藤井郷子オーケストラ・ベルリンのライブ・レコーディング。2026年、藤井郷子の大編成シリーズの3作目は、2026年5月3日、ベルリンでの奇跡の晩を捉えた55分。組曲『Second Attempt』はパンデミック中に考え始めた即興演奏部分を大編成の中でさらに発展させる手法を試みた楽曲で、途中、楽器を使わずに音を出すというセクションもある。初演は日本で、その後ハンブルクの大学、メルボルンの大学でのワークショップで演奏されたが、楽器を使わない部分は紙コップだったり割り箸だったり、ガムテープだったりした。混乱を続ける世界情勢への思いから今回は「新聞」を演奏することにした。 (C)RS