
【おすすめ】シャープの空気清浄機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.4.18[更新]
「プラズマクラスター」で知られるシャープの空気清浄機は、とても人気があります。ですが、同じプラズマクラスター搭載空気清浄機にもさまざまなモデルがあり、どれを選べば良いのか迷っているという方もいるでしょう。そこで今回は、プラズマクラスターをはじめとするシャープの空気清浄機の独自機能や、モデル選びのチェックポイントなどを徹底解説。Joshin web 家電担当者が厳選した、おすすめモデルもご紹介します。

Joshin web 家電担当者「つくね」が、シャープの空気清浄機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
シャープの空気洗浄機は他社にはない独自機能が人気
シャープといえば、白物家電や液晶テレビ、スマートフォンなどを手掛ける大手電機メーカーとしておなじみ。空気清浄機では、独自のイオン発生技術であるプラズマクラスターを搭載したモデルを提供しています。
プラズマクラスター技術を備えた空気清浄機が初めて発売されたのは、今から20年以上も前の2000年10月。空気中に浮遊する菌やウイルスを抑制するという、アクティブな空気清浄機として話題となりました。以来、販売台数は増え続け、2021年10月にはプラズマクラスター搭載商品の世界累計出荷台数が、1億台を突破しています。
また、ユーザー目線に立ったお手入れの簡単さやクラウドAIとの連携、一風変わった蚊取り機能など、他社にはない視点で開発した独自技術を盛り込んでいるのが特長。空気清浄機市場において、シャープの空気清浄機は常に高いシェアを獲得し続けています。
シャープの空気清浄機、おすすめポイントはここ!
シャープの空気清浄機には、プラズマクラスターをはじめ、さまざまな独自機能が搭載されています。ここでは、シャープの空気清浄機に搭載されているさまざまな機能と、おすすめのポイントを見ていきましょう。
プラズマクラスター:イオンを放出して空気をきれいに
プラズマクラスターは、プラズマ放電によってイオン(プラスやマイナスの電気を帯びた原子)を作り出し、室内に放出して空気をきれいにするという、シャープが開発した技術です。 プラズマクラスターは、空気中を浮遊する花粉やダニのふん・死がいなどのアレル物質、たばこの煙やペットによるにおい成分などを除去する働きを持つとされています。また、静電気を抑えることができるほか、浮遊菌や浮遊ウイルスを不活化する効果があることも確認されています。
最新の「プラズマクラスターNEXT」では、イオン濃度を50,000個/cm³にまで高めることで、空気浄化力を大幅強化。空気中に浮遊している微小物質だけではなく、洋服などに付着した物質にも作用するようになっています。

スピード循環気流:遠くのほこりも引き寄せて吸引
空気清浄機から遠い場所に存在するほこりなどを、風の流れで引き寄せて吸引するのが、「スピード循環気流」です。お部屋全体に風の流れを作り出し、壁から天井、反対側の壁、床という順番で気流に乗ってきた空気と汚れを、空気清浄機背面の大きな吸込口から吸塵します。
これは、空気や水などの噴流を面に沿って吹きつけたとき、噴流の多くは面に沿って流れるという「コアンダ効果」を応用した技術。プラズマクラスターで静電気を除去しながら、効率良く集塵できます。

自動掃除パワーユニット
「自動掃除パワーユニット」は、汚れが溜まりやすい「プレフィルター」を自動的に掃除する機能です。空気清浄機を使う上で、定期的なフィルターの掃除は欠かせません。特に、髪の毛やほこりなどの大きなゴミを取り除くプレフィルターは汚れが溜まりやすく、通常は2週間に1回程度の掃除が必要です。
自動掃除パワーユニットは、プレフィルターに溜まったほこりを、「抗菌Wスクラッチャー」が自動的に収集するシステム。ダストボックスに溜まったほこりは、ゴミ捨てランプが点灯する約半年に1回程度捨てるだけと、お手入れが格段に楽になります。なお、抗菌仕様のダストボックスや掃除ブラシは、水洗いもできて清潔です。

COCORO AIR
「COCORO AIR」は、インターネットを介して空気清浄機をクラウドの人工知能とつなぎ、利用状況に合わせたさまざまな情報や最適運転を提供してくれるサービスです。いわゆるIoTやスマート家電と呼ばれる技術で、無線LAN(Wi-Fi)環境があれば、簡単に設定して利用できます。例えば、花粉が多い日は、人工知能が天候・気温・湿度、さらにお部屋の空気情報を分析して、自動で最適な運転を実行。さらに、音声発話機能のついたモデルなら、運転モードについて音声で知らせてくれます。
ほかにも、お住まいの地域の天気や気候など、暮らしに役立つ情報を音声で伝えてくれたり、人の気配や時刻を把握して、挨拶やメンテナンス時期などの声掛けをしたりする機能も。COCORO AIRは空気清浄機だけではなく、シャープのエアコンとも連携するので、温度や湿度も含めた、お部屋の空気環境をすべて任せることができます。

