| ◆DF-OFC極細撚り線、Mg Shieldを採用したSC025M製品構造 DF-OFCの極細撚り線(φ0.18mm極細銅素線を140本ロープ撚りにした3.6SQ)を耐熱PVCで絶縁 その上にマグネシウム合金箔を巻いてPVC中間シースを被せた2本の芯線を耐熱PVCの下付けシースで覆って断面を円形にしたのち、 その上に外部シースを被せ、さらに0.25mmのポリエチレンテレフタレートモノフィラメント糸から編成された外装編組をまとった構造としています。 ◆ディップフォーミング製法無酸素導体 ディップ・フォーミング製法は、鉄線を芯にした銅線を作るなどの特殊な目的で開発された素線製造技術で、 DF-OFCはこの製法を純銅の線材製造に応用した技術で作られています。 その原理は、純銅の種線を千数百℃の熔けた銅の中に通し、種線の回りに銅を付着させるというもの。 熔けた銅の熱で種線が熔けないように通過できる時間を計算し、その時間内で銅を付着させます。 したがって一度に大量に銅を付けることが出来ないので効率は悪いですが、 原料となる電気銅の投入から製品が出てくるまでのすべての工程が一つのシステムの中で完結し、 不純物や酸素が混入しないようシステムの中を真空や還元雰囲気中にすることで高品質無酸素銅線を安定的に生産することができます。 ディップフォーミング法で作られる無酸素銅線の表面は非常に滑らかで、 水素などの超微粒子元素も入り込みにくいので極細線へのダイス処理においても粒界が安定し、電気導電性が一般の無酸素銅線よりも高くなります。 のことが純粋なオーディオ信号を劣化させることなく伝送できることに寄与しているのです。 ◆振動制御技術:1 導体は個々にMg合金箔を巻いたシールド構造としています、Mgシールドは他の金属に比べて高いノイズ遮蔽効果を発揮することが確認されています。 また、MgはTADスピーカーの振動版に採用されている内部損失が非常に高い素材ですので、 外部からの振動の影響を抑えるとともに固有音の発生が少なく聴感上の静けさとダイナミックレンジの拡大に寄与しています。 ケーブルの両端には純Mgから削り出したMgフィルターが装着されていますが、 機械的インピーダンスの高いその位置に抜群の内部損失を誇る機械フィルタを設けることで ケーブルの機械的インピーダンスを下げるとともに、そのことによる固有音の無い忠実な信号伝送を達成しています。 ◆振動制御技術:2 導体最外殻部には0.25mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)モノフィラメント糸から編成された外装編組を被せた構造としています。 PETモノフィラメント糸の柔軟で腰の強い特性を持つ編組を緩く被せることにより、 設置した環境から来る機械的ストレスからケーブルを解放し、のびのびとした音場豊かな信号伝送を実現します。 ◆高い応答性とローノイズの追求 導体ごとにMg箔でシールドしているために3.6SQという太い導体を採用しているにもかかわらず導体間容量が低く、インダクタンスも低くなっています。 このことと、ディップフォーミング法で作られた無酸素銅線が一般の無酸素銅線よりも導電性が高いことが作用し、 高い応答特性とローノイズ特性の両立を達成しています。 ◆その他の特長 Yラグ端子は堅牢な純銅切削端子に非磁性体であるロジュウムメッキを施しました 優れた制振と接触特性を示し、安定な伝送を実現しています。 |