| SL-1200でSPUを聴く。重質量サブウェイトOP-1200-SPU、誕生 レコード愛好家の皆様に「オルトフォンといえば?」とお伺いした場合、多くの方はSPUシリーズやConcordeシリーズの名を挙げることでしょう。 特にSPUシリーズは、誕生から60年以上を経て今なお現行品として皆様に愛され続けている、まさに生ける伝説ともいえる存在です。 このオルトフォンの象徴ともいえるSPUを、更に多くの皆様に楽しんで頂きたい。 その思いから、オルトフォンはSL-1200シリーズでSPUを使用するためのサブウェイトOP-1200-SPUを製作しました。 同シリーズに搭載されているトーンアームは、針先→ヘッドシェルコネクター間がSPUと同じく52oに設定されていること、質量の大きい(重い)カートリッジに対応可能な自重の範囲が幅広いためにSPUシリーズとの相性が良好であり、さらには操作やセッティングも容易であることから、多くの皆様にSPUをお楽しみ頂くにはベストなパートナーであるといえます。 このサブウェイトOP-1200-SPUが、SPUサウンドへの入口として皆様のお役に立てることを願ってやみません。 ◆ニ分割式の高精度な真鍮切削ウェイト OP-1200-SPU最大の特徴は、かつて純正品として生産されていたサブウェイトSH-1200W-SのSPU用ウェイト(カートリッジ本体+ヘッドシェル自重範囲30〜33gまで対応)よりも更に対応自重の範囲を広げ、より自重の大きなSPU GTXシリーズ(38g)やCG25・65シリーズ(37g)の使用を可能としました。 またウェイト本体をニ分割式の真鍮切削加工としたことで、ウェイト自重の精度を保ちつつSPUシリーズの中では軽量なSPU Synergy(Gシェルモデル、自重28g)にも対応可能としています。 ニ分割式ウェイトのうち、メインウェイトのみの使用時にはヘッドシェルを含む対応自重28〜32g、メインウェイトに追加ウェイト「小」併結時には32〜36g、同じくメインウェイトに追加ウェイト「大」併結時には36〜38gまで(いずれも目安値)のカートリッジが使用可能となりました。 なお、本製品はSL-1200シリーズで弊社SPUシリーズを使用することを念頭に開発されておりますが、カートリッジ本体とヘッドシェルを合わせた自重がSPUシリーズと同程度の製品(例:オルトフォンのMC DiamondとLH-10000、自重33〜34g程度)の使用にも対応可能です。 ◆最内周を除きダストカバーに接触しない薄型形状 OP-1200-SPUは、SL-1200シリーズのダストカバーを下ろした状態でレコード再生を行っても接触しないよう、かつての純正ウェイトと同様にトーンアーム取付時の奥行を狭めた薄型形状としています。 また、トーンアームの動作支点となるピボット部分からウェイト重心位置間の距離を極力短いままとすることも考慮された結果、円盤状のサブウェイトとなりました。 なお本製品はSL-1200シリーズを用いた通常の音楽再生中にダストカバーに接触することはありませんが、ダストカバーの取付具合やSP盤などレーベル面の直径が小さい盤の再生時には、カートリッジの針先がレーベル面至近の再内周あたりまで至った際に本製品の側面がSL-1200シリーズのダストカバー側面と接触する可能性があり、針先やレコード盤に過大な負荷がかかる恐れがあります。 したがって、レコード盤音溝のカッティングが最内周付近まである場合や、音楽再生の終了後、直ちに針を上げずに最内周の無音溝までトレースを行う可能性がある場合は、必ずダストカバーを外した状態で再生を行ってください。 |
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。