
| ◆電源はオーディオ機器が再生する音楽の源です オーディオ・システムに供給する電源の質は、オーディオ・システムの音質を向上させる上で極めて重要。 アキュフェーズでは1997年、独自に開発した波形成形技術でクリーンな電源を供給する「PS-1200」を発売。 「PS-1200」は、理想的な正弦波である基準波形と電源波形を比較、不足分は補い、余剰分は取り除くことで波形を成形、 ひずみやノイズの少ないクリーンな電源を作り出すという画期的な技術。 オーディオや映像機器の音質や画質に絶大な効果を発揮し、高い評価を獲得。 「PS-1250」は、「PS-1200」から数えて6世代目となる大容量のクリーン電源です。 「PS-1250」は、発振器を使わずに生成した高精度な基準信号をバランス伝送で波形補正アンプへ入力、 波形補正アンプには『バイポーラ・パワートランジスターによる20パラレル・プッシュプル増幅回路』を採用、 低ひずみ率と同時に1200VAの大出力容量を実現。 さらに、厳しい規格をクリアし、高品質で安全性や信頼性の高いホスピタル・グレードのAC出力端子を10個搭載。 出力回路から各AC出力端子までの配線は同じ長さに調整され、AC出力端子によって音質に差が出ないように配慮。 これらの機能により、ご使用中のオーディオ・システムの電力を1台の「PS-1250」で供給が可能となります。 加えて、新たに入出力波形の観測が可能になり、波形成形の効果をご確認が出来るようになっています。 電気的性能に限らず、安全性、信頼性、使い易さでも進化を遂げ、音質改善に絶大な効果を発揮するオーディオ機器の必需品となっています。 ◆波形成形技術を主体とした交流定電圧装置 入力された交流電源に対して、交流電源のまま加算や減算といった波形補正を行います。 つまり、主なエネルギー源は入力された交流電源そのものであり、損失分は波形補正用の電力のみです。 したがって、従来の交流定電圧装置に比べ効率が良く、発熱も少なくなります。 電源周波数は入力信号に依存するため、信号源となる発振器を搭載する必要がなく、高周波ノイズの発生もありません。 波形補正アンプで入力波形と基準波形を比較し、基準信号との差を補正することで高純度の出力信号に変換。 ◆低ひずみ率な基準信号の発生回路 理想的な正弦波である基準波形と電源波形を比較し、不足分は補い、余剰分は取り除くことで、低ひずみ率の電源を供給。 したがって、基準波形は極めてひずみ率が低い理想的な正弦波である必要があります。 基準信号発生回路では、計測回路用トランスの二次巻線のゼロクロス・ポイントをコンパレータで検出し、高精度な電源で矩形波を生成。 この矩形波を、最初にバンドパス・フィルター、次に6段のBEF(バンドエリミネーション・フィルター:帯域除去フィルター)、 さらにバンドパス・フィルターを通すことで、入力電圧に左右されない低ひずみ率の基準波形を生成。 フィルターの周波数は、入力周波数に応じて切り替わるため、50Hzと60Hzの切り替えを手動で行う必要はありません。 この基準信号発生回路は、PLL(位相同期)回路などを用いていないため、不要な高調波成分を発生することもありません。 出力波形がこの基準波形に近づくように、波形補正アンプでシールド・トロイダル電源トランスS1巻線の出力に補正をかけます。 この低ひずみ率基準信号発生回路と強力な出力段により、0.08%の低ひずみ率を実現。 ◆優れた波形補正能力 ■ひずんだ波形の補正例 電気製品はAC電源の山と谷の部分で電力を消費するため、通常ご家庭のAC電源はこのように波形がひずんでいます。 波形の山と谷の部分が欠落していると、パワーアンプが大出力を必要とする時に、AC電源から十分なエネルギーを得ることができません。 また、この波形には高調波がたくさん含まれており、フィルターなどを使用しても取り除くことができません。 「PS-1250」は強力な波形成形能力で、ひずんで不足した部分を本来あるべき波形に補正します。 ■ノイズが混入した波形の補正例 AC電源の山と谷には比較的低い周波数のノイズが混入しています。 また鋭いとげのようなパルス状の高い周波数のノイズが混入している場合もあります。 フィルターを使用した場合、高い周波数のノイズはある程度取り除くことができますが、低い周波数のノイズを取り除くのは困難です。 