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Joshin web特集 ホームベーカリー比較 6機種 食べくらべ!

焼きたてパンに勝るものなし!


生地をこねたり発酵させて焼いたりと手間もひまもかかる難しいパン作り。 ホームベーカリーなら材料を入れて待つだけで簡単においしいパンが作れます!
好きな時に焼きたてパンがおうちで食べられるなんて、なんてしあわせ・・・。
ところでいっぱい種類があるホームベーカリー。値段や性能の違いも気になるし、実際焼きあがったパンはどれがおいしいの?
そこでJoshin web事務局は、どのホームベーカリーを選べばいいか迷っているお客様にかわって実際にパンを焼いて食べくらべてみました!
1ページ目
今回エントリーしたホームベーカリー / 準備と確認
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パン作り開始! 焼きたてパンと、残念な失敗
3ページ目
まとめ&比較表


  今回エントリーしたホームベーカリー

簡単手作りパンから独立コースまで幅広く!
コスパの良いホームベーカリー
ごはん入りパンのレシピメニューも豊富
2斤タイプのホームベーカリー
ごはんを炊いてパンにする
「炊(すい)パン」コース搭載
シロカ(オークセール)
2斤タイプ SHB-622
ツインバード
1斤〜2斤タイプ PY-E631W
東芝
SuiPanDa 1斤タイプ ABP-R100X
予算: 予算: 予算:
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1年中ふっくら焼き上げる
パンプログラム
パン屋さんの窯を再現した、
ミミまでやわらかいパン
遠赤外線と高火力で
パリふわ食感に焼きあげる
パナソニック
ホームベーカリー 1斤タイプ SD-BMS106
象印
パンくらぶ 1斤タイプ BB-SS10
タイガー
やきたて 土鍋焼き 1斤タイプ KBH-V100
予算: 予算: 予算:
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お手ごろ価格から高級モデルまで6機種のホームベーカリーを用意。ごはん入りパンやジャムやおもちやいろんなメニューが作れる機種もあるが、今回は小麦を使ったオーソドックスな食パンを作って比べてみる。 見た目や機能は実際に見ながらチェックしていこう。


  ホームベーカリーの準備と確認


会議室でパン屋さんを始めます
台車に山積みした6台のホームベーカリーを会議室へ運び、箱から取り出していく。
取り出すときにツインバード以外は取っ手があって持ち運びが楽だった。 常設出来る場所が無く、使ったあとに収納が必要なら取っ手がある方が安心して持ち運べそうだ。

ズラッと並べたホームベーカリーは、見た目にはそれほどの違いはない。全て白色でコックコートを着たパン職人たちのようだ。
1斤タイプは縦に長く、2斤タイプは奥に長いので背は低い。フタに窓がついているコックさんもいる。
取り出した付属品や性能などを、もう少し詳しくみていこう。

【シロカ】 ジャムや生キャラメルなども作れるお手ごろ価格のホームベーカリー

シロカ  SHB-622 2斤タイプ siroca
付属品:パン羽根(2個)、ジャムふた、ヨーグルト専用容器、計量カップ、計量スプーン、羽根取り棒、取り扱い説明書
ジャムフタやヨーグルト発酵容器が付属 ジャムを作るときは材料の果物をパンケースに入れてフタをする マナーモードボタンを押せば操作音やブザーが鳴らない ヒーターは側面に1つ
シロカは2斤タイプ。本体は角に丸みがある。ジャムをつくるときに使うフタ(一番左の写真の左下)と、ヨーグルトを発酵するときに使う容器が付属されていた。生キャラメルやフレッシュバターなども作れるお手ごろ価格のホームベーカリーはどんなパンが焼けるのだろう。

うどん もち 米粉パン ごはん入りパン 具材自動投入
×
イースト自動投入 焼き上げ時間 最長予約タイマー 具材ケース容量 焼き色選択
× 4時間15分 13時間 × 3段階



