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【2025年】おすすめ電子レンジの比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介

【2025年】おすすめ電子レンジの比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介

2025.3.21[更新]

電子レンジは冷蔵庫と同様に、使用頻度の高い家電のひとつです。しかし、電子レンジは多くのモデルが登場しているため、最適な製品を選ぶのは大変です。そこで、Joshin webの家電担当者がおすすめする電子レンジを、タイプごとに見ていきましょう。電子レンジの機能や選び方のポイントなどについても、併せてご紹介します。

担当者
kei

Joshin web家電担当者「kei」が、電子レンジのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

電子レンジは大きく分けて4種類

電子レンジは、庫内にマイクロ波を照射して食材の分子を振動させ、そのときに起こる摩擦熱によって加熱する、「マイクロ波加熱」という仕組みを応用したものです。また、登場した当初は「温める」だけしかできませんでしたが、その後さまざまな機能が追加され、現在では大きく4種類の電子レンジに分けることができます。まずは、それぞれの特長や機能についてご紹介します。

あたため専用電子レンジ:手軽で簡単に使える

あたため専用の電子レンジは、マイクロ波加熱の機能のみを搭載したもので、操作が簡単で手軽に使えるのが最大の魅力です。あたため専用の電子レンジは小型で軽量なモデルが多いので、ワンルームマンションの狭いキッチンや事務所などに置くには重宝します。料理の温め直しのほか、冷凍した食材の解凍なども可能です。マイクロ波が全体にあたるように、庫内にターンテーブルを設けたモデルもあります。あたため専用の電子レンジは手頃な価格のものが多いので、お金がかかる「初めての一人暮らし」には、最適なタイプです。

あたため専用電子レンジ:手軽で簡単に使える

オーブンレンジ:焼き料理もできる

オーブンレンジは、電子レンジにオーブン・グリルの機能をプラスしたモデルです。電子レンジには「焼く」という機能がないため、グリル料理のような焼き色が必要な調理はできません。ですが、オーブンレンジならば、電子レンジとしてもオーブンとしても使えます。

また、電子レンジとオーブンの1台2役ですから、省スペースにもなります。いろいろな料理を作ってみたいけれど、キッチンスペースに余裕がないという場合には、最適な電子レンジといえるでしょう。ピザやグラタンなどは途中まで作って冷凍しておけば、冷凍庫から取り出して電子レンジで解凍し、オーブンで焼くとことも可能です。これなら、短時間で出来立ての味を楽しむことができますので、共働きのご夫婦や、子育てに忙しい方にもぴったりです。

オーブンレンジ:焼き料理もできる

スチームオーブンレンジ:水の力でおいしさを引き出す

スチームオーブンレンジは、オーブンレンジにスチーム機能を追加したタイプです。大型で場所をとる上、価格も高めですが、オーブンレンジ以上の多彩な調理ができるのが最大の魅力。複数の機能を組み合わせて自動的に調理できる「オートメニュー」が搭載されているモデルもありますので、手間をかけずに本格的な料理を楽しめます。スチームオーブンレンジには、さらに「簡易スチームオーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」の2種類があります。

簡易スチームオーブンレンジ

簡易スチームオーブンレンジは、文字どおり簡便な方法で庫内に水蒸気を発生させ、一般のオーブンレンジでは難しい「蒸し料理」が手軽に行えます。食材を乾燥させずに加熱できるので、茶碗蒸しのような蒸し物はもちろん、スポンジケーキなども、ふっくらとした仕上がりになります。

簡易スチームオーブンレンジ

スチームオーブンレンジ

スチームオーブンレンジは、「過熱水蒸気式」と呼ばれるタイプの電子レンジで、高温の水蒸気を発生させて加熱する仕組みです。このタイプの電子レンジを使うと、食品に含まれている塩分や油分が流し出されるため、揚げ物や魚料理をヘルシーに調理できます。