「PS-1250」はこのような入力波形でも、基準波形と比較することで、不足分は補い、余剰分は取り除いてクリーンな電源を生成します。 ![]() ◆優れた電力供給能力を備えた波形補正アンプ 波形補正の加・減算を行なう波形補正アンプには、裸ゲインが高く安定性に優れた回路を搭載。 この回路はアキュフェーズ創業当初から長期にわたりパワーアンプに搭載してきたオリジナルの、 ピュア・コンプリメンタリー・プッシュプル差動増幅回路を中心とした方式で、高精度かつ安定した動作を期待できます。 出力段には、最大定格15Aの『バイポーラ・パワートランジスター』を20パラレル・コンプリメンタリー・プッシュプルで使用し、 常に安定した電力を供給。 ◆3段構えの優れたノイズ除去・妨害排除能力 1段目のラインフィルターは、電源ラインを通して侵入するディジタル機器などのノイズ成分を除去。 2段目のシールド・トロイダル電源トランスは、コモンモード・ノイズを除去。 3段目の波形補正アンプは、波形成形で極めてクリーンな電源を生成。 また、負帰還方式を採用することで、出力インピーダンスが非常に低くなり、出力に接続された機器同士の干渉を抑えています。 「PS-1250」の出力は、可聴帯域内の高調波成分が大幅に低減しているのが確認可能。 ◆放熱器を左右に配置、理想的な放熱構造を実現 最大1200VAまでの大出力が可能な設計、特に出力電力が大きい場合、発熱量が多くなります。 波形補正アンプ(ヒートシンク付)を二分割してシャーシの左右に配置することで、高い放熱効率を確保し、 連続最大出力時でも余裕のある安定動作を実現。 ◆ディスプレイに出力電力、入出力電圧、入出力ひずみ率、入出力波形の表示が可能、容量オーバーの場合はLEDが点滅して警告 ディスプレイに出力電力、入出力電圧、入出力ひずみ率、入出力波形の表示が可能。 特にプリメインアンプやパワーアンプは、音量により消費電力が大きく変化するため、実際に音を出しながら消費電力の変化を確認可能。 最大出力電力1200VA以上の機器を接続した場合は、ディスプレイ切替ボタンのLEDが点滅して警告。 さらに大きな電力になると、電源スイッチ兼用のサーキット・プロテクター(遮断器)が、電源スイッチをOFFにします。 ![]() ◆高効率大型シールド・トロイダル電源トランス/大容量フィルター・コンデンサーによる強力電源 出力する全ての電力は、電源ラインから電源トランスを介して出力します。したがって、電源部は大変重要な回路です。 電源トランスには、大電力容量の大型シールド・トロイダル型を採用。 シールド・トランスとは1次側と2次側のコイル間に静電遮へい板を設置 1次コイルと遮へい板間の分布静電容量によって1次側のコモンモード・ノイズをアースに流し、 1次側の高周波ノイズが2次側へ伝導するのを防ぐことで、優れた高周波ノイズ除去能力を備えたトランスです。 トロイダル・トランスは、閉じた磁路を形成するドーナツ状のコアに1次側と2次側の太い銅線を巻くため、 インピーダンスが非常に低く、比較的小型で、変換効率が極めて高い優れた特性を有するトランスです。 さらに、熱伝導に優れ防振効果の高い充填材を用いて、高効率放熱構造のアルミ鋳物ケースに固着、放熱効果と防振効果で優れた特性を備えています。 また、整流器を通過した脈流を直流に平滑するアルミ電解コンデンサーには、性能や音質を重視して箔の材質やエッチング、 電解液などを選び抜いた48,000μF/100Vの大容量・高音質タイプの特注品を2個採用し、余裕のある電源部を構成しています。 ◆ホスピタル・グレードの3P AC出力端子を合計10個装備 AC出力端子には、ホスピタル・グレードの3Pコンセントを採用。 このコンセントは、接触抵抗、温度上昇、差し込み保持力、耐圧・耐熱性、衝撃強度、絶縁性などの規格が厳しく規定されています。 このAC出力端子をリアパネル側に8個、フロントパネル側に2個、合計10個装備。 また、出力回路から各コンセントへ至る線材の種類と長さを揃え、接続するAC出力端子によって音質に差が生じないように設計。 ![]() |
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。