
【おすすめ】18畳用エアコンの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.6.3[更新]
18畳用エアコンがあれば、夏の暑さと冬の寒さが、年々厳しく感じられる日本の気候でも快適に過ごせます。ここでは、Joshin web のエアコン担当者が、プロの視点からピックアップした18畳用エアコンのおすすめモデルをご紹介します。また、エアコンの選び方やチェックポイントも解説しますので、併せて参考にしてください。

Joshin web エアコン担当者「マルちゃん」が、18畳用エアコンのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
18畳用エアコンの適用畳数
家庭用エアコンの冷暖房能力は、一般には「◯~◯畳」という部屋の広さを示す「適用畳数」で表記されます。この数値が大きいほど、冷暖房能力が高くなります。ちなみに、前の数値が木造住宅の場合の適用畳数、後ろの数値が半鉄筋コンクリート住宅の場合の適用畳数です。つまり「6~8畳」と表記されていたら、木造なら6畳、鉄筋コンクリートなら8畳までの部屋に対応できる能力があります。一般的に18畳用のエアコンの適用畳数は、暖房の場合で15~18畳、冷房の場合は15~23畳です。14畳用や20畳用と比較すると、能力差がわかりやすくなります。
■14~20畳用エアコンの一般的な適用畳数
サイズ | 適用畳数 | |
---|---|---|
冷房時 | 暖房時 | |
14畳用 | 11~17畳 | 11~14畳 |
18畳用 | 15~23畳 | 15~18畳 |
20畳用 | 17~26畳 | 16~20畳 |

適用畳数は、エアコン選びの目安のひとつですが、部屋の状況は千差万別です。冷暖房能力に不安があれば、1つ上のクラスを選んでおきましょう。
18畳用エアコンを購入する前の確認事項
18畳用エアコンを新設する、あるいは現在のものと交換する場合には、購入前にいくつかチェックしておきたい点があります。これらを確認しておかないと、せっかく買ったエアコンが使えない、あるいは十分な性能を発揮できないということにもなりかねませんので、注意してください。
設置場所を確認しておく
新築あるいは築年数の浅い物件であれば、エアコンの設置位置を想定した設計になっていますので、あまり問題ありません。ですが、「2つの部屋をつなげて、広いリビングにリフォームした」というような間取りがある場合、設置場所は十分に検討する必要があります。
冷暖房効率の良い位置はどこか、電源や配管の問題はないか。また、18畳用のエアコンは、本体の寸法が大きく重さもありますから、スペースや壁の強度が十分かどうかも確認が必要です。もしも不安があるようなら、事前に現場の写真を撮っておき、販売店のスタッフや工事業者に相談してみることをおすすめします。

コンセントの形状を確認する

エアコンは一般の家電に比べ、多くの電力を消費します。そのため、エアコン用のコンセントはほかの屋内配線とは別に、専用コンセントとして配線されるのが一般的です。
エアコンのコンセントは大きく4種類に分けられますが、18畳用の大きなサイズのエアコンは、200Vの電圧が使われています。エアコンの設置場所が決まったら、専用コンセントの有無や形状、電圧・電流を確認してください。もし、取り付けるエアコンに必要な電圧・電流に足りなかったら、電気工事を依頼する必要があります。
ブレーカーの容量は十分か
コンセントとともに重要なのが、屋内配線のアンペア数です。サイズの大きなエアコンは消費電力も大きいため、必要な電流も大きくなります。エアコンの消費電力と使用電圧がわかれば、下記の式を使ってどれほどの電流が必要かを算出することが可能です。
<電流・消費電力・電圧の関係>
電流(A)= 消費電力(W)÷ 電圧(V)
例えば、カタログに記載されたエアコンの消費電力が4,000Wで、使用電圧が200Vなら、電流は20Aになります。ほかの家電も同時に使うことを考えると、最低でもブレーカーの容量に30Aは必要で、できればもう少し余裕が欲しいところです。
ご家庭ごとの契約アンペア数は、玄関や勝手口などに設置されている分電盤の、アンペアブレーカーの数値で確認できます。電力会社に連絡すれば大きなアンペア数に変更できますので、余裕が欲しい場合は相談してみましょう。

