
【おすすめ】電気毛布の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.4.10[更新]
スイッチを入れるだけですぐに暖かくなる電気毛布は、リモートワーク時のひざ掛け、テーブル下の足元の暖房、就寝前の布団の暖めなど、さまざまな使い方ができる暖房器具です。多彩な用途に合わせて、さまざまな大きさや素材のモデルがラインナップされているので、ニーズに合ったモデルを選びましょう。
ここでは、Joshin web の家電担当者が、各メーカーの製品の中からプロの視点で選んだおすすめの電気毛布をご紹介します。選ぶ際のポイントやメーカーごとの特長も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「つくね」が、電気毛布のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
電気毛布はパーソナル暖房に最適
電気毛布とは、スイッチを入れると電気で暖かくなる毛布です。スイッチを入れると毛布の中に入っている電熱線に電気が流れて、発熱する仕組みになっています。自分の周りだけを暖めるパーソナル暖房に最適ですし、こたつやホットカーペット、エアコン、電気ストーブ、ファンヒーターなど、ほかの暖房器具と比べてリーズナブルなのも魅力です。

電気毛布の魅力は、消費電力が少ないのに暖房効果が高いことです。もちろん、エアコンのように部屋全体を暖める力はありませんが、密着度が高いので、体をしっかり暖めることができます。ほかの暖房器具に比べてリーズナブルで、コストパフォーマンスが高い点が特長です。
電気毛布を選ぶ際のポイントとは?
電気毛布を選ぶ際には、どこでどのように使いたいかを考慮し、用途に適したサイズや素材、形、機能のものを見つけることがポイントです。具体的には、以下のような点をチェックしてください。
タイプ:用途やサイズで選ぶ
電気毛布は、一般的な「敷きタイプ」「ひざ掛けタイプ」「掛敷タイプ」の3タイプに加え、「着るこたつ(着る毛布)」なども含まれます。それぞれ用途やサイズが異なりますので、ご自身のニーズに合った製品を選びましょう。
敷きタイプ
敷きタイプは、敷布団やマットレスの上に敷いて使うほか、ホットカーペットのような使い方もできます。掛敷タイプよりはやや小さめで、体にピッタリのサイズのものが多いです。

ひざ掛けタイプ
ひざ掛けタイプは、敷きタイプや掛敷タイプに比べればコンパクトなサイズです。全身を覆うほどは大きくはないので、デスクワークの際にひざ掛けや肩掛けとして利用するほか、就寝時に足元を暖めるといった、冷えやすい一部を暖めたい場合に向いています。

掛敷タイプ
掛敷タイプは、基本的な3つのタイプの中で最も大きいサイズです。体の下に敷いたり、ひざ掛けや肩掛けにしたりと、さまざまな用途に利用できます。汎用性が高いので、どのタイプを選ぶべきか迷った場合や、1枚を複数の用途で使いたい場合におすすめです。

着るこたつ
「着るこたつ(着る毛布)」も電気毛布の一種。電気毛布が服のように着ることができる形状になっているものを指します。ガウン型、ポンチョ型、つなぎ型などがあります。モバイルバッテリー対応タイプを選べば、コンセントの範囲を気にせず、着たまま移動することも可能です。