スチームオーブンレンジ

ウォーターオーブンレンジ:シャープ「ヘルシオ」の呼称

ウォーターオーブンレンジとは、スチームオーブンレンジと同様、加熱水蒸気を使用する方式です。スチームオーブンレンジとの違いは、ハイパワーエンジンにより発生させた大量の水蒸気を、高気密構造の庫内にたっぷり満たすことで、レンジ加熱やヒーター過熱を組み合わせることなく、過熱水蒸気だけで調理できること。脱油・減塩とともに、素材本来のおいしさを守る低酸素調理を実現します。なお、ウォーターオーブンレンジという名前をつけているのは、シャープの「ヘルシオ」のみです。

ウォーターオーブンレンジ:シャープ「ヘルシオ」の呼称

多彩な調理を可能にする電子レンジの各種センサー

現在登場している電子レンジには、各種センサーが取りつけられています。これは、庫内の温度や湿度、食材の重量などを読み取り、最適な状態で調理するためのものです。これらのセンサーの働きによって、ボタンひとつで加熱・調理ができます。

どのようなセンサーが使われているかは、電子レンジのタイプによって異なります。多彩な自動調理ができるハイグレードモデルには、精密なセンサーが複数個、搭載されていることもあります。ここでは、各種センサーの働きについて見ていきましょう。

赤外線センサー:食材の温度を検知する

赤外線センサーは、庫内の食材の表面温度を検知する働きを持ちます。庫内に入れられた食材がどのくらいの温度で、加熱中にどれほどの温度になったのか、調理状況をチェックしながら、運転状態を調整していきます。

電子レンジに搭載されている赤外線センサーは精度が高いといわれますが、どのタイミングで測定するのか、調理中に何回測定するのかといった細かな設定は、メーカーごとあるいはモデルによって異なります。ですから、赤外線センサーがついているからといって、電子レンジの性能も同じとは限りません。なお、赤外線センサーは使用前に庫内の温度が高まっていると、正常に作動しないことがあります。自動調理を行う際には、庫内が十分に冷めた状態で使うようにしてください。

赤外線センサー:食材の温度を検知する

温度センサー:庫内の温度を測定する

温度センサーは、庫内の温度を測定するもので、オーブンレンジによく使われるセンサーです。オーブン料理やグリル料理は、庫内の温度設定がとても大切です。低温でじっくり火を通すのか、それとも高温で一気に焼き上げるのか、料理によって温度を使い分けますので、庫内の温度を正確にモニターできる温度センサーが重要なのです。

また、オーブン料理では、必要な庫内温度に達するまでの「立ち上がり時間」がポイントで、その後は一定の温度をキープしなくてはなりません。高精度の温度センサーがあれば、庫内が冷えている状態から大出力で加熱し、設定温度に達したらその状態を維持するようにコントロールして、おいしく仕上げることができます。自動調理を使う際には、なくてはならないセンサーといえます。

温度センサー:庫内の温度を測定する

蒸気センサー:庫内の湿度をチェックする

蒸気センサーは、調理中の食材から発する蒸気を湿度として捉えるセンサーで、湿度センサーとも呼ばれます。水分を含む食品は加熱すると蒸気を発しますので、庫内の湿度をモニターすることで、食品がどれほど加熱されたかを判断できます。これにより、加熱時間を調整することで、最適な仕上がりにすることができるのです。

ただし、蒸気センサーは食材からの蒸気がないと、正しく働いてくれません。つまり、食材がラッピングされている場合や、あまり水分を含んでいない食材を加熱する場合にはうまく作動せず、加熱しすぎることも起こります。こうした場合には自動調理を使わず、加熱時間を手動で設定したほうがいいでしょう。

蒸気センサー:庫内の湿度をチェックする

重量センサー:庫内に置かれた食材の重さを量る

重量センサーとは、庫内に置かれた食材の重さを量るセンサーです。食材の重さによって加熱時間を調整する仕組みで、エントリーモデルの電子レンジに多く用いられています。電子レンジで加熱する場合、食材の量によって適切な加熱時間が変化します。そこで、量を算出するために重さを測っているのですが、重量センサーは食材の重さと器の重さを区別することができません。ですから、重量のある厚手の陶器などの器を使うと、食材の量に対して加熱時間が長くなることがあります。反対に、しっかり加熱しなくてはならない冷凍食品が、重量が軽いために加熱時間が短すぎるという現象も起こります。重量センサーを使った自動調理では、状況に応じて手動で加熱時間を調整するようにするといいでしょう。

