
【おすすめ】除湿機の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.4.27[更新]
除湿機は、ジメジメとした梅雨シーズンや夏を快適に過ごせるだけでなく、冬の結露対策や部屋干し時の衣類乾燥にも効果的です。除湿機は数多くのメーカーから登場しており、ご自身に合ったモデルがどれかわからないという方も多いはず。ここでは、Joshin web の家電担当者が、除湿機の種類や選び方のポイント、おすすめ除湿機などについてご紹介します。

Joshin web 家電担当者「つくね」が、除湿機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
除湿機とは?
除湿機は、室内の空気を本体内に取り込んで湿気を取り除き、乾いた空気を排出することで、部屋の湿度をコントロールする機械です。空気から取り除いた水分は、排水タンクに水として貯まります。除湿機を使うメリットは、ジメジメした梅雨や、ムシムシした夏といった、湿度が高い時期でも快適に過ごせることです。また、部屋の湿度を下げることでカビが発生しにくくなりますし、寒い冬のガラス窓や壁の結露対策にも対応できます。
さらに、近年は室内干しをサポートする、衣類乾燥機能を搭載した除湿機が増えています。洗濯物に直接風をあてる「送風機能」を搭載しているのが特長。雨が降って洗濯物を外に干すことができないときはもちろん、花粉やPM2.5などを避けて部屋干しをしている方にも支持されています。

除湿機を効率良く使用するには、部屋を閉め切って使うことが大切です。衣類を効率的に乾かすためには、乾いた風が洗濯物のあいだを通るように、洗濯物同士の間隔を空けて使用しましょう。
除湿機を選ぶ際のポイントとは?
除湿機を購入するときは、除湿方式や除湿能力、消費電力など、チェックするべき項目がいくつかあります。ここでは、除湿機を選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介しましょう。
除湿方式:大きく4種類が存在
除湿機で最も大きな選択ポイントとなるのが、除湿方法の違いです。「コンプレッサー方式」「デシカント(ゼオライト)方式」「ハイブリッド方式」「ペルチェ方式」の4種類があり、それぞれ下記のようなメリット・デメリットがあります。
コンプレッサー方式
コンプレッサー方式は、除湿機に取り込んだ空気を冷媒(フロンガス)とコンプレッサーで冷やして結露させることで、空気に含まれる湿気を水に変えて取り除く方式です。エアコンのドライ機能と同様、ヒーターを使わずに湿気を取り除くため消費電力が少なく、排熱も少ないため室内の温度があまり上がらないことがメリット。気温が高い夏場でも部屋が暑くなりにくいので、快適に使用できます。一方、空気を冷やして除湿する方式のため、冬場など室内の気温が低い場合に除湿能力が低くなる傾向があります。また、コンプレッサーの動作音や振動があるのもデメリットといえるでしょう。

デシカント(ゼオライト)方式
デシカント方式は、除湿機に取り込んだ空気の水分を、乾燥剤に吸着させて除湿する方式です。ゼオライトという乾燥剤を使用するので、ゼオライト方式と呼ぶこともあります。ゼオライトが吸着した水分は、ヒーターで温めて気化させた後、熱交換器で水滴にしています。コンプレッサーを使わない方式なので動作音や振動がないのがメリットです。一方、ヒーターを使う方式のため消費電力が多いことと、使用中に室内の温度が高くなりやすいことがデメリット。冬の結露対策に使いたい方や、室温がそれほど高くない環境での使用に適しています。

ハイブリッド方式
ハイブリッド方式は、コンプレッサー方式とデシカント方式の仕組みを組み合わせたタイプです。コンプレッサー方式とデシカント方式には、それぞれ利用に向いた季節と向かない季節があり、一年を通して快適に使用することができません。ハイブリッド方式は、気温が高い夏場はコンプレッサー方式、気温が低い冬場はデシカント方式で稼働するため、いつでも高い除湿能力を発揮できるのがメリットです。一方で、2種類の除湿方式を内蔵しているため、除湿機本体が大きくなってしまうのがデメリット。また、価格もほかの方式のモデルよりも高くなりがちです。