蚊取り機能
シャープならではの独自機能ともいえるのが「蚊取り機能」。その名のとおり、空気清浄機に室内の蚊を捕獲する能力を付加した機能です。内蔵したUVライトで蚊を誘い、本体に近づいた蚊を空気清浄機の風で吸い込んで、粘着シートで捕獲するというもの。蚊だけではなく、コバエも捕獲できます。とてもユニークですが、薬剤を使わないためお子様やペットのいるご家庭でも安心して使用できるなど、実用的な機能です。

シャープの空気洗浄機を選ぶ際のポイントとは?
シャープの空気清浄機はラインナップが豊富。つい迷ってしまいますが、空気清浄機選びのポイントを押さえておけば、ご自身のお部屋や使用目的に合ったモデルを見つけやすくなるでしょう。ここでは、空気清浄機を選ぶときにチェックしたい、5つのポイントをご紹介します。
適用床面積:使用する部屋の2~3倍がおすすめ
空気清浄機には、機種ごとに適用床面積(適用畳数)が決められています。適用床面積の基準となるのは、日本電機工業会規格の「規定の粉塵濃度の汚れを、30分で清浄できる部屋の広さ」です。ただし、これはあくまで空気清浄機を設置する、最低限のお部屋の大きさを示す数字だと考えたほうがいいでしょう。
例えば、適用床面積が約6畳の空気清浄機を、実際に6畳の広さのお部屋に置いたとします。もちろん、それでも問題なくお部屋の空気はきれいになりますが、効率という観点からするとあまり理想的な選択ではありません。実は6畳のお部屋であれば、その2倍以上の適用床面積が設定されている空気清浄機を使うのがベターです。なぜなら、空気清浄機はお部屋がある程度きれいになるまではフル稼働し、その後は一定以上の汚れを検知するまで、通常の運転を続けるように設計されているからです。
適用床面積が大きいほど、素早くお部屋の空気が浄化されるので、フル稼働の時間が短くなり電気代の節約にもつながります。そこで、適用床面積は、実際のお部屋の広さの2~3倍を目安として選ぶことをおすすめします。

除湿・加湿機能:乾燥や湿気が気になる方に
シャープの空気清浄機には、通常の空気清浄機のほかに、加湿機能を備えた加湿空気清浄機と、さらに除湿もできる除湿・加湿空気清浄機がラインナップされています。お部屋の空気のきれいさだけではなく、冬場などの乾燥が気になる方は、加湿機能を搭載したモデルが候補となります。浄化した空気を加湿フィルターに通すことで、水を気化して放出するというのが基本的な仕組みです。また、除湿・加湿空気清浄機は、梅雨時などに除湿してカラッとした空気を作り出すだけではなく、衣類乾燥にも利用できます。部屋干しをよくするご家庭なら、プラズマクラスターによる生乾き臭の消臭と合わせて、快適に洗濯物を乾かすことができます。
加湿機能や除湿・加湿機能を備えた空気清浄機は、1台で2役3役をこなすことができるので、設置スペースも小さくて済み、非常に便利です。一方で、タンクや加湿フィルターなど、お手入れの必要な箇所が多くなりますし、除湿・加湿時には適用床面積が小さくなるモデルもあります。機能にこだわるのであれば、空気清浄機と除湿・加湿機は、それぞれ専用のモデルを購入するのもいいでしょう。

プラズマクラスターの種類:イオン濃度が高いほど空気清浄力アップ

プラズマクラスターには、「7000」「25000」「NEXT」の3種類があります。これらは、放出するイオン濃度が違います。イオン濃度が高いほど、空気を浄化する効果が上がると考えて良いでしょう。
イオン濃度は、「1cm³あたり何個のイオンを放出できるか」で表されます。プラズマクラスター7000はイオン濃度7,000個/cm³、25000はイオン濃度25,000個/cm³、NEXTはイオン濃度50,000個/cm³です。NEXTは、25000と比べてイオン濃度が約2倍で、よりパワフルな除菌・脱臭効果が得られます。さらに、空気中に浮遊するアレル物質や菌、ウイルスだけではなく、壁などに付着したウイルスを抑制するスピードも、2500に比べて約1.3倍となっています。
フィルター性能:空気の清浄能力を決めるポイント
シャープの空気清浄機には、大きなゴミを取り除くプレフィルターのほか、空気中の汚れを捕集する「集塵フィルター」、においをとるための「脱臭フィルター」が搭載されています。3つのフィルターの中でも、空気の清浄能力を決めるポイントとなるのが集塵フィルターです。シャープの空気清浄機の多くは、「静電HEPAフィルター」を備えています。
HEPAフィルターは、0.3μm(1,000分の3mm)の粒子を、99.97%以上捕集する能力を持つ高性能なフィルターです。体に悪影響を及ぼすとされるPM2.5とは2.5μm以下の粒子のことですから、HEPAフィルターであれば、花粉やPM2.5など大部分の粒子をキャッチできると考えていいでしょう。さらに、静電HEPAフィルターは、静電気の働きで粒子を吸着させ、目詰りしにくい機能が加わっています。
なお、脱臭フィルターは、活性炭に吸着剤をプラスして汗臭などを吸着する「ダブル脱臭フィルター」や、においの元となる成分を分解・脱臭するだけでなく、有害ガスも低減する「ガスもと~る脱臭フィルター」など、モデルによって異なるタイプが採用されています。ご自身の使用目的に合わせて、適切なフィルターを備えたシャープの空気清浄機を選ぶのがおすすめです。

