
【おすすめ】一人暮らし向け掃除機の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.3.26[更新]
フローリングの部屋であっても、掃除機は必需品です。今回は、数あるメーカー、モデルの中から、一人暮らしに適した掃除機を選ぶポイントについてご説明します。また、Joshin web 家電担当者が選んだ、一人暮らしにおすすめの掃除機もご紹介。ご自身の一人暮らしのスタイルにマッチした一台を探してみてください。

Joshin web 家電担当者「K」が、一人暮らし向け掃除機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
一人暮らしにも掃除機が必要な理由
「そもそも、一人暮らしに掃除機って必要なの?」と考える方も、いらっしゃるかもしれません。平日は仕事や学校に出掛け、休日はほとんど外出しているという生活なら、部屋が汚れることも少なく、掃除機は不要に思うかもしれません。また、フローリングの床ならフロアワイパー、カーペットなら粘着クリーナーがあります。どちらも思いついたときにサッと使えて、電気を使いません。
ですが、フロアワイパーや粘着クリーナーでは、フローリングの溝や、カーペットの繊維の奥に隠れた汚れをかき取ることは難しいもの。アレルギー体質の方ならば、ハウスダストの原因となるダニやほこりもきれいにしたいはずです。こうしたことを考えると、一人暮らしであっても、掃除機は必須アイテムといえます。

一人暮らしだと、部屋の掃除にはなかなか目が向かないもの。ですが、清潔な住環境は、健康な生活の基本です。また、部屋を片付けて掃除機をかけるのは気分転換にもなります。定期的な掃除を習慣にしましょう。
一人暮らし向け掃除機を選ぶ際のポイントとは?
一人暮らしには、どんな掃除機が適しているのでしょうか?掃除機には、形状や集塵方法、電源の違いなどさまざまなタイプがあります。ここでは、掃除機を選ぶ上でチェックしたいポイントについてご説明します。ご自身にとって必要な機能に優先順位をつけておくと、掃除機選びで迷うことはないはずです。
タイプ:特⾧を把握してニーズに合ったものを選択
掃除機は、「スティックタイプ」「キャニスタータイプ」「ハンディタイプ」「ロボット掃除機」の大きく4種類に分けられます。それぞれ特⾧があるので、ご自宅の床のタイプや、掃除機をどのように使いたいかを考えて選ぶといいでしょう。
スティックタイプ
スティックタイプは、本体とパイプ、ダストカップなどが一体となった、棒状の掃除機です。多くのモデルが充電式で、片手で扱えるように軽量化が図られているので小回りがきき、デスクやテーブルの下などもラクに掃除できます。充電器を兼ねたスタンドが用意されたモデルなら、立てた状態で保管できるのもメリット。収納の少ないワンルームのような部屋でも邪魔になりません。思いついたときに、サッと使える軽快さが魅力です。

キャニスタータイプ
キャニスタータイプは、本体から伸びたホースにパイプとヘッドをつなぐ、昔ながらの掃除機です。本体に大きくパワフルなモーターを搭載できるので吸引力に優れ、カーペットの繊維に絡んだゴミも強力に吸い取ります。また、吸い込んだゴミを溜めるダストボックスや紙パックも大容量で、ゴミ捨ての頻度が少なくて済むのもうれしいところです。本体には大きなキャスターが付いているので、掃除をしながら移動できますが、スティックタイプと比べると、小回りはききにくいといえます。また、本体とホース、パイプをしまう場所を確保する必要があります。

ハンディタイプ
ハンディタイプは、スティックタイプから、パイプ部分を取り去ったスタイルの掃除機です。コンパクトなので、自動車やクローゼットの中、トイレなど、狭い場所の掃除に大活躍します。また、片手で軽々と扱えるので、天井やペンダントライト、カーテンレールなどに積もったほこりを吸い取るのも簡単です。以前は、小型・軽量化を優先するため、吸引力が弱いものが多かったのですが、近年は必要十分な吸引力を持つモデルも登場。パイプやヘッドを取り付けることで、スティックタイプとしても使えるモデルもあります。

ロボット掃除機
ロボット掃除機は、部屋の中を自走して掃除してくれる掃除機です。電源を入れてスタートさせれば、あとは放置しておくだけ。室内をくまなく回り、一通りの掃除を終えると充電ドックに戻ります。引き戸のレールや敷居、ラグなど、ちょっとした段差であればラクラクと乗り越えますし、フローリングだけでなく、畳やカーペットにも対応していますから、床材を選びません。また、モデルによっては水拭きができるタイプもあります。さらに、充電ドックにダストボックスが付いているモデルなら、充電と同時にゴミ捨ても可能。朝、家を出るときにロボット掃除機をセットしておけば、手間をかけずにいつでもきれいな部屋をキープしてくれます。


