
【おすすめ】AQUAの冷蔵庫の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.6.7[更新]
優れた性能と洗練されたデザイン、使い勝手の良さを持ち合わせていながら、コストパフォーマンスの高いAQUA(アクア)の冷蔵庫。元は日本のメーカーから発したブランドで、新しい技術を投入したモデルを意欲的に展開しています。今回は、AQUAの冷蔵庫のシリーズや選び方のポイントを解説。さらに、Joshin web の家電担当者が選んだ、おすすめモデルもご紹介します。

Joshin web 家電担当者「パオ村さん」が、AQUAの冷蔵庫のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
AQUAはどのようなブランド?
AQUAは、アジア市場を中心に冷蔵庫や洗濯機を提供しているグローバル家電ブランドです。元々、三洋電機株式会社の白物家電部門から始まり、グループ会社として発足しました。その後、三洋電機グループの解体に伴って、中国のハイアールグループに売却され、現在はアクア株式会社に社名を変更。本社やアフターサービスの拠点は日本国内に置き、日本の電機メーカーとして冷蔵庫事業と洗濯機事業を中心に展開しています。このような背景を持つAQUAの冷蔵庫は、下記の8つのシリーズで展開されています。
TX series:AQUAのこだわりが詰まったシリーズ
TX series は、AQUAの冷蔵庫に対するこだわりが詰まったシリーズです。チルドルーム、野菜室、冷凍室の全室に、食材をフレッシュに保つAQUA独自のコントロール機能を搭載。庫内の温度や湿度を適切にコントロールすることで、食材のおいしさや鮮度を⾧持ちさせます。また、冷蔵庫本体の表面にフロストガラスまたはクリアガラスを採用して、上質さを追求したデザイン性の高さも人気です。

TZ series:業界トップクラスの薄型設計を実現
TZ series は、冷蔵庫に加えて冷凍室にも観音開きドアを採用したシリーズです。512Lと420Lという大容量モデルながら、庫内奥行約63.5cmという業界トップクラスの薄型設計を実現。最上段の奥まで手が届きやすい、使い勝手の良さが魅力です。本体の幅は420Lのモデルが70cm、512Lのモデルが83cmと大容量ながら使い勝手の良いサイズになっています。日本を代表するプロダクトデザイナー、深澤直人氏による洗練された美しいフォルムも人気です。

Panorama Open:ショーケーススタイルが魅力
Panorama Open は、観音開きドアを開くと冷蔵室と冷凍室がひと目で見渡せる、ショーケーススタイルの冷蔵庫です。高級感のあるガラスドアを採用し、タッチパネルで庫内設定を操作できるのも特⾧。容量475Lと大容量でありながら、幅83.5cm、奥行66.7cm(庫内奥行約51cm)という、薄型幅広のサイズを実現しています。

Delie series:食材の鮮度を保つ2つの機能を搭載
Delie series は、2つの波⾧で野菜の鮮度を守るLEDライト付きの「ツインLED野菜ルーム」や、おいしさを⾧期間守る「おいシールド冷凍」を搭載した、鮮度ファーストのシリーズです。容量は430~458Lと幅広くそろえており、すべてのモデルが幅60cmと使い勝手の良いサイズ感なのも魅力のひとつ。大容量冷凍室を備えている点も人気です。

SV series:冷蔵庫の上部を有効活用できる
SV series は、3ドアの使い勝手の良い冷蔵庫で、現在1機種のみ販売されています。天面部分に本格オーブンレンジが置ける耐熱トップテーブルを採用。狭くなりがちなキッチンで、冷蔵庫の上部スペースを有効活用できる点が魅力です。

Standard:省エネ基準達成率100%
Standard は、全機種で省エネ基準達成率100%を達成しているシリーズです。省エネ基準達成率とは、省エネ法に基づいて定められた省エネ性能の目標基準値を、どれくらい達成できているのかを表すもの。同シリーズの冷蔵庫が、省エネ性能に優れている証拠といえます。ラインナップは容量272L、355L、458Lの3タイプで、すべてのモデルが幅60cmのコンパクトサイズ。また、272Lのモデルは、車椅子に座ったままでも最上段に手が届きやすい、ユニバーサルデザインを採用しています。