室外機の置き場所も重要
18畳用のエアコンとなると、室外機もそれなりに大きいサイズになります。置き場所が確保できるかどうかも、事前に確認しておいてください。なお、室外機を設置する場合、前後左右に一定の余裕が必要です。その寸法を考慮に入れて、場所を確保しましょう。風通しが悪く排熱がこもりやすかったり、直射日光にさらされたりする場所に室外機を置くと、エアコンの性能にも影響を及ぼします。このような点にも注意しながら、置き場所を選んでください。

工事費は工事内容で変わる
エアコンは、本体価格+標準据付工事を含む価格で表示していますが、現場の状況や必要な工事内容によって工事費は変わってきます。2階の部屋から1階に置いた室外機に配管する場合は配管が長くなりますので、工事費用もかさみます。また、配管をむき出しにせず、見えないように壁の内側に通す「隠蔽配管」にすれば、さらにコストアップするでしょう。工事費は工事の内容によって別途費用がかかることもありますが、事前に販売店に相談して見積もりを取っておくといいかもしれません。

古いエアコンの処分には費用がかかる
エアコンは、家電リサイクル法の対象品目です。使い古したエアコンであっても、粗大ゴミとして捨てることはできません。所定の費用を支払い、ルールに沿って処分する必要があります。処分費用はメーカーや機種によって差がありますが、990~2,000円程度です。


購入前の確認ポイントのうち、忘れがちなのが工事費です。電源や配管、室外機の置き場所などによって、料金が変わってきます。販売店に相談してどんな工事が必要なのか、標準据付工事以外にいくらくらいかかるのかを割り出しておけば安心です。
18畳用エアコンを選ぶ際のポイントとは?
ここからは、18畳用エアコンを選ぶ際に、チェックしておきたい機能やポイントについてご説明します。快適な室内環境のために、いずれも大切なものばかりですから、漏れのないように確認してください。
定格出力:部屋の環境によってはハイパワーのものを
定格出力とは、エアコンのパワーを示す数値です。kW(キロワット)で表示され、数値が大きいほど冷暖房能力が高いということになります。エアコンの大きさは適用畳数で選べば良いのですが、陽当たりの良い部屋は夏場の室温が上がりやすく、反対に陽当たりが悪いと冬の寒さが厳しくなります。そんな場合は、同じ適用畳数でも定格出力の大きなモデルを選ぶといいでしょう。特に、暖房は冷房よりもパワーを消費しますから、冬場の冷え込みが厳しい場合は、冬を基準にエアコンを選ぶことをおすすめします。
省エネ性能:長期的に見ると大きな差がつく
エアコンは家電の中でも消費電力が大きいものですから、省エネ性能が少しでも高いモデルのほうが、長期的にはお得です。エアコンの省エネ性能がどれほどのレベルなのか、わかりやすく表示したのが「統一省エネラベル」です。省エネ基準の達成率や年間の電気代の目安などが記載されていますから、ぜひ参考にしてください。エアコンの省エネ性能は年々向上しており、10年、15年前のエアコンと比較すると、現在の製品は格段に高い省エネ性能を持ちます。古いエアコンをお使いの方は、そろそろ買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。


エアコンは長く使う家電ですから、省エネ性能の違いによって大きな差が表れます。特に電気代が高騰すると、その差はますます広がりますから、しっかりチェックしておきましょう!
その他の機能:快適・便利な、さまざまな機能
ほかにも、現在のエアコンには各社が工夫をこらした機能が搭載されています。いずれも、エアコンを便利に使い、快適に過ごすためのもの。これらの快適・便利機能にも注目しながら、購入モデルを絞り込んでください。
自動清掃機能
エアコンの吸入口のフィルターを、自動的に清掃してくれる自動清掃機能。通常、エアコンは2週間に一度の清掃が推奨されていますが、この機能があれば、そうしたメンテナンスは必要ありません。いつもどおりエアコンを使っているだけで、フィルター詰まりを起こすことなく、常に部屋の空気をきれいに保てます。