ペルチェ方式
ペルチェ方式は、除湿機に取り込んだ空気を、ペルチェ素子を使った冷却装置で冷やして除湿する方式です。ペルチェ素子とは、電気を流すと片方の面は冷たくなり、反対側の面が熱くなる半導体素子のこと。ペルチェ素子を使った冷却装置は小型にできるので、除湿機自体もコンパクトなモデルが多く、靴箱やクローゼット、浴室、トイレ、押し入れなどの除湿に適したサイズのものがあります。また、コンプレッサーを使わないので、動作音や振動もありません。一方で、除湿能力自体はそれほど高くなく、広い部屋を除湿するにはパワーが足りないというデメリットがあります。

除湿能力:定格除湿能力と最大除湿能力
除湿機の除湿能力は、「定格除湿能力」と「最大除湿能力」でわかります。定格除湿能力は1日あたりに除湿できる水の量、最大除湿能力は発揮できる最大の除湿能力を表します。除湿方式によって運転モードや室温などの条件が異なるため、方式をまたいでの比較は単純ではありません。ですが、除湿方式が同じモデルでの比較の場合、数字が大きいほど除湿能力が高いことになります。
適用畳数:建物の構造によっても変わる
除湿機が「どれくらいの部屋を除湿できるか」の目安となるのが「適用畳数(適用床畳数)」です。具体的に「何畳」と記載されているので、使用する部屋の広さに合わせて選びましょう。適用畳数よりも小さい部屋で使用しても問題はありませんが、適用畳数よりも広い部屋で使用すると、除湿に時間がかかることになります。
また、気密性などの違いから、建物の構造により除湿可能な面積は異なります。例えば、鉄筋コンクリートの部屋の適用畳数が15~16畳の除湿機は、木造の部屋ですと適用畳数が8畳と半分程度になってしまうことも。適用畳数はカタログやメーカーのウェブサイトに記載されているので、ご自身の家の構造と照らし合わせてご確認ください。

衣類乾燥機能:風向き調整ができると効率的
衣類乾燥機能付きの除湿機には、洗濯物に直接風をあてるための送風機能がついています。風向きを上下左右に調節できるモデルなら、本体の場所を動かさなくても、効率的に洗濯物に風をあてることが可能です。また、機種によっては洗濯物の位置をセンサーで検出して、全自動で風量や風向きを調節してくれる機能や、イオンを放出して部屋干しのにおいを抑制する消臭機能などを備えたモデルもあります。どれも、衣類乾燥目的での使用が多い方には、あると便利な機能でしょう。

衣類の乾燥スピード:部屋干しのにおいに影響
部屋干し特有の嫌なにおい、いわゆる生乾き臭は、洗濯物に残った汚れや雑菌が原因。洗濯物の乾燥に時間がかかると、雑菌が繁殖して嫌なにおいを発するようになるのです。衣類の乾燥スピードについては、衣類の量を約2kgとした場合の乾燥時間という統一基準があり、カタログやメーカーのウェブサイトに記載されています。また、部屋干しした洗濯物を素早く乾かす、スピード乾燥機能を搭載したモデルもありますので、チェックしてみてください。
メンテナンス性:タンク容量や形状などを確認
除湿機を快適に使用するにはお手入れが必要ですから、メンテナンスのしやすさもチェックしてください。例えば、除湿した水は本体内の排水タンクに貯まるため、水を捨てなくてはいけません。タンク容量が大きいモデルなら水を捨てる回数が減りますが、タンクが大きい分、本体も大きくなります。
また、タンク容量が大きいからといってなかなか水を捨てずにいると、タンク内にぬめりやカビが発生する可能性もあります。基本的に、貯まった水はこまめに捨ててください。タンクの持ち運びやすさや、タンク自体の洗いやすさも確認しましょう。そのほか、内部に残った水分や湿気を乾燥させる機能を搭載したモデルもあります。運転を終えるたびに内部乾燥をしておくことで、本体内部のカビの発生を予防することが期待できます。