【ツインバード】 各工程の追加延長が可能な独立メニュー搭載

ツインバード PY-E631W 1斤〜2斤タイプ
付属品:パン羽根、計量カップ、計量スプーン、羽根とり棒、取り扱い説明書
ホームベーカリーと付属品 わかりやすいアイコンボタン パンケースは軽くて薄い ヒーターは側面に1つ
シロカと同じ2斤タイプでコスパの良いホームベーカリー。もちろん1斤や1.5斤も焼ける。
フタには窓がついていてこねている所や焼いている所がチェックできる。 発酵や焼きが足りない時には各工程を単独で使える「独立モード」で追加延長ができる。

うどん もち 米粉パン ごはん入りパン 具材自動投入
× ×
イースト自動投入 焼き上げ時間 最長予約タイマー 具材ケース容量 焼き色選択
× 4時間20分 13時間 × 3段階



【東芝】 お米を炊いてからパンが作れるSuiPanDa。小麦パンのおいしさはどうだろうか

東芝 ABP-R100X 1斤タイプ SuiPanDa
付属品:パン羽根、もち羽根、計量カップ、計量スプーン、取り扱い説明書
ホームベーカリーと付属品 内側のフタは炊パン時に使用する投入ボックス 2層になっているのでフタが分厚い ヒーターは側面に1つ
東芝は6台の中で1番背が高い(36.8cm)。お米を炊いてからパンにする事が出来るホームベーカリー。お米の甘みともちもちした食感のパン(炊パン)が出来るのだが、今回は小麦粉の食パンを作ってもらう(炊パンは試用レポートで確認できます)。

フタは2層式。上面を開けると炊パン時に使う強力粉とドライイースト投入ケースがあり、材料を入れない時はケースの底が開いて窓から中の様子が見えるようになる。エントリーモデルの中では1斤パンの出来上がりが1番はやい3時間25分。
マンション住まいや、朝使う時の音を気にする方でも安心して使える静音設計。運転音は約50デシベル(騒音目安:静かな事務所)。

うどん もち 米粉パン ごはん入りパン 具材自動投入
イースト自動投入 焼き上げ時間 最長予約タイマー 具材ケース容量 焼き色選択
× 3時間25分 13時間 100グラム 3段階



【パナソニック】 生地を作った後にイーストを自動投入。一年中安定したパン作りが出来る!

パナソニック SD-BMS106 1斤タイプ
付属品:スチームケース、パン羽根、めん・もち羽根、ミトン、生種容器、計量カップ、計量スプーン、取り扱い説明書
蒸しパンなどに使うスチームケース(写真真ん中)やミトンが付属 内側のフタには具材自動投入ボックスとイースト自動投入口 内フタを閉じればコースメニューなども隠れてスッキリデザイン ヒーターは側面に1つ
パナソニックはフタが2層式。内側のフタを開けると具材自動投入ボックスとイースト自動投入口がある。ここにコースメニューも書かれているので、フタを閉めている時はとてもシンプルなデザイン。
イースト自動投入口を使えば生地を作ってからイーストが自動で入る。そうする事でグルテンの精製がよく、ふくらみの良いパンを焼きあげる事が出来る。 室温や季節の変化を検知し、タイマー予約の有無に応じても最適なプログラムでパンを作る。暑い日や寒い日でも安定したパン作りが出来るのが特徴。

うどん もち 米粉パン ごはん入りパン 具材自動投入
イースト自動投入 焼き上げ時間 最長予約タイマー 具材ケース容量 焼き色選択
4時間 13時間 100グラム 3段階



【象印】 パン屋さんの釜を再現し、ミミまでやわらかい食パンが焼ける!