SIMPLE+ series:コンパクトなのに大容量
SIMPLE+ series は、コンパクトな2ドア冷凍冷蔵庫のシリーズです。スタイリッシュなデザインで、135L、169L、200Lと3つの容量がそろっています。冷凍室も大きく、2段もしくは3段の多段構造でしっかり収納できるほか、天面はオーブンレンジを設置できる耐熱100℃テーブルになっているなど、使い勝手の良さが魅力です。

Personal:場所を選ばず設置できるコンパクト設計
Personal は、一人暮らしに最適なサイズのコンパクト冷蔵庫です。シンプルでスタイリッシュな1 ドアタイプながら、ドアポケットは3段タイプとなっており、整理しやすいのが特⾧。容量は90Lで、省エネ基準達成率136%に加えて、約25dBという静音設計を実現しています。


機能がシンプルでコスパが高く、デザインもスタイリッシュなのがAQUAの冷蔵庫の魅力。使い勝手の良いおしゃれな冷蔵庫をキッチンに置きたい方に、おすすめしたいブランドがAQUAです
AQUAの冷蔵庫、おすすめポイントはここ!
AQUAの冷蔵庫は、機能性の高さはもちろん、価格面やデザイン性、豊富なラインナップなどでも幅広いユーザーに支持されています。AQUAの冷蔵庫のおすすめポイントを、価格、デザイン、ラインナップの3つのポイントからご紹介しましょう。
リーズナブルで高コスパ
AQUAの冷蔵庫は、必要十分な性能と最新機能を備えていながら、リーズナブルな価格のモデルが多いことで知られています。オープン価格ですが、国内外の人気メーカーと比べても手の届きやすい価格帯で提供されています。
スタイリッシュでスリムなデザイン
AQUAの冷蔵庫は、スタイリッシュかつスリムなデザインで、限られたスペースにすっきり収まるモデルが多いことも見逃せないポイントです。本体幅60cm以下のモデルが多く、コンパクトなキッチンでも圧迫感がありません。良い意味で生活感のない高いデザイン性と十分な実用性で、キッチン空間を快適に演出してくれます。
充実したラインナップ
AQUAの冷蔵庫は、一人暮らし用からファミリー向けまで、さまざまなライフスタイルにマッチする充実したラインナップを取り揃えています。シリーズごとにコンセプトが異なり、サイズ、容量、機能面など、多様な選択肢の中からご自身に最適なモデルを見つけることが可能です。

AQUAの冷蔵庫は、メーカーが誇る最新機能が搭載されていながらも、比較的リーズナブルな価格が魅力です。また、シリーズによってコンセプトが異なり、それぞれ、ライフスタイルに合わせて選べるよう、ラインナップも充実しています。価格で選ぶも良し、機能で選ぶも良し、デザインで選ぶも良し。さまざまな観点から、ピッタリの一台をお探しいただけます。
AQUAの冷蔵庫を選ぶ際のポイントとは?
AQUAの冷蔵庫は、多様なニーズに応えられる豊富なラインナップが魅力。一方で、選択肢が多すぎてどのモデルを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。ここからは、AQUAの冷蔵庫をどのような基準で選べばいいのか、ポイントごとにご紹介します。
容量:ライフスタイルに合わせて選びやすいラインナップ

AQUAの冷蔵庫の容量は、コンパクトな90Lモデルから、大容量の512Lモデルまで、多くの選択肢を用意しています。
冷蔵庫の容量を選ぶ際の目安としては、一人暮らしなら100~200L、二人暮らしなら200~400L、3~4人家族の場合は400~500L、家族が5人以上の場合は500L以上です。なお、AQUAの冷蔵庫は、容量が400~500L台のモデルを最も多くラインナップしています。毎日自炊をする方や、たくさんの食材を買い置きする方であれば、上記の人数分の目安容量よりも少し余裕を持たせたモデルを選ぶのがおすすめです。これまで使っていた冷蔵庫の容量も確認して、ライフスタイルに合った容量の冷蔵庫を選びましょう。
本体サイズ:設置場所や搬入経路のサイズも考慮

