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【おすすめ】省エネ暖房器具の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

【おすすめ】省エネ暖房器具の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

2025.2.4[更新]

冬の暖房には、電気代や燃料費がかかります。ですが、省エネタイプの暖房器具を上手に活用すれば、快適な暖かさをキープしながら、運用コストを抑えることが可能です。今回は、省エネ暖房器具選びのポイントや、暖房器具の効果的な使い方のほか、主要メーカーについて解説。さらに、Joshin web の家電担当者が選んだ、おすすめモデルをご紹介します。

担当者
つくね

Joshin web 家電担当者「つくね」が、省エネ暖房器具選びのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

冬の電力消費のトップは暖房器具

寒さが厳しい日本の冬。多くの方が、エアコンやストーブ、ファンヒーター、こたつなどの暖房器具を使っています。経済産業省によると、冬の電力消費のうち、32.7%が暖房器具で占められていました。そこで気になるのが、暖房器具の省エネ性能。電気代が高騰する昨今、できるだけ省エネで効率の良い暖房器具を使用したいものです。

暖房器具が使う電気代はどれくらい?

電力を使用する暖房器具は、1時間あたりの消費電力(kW)に、使用時間(h)と電気代の「料金単価(1kWの電力を1時間使った場合の電気代)」を掛け合わせることで、電気代を算出できます。

<暖房器具の電気代の計算式>
電気代=1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(h)×料金単価(円/kWh)

料金単価は、電力会社や契約プランによって異なります。そこで、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会は、電気代の目安を計算するための料金単価を、31円/kWhと決めています(2025年1月現在)。では、主な暖房器具の目安電気代を見てみましょう。

エアコン

エアコンの暖房にかかる電気代は、建物の構造や広さ、エアコンそのものの暖房能力によって変わります。適用畳数が10~15畳のモデルの場合、暖房の消費電力の平均値は1,035W。1時間あたりの電気代の目安は約32.1円で、1日8時間使ったとして約256.8円です。

ストーブ

ストーブは大きく、「電気ストーブ」「石油(灯油)ストーブ」「ガスストーブ」に分けることができます。電気ストーブは、手軽に使える上サイズが小さく、どこにでも設置しやすいのが特⾧。広い範囲を暖めるのは苦手ですが、デスク周りや洗面所、キッチンなど、スポット的に使用するにはピッタリです。電気ストーブの多くは、およそ500~1,000Wの範囲で出力調整が可能で、1 時間あたりの電気代の目安は約15.5~31円というところです。石油ストーブは、灯油を燃やした熱で暖める昔ながらの暖房器具で、広範囲を温めるのに適しています。機種によって違いますが、1 時間あたりの灯油消費量はおよそ0.2L 程度で、灯油の平均価格を約120円/L とすると約24円かかります。また、点火に電池を使用するタイプでは、電池代も必要です。ガスストーブは石油ストーブ同様、ガスを燃やして暖めるタイプの暖房器具です。1時間あたりのガス消費量は4.07kWタイプのガスストーブでおよそ0.126立方メートル。都市ガスの平均価格を約130円/立方メートルとすると、約16.38円が必要です。また、プロパンガスを使用するモデルや、カセットガスを使用するモデルもありますが、運用コストはアップします。

ファンヒーター

ファンヒーターは、暖めた風をファンで送り出すことで暖めるタイプの暖房器具です。「電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)」は、セラミックで覆った電熱線を電気で暖め、その熱をファンで送り出します。およそ500~1,200W程度で出力が調整できるモデルが多く、この場合、電気代の目安は1時間あたり約15.5~37.2円です。「石油ファンヒーター」や「ガスファンヒーター」は、石油(灯油)やガスを燃焼させて暖めた空気をファンで送り出します。消費電力は、石油ファンヒーターがおよそ60~130Wで1時間あたり約1.9~4円。ガスファンヒーターはおよそ15~20W程度で、1時間あたり約0.5~0.6円しか電気代がかかりません。ただし、それぞれ灯油代とガス料金がかかります。適用畳数が9~13畳のモデルの場合、石油ファンヒーターは1時間あたり、0.18~0.38Lの灯油を消費するため、灯油の平均価格を約120円/L とすると、約21.6~45.6円がかかります。ガスファンヒーターの場合は、1時間あたり0.095~0.126立方メートルのガスが必要。都市ガスの平均価格を約130円/立方メートルとすると、約12.35~16.38円が必要です。