素材:価格や保温性、肌触りなどで選択
電気毛布の素材は、ポリエステルやアクリル、フランネル、コットンなどがあります。価格を重視するなら、ポリエステル100%か、ポリエステル・アクリル混紡のものがおすすめです。ポリエステル100%は、生地は薄くても保温性が高く、手触りがいいのがメリット。ポリエステル・アクリル混紡は、手触りはポリエステル100%よりやや劣りますが、生地が丈夫で、保温性能も高いのが魅力です。価格より肌触りを重視するなら、肌触りが良く、保湿性にも優れたフランネルやコットン素材のものがおすすめ。ただし、洗濯後の乾燥の際に、しわになりやすい点には注意しましょう。
サイズ:用途に合った大きさかをチェック
同じタイプでも、電気毛布のサイズは製品やメーカーによって違いがあります。ひざ掛けや肩掛けに使うなら、横幅が広い長方形型がおすすめです。体の下に敷いて使うなら、ベッドと体の大きさに合わせて選びましょう。
温度調節機能:自動で温度調節してくれるモデルも
温度調節機能がついた電気毛布なら、体温や外気温に合わせて温度を調節できるのでとても便利です。中にはセンサーで部屋の温度を感知し、自動で電気毛布の温度を調節してくれるモデルもあります。
タイマー機能:就寝時に使用するなら欲しい機能
オフタイマー付きの電気毛布なら、「就寝後1時間で電気を切る」といった設定が可能です。電気毛布は、長時間使い続けると乾燥や脱水症状につながるおそれがあります。また、暑すぎて寝苦しくなったりもするので、就寝時に使いたい場合はタイマー機能付きのモデルがおすすめです。
ダニ退治機能:手間をかけずにダニを駆除できる
電気毛布も、普通の毛布や布団と同じようにダニが発生する可能性があります。ダニ退治モードを搭載している電気毛布なら、手間をかけずに定期的なダニ退治が可能です。
そのほかの機能:充電式ならアウトドアでも使用可能
そのほかの機能としては、電源方式と電磁波カット機能の有無があります。電磁波は、家電などから出る電気の波のことで、電気毛布からも出ています。体に影響を及ぼすほど強い電磁波ではありませんが、気になる場合は、電磁波カット機能がついたモデルを選びましょう。また、コンセントのいらない充電式の電気毛布や、モバイルバッテリーから給電可能なUSB充電式のモデルなら、アウトドアなどでつかうのにも便利です。

室内でも、電気毛布を使いたい場所とコンセントの位置がうまく合わないことがあります。充電式やUSB充電式のモデルなら、アウトドアで使えるのはもちろん、コンセントの位置を気にせず使えるメリットがあります。
メーカー別・電気毛布の特長
電気毛布は、多くのメーカーから登場しており、オーソドックスなものから着るこたつのようなユニークなものまで、さまざまな製品があります。ここでは、主要メーカー3社の代表的な製品の特長をご紹介しますので、製品選びの参考にしてください。
パナソニック:室温センサー搭載で自動的に温度調節
パナソニックは、1918年創業の日本を代表する大手家電メーカーです。AV機器から家電、パソコン、住宅設備、照明まで、幅広く製造・販売を手掛けています。電気毛布は、室温センサーを搭載し、自動で温度調節する機能がついたモデルをラインナップ。丸洗いOKでダニ対策ができるモデルや、消臭機能付きモデルなど、清潔さを重視しているのも特長です。

YAMAZEN:着る毛布を含む全タイプをラインナップ
YAMAZENは、工業機械や産業機械、家庭機器などを取り扱う株式会社山善のブランドです。電気毛布は、敷き、掛け、掛敷、着る毛布の全タイプがそろっています。ランニングコストを抑えた製品が多いため、使用頻度が高い方や長時間使用する方におすすめ。抗菌・抗ウイルス仕様のものや、丸洗いOKかつダニ退治の機能がついたモデルもあります。