冷蔵庫は、設置スペースの周囲に、ある程度の空間が必要です。壁や天井に隙間がないギリギリの場所に冷蔵庫を置くと、適切に放熱できません。
AQUAの冷蔵庫は、冷蔵庫の上面に放熱スペース確保のため、10cm以上空間を空けることを推奨しています。側面や背面は、通常の冷蔵庫では5cm程度のスペースを作るのが理想とされていますが、AQUAの冷蔵庫の多くは背面を壁にピッタリとつけることができます。ですが、壁と接触させると振動音が伝わったり、壁材が黒く変色したりすることがあるので、やや隙間を作るのがおすすめ。また、側面はドアが開くよう左右0.5cm以上離します。なお、壁際で冷蔵室のドアが開かない場合は、2cm以上隙間を空けてください。
冷蔵庫を自宅内に搬入するためには、エレベーターや廊下、設置する部屋の入り口の幅も考慮する必要があります。一般的に、搬入経路の中で一番狭い場所の幅が「冷蔵庫の本体の幅+10cm」あれば、搬入が可能です。AQUAの冷蔵庫はスリムなデザインが特⾧ですが、冷蔵庫の設置場所や搬入経路のサイズを測ってから、どのモデルがいいか選ぶことが重要です。
ドア:AQUAの冷蔵庫の開閉方式は2種類
AQUAの冷蔵庫を選ぶ際は、ドアの開閉方式もチェックしておきたいポイントです。キッチンのスペースや、普段冷蔵庫をどのように使用するか、料理を作るときの流れなどを考慮して、使いやすいタイプを選びましょう。AQUAの冷蔵庫のドアの開閉方式は、下記の2つがあります。
片開き
片開きは、ドアが左右いずれかの一方向にのみ開くシンプルな構造です。このタイプは、利き手だけでなく、キッチンのレイアウトによっても使いやすさが変わります。購入前にどちら開きがいいか、シミュレーションしておきましょう。また、片開きの冷蔵庫は、観音開きの冷蔵庫に比べてドアポケット(ドアの内側のスペース)が広いため、飲み物や調味料といった小物の整理がしやすくなっています。なお、AQUAの冷蔵庫は、300L以上のモデルのほとんどが、右開きか左開きかを選ぶことができます。

観音開き(フレンチドア)
観音開き(フレンチドア)は、ドアが左右に分割されていて、それぞれ左右に開く構造です。中身を見渡しやすいため、食材の管理がしやすく、食材の取り出しもスムーズ。また、左右どちらにもドアが開くため、キッチンのレイアウトや設置場所を選ばず、さまざまな空間に柔軟に対応できます。特に家族が多い世帯や、冷蔵庫前のスペースが狭く、片開きだとドアを大きく開けられない場合などに適しています。
AQUAの冷蔵庫は、TX series は2ドア、TZ series は上下2つずつの4ドアの観音開きタイプです。また、Panorama Open は、観音開きの2ドアを開くと冷蔵室から冷凍室まですべてを見渡せるショーケーススタイルを採用しています。

省エネ性能:多くのモデルが省エネ基準達成率100%以上を達成
冷蔵庫は、基本的に24時間365日稼働する家電製品です。家電の中では、最も消費電力の多いエアコンに次ぐ、電気使用量の大きい製品といわれています。それだけに省エネ性能はとても気になるポイントです。
そこで目安となるのが、省エネ基準達成率です。省エネ基準達成率は、省エネ法に基づいて定められた省エネ基準をどれくらい達成しているかを%で表示するもの。数値が大きいほど省エネ性能が高いことを示します。なお、省エネ基準達成率はカタログや製品本体に表示されている省エネルギーラベルで確認できます。
AQUAの冷蔵庫は、Standard series はすべてのモデルが省エネ基準達成率100%を達成。そのほかのモデルも、省エネ基準達成率100%以上のモデルが多くそろっています。また、Delie series は、食品への影響が少ない範囲で冷凍室の庫内温度を調整して(約1~2℃高め)、消費電力量を抑える「節約ecoモード」を搭載。この機能を活用すれば、最大約3%の節電が可能です(※)
※室温32℃の場合、通常運転時は0.80kWh/日、節約ecoモード時は0.78kWh/日。設置環境および使用状況によって効果が異なります。