重量センサー:庫内に置かれた食材の重さを量る

温めるだけではない電子レンジの機能

電子レンジというと、「火を使わずに食品を温められる調理器具」という認識がありますが、最近の電子レンジにはいくつもの機能が搭載されており、「温める」だけにとどまりません。続いては、電子レンジの機能で何ができるのかについて見ていきましょう。

温める:電子レンジの基本機能

マイクロ波加熱を使った加熱機能は、電子レンジの基本的な機能です。エントリーモデルの多くは「あたため専用」ですし、「電子レンジは温められればいい」という方もいらっしゃいます。

ですが、各メーカーのハイクラスモデルとなると、温め機能も高度化していきます。例えば、出力の大きさです。電子レンジの最大出力は、500W前後から1,000Wまでの幅がありますが、出力が大きければ短時間で加熱できます。また、赤外線センサーで食材の表面温度を測り、ごはんと副菜など、種類の違う食材を同時に温められるモデルもあります。さらに、冷凍された食材を包丁で切れる程度に半解凍したり、好みの温度に温めたりということも、ハイクラスモデルであれば可能です。

       
温める:電子レンジの基本機能

焼く:オーブンレンジならではの機能

オーブンレンジなら温めるだけでなく、焼き料理もできます。オーブン料理を作るときには、庫内温度の設定が肝心です。庫内温度はモデルによって違いがありますが、およそ100~300℃程度で自由に設定できます。中には350℃というモデルもあり、強火力で一気に焼き上げることで、ピザや野菜のグリルなどをおいしく作ることができるのです。

また、モデルによっては発酵機能を搭載したものもあります。温度と時間の管理が重要な発酵工程を、ボタンひとつでこなしてくれますから、パンづくりに挑戦したい方には最適でしょう。

焼く:オーブンレンジならではの機能

蒸す:電子レンジでも本格的にできる

電子レンジでも、蒸し料理はできます。電子レンジ専用の蒸し器も市販されていますが、ラップでも十分です。魚は肉よりも火の通りが早いので、皿に切り身をのせて調味料をかけ、ラップをして3分程調理すれば、ふっくらとおいしく蒸し上がります。スチーム機能付きの電子レンジなら、さらにバリエーションは広がります。蒸し器がないと無理と思っていた茶碗蒸しやシュウマイ、プリンなど、スチーム料理を自宅で手軽に楽しむことができます。

蒸す:電子レンジでも本格的にできる

揚げる:油を使わないノンフライ調理

オーブンレンジの中には「ノンフライ調理機能」を搭載したモデルがあります。これは文字どおり、揚げ油を使わずに揚げ物を作る機能です。200℃以上の高温の熱風を庫内に高速循環させ、食材に含まれる油分を使って急速に加熱します。揚げ油を使わないので、とてもヘルシーです。揚げ油の処理もいりませんから、後片付けがラクです。健康管理やダイエットなどで油分を制限している方には、ありがたい機能でしょう。

ただし、食材そのものの油分を使うことから、野菜類にはあまり向かないという弱点があります。

揚げる:油を使わないノンフライ調理

電子レンジを選ぶ際のポイントとは?

