東芝はどのようなメーカー?

東芝は、日本を代表する総合電機メーカーのひとつ。その前身である、田中製造所と白熱舎という2社の創業はいずれも19世紀と、⾧い歴史を持つ企業です。第二次世界大戦前には、電球の6大発明のひとつである「二重コイル電球」の発明や、日本初のラジオ受信機の製造・販売、日本初の電気掃除機の発売などを成し遂げています。さらに戦後も、日本初の電子レンジやカラーテレビを開発するなど、日本の家電製品界を牽引してきた企業といえるでしょう。

冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの白物家電を扱う東芝ライフスタイル株式会社は、2016年6月末に中国の家電メーカーである美的集団グループの子会社となりました。ですが、社名やブランド名は変わることなく、現在も生活家電から映像製品、パソコン、施設空調まで、幅広い分野で製品を展開しています。

東芝のエアコンの歴史

東芝のエアコンの歴史は⾧く、1935年までさかのぼります。同年に、東芝エアコンの前身である「芝浦ルームクーラ」を発売。1961年には、現在のルームエアコンの主流となっているスプリット型（セパレート型）ルームエアコンを、家庭用として世界で初めて開発・発売しました。1998年には、空気清浄機能と光再生脱臭機能の両方を備えたエアコン「大清快」シリーズをリリース。現在も人気のあるエアコンシリーズのひとつとなっています。

東芝のエアコン、おすすめポイントはここ!

東芝のエアコンは、単に室内の温度を調整するだけでなく、お部屋を快適な空間へと導き、毎日の暮らしをより良くするための、さまざまな便利機能を搭載しています。ここでは、東芝のエアコンのおすすめポイントを3つご紹介します。

• 東芝 エアコン

優れた空気清浄機能

お手入れの手間を軽減する機能

高い省エネ性能

東芝のエアコンを選ぶ際のポイントとは?

東芝のエアコンは、さまざまな機能を備えたモデルがそろっています。ご家庭にピッタリの一台を選ぶためには、シリーズや適用畳数、定格出力、省エネ性能など、いくつかチェックしたいポイントがあります。下記で詳しく解説していきましょう。

シリーズ:欲しい機能と価格帯のバランスで選ぶ

東芝のエアコンは、2024年6月現在N型6シリーズとK型5シリーズをラインナップしており、大きく「エントリーモデル」「ミドルクラスモデル」「ハイエンドモデル」に分けることができます。それぞれの特⾧と、どのシリーズがあてはまるのかについて紹介します。

エントリーモデル

ミドルクラスモデル

ハイエンドモデル

適用畳数:部屋の広さに合ったものを

定格出力:同じ適用畳数でも出力の大きいほうがパワフル

定格出力とは、エアコンの冷暖房能力を表す数値です。単位はkWで、数字が大きいほどエアコンの冷暖房能力が高く、より広い部屋に対応できることを示します。エアコンは、基本的には畳数を基準に選べば問題ありませんが、「西日が差し込むため、夏の夕方は室温が上がりやすい」など、特定の条件下ではパワーが不足することがあります。そのような場合には、同じ適用畳数のエアコンの中から定格出力の大きいエアコンを選ぶと安心です。

なお、定格出力は「4.0kW（0.5～5.4kW）」のように、出力の最低数値と最高数値とともに記載されています。最低数値が小さいほど細やかな温度調整が可能で、最大数値が大きいほど素早く冷暖房できます。

省エネ性能:消費電力や電気代を抑えるさまざまな機能

東芝のエアコンには、消費電力を抑えるさまざまな機能が搭載されています。シリーズによって備わっている機能は異なるので、購入の際にチェックしてください。基本的には、上位モデルほど省エネ機能を多く搭載していると考えていいでしょう。具体的な省エネ機能は、下記のとおりです。

節電冷房

節電冷房は、レーダーを使って人の位置を把握し、エアコンに一番近い人に風を送ることで、体感温度を下げる機能です。冷房運転の際に、設定温度が高くても涼しさを感じられ、消費電力を抑えられます。

日あたり節電

日あたり節電は、日あたり（明るさ）センサーが日差しの状態をチェックして、運転を自動制御する機能です。例えば、日差しの強い日中は通常のパワーで冷房運転し、日が落ちた夕方以降はパワーを抑えて運転してくれます。

