます。

バッテリー持ち:10時間以上がおすすめ
バッテリーの持ち時間は、ネックバンドイヤホンを選ぶときにチェックしたいポイントのひとつです。ネックバンドイヤホンは、ワイヤレスイヤホンの中ではバッテリーの持続性が良い傾向がありますが、目安として、連続再生時間が10時間以上のモデルを選ぶことをおすすめします。外出時間が長い方は、さらにバッテリー持ちの良いモデルを選ぶといいでしょう。

装着方法:大きく3タイプから選ぶ
ネックバンドイヤホンを選ぶときは、装着方法にも注目してください。大きく「カナル型」「インイヤー型」「耳掛け型」の3タイプがあるため、好みに応じて選びましょう。
カナル型
シリコン素材などでできたイヤーピースが、耳にピッタリと入り込むカナル型のネックバンドイヤホン。密閉型とも呼ばれ、遮音性が高いので外部からの騒音を抑えられるとともに、音漏れの心配も少ないという特性があります。激しいスポーツやトレーニング中に、外れにくいのも特長です。

インイヤー型
インイヤー型のネックバンドイヤホンは、耳の穴のはめ込むようにして装着します。カナル型のように耳の中に差し込まないため圧迫感が少なく、長時間使っても疲れにくいのが特長。また、周囲の音も聞きやすいので、街中や雑踏でも安心して使うことができます。一方、音漏れがしやすいので、ボリュームの設定には注意が必要です。

耳かけ型
メガネのように、耳の外側に引っ掛けるアームがついた耳かけ型のネックバンドイヤホン。音が出る部分は、カナルタイプやインイヤータイプのほか、耳の前にスピーカーが浮いているようなモデルや、耳の穴をふさがない骨伝導タイプなどもあります。激しく動いても外れにくく圧迫感もないので、長時間ながら聴きをするのに適しているでしょう。

つけ心地:可能であれば実物の装着感を試してみて
つけ心地は、ネックバンドイヤホンを選ぶ上で重要なポイントです。例えば、ネックバンドの幅が細くて軽いタイプは、長時間の使用でも比較的疲れづらい傾向があります。また、ネックバンド部分の長さが調整できるタイプは装着感が上がるため、ランニング中などにずれにくいことがメリットです。
つけ心地は長く愛用するための重要なポイントとなりますので、できれば実物を確認してから購入するといいでしょう。

デザイン:ファッションや使用シーンにマッチするものを選択
ネックバンドイヤホンを選ぶときは、機能面だけでなく、デザインにも注目したいところ。普段のファッションや職場になじむかどうかなどを検討してみてください。
フィットネス中に利用するなら、モチベーションを上げてくれるカラーのモデルを選ぶのもいいでしょう。

防水・防塵性能:汗や雨の影響を防ぐならIPX4以上がおすすめ
スポーツ中や屋外での利用頻度が高い方は、防水・防塵性能の確認が欠かせません。精密機器の防水・防塵性能は、「IP68」といった表記で示されます。IPの後、1つ目の数字が防塵性能、2つ目の数字が防水性能を表し、数字が大きいほど高性能となります。
汗や雨の影響を防ぐならIPX4以上、プールサイドや川辺などで使用するなら、水没にも耐えられるIPX7以上のモデルを選んでください。

そのほかの便利機能:使用シーンに合わせて必要な機能を選択
ネックバンドイヤホンには、ほかにもさまざまな機能が搭載されています。ご自身の使用シーンをイメージして、必要な機能を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。ここでは、ネックバンドイヤホンに採用されることが多い、主な便利機能を紹介します。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは、周囲の環境音や雑音(ノイズ)を抑制する機能です。勉強や作業、音楽に集中したいときはもちろん、騒音が気になる電車内などでも、ボリュームを上げすぎずに音楽を楽しむことができます。

マイク
マイクを搭載したモデルは、電話着信時にイヤホンを外すことなく、ハンズフリー通話ができます。周囲の雑音を抑えるノイズキャンセリング機能を備えたマイクを搭載したモデルなら、騒がしい環境下でも自分の声をクリアに届けられるでしょう。

リモコン機能
ネックバンドイヤホンの多くは、リモコン機能を搭載しています。スマートフォンやDAP(デジタルオーディオプレーヤー)を取り出さなくても、ボリューム調整や音楽の再生・停止、電源のオン・オフなどの操作が可能です。なお、リモコン機能には、物理ボタンがついたタイプと、タッチやスワイプで操作するボタンレスのタイプがあります。ボタンレスタイプのほうがデザインはスタイリッシュですが、物理ボタンのほうが直感的に操作できて使いやすいと感じる方もいるでしょう。お好みで選んでください。