空気清浄機能
空気清浄機能は、吸入口から取り入れた空気から微細なほこりや花粉を取り除き、きれいにしてくれる機能です。小さなお子様やご高齢の方、ほこりや花粉に敏感な方には、うれしい機能でしょう。具体的な清浄化の方法はメーカーやモデルによって異なりますから、カタログなどを見比べて、どれが良いかご検討ください。

除湿・加湿機能
除湿・加湿機能は、蒸し暑い夏と乾燥しがちな冬を乗り切るには、ぜひ欲しい機能です。髪や肌、喉へのダメージをやわらげ、快適に過ごすことができます。除湿運転をすると室温が下がり、肌寒く感じることがありますが、そうした場合には微妙に室温を上げるなど、自動運転が可能なモデルもあります。

換気機能
換気機能を持つエアコンであれば、運転中に外気を取り込み、効率の良い換気が可能です。気密性の高い住宅には、おすすめの機能です。換気運転ができるモデルであれば、冷暖房を入れていなくても室内の換気ができますから、一年を通して新鮮で快適な空気の中で過ごすことができます。

センサー機能、AI機能
最新のエアコンには、室温センサーに加えて、壁や床の温度を検知する温度センサー、室内にいる人の人数や位置、肌の温度まで検知する人感センサーなど、さまざまなセンサーが搭載されています。これら、多くのセンサーからの情報によって快適な空気環境になるよう、自動運転してくれるのです。また、AI搭載モデルであれば、より効率的で繊細な自動運転ができます。

スマートフォン連携機能
スマートフォン連携とは、スマートフォン用アプリからエアコンをコントロールできる機能です。単にリモコン代わりに使うこともできますし、自宅の無線LANを経由し、外出先から操作することもできます。また、帰宅時間に合わせて室温を調整しておくといった使い方のほか、スマートスピーカーやほかのIT家電と連携することも可能です。


現在のエアコンは多種多様な機能を搭載していますから、「迷うばかりで決められない」ということもあるかもしれません。そんなときは「どんな機能が必要なのか」を考えて、メーカーやモデルを絞り込んでいきましょう!
メーカー別・18畳用エアコンの特長
18畳用のエアコンは、多くのメーカーから発売されています。メーカーごとに設計思想や得意な技術などがありますから、搭載された機能や性能をチェックして、お気に入りのメーカーを探してください。
ダイキン:サポートが手厚い空調設備のトップメーカー
ダイキンの家庭用エアコンは、業務用空調機器で培ってきたノウハウが存分に活かされています。ダイキンの最大の特長は、手厚いユーザーサポートです。エアコンが動かなくなったというような緊急時に、24時間・365日対応してくれるサポートデスクは、実に心強い味方といえます。
また、機能の面でも独自の工夫が満載です。例えば、代表的な機能である「うるさらX」は、乾燥する冬場には加湿した空気、湿りがちな梅雨時や夏場は爽やかな空気で、季節や天候にかかわらず室内を快適な状態に保ちます。さらに、「給気換気」機能で、新鮮な外気を取り込むことも可能です。AIが常に快適な状態を維持する「AI 快適自動運転」や、お手入れの手間を減らしてくれる「フィルター自動お掃除」など、便利な機能も搭載しています。