電子レンジは、各メーカーからさまざまな機能を搭載したモデルが登場していますので、ご家庭の環境に合った一台を選ぶのは難しいもの。そこで、「電子レンジで何をしたいか」や「どのように使いたいのか」を見極めておくと、目的に合ったモデルを見つけやすくなります。ここでは、電子レンジの選び方のポイントについて見ていきましょう。

タイプ:電子レンジのタイプを見極めておく

     

まずは、単機能の電子レンジか、オーブン・スチーム機能がついたものを選ぶかを決めましょう。初めての一台であれば、手軽に使えるスタンダードなモデルで十分ですが、買い換えの場合は、これまで使っていたものよりもワンランク上のモデルを選ぶのがおすすめです。単機能レンジからオーブンレンジへ、さらにスチームオーブンレンジにステップアップすれば、お料理の幅がどんどん広がっていきます。

最大出力・最高温度:大きく、高いほど調理の幅が広がる

市販されている電子レンジの最大出力は、500Wや600Wが一般的です。作り置きのおかずを温めるなら、このクラスで十分です。ですが、より大出力なモデルなら、それだけ短時間で加熱することができます。電子レンジを多用するご家庭なら、700W、900Wといった、大出力モデルが良いかもしれません。

また、オーブンレンジを購入する場合は、最高温度をチェックしましょう。設定できる最高温度が高いほうが、使い勝手は良くなります。高温で焼き上げるオーブン料理や、素材の旨みを活かしたグリル料理などを楽しみたいなら、最高温度の高いモデルがおすすめです。パンづくりに挑戦したい方は、30~40℃程度の低温をキープできる、発酵機能のついたものを選んでください。

オートメニュー:種類と数が多いものがおすすめ

ハイクラスモデルの中には「オートメニュー」が用意されているモデルがあります。これは、庫内温度や加熱時間などがあらかじめプリセットされており、材料をそろえてメニューを選択するだけで、自動的に調理してくれる機能です。ボタンを押したら、あとは出来上がるまで電子レンジにお任せで、温度や時間を設定する手間もありません。

ただし、どのようなオートメニューが設定されているかは、モデルによって異なります。10種類前後というものもあれば、100、200を超えるメニューが用意されているものもあります。

オートメニュー:種類と数が多いものがおすすめ

大きさ:本体サイズと設置場所のスペースを確認する

キッチンのどこに電子レンジを置くのかによってサイズに制限が出てくるため、選べるタイプが限定される場合があります。単機能レンジであれば、コンパクトなモデルも多いため、置き場所に困ることはあまりないはずです。しかし、オーブンレンジやスチームオーブンレンジとなると、外寸が大きくて置ける場所が限られてきます。

また、電子レンジは使用中に発熱するため、本体の周囲にスペースを空けて設置することが推奨されています。これは、カタログなどにも記載されていますから、購入前にチェックしてください。なお、モデルによっては、壁にぴったり寄せて設置できるものもあります。広いスペースがとれない場合は、こうしたモデルから選びましょう。

大きさ:本体サイズと設置場所のスペースを確認する

扉の開く方向:設置場所によって選ぶ

電子レンジの扉は、右から左へ開く「横開き」と、上から下に開く「縦開き」があります。横開きは多くのモデルで採用されていますので、電子レンジを設置する高さにかかわらず、食材の出し入れがしやすいメリットもあるでしょう。ただし、電子レンジ左側に壁や柱があると、扉をフルオープンにできない場合もあります。

縦開きは庫内容量が大きなモデルに多く採用されており、開いた扉に皿やトングなどを一時的に置くことができるメリットは見逃せません。ただし、高い位置に電子レンジを設置すると、出し入れがしにくくなるので要注意です。

扉の開く方向:設置場所によって選ぶ

庫内容量:家族の人数に応じて選ぶ

電子レンジの庫内容量は、冷蔵庫と同じようにL(リットル)で表します。一人暮らしで、コンビニのお弁当や冷凍食品の解凍調理が主な用途なら、16L程度の容量があれば十分です。ただし、大きなサイズのお弁当だと、電子レンジに入らないというケースがあります。予算や設置場所に余裕があれば、少し大きめのモデルを選ぶようにしてください。

ファミリー向けの電子レンジは、家族の人数によって最適な容量が変わります。2人なら20L程度のコンパクトなものでも大丈夫ですが、3人以上なら25~30Lくらいの容量があれば安心です。また、週末に1週間分の料理を作り置きするという方には、一回り大きなものを選んでおきましょう。