こたつ

こたつの消費電力は、カタログ上では500~600Wのものが一般的。 ところが、これはこたつの中が暖まるまでの消費電力で、一度暖まってしまえば、弱運転で100W程度、強運転でも200W程度しか消費しません。1時間あたりの電気代に換算すると約3.1~6.2円と、暖房器具の中ではコストパフォーマンスに優れています。ただし、こたつは入っているあいだしか暖まることができないため、部屋全体をエアコンである程度暖めておき、その補助としてこたつを使うのがおすすめです。

ホットカーペット

ホットカーペットは空気を汚さず、風でほこりが立つこともないので、赤ちゃんやペットのいるご家庭にもおすすめできる暖房器具です。1.5~2畳程度のサイズのモデルであれば、出力は500W程度。1時間あたりの電気代は約15.5円と、かなりリーズナブルです。

オイルヒーター

オイルヒーターは空気を汚さず、ほんのりとやわらかい暖かさを得られる、おしゃれな暖房器具として人気があります。一方で、暖房器具としては出力が大きめな傾向があり、1,300Wのモデルだと1時間あたり約40.3円の電気代がかかります。ですが、近年は省エネに配慮したモデルも登場しています。

電気毛布

電気毛布は、ホットカーペットよりも軽くしなやかなので、睡眠時だけでなく、デスクワークや勉強をするときのひざ掛け・肩掛けとしても使用できます。消費電力はおよそ75W前後と小さく、1時間あたりの電気代は約2.3円です。

暖房器具の省エネ性能は、年々高まっている

近年、電力不足や電気代の高騰、SDGsへの意識の高まりなどから、省エネ性能を気にされる方が多くなり、メーカーも今まで以上に省エネに取り組んでいます。これから暖房器具を購入されるのであれば、消費電力や年間の電気代などに注意しながら、製品を選ぶことをおすすめします。

担当者
つくね

部屋全体を暖めるには、エアコンやファンヒーターなどの大型暖房機が必要です。省エネ・節電には、こうした大型暖房機の消費電力をいかに抑えるかがポイント。エアコンやファンヒーターの設定温度を少し下げ、その補助として、加湿器や小型暖房機を併用することで、寒い日でも効率的に暖まることができます。

省エネ暖房器具を選ぶ際のポイントとは?

省エネ暖房器具を選ぶ際のポイントとは?

暖房のため、夏以上に電力を消費する冬。少しでも省エネを心掛け、電気代を減らすため、省エネ性能の高い暖房器具を選びたいところです。では、省エネ暖房器具は、どのような基準で選べば良いのでしょうか?ここでは、暖房器具選びのポイントについてご説明します。

熱源:安全性や経済性の面からも検討が必要

暖房器具に使われる熱源(エネルギー)は、電気とガス、それに石油です。それぞれ特性が違いますが、安全性と経済性の面からも、どの熱源が適しているのかを考えることが大切です。

電気

電気は手軽に使える上、種類が多いのがメリット。暖房器具の設置場所や用途に合わせて選ぶことができますし、安価なモデルもあるので、コストパフォーマンスに優れています。

ガス

ガスストーブやガスファンヒーターは、立ち上がりが早く、部屋を素早く暖めてくれます。ただし、ガス管が配管されていない部屋では使うことができません(カセットガスを使用するモデルもあります)。また、ガスを燃焼させるため、1時間に1~2回程度の換気が必要です。

石油

石油を使用するストーブやファンヒーターは、圧倒的な熱量が特⾧です。北陸、東北、北海道など、寒い地域では欠かせない暖房器具といえます。また、燃焼時に灯油に含まれる水分を放出するため適度な湿度が加わり、暖房による空気の乾燥を抑えられます。ただし、ガス同様、定期的な換気が必要です。