消費電力:デシカント方式は消費電力が大きめ
同程度の除湿能力を持つ除湿機の場合、ヒーターを使うデシカント方式が、最も消費電力の大きい傾向があります。なお、消費電力は、各モデルや省エネモードの有無、除湿能力などによっても異なるもの。気になるモデルを見つけたら、カタログやメーカーのウェブサイトで消費電力を確認することをおすすめします。
その他の便利機能:ライフスタイルに合わせて選択
除湿機にはほかにも、各社が開発した便利機能を搭載したモデルがあります。ご自身のライフスタイルや除湿機の使用目的に合わせて、必要な機能を搭載した機種を探してみてください。ここでは、たくさんある除湿機の便利機能の中から、一部をご紹介します。
加湿空気清浄機能
除湿機と同様に、部屋の空気環境をコントロールする機器といえば、加湿器や空気清浄機があります。そこで登場したのが、除湿機と加湿空気清浄機をいっしょにしたモデル。花粉やハウスダストなどを吸い取る空気清浄機能と、夏は除湿、冬は加湿と1台3役で一年中活躍してくれます。ただし、能力は専用モデル単体よりも劣ることが多く、お手入れの手間も増えるので、カタログやウェブサイトに記載されたスペックを必ずご確認ください。

静音性
就寝時に部屋で除湿機を使いたい場合には、静音性を重視した動作音の低いモデルを選びましょう。中には、静音モードやナイトモードといった、動作音を抑えるモードを備えたモデルもあります。寝室で使用する場合、目安として35dB(デシベル)以下のモデルをおすすめします。

キャスター付き
除湿機はエアコンのように、各部屋に一台ずつ置いて一日中動作させるという性質の家電ではありません。都度、除湿が必要な部屋に運んで、使用するのが効率的です。重量のある大型除湿機の場合は、キャスターがついていれば、簡単に部屋間を移動できます。


除湿機は大なり小なり、部屋の温度が上昇するもの。夏場は特に、人が室内にいる状態での使用はおすすめしません。外出するときに除湿機をセットしてから出掛けるのが良いと思います!
メーカー別・除湿機の特長
除湿機は、多くのメーカーが魅力的なモデルをラインナップしています。ここでは、主なメーカーごとにその特長や、除湿機に搭載された独自機能をご紹介しましょう。前述した除湿機の選び方のポイントと併せて、ご自身にフィットする除湿機選びのご参考にしてください。
コロナ:選べる多彩なラインナップ
コロナの除湿機は、ラインナップの豊富さが魅力。スリムでコンパクトなSシリーズ、消費電力の少ないPシリーズ、大容量で多機能なHシリーズ、衣類乾燥モードが充実したWHシリーズなどがそろっています。ハイクラスモデルの衣類乾燥時間は、約58分と業界トップクラス。節電効果の高いecoモードや、熱交換器を洗浄する「アクアドロップ洗浄self」といった便利機能を搭載したモデルもあります。

パナソニック:ナノイーX技術で除菌・消臭
大手家電メーカーであるパナソニックの除湿機は、独自技術のイオン機能「ナノイーX」を搭載しているのが特長。カビや花粉、菌・ウイルス、においなど、空気中の汚れを抑制する効果が期待できます。また、「衣類ケアモード」「クローゼットケアモード」といった特殊なモードや、部屋の湿度を自動調整する「部屋ケアモード」など、便利な機能を多数搭載しています。

シャープ:プラズマクラスターで快適な部屋干し
大手家電メーカーのシャープは、独自技術のイオン発生ユニット「プラズマクラスター」を搭載した除湿機をラインナップしています。ハイクラスモデルに搭載された「プラズマクラスター25000」は、1立方センチメートルあたり25,000個という高いイオン濃度が特長。部屋干しした衣類の嫌なにおいを素早く消臭して、付着菌や付着ウイルスも抑制します。また、本体にホースをつないでお風呂場などに直接排水することで、長時間運転の対応も可能です。