独自機能:ライフスタイルに合ったものを選択
シャープの空気清浄機は、ほかのメーカーにはない独自機能を搭載したモデルがあります。空気の状態や天気予報などを、人気声優の声や外国語・方言などで教えてくれる「COCORO VOICE」のほか、空気の流れを見える化する各種モニター、部屋の中での移動に便利なストッパー付きキャスターなど、高性能なだけでなく、遊び心のある機能が満載です。ご自身のライフスタイルや空気清浄機を購入する目的に応じて、欲しい機能を選択することをおすすめします。
Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめシャープの空気清浄機
シャープの空気清浄機の特長や選び方のポイントはわかったけれど、どのモデルがいいのか決められない…。そんな方も多いのでは?そこで、Joshin web の家電担当者がプロの目で厳選した、おすすめ空気清浄機をご紹介します。実際に使用するお部屋や使用シーンをイメージしながら、ご自身にフィットするモデルを探してみてください。
担当者おすすめのシャープの空気清浄機
- 会員様web価格 29,590円 (税込)296 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年09月 発売◆音も、サイズも、性能も、Wフィルター搭載モデル。
・本体寸法:幅235×奥行235×高さ372mm - 会員様web価格 35,145円 (税込)352 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年09月 発売◆シャープ独自の空気浄化技術、プラズマクラスター7000を搭載しています。
・本体寸法:幅399×奥行230×高さ613mm
・加湿能力(最大):500mL/h
・タンク容量(約):2.5L - 会員様web価格 48,000円 (税込)480 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年09月 発売◆シャープ独自の空気浄化技術、プラズマクラスター25000を搭載しています。
・本体寸法:幅384×奥行230×高さ619mm
・加湿能力(最大):600mL/h
・タンク容量:約2.7L - 会員様web価格 86,182円 (税込)862 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2024年09月 発売◆クリーンルーム規格 Class8レベルの領域へ。プラズマクラスターNEXT搭載ハイグレードモデル。
・本体寸法:幅395×奥行265×高さ650mm
・加湿能力(最大):900mL/h
・タンク容量(約):約3.2L
シャープの空気清浄機の効果的な使い方
シャープの空気清浄機はそのままでも高性能ですが、ちょっとした工夫で、その機能をフルに活用することができます。ここでは、シャープの空気清浄機を上手に利用するために、知っておきたい使い方のポイントをご紹介します。
設置場所:壁にピッタリとつけない
空気清浄機を置くとき、つい部屋の隅や壁際に設置しそうになりますが、あまりおすすめできません。あまり壁の近くに設置すると、空気清浄機が汚れた空気を吸い込む際、壁や床を汚してしまう可能性があるのです。お部屋の中に大きな空気の流れを作るイメージで、入り口や窓から一番遠い場所に置きましょう。
シャープは、空気清浄機の効果的な設置方法として、後ろの壁から本体を3cm以上離し、さらに横も十分なスペースを空けることを推奨しています。また、最も効率良くほこりを取ることができるのは、壁から本体背面を約30cm離して設置したときだとしています。
なお、空気清浄機は人が集まるリビングや、長時間滞在する寝室などに置くのが効果的ですが、人が出入りする玄関に置くのもおすすめです。外出先から人にくっついて家の中に持ち込まれる花粉や菌、ウイルスなどに対応できますし、靴などのにおいにも効果を発揮します。
稼働時間:24時間365日稼働させる
空気清浄機は、24時間365日稼働させるのが基本的な使い方です。電気代などを気にして、何度もスイッチのオンオフを繰り返すと、空気の状態を検知するセンサーがそのたびにリセットされてしまい、空気清浄機がスムーズに働くことができません。また、かえって電気使用量が増えてしまう可能性があるため、常にスイッチをオンにしておくことをおすすめします。

お手入れ:定期的に掃除が必要
シャープの空気清浄機も、空気中の汚れを吸着するフィルターを搭載しているため、定期的な掃除が必要です。ただし、自動掃除機能を搭載したモデルであれば、プレフィルターに関しては、他社の空気清浄機よりもメンテナンスの必要が緩和されるでしょう。
また、プラズマクラスターイオンの発生ユニットも、半年に1回程度は定期的にお手入れ・掃除をしてください。ユニットの取り外しは簡単で、付属品のブラシや綿棒を使って、ほこりを取り除けばOKです。なお、イオン発生ユニットには寿命があり、約1万7,500時間が交換の目安とされています。交換の時期が来るとユニット交換ランプが点滅するので、すみやかに適合するユニットを購入して、交換することをおすすめします。

シャープの空気清浄機で快適な空気環境を!
シャープの空気清浄機は、プラズマクラスターをはじめ、革新的な機能を搭載しているのが魅力です。個性的な機種の中から、ご自身のライフスタイルや目的に最も合った一台を見つけ出し、快適な空気環境を手に入れてください!