
【おすすめ】ダイソン扇風機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.4.18[更新]
ダイソンの扇風機は、ユニークなデザインばかりが注目されがちです。しかし、数多くの機能を備えた多機能・高機能モデルがズラリとそろっており、購入の際には迷ってしまいます。ここでは、Joshin web の家電担当者が、ダイソン扇風機の特⾧や購入する際のポイントなどについてご紹介します。

Joshin web 家電担当者「つくね」が、ダイソンの扇風機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
ダイソンの扇風機、おすすめポイントはここ!
ダイソンは、「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」で、一躍知名度を上げたイギリスのメーカーです。同社の扇風機は、掃除機で培った独特のアイディアと技術力が投入されています。ここでは、ダイソン扇風機のおすすめポイントである独自の構造や、スタイリッシュなデザインなどについてご紹介します。
ファンが見えないダイソン独自の構造
なぜファンがないのに風が出るのか。それはダイソンの扇風機ならではの独自構造にあります。ダイソンの扇風機は本体の下部に、電源や制御盤、モーターなどの部品がすべて収められています。そして、ここで風を起こすのですが、一般的な扇風機のファンとはまったく違う「インペラー」という部品が使われています。インペラーは自動車のターボチャージャーや飛行機のジェットエンジンなどに使われるもので、円錐型の本体に羽根をつけた形をしています。これを高速回転させることで本体内部に空気の流れを作り、それを空洞になっているリング部分に押し上げて、リングの内側に開いたわずかな隙間から吹き出させる仕組みとなっているのです。

遠くまでしっかり風が届く
本体内に組み込まれたインペラーは、一般の扇風機のように大きなものではありませんが、強力なモーターで高速回転させ、空気の流れを作ります。ここで作られる風量はそれほど大きなものではありませんが、リングの狭い隙間から吹き出すことで風力を強めているのです。さらに、風が吹き出すリングの断面は、飛行機の翼のような形となっており、周囲の空気を大量に巻き込み、強い気流として前方に吹き出します。
この一連の仕組みが、ダイソン独自の特許技術「エアマルチプライアー(Air Multiplier)」です。このテクノロジーによって、取り込んだ風を増幅し、切れ目のないスムーズな風を大量に生み出すことができます。


一般の扇風機は、回転する羽根によって風が分断されてゆらぎが生じます。ですが、ダイソンのエアマルチプライアーは、途切れなく続く空気の流れを生み出し、遠くまで届けることができます。これは、ダイソンの扇風機ならではの特⾧です。
省スペースでスタイリッシュなデザイン
ダイソンの扇風機にはいくつものバリエーションがありますが、大きなファンがありませんので、いずれも省スペースな設計です。本体の幅は約19cmから約31cmですから、置き場所を選びません。また、シンプルでスタイリッシュなデザインは、どんな部屋にもマッチします。ダイソンの扇風機は、そのスタイリッシュなデザインで、2010年と2015年の2回、グッドデザイン賞を受賞しているほどです。

一台三役で、家電の入れ替えが不要
ダイソンの扇風機の現行モデルには、扇風機以外の機能が搭載されています。例えば、空気洗浄機能、加湿機能、温風機能です。どの機能が追加されているかはモデルによって異なりますが、空気清浄機能と温風機能、2つの機能を同時に搭載したモデルもあります。つまり、ダイソンの扇風機一台で、扇風機としてだけでなく、ファンヒーターや空気清浄機としても使えるのです。これらの空調家電を別々に用意するとなるとコストがかかりますし、部屋も狭くなります。ですが、一台三役のダイソンの扇風機なら、こうした無駄が一切ありません。