東芝:幅広い分野で磨き上げた技術力が強み
東芝は、多くの分野で事業を展開してきた総合電機メーカーです。その高度な技術力と発想は、家庭用エアコンにも存分に活かされています。東芝のエアコンは、カビや雑菌が繁殖しやすいエアコン内部を清潔に保つ、多角的な工夫が施されているのが特長。水とオゾンで熱交換器を洗浄し、加熱乾燥と送風で本体内部の湿気を除去したり、洗浄中にUVを照射したりすることで除菌も実行します。このような徹底的なクリーニングによって、常にきれいな空気を送り出しているのです。
また、「プラズマ空清」では、室内に浮遊するカビや雑菌、PM2.5まで吸い込んで熱交換器に吸着させ、結露水とともに室外に排出し、部屋を快適に保ちます。さらに、業界初の機能としてエアコン本体にレーダーを装備。人の動きをリアルタイムで読み取って風を直接あてたり、人をよけて風を送ったりすることができるのです。

三菱:人をもっと快適にする、さまざまな製品を生み出す
三菱は、日本を代表する総合電機メーカーで、家電の分野でも数多くの製品を生み出しています。同社のエアコンブランド「霧ヶ峰」の誕生は1967年で、以来半世紀以上にわたり進化し続けてきました。霧ヶ峰シリーズは、一部の付属品を除くすべてのモデルを、静岡県内の工場で開発・生産しています。熟練の職人の手によって正確に組み上げられ、最終検査では全台通電して動作確認が行われるので安心です。
機能面では、高度なセンサー技術をベースに、快適な環境を生み出す工夫が優れています。赤外線センサーとAIを組み合わせた「ムーブアイmirA.I.」、水のミストで有害物質を抑制する「ピュアミスト」、エアコン停止後に自動でフィルターのほこりを除去する「フィルターおそうじメカ」などは、三菱ならではの特長です。なお、2023年モデルでは、人の気持ちを読み取る機能「エモコテック」が登場し、生活シーンに合った空調を実現しました。

日立:清潔、快適性能を追求する「白くまくん」
日立は、世界的な企業グループの一角を占める総合電機メーカーで、「白くまくん」の名で親しまれる同社のエアコンは、清潔さと快適さを追求した機能や構造が特長です。例えば、汚れが溜まりやすい室内機・室外機の熱交換器や排水トレーを掃除する「凍結洗浄」機能、送風ファンを自動でブラッシングする「ファンお掃除ロボ」などは、国内エアコン唯一の機能です。さらに、エアフィルターの自動お掃除機能を加えたお掃除メニューは、リモコンのボタンひとつでまとめて実行できます。
また、快適機能としては「Premium プラズマ空清」があり、室内を浮遊しているカビや雑菌、ウイルスなどをプラズマイオンで捕らえ、熱交換器に捕集可能です。あとは、汚れとともに洗い流し、快適な空気環境を作り出します。さらに、別売の換気ユニットを追加すれば、室内の汚れた空気を排出し、常に新鮮な外気を取り入れることも可能です。

Joshin web エアコン担当者が厳選!おすすめ18畳用エアコン
ではここで、家電のプロの視点から見た、おすすめの18畳用エアコンを紹介しましょう。いずれも Joshin web のエアコン担当者によるセレクトですから、ライフスタイルに合った一台がきっと見つかるはずです。
担当者おすすめの18畳用エアコン
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・室内機寸法:幅795×高さ295×奥行250mm
・年間電気代の目安:57,200円(税込)
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・冷房能力:5.6kW (最小値0.5kW~最大値5.7kW) - 会員様web価格 237,820円 (税込)(標準工事料金22,000円とのセット)2025年02月 発売【エアコンご購入前にご確認下さい】
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18畳用エアコン選びは快適機能や省エネもチェック
家族が集まる広いリビングでエアコンを使うなら、各種センサーを活用した快適機能が威力を発揮してくれます。必要な機能を搭載したモデルを探すことで、購入モデルを絞り込めるでしょう。また、18畳用エアコンは消費電力が大きくなりがちです。省エネ性能もチェックしながら、ライフスタイルに合った最適な一台をお選びください。