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| ■ Direct Link SFP 概要 オーディオのために設計された1G専用DACケーブル TOP WING Direct Link SFPは、オーディオネットワーク向けに設計した1G専用SFPポート間の専用銅線接続システムです。 2個のSFPモジュールと着脱式の専用ケーブルで構成し、DAC(Direct Attach Cable)方式でSFPポート間を直接接続します。 オーディオ用途のSFP接続では、光モジュールによって機器間を電気的に分離する方法が主流です。 本製品はこれとは異なり、光変換を介さないシンプルな銅線接続を提案します。 主な特徴は以下の通りです。 ・1G SFP規格に特化して設計された直結経路 ・発熱とノイズを抑える受信部のみアクティブ補正という新発想 ・オリジナル細径銀メッキ銅線を採用した専用ケーブル(0.5m、1.0m、2.0m付属) ・SFPモジュールとケーブルの接続に、優れた高周波特性を持つUSB-C端子を採用 ◆1G SFP規格に特化して設計された直結経路 DACケーブルは、金属導体で接続する点では一般的なLANケーブルと共通しますが、信号の伝送経路は異なります。 一般的なLAN接続ではパルストランスを介した絶縁が行われ、信号は一定のプロトコルと補正機構を前提に伝送されます。 一方、DACケーブルはトランスを介さず、エンコードも簡潔で、物理層レベルでの変換段を減らすことが可能です。 その結果、信号経路は短く、遅延も小さく、構造としては極めて合理的です。 しかし、信号経路をシンプルにできる一方、安定した伝送には、ケーブル損失やインピーダンス整合を含む信号品質の管理が重要です。 これまでのパッシブDACケーブルは、SFP+というSFPよりも上位の規格を前提にして、接続機器側内部の信号整形回路に大きく依存していました。 いわば機器側の補正能力に頼る設計です。これは、SFP+に比べて機器側の補正能力が控えめな1G SFP規格にとって、最適化されたものとは言えません。 一方で、フルアクティブDACケーブルは高い補正能力を持ちますが、消費電力が大きく、発熱や電源負荷の増加という副作用を伴います。 光アイソレーションという選択肢はすでにSilent Fidelity SFPが存在し、明確な役割を担っています。 では、1G SFP経路においてDACケーブルのメリットをダイレクトに活かすための最適解は何か。その問いに対する答えが、Direct Link SFPです。 ◆受信部のみアクティブ補正という新たな発想 Direct Link SFPは、1G SFPに最適化するため、受信側のみアクティブ補正を行うDACケーブルです。 パッシブ接続で生じやすい信号品質のロスを、必要最小限の補正で抑えます。 フルアクティブ構成のように両端を駆動するのではなく、実際に波形再構成が重要となる受信側だけに機能を集中させることで、消費電力の増大を防ぎながら信号品質を高めています。 この設計により、SFP接続における信号整合性を確保しつつ、モジュールへの電源負荷を抑制することが可能となりました。 副次的な効果として、接続機器との相性問題も抑えられ、Silent Fidelity SFPのオーディオ向け対策品と同等の互換性を実現しています。 ◆専用ケーブルはオリジナル細径銀メッキ銅線を採用 モジュール間を結ぶケーブルの品質も、伝送において極めて重要です。 DACケーブルには、必要十分な伝送帯域を確保しつつ、短距離配線での取り回しの良さが求められます。 そこでDirect Link SFPでは、細径の銀メッキ銅線を用いた専用ケーブルを新規に設計しました。 導体構成は表皮効果を考慮し、1G伝送に必要な帯域を確保しながら、取り回しやすさと安定性を両立させています。 太く硬いケーブルは、ポートに機械的負担を与え、設置自由度を奪います。オーディオ機器において、物理的安定性は決して無視できない要素です。 Direct Link SFPは、電気的合理性だけでなく、実際の設置環境まで含めて最適化されています。 本製品には0.5m、1.0m、2.0mの3本のケーブルがすべて同梱されていますので、環境に合わせて最適な長さを選択していただけます。 ◆ケーブル接続端子に性能・コスト・調達性のバランスが良いUSB-C端子を採用 本製品はSFPモジュール部とケーブル部が独立しており、その接続端子としてUSB-Cコネクタを採用しています。これは単なる汎用部品の流用ではありません。 USB-Cは現時点においてトップクラスの帯域幅(高周波伝送特性)と強固な接続安定性を持ち、世界規模の大量生産によって品質が極めて高いレベルで均一化された成熟した工業規格です。 長期的な供給安定性にも優れています。特殊な独自端子を用いて見せかけの独自性を演出するのではなく、優れた工業部品を正しく選択し、合理的に使うのです。 SFPというインターフェースには、複数の選択肢があります。完全な電気的分離を求めるならSilent Fidelity SFPによる光アイソレーションという解答があります。 Direct Link SFPは、その対極にある提案です。変換段を増やさず、物理距離を最短化し、信号経路を極限まで単純化する。隔離ではなく、直結による純度を追求する方式です。 システムの環境や求めるサウンドに応じて、最適なアプローチを選択できること。それがTOP WINGが提案する次世代のSFP戦略です。 |
※仕様及び外観は改良のため予告なく変更される場合がありますので、最新情報はメーカーページ等にてご確認ください。