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ヤマハ 電子ピアノ Clavinova(クラビノーバ)特集 最新のCLP-800シリーズ ラインナップを比較!

ヤマハ 電子ピアノ Clavinova(クラビノーバ)特集 最新のCLP-800シリーズ ラインナップを比較!

2025.5.31[更新]

ヤマハの電子ピアノ「Clavinova(クラビノーバ)」は、最新技術で本格的なグランドピアノの演奏体験を追求し、デジタルならではの利便性や楽しみを提供する現代のスタンダードピアノです。アコースティックピアノへ演奏移行をしても最高のパフォーマンができるようデザイン面でも工夫が施されていて、”グランドピアノの演奏体験ができる電子ピアノ”を目指したシリーズとなっています。

担当者
メキシカン

Joshin web 楽器担当者「メキシカン」が、電子ピアノ「Clavinova(クラビノーバ)」のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

Clavinova(クラビノーバ)

Clavinova(クラビノーバ)

ヤマハの電子ピアノ「Clavinova(クラビノーバ)」は、最新技術で本格的なグランドピアノの演奏体験を追求し、デジタルならではの利便性や楽しみを提供する現代のスタンダードピアノです。アコースティックピアノへ演奏移行をしても最高のパフォーマンができるようデザイン面でも工夫が施されています。「ARIUS(アリウス)」というエントリー向けのシリーズがありますが、クラビノーバはその上位モデルといった立ち位置です。

CLP-800シリーズについて

クラビノーバにおいて代表的なCLPシリーズの新商品CLP-800シリーズ(全5モデル)が2024年に発売となりました。
CLP-800シリーズでは、前機種CLP-700シリーズでカラー展開されていた、ダークウォルナット調、ホワイトアッシュ調が終了となり、新たにホワイトバーチ調(CLP-835/845/875)とホワイトウッド調(CLP-825)の本体カラーが採用されています。また、デザインと共に音源、スピーカー、鍵盤、ペダルも前シリーズから改良され、グランドピアノの演奏体験をより体感できる電子ピアノに生まれ変わっています。ピアノ音に関してもヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノ「CFX」、ベーゼンドルファー社のフラッグシップモデル「インペリアル」が引き続き全モデルに搭載されており、本格的な演奏を将来お考えのお子様の練習に最適な電子ピアノとなっています。レッスン機能やBluetoothオーディオ接続、アプリ連携やリズム機能なども搭載されていますので、もちろん趣味としてピアノを楽しみたい方にもおすすめのモデルです。

CLP-800シリーズについて

CLP-700シリーズとの主な違い(全モデル共通)

  • 新音源チップを搭載:演算能力の高い新音源チップを搭載。ピアノの挙動をより細かくシミュレーションできるようになり表現力が向上しました。
  • 進化した「グランド・エクスプレッション・モデリング」(※1):音を切る演奏や、連続する音の状態のシミュレーションなど、より多彩な音色の変化を表現できるよう改良されました。
  • 新音響システムを採用:音を空間全体に拡散させる新しい音響システムと、どんな環境にもベストな響きになるようスピーカーが調整されています。
  • 「グランドタッチ鍵盤」「グランドタッチ-エス鍵盤」(※2)の改良:センサーの検出方法が見直され、奏者がどのように弾いたかをより細かく検出。早いパッセージやスタッカートの表現力が向上。
  • 「グランドタッチペダル」を搭載:支点位置・角度をグランドピアノと同じにし、グランドピアノと同じようなペダリングを再現。
  • 耳に優しい音量制限機能:本体スピーカーやヘッドホン利用時に、意図しない大音量から聴覚を保護する為、最大音量を制限する機能が搭載されました。
  • 全モデルにBluetooth機能を搭載:Bluetoothオーディオ機能で電子ピアノのスピーカーから音楽を流すことが出来ます。
  • オプションの3本ペダルユニットFC35に対応:お子様用の補助ペダルでお使いいただけます。(別途補助台が必要)

【メーカーページ参照】
※1 グランド・エクスプレッション・モデリングとは何ですか?
※2 グランドタッチ-エス鍵盤とグランドタッチ鍵盤の違いはなんですか?

