内蔵モーターの音は大きいし、AFが甘いときもあるしで「完璧」「最高」とは呼べないがとても使い勝手の良い画角、焦点距離とリーズナブルな実勢価格。

特にK－1のキットレンズ「DFA 28－105mm」はAPS－C機の頃なら気にならなかった「あと10cm」が寄り切れないケースが多いので、マクロレンズは持っておきたい。

邪魔の入らないスタジオで人物ポートレートを中心に、というのであれば簡易防滴対応の100mmマクロという選択肢もありだが、被写体から離れづらい観光地で人を撮ったり、小さな静物を撮るならばこちらの方がよりマルチな用途で使える。

31.5度の画角は一般的なヒトの有効視野角30度をカバーできているので目に入った景色を切り取る、程度の用途も兼ねることは出来る。

メインとなる被写体次第ではキットレンズよりもこちらの方が出番は増えるかも知れない。

つくづく簡易防滴でないのが残念だ。

フィルター径が49mmというのも財布に優しい。

期待していた以上の描写力に大満足、マクロ機能も撮影していてとても楽しいです。

コンパクトで軽くて良いレンズだと思います。