OM－D E－M5 Mark IIIも持っていますが、その上でのレビューです。

まず、E－M5と比べ、全体的に安さがあります。特に気になったのが電池蓋やシャッターを含むボタン類、そしてシャッター音。但し、私はそのシャッター音は軽快さがあり好みではありますが。

さて、E－M5を持っているのに追加で購入した理由は、1.カメラ前面にあるカラーとモノクロ（または他のカラーモード）に切り替えるスイッチがあること、2.チルト液晶、3.コンパクト、4.デザイン、5.所有していない付属レンズ です。

フラッシュも内蔵されている点も嬉しいです。E－M5でもモノクロでの撮影は可能ですが、切り替えに手間がかかります。こちらは、一瞬で切り替え可能。また、チルトの液晶も便利です。バリアングルは個人的には使いにくいです。所有欲を満たされるデザインも良いですね。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8等の小型のレンズが似合います。

欠点は、ファインダーが無いこと。明るい外での撮影は厳しいですね。あと、バッテリーの充電器が付属せず、付属のUSBケーブルでの充電となります。長期間使用で接続部が不安になりますね。

デジカメを使いだして3年なので、デジカメへの慣れもあるのだろうと思うが、使い方がわかりやすい。また、取説も分かりやすい。（このクラスのカメラでは取説を付けていないメーカーもあるが、年寄りには取説が命である）身の回りや、散歩に出たついでに、気になるもの、気に入ったものをパチリとやるには、何ら過不足がない。AとかMとかの文字を刻んだダイアルが上面にあるが「ああ、カメラだ」と思わせてくれる。また、シャッター音が「シャキン」と気持ち良いのも特筆ものである。絞り値と露出補正は上面のダイアルで設定できるので楽である。ただし、トリミングができるのは、4：3のアスペクト比の時だけで、筆者が使う3：2では、トリミングはパソコン上でしかできない。このカメラの批評に、プラスチックボディーが安っぽいと云うのがよくあるが、確かに背面の液晶モニターの枠などはそうである。上面のダイアル側面のギザギザも少々ざらつきがきつ過ぎる。良いカメラなのに、この辺がちょっと惜しい。

メーカーの出荷停止が続いていたので、購入をあきらめていました。入荷があったので購入しました。やはり見た目のカッコ良さが気に入っています。発売から時間が経過していますが、機能も充分ですし、この見た目のカッコ良さを超えるカメラは無いと思います。

軽くて、持ち運びが便利で綺麗な写真が撮れます