各モデルの特長・違いについて

ここではCLP-800シリーズの特長や違いについてご紹介します。

CLP-825

  • カラー:ニューダークローズウッド調 / ホワイトウッド調
  • 鍵盤:グランドタッチ-エス鍵盤、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き
  • ピアノ音:ヤマハ CFXサンプリング/ベーゼンドルファ― インペリアルサンプリング
  • 音色:10
  • スピーカー / 出力:12cmディフューザー付×2 / 20W×2
  • 外形寸法(譜面立てを倒したとき):幅1,350×高さ849mm×奥行411mm
  • 質量:45kg
CLP-825-R
担当者
メキシカン

CLP-800シリーズで最もお求めしやすいエントリーモデルです。シリーズ上位モデルと共通のピアノ音、新開発の音源チップを搭載し、グランドピアノの演奏体験を楽しめます。音質や鍵盤、ペダルの弾き心地も「ARIUS(アリウス)」の最上位モデルYDP-165からグレードアップ。今シリーズはエントリーモデルでもBluetooth機能が搭載されているのが嬉しいポイントです。カラーバリエーションは2色展開で、CLP-800シリーズの中で唯一のホワイトウッド調を採用しています。

  • CLP-825-WHW
  • CLP-825-TONE

◆「ARIUS(アリウス)」の最上位モデルYDP-165との違い

  • ベーゼンドルファーのフラッグシップ「インペリアル」を搭載:長い歴史の中で愛され続けるピアノ音です。
  • 自然で豊かな共鳴音の響きを緻密に再現する画期的な「バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)」(※3) 技術と新音源チップを搭載。
  • グランドタッチ-エス鍵盤を搭載:グランドピアノのような広いダイナミックレンジをタッチに応じて多彩に変化させ、繊細な音色から雄大な音色まで、さまざまな音色を自在に引き出すことが可能です。
  • Bluetooth機能を搭載:電子ピアノのスピーカーから好きな音楽を聴いたり、曲に合わせて演奏することができます。また、無線でアプリと接続して、様々な機能が楽しめます。
  • スピーカーには、音を拡散する特別な機構としてディフューザーを搭載。
  • 「グランドタッチペダル」を搭載:踏む時は重く、戻すときには軽くなるグランドピアノのペダルの踏み心地を再現。
  • 最大同時発音数256音:YDP-165は192音。両手を使った演奏や、ペダルを使って演奏する場合により音切れすることなく、豊かな響きで演奏を楽しめます。
  • 演奏も安定し、しっかりとした印象を与える前脚付き
  • グランドピアノと同じ曲線をえがくペダルの形状

【メーカーページ参照】
※3 バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)とはなんですか?

CLP-835

  • カラー:黒鏡面艶出し / ブラックウッド調 / ニューダークローズウッド調 / ホワイトバーチ調
  • 鍵盤:グランドタッチ-エス鍵盤、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き
  • ピアノ音:ヤマハ CFXサンプリング/ベーゼンドルファ― インペリアルサンプリング
  • 音色:38
  • スピーカー / 出力:16cmディフューザー付×2 / 30W×2
  • 外形寸法(譜面立てを倒したとき):幅1,450×高さ927×奥行460mm (黒鏡面艶出しは幅1,455×高さ930×奥行460mm)
  • 質量:57kg (黒鏡面艶出しは60kg)
CLP-835-R
担当者
メキシカン

鍵盤のタッチ感やペダルの操作性はCLP-825と変わりありませんが、CLP-835は機能性により優れたモデルといえます。見やすくなったボタン式の操作パネルと、LCD画面も搭載され使いやすくなりました。また、USBメモリーに録音が可能で、リズム機能も搭載され練習にも役立ちます。音に関しても搭載されている音色が豊富になり、スピーカー部もグレードアップされ音の迫力が向上しています。

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  • CLP-835
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※CLP-835の撮影写真の色はニューダークローズウッド調「CLP-835-R」です

◆CLP-825との違い

  • ピアノの原型である「フォルテピアノ」の音色が新たに搭載:CLP-825は全10音色ですが、CLP-835は「フォルテピアノ」含め全38音色が搭載されています。
  • 「バイノーラルサンプリング」対応音色に、CFXだけでなくべ―ゼンドルファも対応(※4)
  • スピーカー口径、アンプ出力が大きくなり迫力アップ:CLP-825はアンプ出力20W×2、スピーカー12cmディフューザー付×2に対して、CLP-835はアンプ出力30W×2、スピーカー16cmディフューザー付×2
  • 使いやすくなった操作パネルとLCD画面を搭載:画素数はCLP-700シリーズの128×64から198×100になり見やすくなりました。
  • USBオーディオレコーダー機能搭載:USBフラッシュメモリーに演奏を録音することができます。パソコンでの保存・再生やCDにすることが可能です。
  • リズム機能:マーチやサンバ、ジャズなど20種類のリズムが搭載され、リズムに合わせて楽しく演奏ができます。
  • 譜面台の高さが高くなり楽譜がみやすくなりました。

【メーカーページ参照】
※4 バイノーラルサンプリングとはなんですか?