ネックバンドイヤホンを選ぶときは、連続再生時間をチェックすることをおすすめします。また、スマートフォンやDAPとの安定した接続を重視するなら、Bluetoothのバージョンもチェックしてください。「Bluetooth 5.4」のように表記され、数字は大きいほど最新であることを示しています。
メーカー別・ネックバンドイヤホンの特長
ネックバンドイヤホンは多くのメーカーから登場していますが、どのモデルもメーカーのこだわりや、独自機能が満載です。ここからは、人気のあるネックバンドのメーカーと、その特長についてご紹介します。
ソニー:長時間、最大25時間再生が可能!
ソニーは、世界的に知られた日本の映像・音響機器メーカーです。ネックバンドイヤホンを初めて購入する方から、音にこだわりのあるオーディオマニアまで、さまざまなユーザーにおすすめできる多彩なモデルを展開しています。業界トップクラスともいわれるノイズキャンセリングや、積み上げてきた技術力に裏打ちされた音質が魅力です。

オーディオテクニカ:クリアなサウンド&中高音域の美しさが光る
1962年に創業したオーディオテクニカは、一般向けからプロユースモデルまで、さまざまな音響機器を扱う日本のメーカーです。オーディオファンからは、「オーテク」として親しまれています。
ネックバンドイヤホンもラインナップが豊富。クリアなサウンドと中高音域の美しさで、多くのユーザーに支持されています。

JVC:コストパフォーマンスのいいモデルが充実
JVCは、国内音響機器メーカーの日本ビクターとケンウッドが合弁した、JVCケンウッド社のオーディオブランドです。
良質なサウンドながら、手を出しやすい価格帯のネックバンドイヤホンが充実しているのが特長。カラーリングがおしゃれで、個性的なネックバンドイヤホンをそろえています。

ゼンハイザー:音への強いこだわりを持つドイツメーカー
ゼンハイザーは、1945年に創立されたドイツの老舗音響機器メーカー。「パーフェクト・サウンド」という理念のもと、忠実な音再現にこだわり続けています。
同社のネックバンドイヤホンは、ミュージシャンやDJといったアーティストのためのプロユースモデル。ノイズキャンセリングと次世代ダイナミックドライバーにより、大音量のステージの上でも正確な音をモニタリングできます。

ヌーム:NTTが入初下音漏れ抑制PSZ技術を搭載
ヌームは、NTTグループのNTTソノリティ株式会社による音響ブランドです。テクノロジーによって、ユーザーが周囲と心地良くつながりながら、音を楽しめることを理念として掲げています。
同社のネックバンドイヤホンは、耳をふさがない構造ながら音漏れも気にならないという、独自の音漏れ抑制技術「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」を搭載。耳への圧迫感がなく、周囲とのコミュニケーションもとれるので、長時間ストレスフリーで装着できます。

Joshin web オーディオ担当者が厳選! おすすめのネックバンドイヤホン
ここからは、Joshin web の家電担当者がプロの視点からセレクトした、おすすめのネックバンドイヤホンをご紹介します。求める機能や予算などに応じて、ご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 9,801円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年05月 発売◆イヤホンなのにまるでスピーカー
◆再生周波数帯域:100 Hz ~ 20,000 Hz
◆Bluetoothバージョン:5.2 - 会員様web価格 1,780円 (税込)178 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2018年11月 発売◆ワイヤレス接続で音楽再生が楽しめるBluetooth4.1対応
◆再生周波数帯域:20~20,000Hz
◆音圧レベル:97dB/mW
◆ドライバー型式:密閉ダイナミック - 会員様web価格 6,498円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2020年06月 発売◆最大20時間、聴く・見る・遊ぶ。メタルボディで強靭な重低音。
◆ドライバーとメタルボディで圧倒的な低域表現
◆切削無垢アルミニウムエンクロージャー - 会員様web価格 4,455円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2022年06月 発売◆電池切れの心配が少ない安心の25時間再生
◆ソニーならではの高音質で快適な音体験を実現
◆ドライバー型式:密閉ダイナミック型
ネックバンドイヤホンを相棒に、音楽のある生活を楽しもう
ネックバンドイヤホンは装着時の安定感があり、バッテリー持ちのいいワイヤレスイヤホンとして、音楽のある生活を快適に彩ってくれるアイテムです。
音質やバッテリーの持ち時間、装着方法などをチェックし、求める機能やメーカーごとの特長などを考慮した上で、毎日の相棒となるモデルを見つけてください。
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