コイズミ:おしゃれなデザインだけでなく必要な機能も搭載
コイズミは、美容家電や調理家電、季節家電、音響機器などを取り扱う小泉成器株式会社のブランド名です。電気毛布は、ムーミンの絵柄など、おしゃれなデザインの製品がそろっています。もちろん、USB給電や自動電源オフ、水洗いOKなど、必要な機能も搭載されています。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ電気毛布
ではここで、プロの視点で厳選した電気毛布をご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身のニーズに合ったモデルを見つけてください。
担当者おすすめの電気毛布
- 会員様web価格 1,900円 (税込)19 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2022年09月 発売◆シンプル仕様の電気しき毛布
◆スライド調節
◆頭寒足熱配線
・寸法:130×80cm
・消費電力:40W - 会員様web価格 4,485円 (税込)449 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2018年09月 発売◆天然由来「キトサン」採用で抗菌防臭
◆室温センサーで快適な温度に自動調節
◆丸洗いOK
・寸法:140×80cm
・消費電力:54W - 会員様web価格 4,959円 (税込)50 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2022年09月 発売◆シンプル仕様で家計にやさしい省エネタイプの電気かけしき毛布
◆スライド調節
◆頭寒足熱配線
・寸法:188×130cm
・消費電力:55W - 会員様web価格 8,500円 (税込)85 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2022年09月 発売◆厚手フランネル使用でふかふかの肌触り
◆温かさ7段階切換え
◆切り忘れ防止15時間自動オフ
・寸法:幅130×高さ190cm
・消費電力:75W
- 会員様web価格 1,100円 (税込)11 円相当(1%) ポイント進呈「おひとり様3点まで」最短 6月21日( 土 ) 出荷◆電熱線入りヒートブランケット(裏面ボア)
◆寒い冬をほっこり過ごせる電熱線入り、暖かふわもこブランケット - 会員様web価格 5,494円 (税込)55 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2023年09月 発売◆極上のシルキータッチで手触りがよい、フランネル素材を使用。
◆家庭用洗濯機で洗えるので、いつでも清潔な状態が保てます。
◆通電中はランプが点灯するので、通電状態が一目で分かります。
・寸法:110×70cm
・消費電力:40W - 会員様web価格 5,963円 (税込)60 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2024年09月 発売
- 会員様web価格 8,271円 (税込)83 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) 出荷2024年09月 発売
電気毛布を上手に使うコツ
電気毛布は、電源を用意してスイッチを入れるだけで使える製品です。ですが、快適に使うには、いくつか知っておきたいポイントがあります。ここでは、電気毛布を上手に使うコツをご紹介しましょう。
初めて使用する際には通電が必要
購入直後に初めて使用する際や、シーズンで初めて使用する際には、電気毛布が暖かくなりにくいため、最初に約8~24時間程通電する必要があります。通電はどの運転モードで行うのか、何時間行うのかなどはメーカーによって異なるので、購入商品の取扱説明書をご確認ください。
丸洗いで清潔に
多くの電気毛布は、洗濯機での丸洗いに対応していますので、コントローラーとバッテリーを取り外せば、自宅でも洗濯が可能です。ただし、ドラム式洗濯機では洗えないこともあるので、洗濯する前に必ず取扱説明書をチェックしてみてください。ドラム式洗濯機がNGな理由は、ドラム式洗濯機が持ち上げた洗濯物を下に叩き落す叩き洗いをするため、電気毛布の中の電熱線を痛める可能性が高いからです。同じ理由で、ドラム式洗濯機で丸洗いできないモデルは、コインランドリーでの洗濯も避けてください。
就寝中は電源を切るかオフタイマーをセットする
40~50℃前後の電気毛布に⾧時間ふれていると、低温やけどを起こす可能性があります。ですから、就寝前に布団を暖めたり、就寝時に足先を暖めたりする場合は、高い温度に設定したまま眠ってしまわないよう注意が必要です。対策としては、就寝時は電気毛布のスイッチを切るか、設定温度を下げるか、タイマーをセットしておきましょう。
充電式やUSB電源ならアウトドアにも使える
充電式やUSB電源の電気毛布であれば、自宅以外でも使えます。登山やキャンプなど、アウトドアで使うのにも最適な暖房器具といえます。アウトドアで使う場合は、生地の薄いポリエステル製であれば、軽くてかさばらないため、荷物にもなりにくいでしょう。

電気毛布を自宅で洗濯する際は、電熱線が痛まないように洗濯ネットを使うのがおすすめです。電気毛布のコネクタ部分を内側にして折りたたみ、そのまま洗濯ネットに入れて優しく洗える「手洗いコース」を選びましょう。洗い上がった後も乾燥機は使わず、風通しの良い所で陰干ししてください。
ランニングコストの低い電気毛布を活用しよう
電気毛布は、就寝前や就寝時、デスクワーク中のほか、キャンプや車中泊など、さまざまな場面で使える便利な暖房器具です。本体価格も手頃で、ほかの暖房器具に比べてランニングコストも低いため、導入しやすいのも魅力でしょう。そこで、就寝前や就寝時に布団や足先の冷えを解消したい、キャンプや車中泊などのアウトドアで暖房器具を使用したいなど、ニーズに合わせて電気毛布を選ぶことが大切です。ぜひ、ご自身のニーズに合ったモデルを探してみてください。