名称を見れば機能がわかる
ダイソンの空調家電は、搭載された機能をモデル名にしています。では、どの名称がどんな機能を表しているのかご説明しましょう。
Cool
Cool(クール)は送風機能です。「Dyson Cool」といえば、付加機能が何も搭載されていない、シンプルな扇風機ということになります。過去にはこのモデルも販売されていましたが、現行モデルにはありません。なお、空調家電としては基本的な機能であるためか、販売サイトによっては、この表記を省略しているケースもあるようです。
Hot
Hot(ホット)は温風機能のこと。リング部分の内部にヒーターを組み込むことで温風を吹き出し、ファンヒーターのように使うことが可能です。ただし、「温風専用モデル」というものはありませんので、実際には「Hot+Cool」と表記されます。このタイプなら、一年を通じて使うことができます。
Pure、Purifier
Pure(ピュア)は、空気清浄機能を表します。高性能なフィルターを装備しており、ウイルスや花粉を捕らえます。Purifier(ピュリファイヤー)はさらに高性能で、PM0.1(ウイルス)までも99.95%除去します。

Humidify
Humidify(ヒューミディファイ)は加湿機能で、加湿器につけられる名称です。本体の水タンクに強力なUV-C(深紫外線)ライトを組み込み、水に直接照射して衛生的な加湿を行います。

Link
名称にLink(リンク)がつけられたモデルは、スマートフォン連携ができることを表します。アプリから運転スケジュールを設定したり、室内環境をモニタリングできたりします。ただし、新しいモデルでは標準的な機能になり、この表記は省略されることが多いようです。

Formaldehyde
Formaldehyde(ホルムアルデヒド)がついたモデルは、特殊な触媒フィルターを持ち、有害物質であるホルムアルデヒドを捕らえて、水と二酸化炭素に分解し、無害化できます。触媒を使っていますので、定期的なフィルター交換は不要です。


ダイソンの扇風機には⾧いモデル名が多いのですが、「名前を見れば機能がわかる」というのは、合理的で便利だともいえます。
ダイソンの扇風機を選ぶ際のポイントとは?
一般的に扇風機を選ぶ際にチェックすべきポイントは、適応畳数と機能です。ですが、ダイソンの扇風機には、温風機能や空気清浄機能といった付加機能が多いため、どのモデルを選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで、通常の扇風機の選び方を含め、ダイソンの扇風機選びでチェックすべきポイントについてご紹介します。何を優先すべきかを考えながら、ご自宅に合ったモデルを絞り込んでいってください。
適応畳数:部屋の広さに合ったサイズを
エアコンや扇風機といった空調家電は、どれくらいの広さの部屋に対応しているかを表す「適応畳数」が表示されています。ですから、広々としたリビングに適応畳数に合わない小型の扇風機を置いても、風は部屋全体に届きません。ダイソンの扇風機は、モデルごとに適応畳数が決められていますから、まずはこの数値をチェックしてください。実際の部屋の広さに合ったモデルがない場合は、適応畳数が少し大きめのモデルを選ぶといいでしょう。

空気清浄機能:ホルムアルデヒドを分解可能なものも
現行のダイソンの扇風機は、すべてのモデルに空気清浄機能がついています。花粉やウイルス、ペットのにおい、調理中の煙、有害なガスなど、室内を漂っている有害物質を空気と共に吸い込み、取り除いてくれるのでとても快適です。ですが、モデルによってそのパワーは異なり、一番強力なのがホルムアルデヒドを分解できるモデルになります。ほかにも、常に空気の状態をモニターして、汚れ具合によって自動で稼働するモデルもあります。

内蔵ヒーター:冬はファンヒーターとして使える
「Hot+Cool」のモデルであれば、夏は扇風機として、冬はファンヒーターとしても使えるので便利です。リング内部に組み込まれたヒーターが素早く発熱し、それを強力な風にのせて、部屋中を短時間で暖めてくれます。暖房能力はモデルによって差がありますが、現行の「Dyson Purifier Hot+Cool」で1,400Wという、十分パワフルなモデルもあります。また、扇風機とファンヒーターの両方を買い揃える必要がないのも、大きなメリットです。