気づいたときにすぐお部屋をきれいにしたいなら、手軽なスティックタイプ。家具などが多いなら、ハンディタイプ。パワーを求めるならキャニスタータイプ。掃除に手間をかけたくなければロボット掃除機。ご自身のライフスタイルやニーズに合ったタイプを選ぶのがポイントです。
集塵方法:吸引力にも関係する要素
吸い込んだゴミやほこりを、どのように空気と分離して溜めておくかは、掃除機によって異なります。現在販売されているモデルでは、「紙パック式」「サイクロン式」「紙パックレス式」の3つの集塵方法があります。それぞれについてご説明しましょう。
紙パック式
紙パック式は、主にキャニスタータイプの掃除機に使用されている集塵方法です。吸引した空気ごとゴミを通気性のある紙パックに送り込み、ゴミだけをパック内に溜めます。パックの容量が比較的大きいため、ゴミ捨ての頻度が少なくて済むのが特⾧。また、ゴミ捨てのときは紙パックを取り外してそのまま捨てられるので、衛生的です。一方、ゴミが溜まってくると目詰まりが起こり、吸引力が落ちやすいのが難点。また、ランニングコストとして紙パック代が必要です。

サイクロン式
サイクロン式は、吸引した空気とゴミを竜巻状の気流にし、遠心力でゴミと空気を分離して、ゴミだけをダストカップに溜める仕組みです。紙パックが不要で、ゴミが溜まっても目詰まりすることがありません。一方、ダストカップに溜まったゴミを捨てる際に、ほこりが舞いやすいので注意が必要。また、排気をきれいにするためのフィルターを定期的に掃除する必要がありますが、フィルターレス方式のモデルもあります。

- サイクロン式(スティックタイプ・充電式)
- サイクロン式(スティックタイプ・電源コード式)
- サイクロン式(ハンディタイプ・充電式)
- サイクロン式(ハンディタイプ・電源コード式)
- サイクロン式(キャニスタータイプ)
ダストボックス式
ダストボックス式は、紙パックを使わず本体内にゴミを溜めていくタイプの掃除機で、カプセル式とも呼ばれます。ゴミを分離するフィルターが目詰まりすると吸引力が落ちやすいことや、ゴミ捨ての際にほこりが舞いやすいことなどに注意が必要です。

電源:パワーを重視するか手軽さを求めるか
掃除機の電源は、コンセントから電気を取る「電源コード式」か、バッテリーを使う「充電式」のいずれかです。それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身の使用場面と照らし合わせて検討することをおすすめします。
電源コード式
電源コード式は、キャニスタータイプの掃除機に多く採用されていますが、スティックタイプ、ハンディタイプにも採用しているモデルがあります。安定した電力を供給でき、強力なモーターを駆動できるので、吸引力が強い掃除機を求めるならこのタイプがおすすめです。ただし、電源コードが邪魔になりやすく、⾧さに限りがあるのが難点。部屋をまたいで掃除したい場合には、コンセントを抜き差しする手間がかかります。なお、掃除機の電源コードを引き出していくと、黄色と赤色のテープが巻いてありますが、使用時は必ず黄色のテープが見えるまでコードを引き出してください。そうしないと、コードが本体内で発熱し、故障の原因となる可能性があります。

充電式
コードレスの充電式は、スティックタイプやハンディタイプの掃除機に多く採用されています。充電池を搭載しているので電源のないところでも使用でき、コードがないので取り回しがいいのがメリットです。モデルにもよりますが20分程度の連続使用が可能なので、一人暮らしのワンルームであれば十分に掃除できます。

静音性:カタログのdBの値に注目
掃除機は家電の中でも、動作音が大きいもの。アパートやマンションなどの集合住宅では、近隣への音の配慮も必要です。特に、早朝や夜間に掃除機をかけなくてはならない場合は、静音性の優先度は高くなります。多くの掃除機では、カタログに「dB(デシベル)」という単位で騒音レベルが記載されており、数値が小さいほど静かです。しかし、音の聞こえ方は環境によって異なるので、騒音を気にされる方は「静音モード」や「エコモード」などが搭載されたモデルを選ぶといいでしょう。