統一省エネラベル:省エネ性能がひと目でわかる

エアコンと、石油やガスを使用する一部の暖房器具には、各モデルの省エネ性能を表す、緑色の「統一省エネラベル」(ガスや石油を使用する器具には、簡易版ラベル)がつけられています。ここに表示された数値やマークを見れば、そのモデルがどれほどの省エネ性能を持っているかが、すぐにわかる仕組みです。同じカテゴリー内でどのモデルが良いのか迷ったときは、統一省エネラベルをチェックするといいでしょう。

  • 統一省エネルギーラベル:省エネ性能がひと目でわかる

<統一省エネルギーラベルの見方>
(1)多段階評価:省エネ性能を総合的に評価し、1.0 から5.0 まで0.1 刻みの評価点を与え、それを星の数で表示しています。評価点が高い(星の数が多い)ほど、省エネ性能が高いことを表します。
(2)省エネ性マーク:その製品カテゴリーの中で定められた省エネ基準を、どれほど達成したかをマークで示したものです。緑色の円は達成率100%以上を、オレンジ色の円は達成率100%未満を示します。
(3)省エネ基準達成率:「省エネ性マーク」の詳細な説明にあたるもので、定められた省エネ基準の達成率をパーセンテージで表しています。
(4)通年エネルギー消費効率(APF):一年を通じて使用した場合に、どれほどの冷暖房能力を発揮できるかを表す数値です。数値が大きいほど、「少ない電力で大きな冷暖房能力を発揮できる」ことになり、省エネ性能が高いといえます。
(5)年間電気代の目安:年間の電気代の目安です。実際の電気代は、気候、設定温度、運転時間、住宅の断熱性能や電力会社の料金設定など、多くの要素が絡み合うため、あくまで目安とお考えください。

暖房範囲:全体暖房か、スポット暖房か

暖房器具を使って、部屋全体を暖めたいのか、それとも部屋の一部をスポット的に暖めたいのか。これによって、選ぶべき機種の選択肢を絞ることができます。

全体暖房に向く暖房器具

部屋全体を暖めたい場合は、エアコンや石油ファンヒーター、ガスファンヒーターがおすすめです。これらの暖房器具には、対応する部屋の広さを表す「適用畳数」という数値が表示されていますから、設置場所の広さに合わせて選んでください。なお、適用畳数が「8~10畳」と表示されている場合、これは「木造家屋なら8畳、コンクリート造なら10畳に対応する」という意味です。8畳から10畳程度の部屋向けという意味ではありませんので、ご注意ください。

スポット暖房に向く器具

冷える足元だけ暖めたいといった場合は、電気ストーブやホットカーペットがピッタリ。デスクでの仕事や勉強、ソファでくつろいで映画鑑賞という場面では、電気毛布をひざ掛けに使ったり、オイルヒーターを使用したりするのもおすすめです。また、エアコンである程度まで室温を上げておき、冷える足元はこたつで暖めるというのもいいでしょう。

暖房出力:速暖性にも大きく影響する能力

暖房出力が大きいほど、早く暖めることができます。石油ファンヒーターやガスファンヒーターは、燃料を燃やして熱を生むため熱効率が良く、暖房出力が大きいのが特⾧。ですから、広い部屋を素早く暖めたい場合に適しています。また、スイッチを入れたらすぐに暖かくなる速暖性も重要。電気ストーブの中でも、カーボンヒーターやハロゲンヒーター、グラファイトヒーターは、速暖性に優れています。小型のモデルも多いので、台所や洗面所などの小さなスペースに置くのにピッタリです。

そのほかの機能:あれば便利な、さまざまな機能

省エネタイプの暖房器具に必要なのは、確実な暖房能力とコストパフォーマンスですが、ほかにも現代の暖房器具には、便利な機能がいくつも搭載されています。機種選びで迷ったときは、あると便利な機能を搭載しているかもチェックしてみてください。