YAMAZEN:機能がシンプルで使いやすい
家電から、インテリアやガーデニング用品、車用品まで、さまざまなカテゴリーの製品を開発・販売しているYAMAZEN。同社の除湿機はコンプレッサー方式で、シンプルな使いやすさが特長です。湿度40%から70%まで、5%刻みで7段階の湿度設定が可能。「パワフル除湿」は、空気中の余分な湿気を取り除き過ごしやすい環境を整えます。洗濯物を部屋干しする時に、風を当てて早く乾かす「衣類モード」や広い範囲に風を送ることができる「オートルーバー」などの機能を搭載。操作部は、はじめての方でも簡単に操作が可能で、分かりやすいシンプルなボタン配置です。

アイリスオーヤマ:さまざまな除湿ニーズに対応
良質な製品を、手頃な価格で提供するアイリスオーヤマ。除湿機も、サーキュレーターを搭載した送風がパワフルなモデルや、最大適応畳数が100畳以上というハイパワーモデルなど、ラインナップが豊富です。また、内部乾燥機能やエコモードを備えた機種もあり、さまざまな除湿機ニーズに応えられるモデルがそろっています。


シャープのプラズマクラスターや、パナソニックのナノイーXといったイオン機能を搭載したモデルは、スーツのような、手軽に洗えない衣類の消臭におすすめです!
Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ除湿機
除湿機は、使用する部屋の広さや生活スタイルなどによって、最適なモデルが異なりますし、選択ポイントが多すぎて「どの機種が良いのかわからない」となってしまいがち。そこで、Joshin web の家電担当者が、プロの視点で選んだおすすめモデルをご紹介します。
担当者おすすめの除湿機
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除湿機を上手に使うコツ
除湿機は、シンプルな家電ですが、使い方を誤ると能力を十分に発揮できません。また、ちょっとした工夫で、除湿効率が格段に上がることもあります。ここでは、除湿機を上手に使うコツをご紹介しましょう。
吸気口と排気口をふさがない
除湿機を壁や家具、カーテンなどのすぐそばに設置して、吸気口や排気口をふさいでしまうと、除湿の効率が悪くなります。また、除湿機内の温度が上がり、故障などの原因ともなりかねません。説明書に従って、壁や家具から距離をとった場所に設置してください。

必ず窓やドアを閉める
除湿機を使用するときは、必ず部屋の窓やドアを閉めてください。開けたままの窓やドアから湿った空気が入ってきてしまうと、除湿効率が悪くなってしまいます。部屋全体を効率的に除湿したい場合は、吸気口が部屋の中央を向くように設置します。また、湿った空気は部屋の下の方に溜まるため、できるだけ低い場所に除湿機を設置するのがおすすめです。

洗濯物の乾燥時は真下に置く
洗濯物を効率良く乾燥させるには、風をよくあてることが大切。除湿機を洗濯物の真下に置いて、湿った空気を効率良く取り込みながら、乾燥した風をまんべんなくあてられるように調整しましょう。厚手の衣類はしっかりとしわを伸ばして、除湿機の真上に干すのがポイントです。

室温を上げる
室温が高いと相対湿度が下がるため、洗濯物の水分が蒸発しやすくなります。そこで、室内干しをするときはエアコンなどを併用して室温を上げると、乾燥効率がアップします。なお、エアコンの風と除湿機の風がぶつかり合うことがないよう、設置場所や向きを調節しましょう。


衣類乾燥を行うときは、効率的に乾くように洗濯物のあいだを適度に空けて、風を循環させることを意識しましょう!
部屋干しには衣類乾燥機能付き除湿機がおすすめ
洗濯物の部屋干しによる生乾き臭や、部屋の湿気にお悩みの方には、衣類乾燥機能付き除湿機がおすすめです。乾燥時間が早くなり、部屋の湿気も除去できます。除湿方式の違いや適用畳数、メンテナンス性などをチェックしながら、ご自身のライフスタイルに合った除湿機を探してみてください!