重さ:可能であれば店頭でふれてみるのがおすすめ
スティックタイプ、ハンディタイプの掃除機は、小回りがきいて手軽に使用できるのがメリットです。そのため、本体重量が軽量なモデルをおすすめします。目安としては、スティックタイプで1.5kg前後、キャニスタータイプで3kg前後のものであれば、軽さを実感できるでしょう。ただし、たとえ重量があっても、重心の位置を工夫することで、重さを感じにくいようにしているモデルもあります。可能であれば、店頭で実際にふれてみることをおすすめします。

ヘッド:アタッチメントで活用範囲が広がる
多くの掃除機が、ゴミを吸引するヘッド部分の交換が可能です。家具の隙間のような狭い場所に使えるノズルや、ほうきのようにゴミを掃き取れるブラシ、布団の中のダニの死骸やゴミを吸引する布団用ノズルなど、アタッチメントが豊富なモデルなら、掃除できる場所が広がります。ヘッド内部に回転ブラシを搭載したものは、カーペットの奥に潜むゴミやほこりをかき出して吸引できるので、毛足の⾧いラグをお使いの方にピッタリ。さらに、自走式ブラシのヘッドなら、掃除機をゴシゴシとカーペットにこすりつけなくても、軽い力で掃除できます。

デザイン:視界に入っても気にならないインテリア性
一人暮らしの部屋は収納が限られているため、「掃除機をしまっておくスペースがない…」ということになりがちです。また、スティックタイプやハンディタイプの掃除機は、思い立ったときにサッと使える手軽さが魅力ですから、部屋の中に出しっぱなしになりやすいもの。そのため、機能だけではなく、視界に入っても気にならないデザイン性・インテリア性にもこだわりたいところです。お部屋の雰囲気や家具に合うような掃除機を、探してみてください。


ヘッドの回転部分や内部のブラシには、ほこりや髪の毛が絡まりやすいもの。定期的にヘッドをお手入れして、きれいにしておきましょう。動作不良を防ぐことができ、軽快に掃除ができます。
メーカー別・一人暮らし向け掃除機の特⾧
一人暮らし向けの掃除機は、多くのメーカーから登場しています。ここでは、人気の4社をピックアップして、それぞれの特⾧をご紹介します。
iRobot:ロボット掃除機のパイオニア
「ルンバ」で知られるロボット掃除機のパイオニア、iRobot(アイロボット)。現在では掃き掃除だけでなく、拭き掃除専用のロボット「ブラーバ」や、掃き掃除・拭き掃除の両方をこなす「ルンバ コンボ」など、製品の幅が広がっています。「一人暮らしでロボット掃除機?」と思うかもしれませんが、部屋の掃除は家事の中でも意外に時間を取られるもの。ロボット掃除機を使うことで、掃除にかける時間と労力を、ほかのことに振り分けられます。

パナソニック:日本を代表する家電メーカー
総合電機メーカーとして、世界にその名を知られるパナソニック。AV機器から生活家電まで、幅広い電気機器を開発・製造しています。パナソニックの掃除機の特⾧は、ユーザーのニーズに対応できるラインナップの豊富さ。スティックタイプからキャニスタータイプ、ロボット掃除機まで、生活スタイルや好みで選べるさまざまなモデルをそろえています。また、アタッチメントの独自性が高いこともポイント。ヘッド内の回転ブラシを2分割構造にした「からまないブラシ」は、髪の毛やペットの毛がほとんど絡むことがないので、お手入れが簡単です。

シャーク:パワフルさと使いやすさで人気
アメリカ・ボストンを本拠地とする家電メーカー、シャークニンジャ。日本では「シャーク」のブランドネームで、各種の清掃機器を販売しています。同社の主軸は、充電式のスティックタイプ掃除機。ヘッド内部に搭載した独自の回転ブラシが、床材を問わずに力強くゴミをかき出し、吸引します。また、パイプ部分がワンタッチで取り外せるため、床掃除の途中でのテーブルや家具の上のほこり取りもラクラク。ダストカップやダストボックスは外して水洗いができるので、衛生面でも安心です。お部屋になじむスタイリッシュなデザインも、魅力のひとつです。

