ティチアーティが振る、リリカルかつダイナミックに描かれた《ルサルカ》
人間の王子に恋をした水の精ルサルカ。魔法使いイェジババに人間の姿に変えてもらいますが、代わりに声を差し出さねばなりませんでした。さらに王子の愛を得られなかったときは、2人とも永遠の呪いを受けるという条件を呑みます。2人は恋に落ちますが、結婚式の日、王子はあろうことか異国の王女を見初めてしまい…
グラインドボーン音楽祭音楽監督のロビン・ティチアーティが、ドヴォルザークならではの美しく豊かな旋律とリズミックな音楽を、リリカルに時にダイナミックに奏で、充実した歌手陣、ダンサーがそれに応えます。中でもルサルカ役のサリー・マシューズの切々たる歌唱が印象的。舞台美術、演出、振付をすべて引き受ける英国の舞台監督メリー・スティルによるステージが、水の精の悲恋の物語に刺激に満ちた異界的な彩りを添えています。
ナクソス・ジャパン
【演奏】
ルサルカ…サリー・マシューズ(ソプラノ)
王子…エヴァン・リロイ・ジョンソン(テノール)
ヴォドニク…アレクサンドル・ロスラヴェッツ(バス)
イェジババ…パトリシア・バードン(メゾ・ソプラノ)
森番…コリン・ジャドソン(テノール)
料理人…アリックス・ル・ソー(メゾ・ソプラノ)
外国の王女…ゾーヤ・ツェレリーナ(ソプラノ)
第1の木の精…ヴヴ・ムポフ(ソプラノ)
第2の木の精…アンナ・ペニージ(ソプラノ)
第3の木の精…アリョーナ・アブラモヴァ(メゾ・ソプラノ)
狩人…アダム・マースデン(バリトン)
グラインドボーン音楽祭合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ロビン・ティチアーティ(指揮)
演出:メリー・スティル
美術:レイ・スミス
照明:ポール・コンスタブル
【収録】
2019年8月7日 グラインドボーン音楽祭