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現代音楽が盛んなアイスランドより、アルヴォ・ペルトが2026年時点で完成させた交響曲の全曲録音が登場!1963年、タリン音楽院卒業直後にペルトが書いた交響曲第1番は、「カノン」と「前奏曲とフーガ」というバロック的な様式による2楽章構成をとりながらも、和声は極めて先鋭的で、十二音技法の影響を強く感じさせます。1966年の交響曲第2番ではセリエリズムが採用され、ペンデレツキなどのポーランド楽派を彷彿とさせる複雑なテクスチュアが展開されます。1971年に書かれた第3番は、1960年代後半にペルトが没頭したグレゴリオ聖歌や中世ポリフォニー音楽の研究成果が反映された、後のティンティナブリ様式へと向かう過渡的な性格を示しています。そこから約35年の空白を経て、2007年から2008年にかけて書かれた第4番「ロサンゼルス」は、弦楽器、ハープ、ティンパニ、打楽器という特殊な編成で、正教会の「悔悟のカノン」と「守護天使へのカノン」に基づいて作曲され、宗教的で敬虔な雰囲気を湛えています。 (C)RS