CLP-845

  • カラー:黒鏡面艶出し / ブラックウッド調 / ニューダークローズウッド調 / ホワイトバーチ調
  • 鍵盤:グランドタッチ-エス鍵盤、木製(白鍵)、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き
  • ピアノ音:ヤマハ CFXサンプリング/ベーゼンドルファ― インペリアルサンプリング
  • 音色:38
  • スピーカー / 出力:(16cmディフューザー付+8cmディフューザー付)×2 / (45W+45W)×2
  • 外形寸法(※譜面立てを倒したとき):幅1,450×高さ927×奥行460mm (黒鏡面艶出しは幅1,455×高さ930×奥行460mm)
  • 質量:60kg (黒鏡面艶出しは63kg)
CLP-845-WB
担当者
メキシカン

CLP-845から上位モデルは木製鍵盤を採用しています。本物のアコースティックピアノの演奏感覚を身につけることができる為、本格的な演奏を考えている方は、このモデルから考えても良いのではないでしょうか。スピーカーは低域と中高域それぞれに専用ユニットを設けた2ウェイスピーカーシステムを採用。全体のアンプ出力も大きくなり、クリアで厚みのある迫力のサウンドを楽しめます。実際に音を聞いてみて筆者は全ラインナップ中、CLP-835とCLP-845の間で一番音の差を感じました。CLP-845から譜面台も広くなっています。

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※CLP-845の撮影写真の色はホワイトバーチ調「CLP-845-WB」です

◆CLP-835との違い

  • 鍵盤(白健)が木製仕様になり、よりグランドピアノに近い感覚でピアノ演奏を楽しむことができます。
  • 長い楽譜も広げて見ることができる幅の広い譜面板:A4縦サイズ4枚分を乗せることが可能です。(CLP-835はA4縦サイズ2枚半)
  • スピーカーシステムとアンプ出力がグレードアップ:CLP-845のアンプ出力は(45W+45W)×2、スピーカー は(16cmディフューザー付+8cmディフューザー付)×2の2ウェイスピーカーシステムを採用。

CLP-875

  • カラー:黒鏡面艶出し / ブラックウッド調 / ニューダークローズウッド調 / ホワイトバーチ調
  • 鍵盤:グランドタッチ鍵盤、木製(白鍵)、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き
  • ピアノ音:ヤマハ CFXサンプリング/ベーゼンドルファ― インペリアルサンプリング
  • 音色:38
  • スピーカー/出力:(16cm+8cmディフューザー付+2.5cm(ドーム型)バイディレクショナルホーン付)×2 / (45W+25W+40W)×2
  • 外形寸法(※譜面立てを倒したとき):幅1,450×高さ967×奥行465mm (黒鏡面艶出しは幅1,455×高さ970×奥行465mm)
  • 質量:71kg (黒鏡面艶出しは74kg)
CLP-875-B
担当者
メキシカン

CLP-875からは鍵盤には「グランドタッチ鍵盤」(※2)と「88鍵リニアグレードハンマー」(※5)を採用。ペダル部は、「GPレスポンスダンパーペダル」(※6)を採用しており、鍵盤のタッチ感とペダルの踏み心地をさらにグランドピアノに近づけたモデルで、より繊細な表現が可能となっています。スピーカーの高域には、音を前後に響かせるバイディレクショナルホーン(スピーカー)を新たに搭載。背面に搭載されたスピーカーで音の奥行き感が強化されていて、グランドピアノのような包み込まれるような響きを体験できます。また、操作パネルはCLP-845までのボタン式からタッチセンサー式に変わりました。高級感のあるすっきりとした見た目になり、設定を変更するとき以外はLEDが消灯するので演奏にも集中することができます。

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※CLP-875の撮影写真の色はブラックウッド調「CLP-875-B」です