首振り&上下角度調節機能
ダイソンの扇風機は、本体を左右に回転させる首振り機能を備えています。その角度は最大350 度に達するモデルもありますので、複数人がリビングでくつろぐときなどに便利です。また、本体上部を上下に動かし、送風角度を調節できるモデルもあります。首振り機能はすべてのモデルにある機能ではないので、欲しい場合は購入前に必ず確認しておきましょう。
省エネ性能:自動温度制御機能で電気を無駄なく
ダイソン扇風機の温風モードは、高出力のヒーターを使っているため、消費電力が大きくなりがちなもの。そこをカバーするのが自動温度制御機能です。この機能は室温を常にモニタリングし、設置温度に達すると温風モードを停止し、室温が下がると再び稼働して設定温度を保ちます。この機能によって、約20%の省エネに貢献しています。
加湿機能:乾燥が気になる季節も安心
モデル名に「Humidify」がついたダイソンの扇風機は、加湿機能付きです。例えば、あるモデルでは、本体に5Lの大容量水タンクを持ち、最大36時間の加湿運転ができます。加湿機能は、乾燥しがちな季節に、肌の潤いや鼻・のどの健康を守るためにも最適です。なお、タンク内にUV-C(深紫外線)ライトを設置することで、除菌を可能にしています。


ダイソンの扇風機は「多機能・高機能」が魅力ですが、多くの機能を備えたモデルは高価です。モデル選びはコストパフォーマンスにも注意しながら、慎重に検討しましょう。
その他の機能:便利な機能でモデルを選ぶ
多機能・高機能なモデルがそろうダイソンの扇風機は、これまで紹介した以外にも、さまざまな機能が搭載されています。ここでは、おすすめの機能をいくつかをピックアップしてご紹介します。
メンテナンスが簡単
一般的な扇風機はファンが露出しているため、定期的なメンテナンスが必要です。ですが、ファンを持たないダイソンの扇風機は、分解・清掃する通常のメンテナンスではなく、空気取り入れ口のフィルターを交換することで完了します。フィルターは1日12時間使用しても約1年の耐久性がありますし、本体に交換サインが表示されてから新しいフィルターを取り寄せても間に合うほどです。また、加湿機能付きモデルの水タンクも、ボタンひとつでお手入れ可能です。

転倒時自動停止機能
ダイソンの扇風機はモーターやファンなど、ほとんどのパーツが本体下部に収められています。そのため、重心が低く安定感があり、お子様やペットがぶつかっても簡単には倒れない設計です。それに加えて搭載されているのが、転倒時自動停止機能です。万一運転中に転倒した場合には、速やかに運転を停止します。この機能は、大きな安心感につながるでしょう。
スマートフォン連携
Link モデルのみだったスマートフォンとの連携機能は、現行モデルでは標準装備となりました。「MyDyson」アプリをスマートフォンにインストールしておくと、室内の空気の状態のモニタリングや、リモコン同様のコントロールが可能になります。あらかじめスケジュールを設定しておくことで、タイマーのように決まった時間に運転させることも可能です。また、スマートスピーカーと接続することで、音声操作もできます。リモコンを使う手間もなく、より手軽に簡単にダイソンの扇風機をコントロールできるので便利です。

モード切り替え機能
ダイソンの扇風機は各モデルの特性に合わせて、いくつかの運転モードが用意されています。ナイトモードは、就寝時に適したモードです。動作音を抑えた静音運転に切り替え、ディスプレイの光量を下げて、まぶしさを抑えます。また、ディフューズドモードは、冬場の空気清浄運転に適したモードです。風を吹き出す方向を前方から後方に切り替えて、涼しい風を受けることなく空気をきれいにします。ブリーズモードは、独自のアルゴリズムで涼風を再現するモードです。これらの運転モードを使い分けることで、その時々の状況に合った快適な環境を作ることができるでしょう。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめダイソンの扇風機
ダイソンの扇風機はどのモデルも魅力的で、一台を選択するのに迷ってしまうケースも多いでしょう。ここでは、Joshin web の家電担当者がセレクトした、ダイソンの扇風機をご紹介します。いずれもプロの視点でピックアップしたモデルなので、自宅にマッチしたダイソンの扇風機が、きっと見つかるはずです。
担当者おすすめのダイソンの扇風機
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ダイソン扇風機の多機能・高機能をご自宅に
ユニークなルックスだけでなく、高い技術が投入された高機能・多機能が、ダイソンの扇風機の魅力です。多機能モデルは比較的高価ですが、リーズナブルなモデルでは体験できない便利な機能もあります。じっくりと比較検討して、ご自宅に最適なモデルを探してください。