カーボンヒーターは、発熱体に炭素繊維を使用したタイプです。軽量モデルが多く、スイッチを入れてから暖まるまでの時間が非常に短いのが特⾧。本体価格はリーズナブルで、製品ラインナップも豊富です。

• カーボンヒーター

グラファイトヒーターは、発熱体に黒鉛を利用したタイプで、カーボンヒーターの上位機種という位置付けになります。スイッチを入れるとほぼ同時に暖まる立ち上がりの速さが魅力で、こまめにつけたり消したりできるのが特⾧。価格は、カーボンヒーターより高めになりがちです。

• グラファイトヒーター

シーズヒーターは、発熱体にニクロム線と金属管を使ったタイプです。立ち上がりの速度は遅めですが、カーボンヒーターなどに比べて暖房能力は高く、水や衝撃に強いというメリットがあります。

• シーズヒーター

電気ストーブで暖められる範囲は、ストーブから照射された赤外線があたった部分のみです。本体の大きさや形状によって暖められる範囲が決まるため、置く場所や用途を考えて最適なサイズを選びましょう。また、壁から少し離して設置する必要があるので、特に机の下などに置く場合はサイズに注意してください。

出力調整機能付きの電気ストーブであれば、その日の気温やほかの暖房器具の使用状況によって、出力を弱めたり強めたりできるので便利です。400Wと800Wの2段階といったモデルから、10段階調節できるモデル、自動で出力調整してくれるモデルもあります。自動で出力調整してくれるモデルであれば、最適な出力に抑えて運転するので、電気代を抑えられます。省エネを重視するなら、ぜひ欲しい機能です。

首振り機能は、電気ストーブの首を左右に自動で振る機能です。複数人で使用する機会が多い場合に役立ちます。また、首振りの範囲を調整できるモデルもおすすめです。

1937年に石油コンロメーカーとして創業したコロナは、石油暖房機器から住宅設備機器、空調・家電機器、美容・健康機器へと分野を拡大し、「つぎの快適をつくろう。」をスローガンに製品づくりをしているメーカーです。電気ストーブ「コアヒート」は、高さ約70cm のファミリーサイズで、広い部屋で使うのにピッタリの高性能モデル。シーズヒーターをベースに高輻射のブラックセラミックをコーティングすることで、人体に吸収されやすい波⾧の遠赤外線を出しており、体の芯から暖めてくれます。温度は11 段階調節が可能で、省エネ機能も搭載。暖める範囲を横向きにも変更できるので、複数人で使うにも便利です。

ダイキンは、1924年創業の老舗メーカーで、冷房・暖房から冷蔵、冷凍まで、幅広い空調製品や冷暖房機器、換気設備などを手掛けています。ダイキンのシーズヒーター「セラムヒート」は、遠赤外線の中でも特に人に吸収されやすい波⾧域を使用。省パワー運転モードでも体の芯から暖めてくれるので、ランニングコストを抑えられます。人の不在を検知すると15 分後に自動停止する人感センサーモードを搭載し、室内温度が22℃になると自動でパワーセーブする温度モード、パワーに強弱をつけて運転するリズムモードなども備えています。また、縦だけでなく、横向きで使用することも可能です。

アラジンは、日本エー・アイ・シー株式会社のブランド名。「くらしにあたたかい魔法を」というキャッチフレーズのもと、暖房器具や調理器具をラインナップしています。電気ストーブはグラファイトヒーターを展開しており、わずか0.2秒で立ち上がる速さが魅力です。モデルによっては、暖かさをムラなく広げる「グラファイトe ヒーター」となっており、障害物を検知すると電源が切れる「シャットオフセンサー」も搭載しています。どこか懐かしさを感じさせる、レトロなデザインも人気です。

• アラジン

YAMAZEN は、工業機械や産業機械に加え、家庭機器を取り扱う専門商社です。電気ストーブは、グラファイトヒーター、カーボンヒーター、シーズヒーターと、幅広いモデル展開をしています。高機能なものから値頃感のあるものまでラインナップしているので、用途や予算に合ったモデルを選びやすいのが特⾧です。

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