ランニングウォッチの基本的な機能のひとつが、ランニング距離の計測です。
GPS機能を搭載したランニングウォッチなら、走行距離だけでなく走った道筋も記録してくれます。いつもの決まったコースを走るのではなく、その日の体調や気分に合わせてルートを変更した場合でも、きちんと走行データを記録することが可能です。
また、高度や速度、ペースなどの情報も同時に記録できるので、ご自身の走行データを後から見直して、効果的なトレーニングプランを立てることもできます。

ランニングウォッチのもうひとつの基本機能が、ランニングタイムの計測です。
ランニングにかかった総時間だけでなく、区間のラップタイムを測定することで、自身のペース管理が簡単になります。例えば、1km地点、2km地点、3km地点…といったラップタイムをチェックすることで、現在の走行ペースが適切かどうかを確認できます。
また、走行後にコースと区間タイムを見比べることで、上り坂でどれくらいペースが落ちているかといったポイントも把握できるでしょう。

ランニングウォッチの多くは、心拍数の測定が可能です。
心拍数の計測には、ウォッチ本体に内蔵されたセンサーや、腕に巻く心拍計アームバンド、胸に巻くベルトタイプの心拍センサー（ハートレートセンサー）などを使用します。
さらに、計測した心拍数をもとに、運動時の負荷やつらさを表す運動強度を算出してくれるモデルや、自身のランニングパフォーマンスを可視化できるモデル、全身持久力の指標となるVO2max（最大酸素摂取量）を計測できるモデルも。自身の成長を示す指標となるため、トレーニングのモチベーションがアップします。

スマートフォンとデータ連携ができるランニングウォッチなら、トレーニングの管理や分析が簡単です。スマートフォンにランニング用アプリをインストールすることで、ランニングウォッチが計測したデータの統計やグラフを見ることができます。トレーニング効果の確認や、自分に合ったトレーニングプランを立てるのに役立つでしょう。
なお、ランニング用アプリは、ランニングウォッチメーカーの専用アプリだけでなく、スポーツ用品メーカーのものや、SNSと連動できるアプリなど、たくさんの種類があります。ご自身に合った、使い勝手の良いアプリを探してみてください。

音楽再生機能を搭載したランニングウォッチも増えています。ランニングウォッチ自体に音楽データを入れて、ワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続すれば、スマートフォンを持ち歩かなくても音楽を楽しむことが可能です。

IPは主に【IP〇〇】と４つの英数字で表示されます。
IPは記号で、３つめの数字が「防塵性能」、４つめの数字が「防水性能」を表します。防塵機能を省略した書き方の場合は【IPX〇】、防水機能を省略した書き方の場合は【IP〇X】になります。防塵機能は７段階、防水機能は９段階で評価されます。どの数字がどれくらいの保護になるのか見ていきましょう。

気圧防水は【〇気圧防水】と最初にくる数字が、静止した状態でどれだけの水圧に耐えることができるかを表します。1気圧＝水深10mの水圧まで耐えることができます。気圧防水ではなくATMやBAR、FTで表記されることもありますが、ATMは気圧防水と同じ意味合いで、BAR(バール)は圧力の単位、FT(フィート)は長さの単位です。どれくらいの数字でどれだけ耐水性があるか見てみましょう。

GPS 搭載により、ランニング時に、スマートフォンなしでリアルタイムのペースと距離を表示。後からアプリで、ワークアウトのルートマップを確認できます。Garmin（ガーミン）の一部モデルでは、複数のグローバルナビゲーション衛星システム（GPS、GLONASS、Galileo、みちびき（補完信号））にアクセスして、GPSのみの場合と比べてより緻密な環境での追跡をサポートします。

走行距離や時間、睡眠データを測るだけではなく、アプリやモーションセンサーと連動してトレーニングの目的に合ったアドバイスを行い運動をサポートしてくれます。しっかりとした目標をもってランニングしたい方におすすめです。

心拍数とは1分間に心臓が拍動する回数のことです。心拍数を測定・表示・記録して、ランニング中の状況を把握し分析できます。消費カロリーが測定できたり、普段使いしている時も心拍の変動でストレスレベルを測ることができるモデルもあります。

スマートフォンとBluetoothで接続すれば、ランニング中も手軽にメッセージ、メール、着信の確認ができます。Androidの一部モデルには、ランニングウォッチからのクイック返信機能を利用できるモデルもあります。ランニング時だけではなく、仕事や家事をしているときでもメッセージを気軽に確認することができるのでとても便利です。

長時間使用する場合は、連続駆動時間が重要になります。通常なら1週間ほどバッテリーが持つモデルでも、 GPS機能と音楽再生機能を併用すると駆動時間がぐっと短くなるので、モデルごとにどのくらい使えるのか調べることをおすすめいたします。