安全機能

暖房器具は熱を扱うもの。しかも、石油ストーブやガスストーブは、燃料を燃やして暖をとるものですから、高い安全性が求められます。小さなお子様や高齢者のいる家庭では、熱を持つ部分に直接ふれることがないような、ガード付きモデルがおすすめです。特に、本体全体が高温になる石油ストーブなどは、ストーブガードなどのオプションが別に用意されていると安心です。また、お子様のいたずらなどを防ぐため、チャイルドロック付きのモデルを選ぶといいでしょう。器具本体が転倒したとき、自動的に運転を停止する「転倒防止機能」は、小さなお子様やペット対策はもちろん、地震対策としても効果的です。

自動電源オフ

自動電源オフ機能は、運転時間や室温を検知して、自動的に電源をオフにしてくれる機能です。暖めすぎを防ぐとともに、節電運転が可能になります。また、人感センサーを搭載したモデルは、人の動きを感知して自動的に電源が入り、人がいなくなると電源が切れます。操作の手間がいらず、電力を無駄にしないので、トイレや洗面所に設置した暖房器具にピッタリです。

スマートフォン連携

スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、外出先でも運転状況を確認したり、スイッチを入れたりできるのがスマートフォン連携機能です。エアコンが代表格ですが、ファンヒーターやオイルヒーターなどでも、スマートフォンと連携できるモデルがあります。帰宅前に部屋を暖めておくといった使用法はもちろん、「ちゃんと暖房のスイッチを消したっけ?」と不安になったときでも、スマートフォンで確認・操作できるので安心です。

担当者
つくね

部屋全体を暖めるのか、部分暖房なのか。どんな機能や性能が必要か。これらの要素によって、最適な暖房器具は違ってきます。それぞれの器具の特性を知って、数多くの選択肢の中から、絞り込んでください。

省エネ暖房器具を上手に使うコツ

省エネ暖房器具を上手に使うコツ

省エネ暖房器具は、電気代などの運用コストが抑えられているのが魅力です。さらに、ほんの少し使い方を工夫すれば、省エネ効果をさらに高めることができるでしょう。ここでは、省エネ暖房器具の性能を十分に引き出す、使い方のポイントを解説します。

温度設定は適切に

どんな暖房器具でも、設定温度を高くしすぎると、それだけ無駄なエネルギーを使うことになってしまいます。また、部屋の中と外で温度が違いすぎると、部屋を出入りするたびに体が大きな温度差にさらされ、自律神経の働きが乱れて、「寒暖差疲労」という疲れを招く原因にもなりかねません。部屋の温度は少し低めにし、その分、セーターやカーディガンで保温すれば、部屋を出たときの寒暖差がやわらぎますし、省エネにもなります。 環境省の推奨するウォームビズでは、暖房時の室温は20℃を目安としています。寝室は16~20℃と、少し低めにしておくと、夜中に暑くなって布団をはぎ取ってしまうことがありません。

タイマーの活用で運転時間を短く

暖房器具の省エネは、タイマーの活用がポイントです。特に有効なのが、就寝時のエアコンタイマー。気温は真夜中過ぎから下がっていき、夜明け前あたりが最も低くなります。ですから、暖房はつけたままで一定の室温を保っておくのが、体にとっては理想的といえます。ですが、「エアコンをつけっぱなしにするのは抵抗がある」方も多いでしょう。そこで、省エネを考えるなら、就寝から2 時間後にエアコンを切り、起床の1 時間くらい前に再びエアコンを入れるように、タイマーをセットするのがおすすめです。就寝時には16~20℃、起床時には20~22℃くらいに設定しておくと、目覚めから気持ち良く動くことができるでしょう。