庫内容量:家族の人数に応じて選ぶ

掃除のしやすさ:お手入れがしやすいモデル

食材からの蒸気や油はね、飛び散ったソースなど、電子レンジの庫内は汚れやすいものです。しかも、鍋やフライパンのように、丸洗いができません。ですから、掃除がしやすいかどうかは、電子レンジ選びの大きなポイントになります。

ターンテーブルを使ったモデルは、お掃除のたびにテーブルを取り外さなくてはならず、少々手間がかかります。それを考えると、庫内がフラットな形状のものがおすすめです。また、モデルによっては、汚れがつきにくく拭き取りやすいように、庫内にコーティングを施したものもあります。庫内の汚れが気になる方は、こうしたお手入れがしやすいモデルから選ぶといいでしょう。

掃除のしやすさ:お手入れがしやすいモデル

メーカー別・電子レンジの特長

電子レンジを製造しているメーカーは複数ありますが、各社とも独自の工夫を重ねた製品を開発しています。中には、「このメーカーならでは」というモデルもありますので、各メーカーがどのような製品を発売しているのかを知っておくのもいいでしょう。ここでは、人気の電子レンジメーカー6社をご紹介します。

パナソニック:手間と時間をかけず、本格調理を可能に

総合家電メーカーであるパナソニックは、幅広いジャンルの製品を開発していることもあって、根強いファンの多いメーカーです。製品としては、スチームオーブンレンジのハイエンドモデル「ビストロ」シリーズをラインナップ。特長的なのは「ヒートグリル皿」です。食材を並べた角皿がマイクロ波を吸収し、まるでフライパンのように熱々に。ハンバーグや焼き魚などを裏返す手間もなく、短時間で焼き上げます。

また、「ワンボウルメニュー」もユニークな機能。食材を耐熱ガラスのボウルに入れるだけで、パスタやシチュー、野菜の煮物などが出来上がります。ワンボウルで調理できるので、後片付けも簡単です。

パナソニック:手間と時間をかけず、本格調理を可能に

シャープ:「水で焼く」という概念を普及させた先駆者

映像・音響機器をはじめ、多種多様な生活家電を開発しているシャープは、ユーザー目線に立った独自のアイディアで、ユニークな機能を持つ製品が特長です。シャープの代表作といえば、ウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」シリーズです。過熱水蒸気で調理するという発想を一般に広めたこのシリーズは、今も進化し続けています。

中でも目を惹くのは、手間なく調理ができる「まかせて調理」で、冷凍・冷蔵・常温と、温度の違う食材でも同時に調理が可能です。これは、センサーの働きで食材の温度や量を見極め、それぞれに適した加熱を行うからです。友人を集めてのパーティーや、大量の作り置きの調理に大活躍してくれます。

シャープ:「水で焼く」という概念を普及させた先駆者

東芝:豊富な機能で調理のバリエーションが広がる

東芝の電子レンジの特長的な機能は、「石窯ドーム」です。業界最高である350℃の高火力と、熱の対流に優れた庫内構造で、食材の旨みや水分を閉じ込め、一気に加熱します。そのため、焼き魚や照り焼きは、石窯で焼いたように表面はパリッと、中はふっくらジューシーに仕上がります。また、調理用の専用深皿がセットされているため、アクアパッツァやパエリア、クリームパスタなど、汁気の多いメニューも難なくこなします。

東芝:豊富な機能で調理のバリエーションが広がる

日立:絶妙な火加減で、ワンランク上の肉料理を

世界有数の総合電機メーカーである日立も、充実したラインナップの電子レンジをそろえています。代表的なモデルはオーブンレンジ「ヘルシーシェフ」で、過熱水蒸気を使って大火力で一気に焼き上げる「熱風旨み焼き」が特長です。オートメニューから好みのメニューを選び、蓄熱性の高いセラミック皿に食材を並べたら、あとは電子レンジにお任せ。最高1,000Wのマイクロ波で加熱し、さらにオーブンと過熱水蒸気を使い分けて調理します。絶妙の火加減で、肉料理なら表面はこんがりと香ばしく、中はふっくらとジューシーな仕上がりです。