不在節電

不在節電は、センサーで部屋に人がいるかをチェックし、不在の時間が30分間続くと、自動でパワーを抑えて運転する機能です。パワーを抑えることで、電気の無駄をカットします。

大きい熱交換器

エアコンは、内部の熱交換器で空気から冷媒へ、冷媒から空気への熱の受け渡しを行っています。大きい熱交換器を搭載しているモデルなら、より効率良く冷暖房を行うことができます。

お手入れをラクにする機能:1年に1度程度のお手入れでOKなモデルも

エアコンは、フィルターにほこりが溜まると目詰まりを起こし、冷暖房効率が落ちるため、2週間に1度を目安に定期的なお手入れが必要です。そのため、お手入れが簡単にできるかどうかは、エアコン選びにおいて重要なポイントになります。下記の機能を備えた東芝のエアコンは、お手入れの手間が少なく、より便利です。

フィルター自動お掃除

楽ダストボックス

楽ダストボックスは、フィルター自動お掃除で除去したほこりを溜めるボックスで、東芝の特許技術です。溜まったほこりを捨てるのにボックスを取り外す必要はなく、掃除機に取り付けた専用の「お掃除ノズル」を挿し込んでほこりを吸うだけで、掃除が完了します。また、お手入れの頻度は、1年に1度程度です。

そのほかの便利機能:アプリ連携すれば外出先からも操作が可能

東芝のエアコンにはほかにも、部屋を快適に保ったり、スマートフォンで遠隔操作ができたりといった便利な機能が搭載されています。ここからは、東芝のエアコンの便利な機能のうち、3つをご紹介します。

無風感空調機能

無風感空調機能は、体に風を感じさせずに部屋を快適な温度に保つ特許技術です。通常の風に加えて速度の速い風を吹き出し、2種類の風同士をぶつけることで拡散させて、風あたりをやわらげます。冷房運転時の冷風の寒さや、暖房運転時の顔にあたる温風などを感じることなく、室温だけを快適に整えます。

AI快適

AI快適は、センサーが室温や湿度、人の体表温度などを検知し、冷房・暖房の調整を自動で行ってくれる機能です。自分で温度や風当たりなどを調整する必要がなく、エアコン任せで室内環境を常に快適に整えてくれます。

アプリ連携

東芝のエアコン購入前に確認・準備すること

東芝のエアコンを購入するにあたり一番避けたいのは、「せっかく購入したのに取り付けられない！」という事態が起きることです。ご自宅に欲しい東芝のエアコンが取り付けられるのか、必ず事前にご確認ください。主な確認ポイントは下記のとおりです。

コンセントやプラグの形状

エアコンは消費電力が比較的大きいので、専用コンセントを使うのが一般的です。エアコン専用のコンセントは、電圧（V:ボルト）と電流（A:アンペア）の数値が異なる4つのタイプがあり、それぞれ形状が異なります。エアコンの設置場所に専用コンセントがない場合や、設置場所のコンセント形状とプラグ形状が異なる場合は、電気工事を行う必要があります。

室内機・室外機の設置スペース

追加費用の有無

Joshin web エアコン担当者が厳選！おすすめ東芝のエアコン

ではここで、プロの視点で厳選した東芝のエアコンをご紹介しましょう。いずれも、Joshin web のエアコン担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ご家庭に合った一台を見つけてください。

担当者おすすめの東芝のエアコン

東芝のエアコンのおすすめ関連商品

ここでは、東芝のエアコンを使うにあたり、定期的に交換したい消耗品をご紹介します。商品の選び方のコツや交換のタイミングについてもふれていますので、ぜひ参考にしてください。

エアコン用フィルター

東芝のエアコンで、節電しながら快適なお部屋を実現

東芝のエアコンは、空気清浄機能やお手入れを簡単にする機能、多彩な省エネ機能が特⾧で、手間をかけずに快適に使える工夫がなされています。特に、フィルター自動お掃除機能と楽ダストボックスを備えたモデルなら、掃除の頻度が1年に1度程度で済むので、エアコンのお手入れに手間や時間をかけたくない人にピッタリです。また、東芝のエアコンはモデルの数も多く、欲しい機能を備えた一台を選びやすいのもうれしいポイント。この記事を参考に、ぜひご家庭にピッタリの一台を探してみてください。

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