定期的にフィルターの清掃を

エアコンやファンヒーターには、空気を取り込む部分にフィルターがついています。このフィルターが、ほこりやゴミで目詰まりすると、空気の流れが悪くなり、より電力を使用することになります。また、ファンヒーターの場合は十分に吸気ができないと、不完全燃焼や故障の原因となってしまうことも。フィルターの清掃頻度は暖房器具によって違いますが、エアコンの場合は約2 週間に1 回、石油ファンヒーターでは週に1 回の清掃が推奨されています。こまめにお手入れしましょう。

熱を逃がさない工夫をする

省エネ暖房には、部屋を暖めるだけでなく、暖まった空気を逃がさず、外からの冷気を部屋に入れない工夫も重要です。窓は、外気と接する場所でもあり、外からの冷気が入り込みやすい場所です。カーテンを厚手のものに交換したり、冷気の侵入を抑える遮熱カーテンに付け替えたりするだけでも、暖房効果を高めることができます。また、熱を逃がさない手段として、こたつの上掛けを保温効果の高いものに換える、厚手のラグを床に敷くといった方法も効果的です。

扇風機やサーキュレーターを併用する

空気は暖まると上昇し、冷えると下降するという性質を持ちます。冬に暖房を入れても、暖まった空気が天井付近に溜まってしまい、足元がなかなか暖かくならないのは、これが原因。そこで、暖房と扇風機やサーキュレーターを併用するのが効果的です。

扇風機やサーキュレーターで風を起こすことで、室内の空気が攪拌されて、温度ムラを解消することができます。そのため、無駄に暖房を強める必要がなくなり、節電につながるのです。なお、暖房時にサーキュレーターや扇風機を使用する場合は、床に近い部分から天井に向けるか、暖かい空気を吹き出すエアコン周辺に向けるといいでしょう。

場所と用途に合わせて暖房器具を使い分ける

暖房器具はそれぞれ特⾧があるので、使用する場所や用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。例えば、洗面所や脱衣所、トイレなどの狭いスペースまでエアコンで暖めるのは効率が悪いもの。使用するときだけ瞬時に温まる、電気ストーブなどを使用するのがいいでしょう。また、一人でデスクワークをしているときは、部屋全体を暖めなくても、電気毛布などを肩やひざに掛けることで、十分に暖まることができます。消費電力の大きなエアコンの設定温度を少し下げて、こたつや電気毛布で部分暖房を行うという具合に、複数の器具を組み合わせると、より効果的な省エネ暖房ができるでしょう。

担当者
つくね

省エネ暖房器具は、使い方をちょっと工夫するだけで、その性能をさらに引き出すことが可能です。例えばエアコンの場合、設定温度と現在の室温に差があるほど、パワー(電力)を使用します。ですから、設定温度を下げることで、省エネ効果を高めることができるのです。

メーカー別・省エネ暖房器具の特⾧

省エネ暖房器具を上手に使うコツ

暖房器具は多くのメーカーで開発・製造されていますが、「この暖房器具ならこのメーカー」といった、カテゴリーごとのトップメーカーも存在します。ここでは、主要なメーカーごとに、おすすめの暖房器具についてご紹介します。

コロナ:【石油ファンヒーター】強力な暖房性能と省エネを両立

1937 年の創業以来、暖房・空調機器、給湯器などの住宅設備機器を作り続けているコロナ。暖房器具に関しても、電気ストーブから床暖房システムまで、豊富なラインナップをそろえています。同社の石油ファンヒーターは、強力な暖房性能と使いやすさが特⾧です。点火時・消火時のにおいを抑える消臭機能に加えて、ハイエンドモデルには、燃焼用と送風用の複数のDC モーターを搭載。灯油と電力の無駄を抑え、高い省エネ性能を実現しています。

ダイニチ:【石油ファンヒーター】業界トップレベルの着火スピード

1964 年設立の暖房器具メーカー、ダイニチ。新潟県・三条市で生まれ、設立当初から石油コンロやストーブを手掛けてきました。現在は、石油、電気、ガスと、熱源の異なる暖房器具をラインナップしていますが、中でも石油ファンヒーターが人気。業界トップレベルの着火スピードで部屋を素早く暖め、消火時のにおいを軽減する「秒速消臭システムプレミアム」という、特許技術も取得しています。