象印 BB-SS10 1斤タイプ パンくらぶ
付属品:パン羽根、自動具材投入ボックス、計量カップ2個、計量スプーン1個、取り扱い説明書
ホームベーカリーと付属品 着脱式の具材投入ボックス キレイに収納出来て楽チンなコードリール式 ヒーターは側面と、ケースのはめ込み口のまわりの2箇所
象印は側面からの熱に加えて底面にもヒーターを搭載し、パン屋さんのような釜を再現。素早い加熱で庫内温度を一気に上げ、底から高火力を伝えることでミミまでやわらかいパンを作るのが特徴。

上面ボタンにもある「ホームメイドコース」を使えば、コネが終わった時点で生地を取り出し手作業(1時間)を加えることが出来る。本格的なアレンジパンを作りたい、生地が発酵しにくい季節などに調節が出来て便利そうだ。
エントリーの中で唯一のコードリール式でコードの収納が楽チン。

うどん もち 米粉パン ごはん入りパン 具材自動投入
イースト自動投入 焼き上げ時間 最長予約タイマー 具材ケース容量 焼き色選択
× 3時間30分〜45分 13時間 約70グラム 2段階



【タイガー】 徹底した温度管理とIHでパリッと焼き上げる!角食パンも作れるケースがついてる

タイガー KBH-V100M 1斤タイプ やきたて 土鍋焼き
付属品:角食パンケース、パン羽根、めん・もち羽根、イースト自動投入ケース、自動具材ミックスケース、計量スプーン、軽量カップ、生種容器、取り扱い説明書
ホームベーカリーと付属品 フタの裏側に取り付けるイースト自動投入ボックス 角食パンが作れるケース。羽根跡も付かない 内側はマイスターIHシステム。タイガーだけが構造が違う
通常のパンケースの他に、ちょっと小ぶりな角食パンケースが付いている。パンケースの中に角食パンケースをセットして使うので羽根跡も付かずにキレイな角食パンが作れる。見栄えが良いのでパンをプレゼントする時にも嬉しい。
気温や室温によっても味が変わりやすいデリケートなパン。タイガーはこねる時の温度の上昇を防ぐ冷却ファンに、プロのように温度を管理するトリプルセンサー(室温、庫内温度、生地温度センサー)でパンの状態をガッチリと見張る。

自動投入ボックスにイーストを入れてフタの裏に装着すると、生地のこねが始まれば自動でイーストが落ちる。
土鍋コーティングとIHでムラなく一気に高温火力で焼き上げる事で外はパリッと中はふわふわのパンが焼けるらしい。本当かどうかは食べて確かめよう。

うどん もち 米粉パン ごはん入りパン 具材自動投入
イースト自動投入 焼き上げ時間 最長予約タイマー 具材ケース容量 焼き色選択
3時間30分 13時間 100グラム 3段階



  パンケースを並べて比較




写真左からシロカ(オークセール)、ツインバード、東芝、パナソニック、象印、タイガー

パンケースだけを並べてみた。 シロカとツインバードは2斤タイプなので少し大きめ。1斤タイプのケースはどれもズシッとして厚みがあるのだが、シロカとツインバードのケースは薄くて軽く、マイコン炊飯器の釜のよう。
東芝、パナソニック、象印は大きさも見た目も似ている。東芝、パナソニックは側面のへこみが2箇所で、象印は4箇所ある。
土鍋コーディングが施されたタイガーのパンケースは重厚感があり正方形に近い。ケースの内側にへこみがなくフラット。 焼きあがりにどういった違いが出るのだろうか。



  いよいよパン作り! ホームベーカリーに材料をセットしよう!

余談ではあるが比較対決シリーズであるこの特集。スタッフによるミスが付き物となっている。
今回は何も起こらないだろうか・・・。
一抹の不安を抱えながらホームベーカリーをコンセントにつないでいくと、ウキウキの気持ちがパンのように膨らんできた。

パパッと材料を投入して、ポチッとパンを焼いていこう!

パン待ち

⇒パン作り開始! 焼きたてパンと、残念な失敗

1.エントリーモデルの紹介   2.パン作り開始! 焼きたてパンと、残念な失敗   3.まとめ&比較表