日立:絶妙な火加減で、ワンランク上の肉料理を

アイリスオーヤマ:コストパフォーマンスの高さで人気

アイリスオーヤマは、家具や生活家電、調理器具など、さまざまな製品を取り扱っているメーカーです。同社の電子レンジは、そのコストパフォーマンスの高さで人気があります。あたため専用電子レンジはもちろん、簡易スチームオーブンレンジや、本格的なコンベクションスチームオーブンレンジも、比較的リーズナブルな価格で購入できます。時短メニューやヘルシーメニューなど、調理メニューが豊富なのも魅力。初めて電子レンジを購入する方にもおすすめです。

アイリスオーヤマ:コストパフォーマンスの高さで人気

バルミューダ:デザインと操作性、メロディ機能が魅力

2003年に設立されたバルミューダは、美しいデザインと高い機能性を備えた家電を、次々と送り出しているメーカーです。同社の電子レンジは、シンプルな操作性と調理を楽しくするメロディ機能が特長。直感的に使用できるダイヤル操作と、心地良いギターの音色の操作音が、家事の時間を楽しく演出してくれます。庫内全体がフラットなので、お手入れがしやすいのも特長。どのようなキッチンにも合う、上品で無駄のないデザインも魅力です。

バルミューダ:デザインと操作性、メロディ機能が魅力

Joshin web家電担当者が厳選! おすすめ電子レンジ

ではここで、家電のプロがおすすめする電子レンジをご紹介しましょう。いずれもJoshin webの家電担当者によるセレクト。ご自宅にぴったりの一台が、きっと見つかるはずです。

担当者おすすめの電子レンジ

コスパの良い電子レンジ

多機能で便利な電子レンジ

電子レンジの寿命はどれくらい?

電子レンジの寿命は、概ね10年前後といわれています。これは、マイクロ波を発生させる「マグネトロン」という装置の寿命が約2,000時間といわれているためで、1日30分ずつ使い続けると、だいたい10年から12年程で2,000時間に達します。また、多機能の電子レンジのほうが多くの精密部品を使っていることや、構造が複雑なことで、故障するリスクが高く、単機能レンジよりも寿命が短いです。

電子レンジの寿命の兆候は?

食品が温まりにくくなった場合は、マイクロ波が弱っているしるしです。また、電源が入らない、使用中の異音や異臭がするなども、寿命を迎えたサインです。修理に出すのもいいのですが、ほかの部分も損傷が進んでいると思われますから、思い切って買い換えたほうがいいでしょう。故障した電子レンジを使い続けると、過熱や発火にもつながりますので注意が必要です。

電子レンジの処分の方法は?

一部の家電製品は、家電リサイクル法によって処分方法が定められています。しかし、電子レンジはこの法律の対象外ですから、自治体によって対応が異なります。一般的なのは、不燃ゴミや粗大ゴミとして自治体に回収してもらうことです。お住まいの自治体に問い合わせれば、どのように処分すればいいか、教えてもらえます。

買い換えの場合は、新しい電子レンジを購入した店舗で引き取ってもらえることもあります。場合によっては下取りしてくれることもありますから、店舗で確認してみるといいでしょう。特に故障の兆候がなければ、リサイクルショップに売却するという方法もあります。まだまだ使えるものをゴミにせず、誰かに使ってもらえるなら、電子レンジも喜ぶかもしれません。

電子レンジで何をしたいかを決めて、最適な一台を選ぼう

電子レンジは実に多くのバリエーションがありますから、その中から一台を選ぶのは簡単ではありません。ですが、電子レンジは単に温め直しだけでなく、使い方次第で料理の幅が大きく広がるものです。「電子レンジで何がしたいのか」を明確にしておくと、どのモデルがいいのかも見えてきます。電子レンジのタイプ、機能、庫内容量、そして価格とのバランスを検討しながら、ご家庭の環境に合った最適な一台を選んでください。

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