大阪ガス:【ガスファンヒーター】気軽に使えるスポット暖房機能

近畿圏をカバーするガス会社、大阪ガス。メイン事業である都市ガスの製造・供給だけでなく、関連機器の販売も手掛けており、複数のガスファンヒーターを発売しています。同社のガスファンヒーターの特⾧は、部屋全体を暖めずに、あえて足元だけといったポイントを暖められる「スポット暖房機能」を搭載していること。ガスの無駄遣いを抑えることができるので、一人だけのときでも気軽に使用できます。また、部屋の温度が設定温度になると自動的に燃焼を停止し、温度が下がると燃焼を再開するエコ運転機能を搭載したモデルもあります。

パナソニック:【電気ファンヒーター/ホットカーペット】省エネ面でも優れた機能を搭載

日本を代表する総合家電メーカー、パナソニック。エアコンで名高い同社ですが、そのほかの暖房器具も高機能です。電気ファンヒーターは、トイレに置けるコンパクトモデルから、部屋全体を暖められるパワフルモデル、加湿機能や「ナノイーX」搭載モデルまでバリエーションが豊富。また、ホットカーペットは、睡眠から起床まで自動で温度をコントロールしながら、電気代を約30%カットする「快温モード」を搭載するなど、省エネ面でも優れています。

デロンギ:【オイルヒーター】安全性とインテリア性の高さで人気

イタリア発祥の電気機器メーカー、デロンギ。エスプレッソマシンと並ぶ同社の有力商品がオイルヒーターです。オイルヒーターは空気を汚さず、部屋全体を暖められるのが特⾧。風を起こさないため、肌や喉の乾燥を防ぐことができるほか、安全性の高さから、赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心です。もちろん、室温設定やタイマーなど、使い勝手も優れています。イタリアらしいデザインも魅力で、暖房だけでなく、インテリアとしても優れたアイテムです。

YAMAZEN:【ホットカーペット・電気毛布】「着る電気毛布」も人気

終戦直後、工具の製造販売から始まり、現在は家電やインテリアも手掛けるYAMAZEN(山善)。暖房器具も多く扱う同社ですが、おすすめはホットカーペット。サイズが豊富で、防水加工を施したモデルのほか、たばこのにおいや生活臭、ペット臭を吸着する「空気をきれいにするホットカーペット」など、さまざまなラインナップをそろえています。また、電気毛布は、抗ウイルス加工モデルや丸洗い可能なモデル、モバイルバッテリー駆動の「着る電気毛布」など、ユニークな製品もあります。

担当者
つくね

ガスファンヒーターを使用する場合は、必ずお使いのガスの種類をご確認ください。LP ガスと都市ガスの違いは明確ですが、都市ガスにも13A と12A という種類があります。ほとんどの都市ガスは13A ですが、ごく一部、12A のガスを使用している地域も存在します。ガスの種類に対応していない機器を使用すると、火災や不完全燃焼を起こす危険があるので、購入前に必ずガスの種類をチェックしてください。

Joshin web家電担当者が厳選!おすすめ省エネ暖房器具

ではここで、プロが選んだおすすめの省エネ暖房器具をご紹介しましょう。いずれも、Joshin web の担当者によるセレクト。ご自宅にマッチするモデルが、きっと見つかるはずです。

担当者おすすめの省エネ暖房器具

省エネ暖房器具は組み合わせ使用がおすすめ

暖房器具には多くの種類がありますが、「適材適所」が省エネのポイント。電気やガス、石油といった熱源の違い、エアコンやストーブ、ファンヒーターなど器具の違いによる特長を踏まえて、場所や用途に合わせて上手に使い分けることが大切です。また、ストーブで暖めた空気をサーキュレーターで部屋全体に行き渡らせたり、エアコンで室温を少し上げてからこたつで足を暖めたりと、複数の暖房器具を組み合わせて使うことで、さらに省エネが実現できます。暖めすぎに注意しながら、快適で省エネな暖房を心掛けてください。

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