◆CLP-845との違い

  • グランドタッチ鍵盤を採用(※5):グランドタッチ-エス鍵盤よりも支点までの長さを長くとり、鍵盤奥で弾いたときにもグランドピアノに近いタッチ感で演奏することができる木製鍵盤。
  • 「88鍵リニアグレードハンマー」(※6)を使用:グランドピアノ同様に一鍵一鍵で重みや戻りの感覚が異なる鍵盤タッチを実現。
  • 「GPレスポンスダンパーペダル」(※7)を搭載:踏みはじめは軽く、ペダルの効果が出始めるところでグランドピアノのダンパーが動く重みを感じられます。デリケートなハーフペダルの操作感を、身体で覚えることができます。
  • スピーカーシステムとアンプ出力がグレードアップ:CLP-875のアンプ出力は(45W+25W+40W)×2、スピーカー は(16cm+8cmディフューザー付+2.5cm(ドーム型)バイディレクショナルホーン付)×2を搭載。
  • 「グランドアコースティックイメージング」を搭載:低・中・高各帯域のスピーカーの配置、向き、音量バランスを最適化。スピーカーも改良を行い、グランドピアノのような空間全体への自然な音の広がりや奥行き感を再現しています。
  • ボタン式から演奏の邪魔にならない操作パネルはタッチセンサー式を採用。
  • 譜面台の高さが高くなり、姿勢の良い演奏を身に付けやすくなりました。

【メーカーページ参照】
※5 グランドタッチ-エス鍵盤とグランドタッチ鍵盤の違いはなんですか?
※6 88鍵リニアグレードハンマーとはなんですか?
※7 GPレスポンスダンパーペダルとはなんですか?

CLP-885

  • カラー:ブラックウッド調 / 黒鏡面艶出し
  • 鍵盤:グランドタッチ鍵盤、木製(白鍵)、象牙調・黒檀調仕上げ、エスケープメント付き
  • ピアノ音:ヤマハ CFXサンプリング、ベーゼンドルファー インペリアルサンプリング
  • 音色:53+480XGボイス+14ドラム/SFXキット
  • スピーカー/出力:(16cmディフューザー付+8cmディフューザー付+2.5cm(ドーム型)バイディレクショナルホーン付)×2、スプルースコーンスピーカー / (45W+30W+40W)× 2
  • 外形寸法(※譜面立てを倒したとき):幅1,461×高さ1027×奥行494mm (黒鏡面艶出しは幅1,467×高さ1029×奥行494mm)
  • 質量:87kg (黒鏡面艶出しは90kg)
CLP-885-B
担当者
メキシカン

クラビノーバ CLPシリーズのフラッグシップモデルです。CLP-875からの強化点は主に鍵盤のタッチ感、スピーカーからの音の迫力、搭載している音色の種類です。スピーカー部ではアコースティックピアノの響板と同じスプルースを新たに使用し、伸びやかな低音や、ナチュラルで音の立ち上がりのよい高音など、グランドピアノに迫る演奏が楽しめます。背面のスピーカーもCLP-875からさらに追加されていました。実際に音を聞いてみましたが、演奏音もBluetooth接続で再生したオーディオ音源も、部屋全体が鳴っているような迫力と臨場感が凄かったです。鍵盤蓋はCLP-800シリーズの中で唯一回転式を採用していて、ピアノの存在感も増しています。

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  • CLP-885
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※CLP-885の撮影写真の色は黒鏡面艶出し「CLP-885-PE」です

◆CLP-875との違い

  • 「カウンターウェイト」(※8)搭載:88鍵すべてのバランスを細かく調整することで、ピアニシモなど弱く繊細なタッチでの演奏性を高めています。
  • 53音色+480XG音色+14ドラム/SFXキットの豊富な音色。:CLP-875は38音色。
  • スピーカーシステムとアンプ出力がグレードアップ:CLP-885のアンプ出力は(45W+30W+40W)×2、スピーカー は(16cmディフューザー付+8cmディフューザー付+2.5cm(ドーム型)バイディレクショナルホーン付)×2を搭載。
  • 鍵盤蓋が回転式に:CLP-885のみスライド式ではなく、アコースティックピアノのような回転式のキーカバーとなっています。

【メーカーページ参照】
※8 カウンターウェイトとはなんですか?

仕様比較表

スタッフが実際に使ってみた試用レポート

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