ガーミンのソーラー充電モデルならアウトドア・スポーツ・日常生活などのあらゆる場面で活躍し山の頂上でも街中でも、太陽の日差しさえあればより長くスマートウォッチを活用できます。 Instinct Dual Powerならスマートウォッチモードで最大54日間※稼働しますのでバッテリー残量を気にせず、ランニングを楽しめます。

※太陽光充電：1日中着用し、野外の 50,000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合

ランニングウォッチは、運動中に確認するものなので、操作性の良さが重要です。
ディスプレイをタッチして操作できるモデルは、指だけで直感的に操作できます。一方で走行中の誤動作が心配な方であれば、あえてタッチ操作ができない、ボタンで操作するモデルを選ぶという選択肢もあります。
また、ディスプレイの見やすさも重要なポイントのひとつ。必要な情報がひと目でわかる、画面の大きなモデルがおすすめです。腕が細くて、大きな時計は邪魔だと感じる方であれば、コンパクトでもディスプレイの解像度が高く、表示情報をカスタマイズできるモデルを選ぶといいでしょう。
そのほか、夜間や早朝に走ることの多い方は、バックライトを搭載したモデルを。日中の日差しの下で画面が見にくい場合は、明るさを調整できるものがおすすめです。

ランニングウォッチは、軽量でフィット感の良いものを選ぶことが大切。ランニング中は腕を振って走るため、ウォッチが重すぎるとそれだけ負担となり、疲労が増します。また、ウォッチ本体だけでなく、バンドの素材や幅、サイズ調整のしやすさなどもフィット感に影響します。やわらかく汗に強いシリコンなどの樹脂素材や、通気性の良いメッシュタイプなど、さまざまなバンドがあるほか、バンド交換ができるモデルなら、後からご自身の好みに合ったバンドにつけ替えることが可能です。

一部のランニングウォッチのモデルには、血液中に取り込まれた酸素のレベルを手首で測定することができます。疲労と回復のパラメータにもなり、パフォーマンスやフィットネスレベルの向上、ウェルネスライフをサポートします。※この機能は医療用ではありません。ご質問や健康上の問題については、医療専門家に相談してください。

• 血中酸素レベル

Suica搭載のランニングウォッチなら、手ぶらで買い物や交通機関をご利用できるので便利です。

• 電子マネー決済

スマートフォンを持たなくても、音楽を持ち歩くことができます。ストリーミングアプリと同期、または、パソコンから音楽を転送することで、お気に入りの曲をワイヤレスイヤホンで再生でき、手軽に音楽を楽しめます。

※スマートフォンに保存されている音楽を再生できるモデル、 ランニングウォッチ本体に音楽データを保存できるモデルがございます。

Garmin（ガーミン）の上位モデルには、セーフティ機能に事故検出機能（一部のアクティビティ中）と援助要請機能が含まれており、 両方の機能から緊急連絡先に今の場所をリアルタイムで送信できます（スマートフォンとBluetoothが接続状態である必要があります）。

また、HUAWEI WATCH 3には転倒検知機能が搭載されており、HUAWEI WATCH 3が落下した際、緊急モード に切り替わり、「上」ボタンを5回押すと、即座に救急サービスに通報します。一定時間アクションがない時、指定した連絡先へ自動的に一報が入ります。

ガーミンは他にはないような機能が搭載されているモデルが多く、GPS機能の精度が優れているのが特長。「ランニングダイナミクスポッド」はランニングウォッチと合わせて活用すると、ランニングフォームの理解に重要なデータを計測することで、“走る”をさらに可視化し、美しいランニングフォームの実現をサポートします。また、ガーミンにはソーラー充電ができる機種もあり、スマートウォッチを太陽に当てることで継続的に充電され、バッテリー残量を気にせず使うことができます。

• ガーミン

フィットビットはコスパのいいモデルから本格的なモデルまで幅広く取り扱っており、女性も気軽に付けることができる軽量でスリムなバンド型のランニングウォッチもあります。Charge5はGPS搭載でスマートフォンなしでペースと距離をリアルタイムに表示し、カラー液晶で見やすくなっています。

• フィットビット

ファーウェイのウェアラブル製品は、洗練されたデザイン、長時間使えるバッテリーなどの利便性だけでなく、より正確な心拍数・睡眠・ストレスモニタリング、多様なスポーツモードなどの機能が備わっています。また、コスパも良いのではじめてランニングウォッチをご購入される方にもおすすめです。

• ファーウェイ

サムスンのランニングウォッチはシンプルで性別や年齢を問わずつけることができます。Galaxyの最新ランニングウォッチ「Galaxy Watch4 Classic」はGalaxy史上初の体組成を簡単に測定できるランニングウォッチで、フィットネスの進捗状況を簡単にトラッキングできます。

• サムスン