カメムシは危険を察知すると悪臭を放ち、臭いもなかなかとれません。皮膚に付くと皮膚炎の原因となり、手につけたまま目をこすると炎症を起こす事も…。
越冬のために秋、集団で家屋内に侵入することもあり春～秋にかけての長い間注意が必要です。
強烈な臭いを放ったり、見た目が苦手な方が多いこともあり「不快害虫」と言われています。

カメムシは吸汁性害虫であり、色や形、大きさ、模様は様々で、呼び方も地方によって異なり、ヘッピリムシ、ヘクサムシなどと呼ばれます。
ストローのような口を植物や果実に刺しこみ養分を吸い取ります。新芽が吸われると、茎が曲がったり、新葉が変形したり穴が空いたりします。果実の場合、吸われた部分がくぼんで変形したり、実が落ちることもあります。
熟した果実の場合、吸われた部分が腐り、悪臭を放つことも…。豆類の場合は、さやが吸われて、中の実の生育が悪くなったり、実の入りが悪くなってしまいます。
カメムシは夜行性のため午後から活動が活発になってきます。早朝は動きが鈍っているため、その時間帯を狙って駆除するのがおすすめです。