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商品の特長
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アヴァンギャルドの革新性を超えて、深く人間的なヴィジョンを映し出す
マウリシオ・カーゲルの『アクースティカ』(1968-70)は、実験的音響生成装置とスピーカーのために作曲された作品で、彼のキャリアの中でも最も野心的かつ急進的な作品の一つです。
WDR電子音楽スタジオで制作されたエレクトロアコースティック・テープ素材と、およそ200枚のグラフィック・スコア・カードに基づくアコースティック・パフォーマンスを組み合わせたこの作品は、カーゲルの提唱した「器楽的演劇」の理念を体現しています。
そこでは音、身振り、そして演奏者の存在そのものが一つの演劇的・音楽的行為として融合しています。
発明された楽器や楽器以外の物を用いることで、伝統的な演奏慣習から音を解放し、音楽の領域を広げる可能性を探究しています。
アヴァンギャルドの革新性を超えて、『アクースティカ』はカーゲルの無秩序さとともに深く人間的なヴィジョンも映し出しています。その多様な世界各地の音源が織りなす響きは、ブエノスアイレスで育った彼の多文化的な背景を反映し、混沌を遊び心ある秩序へと変換しながら、集合体の中における各演奏者の自立性を際立たせます。
ユーモラスであり官能的でもあるこの作品は、イデオロギーを拒み、自由、個性、そして共有される表現、つまり生命そのものを称える音楽的“アナーキー”を支持しています。
『アクースティカ』を通して、カーゲルはヨーロッパのアヴァンギャルドに対する、ラテン・アメリカ的な独自の答えを作り出しました。それは、発明性と人間性のある、鮮やかで対等な音の世界なのです。
【演奏】マウリシオ・カーゲル(指揮)Kölner Ensemble für Neue Musik
【録音】1971年1月、ケルン、ゴードルフ、Studio Rhenus
収録情報
マウリシオ・カーゲル:アクースティカ
《LP 1》
[Side A]1) 第1部
[Side B]1) 第2部
《LP 2》
[Side A]1) 第3部
[Side B]1) 第4部
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