東芝:軽量でハイパワーなモデルをラインナップ
発電所から乾電池まで、電気に関わるあらゆる事業を展開する東芝。家電の分野でも、冷蔵庫やエアコン、洗濯機と、優れた商品を生み出しています。同社の掃除機の特⾧は、軽量・コンパクトとパワーの両立。標準質量1.2kgというスティックタイプのモデルは、天井やカーテンレールなども軽々と掃除できます。また、ほとんどのモデルにサイクロン式を採用しているため、吸引力がほとんど変わらないのも魅力です。暗い場所を明るく照らす「ピカッとライト」や、髪の毛が絡みにくい「からみレスブラシ」など、便利な機能も満載しています。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ一人暮らし向け掃除機
一人暮らし向けの掃除機は種類が多く、なかなか決められない…という方も多いはず。そこで、プロの視点で選んだおすすめの掃除機をご紹介します。いずれも Joshin Web 家電担当者によるセレクト。ご自宅に合った掃除機が、きっと見つかるはずです。
担当者おすすめの一人暮らし向け掃除機
- 会員様web価格 37,587円 (税込)最短 4月29日( 火 ) 出荷2024年08月 発売◆ラクティブエア史上最軽量
◆運転音と不快音(ピーク音)を低減
・重量:約1.2㎏
・電源:充電式(連続使用時間(自動):約11~28分)
・付属品:スグトルブラシ、バッテリー、すき間ノズル、ツールホルダー、ハンディノズル、充電器、スタンド台 - 会員様web価格 27,720円 (税込)最短 4月29日( 火 ) 出荷2024年08月 発売◆ラクスルアシストで驚くほど軽いかけごこち
◆操作性にこだわった本体デザイン
本体重量(約):1.3kg(スティック時)
電源:充電式(連続使用時間:ON約25分)
付属品:ブラシ付きすき間ノズル - 会員様web価格 34,760円 (税込)最短 4月29日( 火 ) 出荷2024年09月 発売◆軽量0.97㎏(標準質量)でしっかり吸引
◆見えにくいごみも浮かび上がらせる
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・電源:充電式(連続使用時間:自動 約8~30分)
・付属品:ハンディブラシ、すき間用吸口 - 会員様web価格 29,400円 (税込)限定 「おひとり様1点」最短 4月29日( 火 ) 出荷2024年04月 発売◆ラグや敷居を乗り越える。
◆段差から落ちる心配はありません。
・充電時間:4時間、運転時間:120分
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・スケジュール機能:○
コスパの良い一人暮らし向け掃除機
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◆回転ブラシのお手入れがかんたんに
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・電源:充電式(連続使用時間:約15~25分)
・付属品:充電アダプター、充電台(上部、下部)、ブラシノズル、スキマノズル - 会員様web価格 18,700円 (税込)1,870 円相当(10%) ポイント進呈最短 4月29日( 火 ) 出荷2021年01月 発売◆直線的で多くの空気の流れを作り出すデュアルサイクロンを採用
◆フローリングや毛足の短い絨毯に最適化した新開発のヘッド搭載
・重量:約1.66kg (★スティック使用時)
・電源:充電式(連続使用時間:約20分)
・付属品:スクラビングブラシ、隙間用ノズル、ミニモーターヘッド、収納スタンド - 会員様web価格 21,776円 (税込)最短 4月29日( 火 ) 出荷2024年11月 発売◆軽い力でスイスイ進むからみレス自走ヘッド
◆床面に合わせてブラシ回転を最適制御 床見極めセンサー
・重量:約1.2kg (★スティック使用時)
・電源:充電式(連続使用時間:標準 約32分)
・付属品:丸ブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ - 会員様web価格 8,680円 (税込)「おひとり様1点」最短 4月29日( 火 ) 出荷2018年09月 発売◆スリムなボディでパワフルな吸引力
◆着脱式バッテリー1個付属
・重量:約0.66kg (★ハンディ使用時)
・電源:充電式 (連続使用時間:約12分)
・付属品:充電ドック、隙間用ノズル、マルチノズル、布団用ノズル、リチウムイオンバッテリー×1個
一人暮らし向け掃除機で清潔な毎日を
収納スペースの限られた一人暮らしの部屋で、掃除機をどこに置くか悩む…というのは昔の話。現在では、壁ぎわにすっきり収納できるスリムなスティックタイプのほか、軽量コンパクトなキャニスタータイプも数多く登場しています。清潔な部屋は、心身の健康にも影響します。部屋の広さや掃除の頻度なども考慮して、ご自身のライフスタイルにピッタリ合った、最適な掃除機を見つけてください。
スタッフが実際に使ってみました
床や天井などのおそうじを想定し、キャニスタータイプやスティックタイプのクリーナーをスタッフがレポート! クリーナーの特長などもチェックしながら、気になる商品のレポートと比較しつつ、購入前の参考にご活用ください!