そのほかの便利機能:食材を無駄にしない機能が充実
AQUAの冷蔵庫を選ぶときは、容量や本体のサイズ、ドアの開き方なども重要ですが、食材の保存に関する機能もチェックしてください。モデルによる違いはありますが、食材保存に関するさまざまな便利機能が搭載されています。ここでは、代表的な2つの機能をご紹介します。
見える野菜室
見える野菜室は、野菜室の天板に強化処理ガラスを使用し、冷蔵室を開けるだけで野菜室がしっかりと見渡せるユニークな機能です。使いかけの野菜に気づきやすく、食材ロスの低減につながります。収納力も十分に確保されたこの野菜室は、TX series、Delie series に採用されています。

おいシールド冷凍
おいシールド冷凍は、食材に霜をつきにくくし、冷凍でもおいしさが続くAQUAの特許技術です。例えば、肉をパックのまま冷凍しても霜がつきにくく、食材同士もくっつきにくいので、使いたい分だけ取り出しやすくなっています。また、霜がつきにくいため、揚げ物などの調理をするときに油ハネが少ないのも特⾧です。この機能は、TX series、TZ series、Delie series に搭載されています。


AQUAの冷蔵庫の一人暮らし、二人暮らし向けモデルは、とりあえずで使い始めるのにちょうど良い、価格と機能のバランスがとれた製品がそろっています。また、3人以上の家族や料理が好きな方向けの大型モデルでは、他メーカーにはない薄型幅広デザインや、観音開き2ドアのショーケーススタイルモデルが人気です。
Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめAQUAの冷蔵庫
続いては、プロの視点から厳選した、おすすめのAQUAの冷蔵庫をご紹介します。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 39,800円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆多段大容量冷凍室
◆生鮮食品も美味しく保存 フリーケース搭載
◆お手入れしやすく、丈夫な全段強化処理ガラス棚
・寸法:幅495×奥行573×高さ1,193mm
・家族構成の目安:2人
・年間電気代目安:7,780円(税込)
☆「AQR-14R」をベースにしたJoshinオリジナルモデル - 会員様web価格 53,820円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆家計にやさしい省エネ&静音設計
◆生鮮食品も美味しく保存できる フリーケース
◆多段大容量冷凍室
・寸法(約):幅530×奥行601×高さ1,375mm
・家族構成の目安:1~2人
・年間電気代目安:-円(税込) - 会員様web価格 116,820円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2025年04月 発売◆家計にやさしい省エネ設計
◆整理しやすい大容量冷凍室
◆インバーター搭載
・寸法(約):幅600×奥行702.5×高さ1,775mm
・家族構成の目安:3~4人
・年間電気代目安:8,180円(税込) - 会員様web価格 161,820円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆見えるTWIN LED野菜室
◆DEO FRESHフィルター搭載 フルワイドチルド室
◆おいシールド冷凍
・寸法(約):幅595×奥行720×高さ1,775mm
・家族構成の目安:3~4人
・年間電気代目安:-円(税込)
AQUAの冷蔵庫で快適に食を楽しもう
AQUAの冷蔵庫は、価格で選んでも、デザインや性能・機能で選んでも満足できるモデルがそろっています。また、⾧く使用しているほど実感できる、使い勝手の良さにも定評があります。冷蔵庫の購入・買い替えをお考えの方は、ぜひAQUAの冷蔵庫を候補に入れてみてください。