
【おすすめ】車用掃除機の比較&選び方! 人気のモデルもご紹介
2025.5.31[更新]
車の中は、砂やほこりなどの細かい汚れが溜まりやすいもの。しかし、家庭用の掃除機は、車内で使用するにはサイズが大きかったり、延長コードが必要になったりするため、使い勝手がいいとはいえません。車内を快適に掃除するには、コンパクトでコードレスの車用掃除機がおすすめです。
本記事では、Joshin webの家電担当者が、車用掃除機を選ぶ際のポイントを解説します。製品選びをする際の参考にしてください。

Joshin web家電担当者「いなりもち」が、車用掃除機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
車用掃除機があれば車内をサッときれいにできる
車用掃除機は、小型・軽量で手軽に扱えるハンディクリーナーです。スリムでコンパクトなデザインが多く、シートの隙間やドアポケットに溜まったゴミも簡単に掃除できます。車内に入り込む砂やほこりのほか、おやつの食べこぼし、髪の毛などで汚れがちな車内の掃除に便利です。
家庭用掃除機を車内で使うとなると、コード式のタイプは延長コードが必要だったり、本体が大きくて車内で小回りがきかなかったりと、扱いづらいこともあります。
しかし、車用掃除機は充電式のモデルやシガーソケットから電源を取れるモデルが多く、手軽に使えるのが魅力。玄関や車内に常備しておけば、汚れが気になったときにすぐ掃除ができます。

車用掃除機の魅力は、軽量でコンパクトなため取り回しが良く、狭い車内でも使いやすい点です。隙間を掃除するのに便利なアタッチメントが付属しているモデルも多く、シートの隙間に入った食べかすや、ドアポケットに溜まったほこりなども簡単に掃除できます。
車用掃除機を選ぶ際のポイントとは?
車用掃除機を選ぶ際に重視したいのは、シートなどの隙間に入り込んだゴミ・ほこりをしっかり吸い込む吸引力や電源方式、重量などです。加えて、集塵方式や静音性、アタッチメントの種類などにも注目すると、用途にピッタリの製品が選べるでしょう。ここからは、車用掃除機を選ぶ際のポイントをご紹介します。
吸引力:Pa(パスカル)やW(ワット)をチェック
車用掃除機は、車内のゴミや隙間に溜まる細かいほこりをしっかり吸い取れるよう、吸引力が強いものを選ぶのがおすすめです。本体のサイズや重さが同じでも、メーカー、モデルによって吸引力に差があります。購入時は、カタログやスペック表に記載された「Pa(パスカル)」と「W(ワット)」の数値を確認しましょう。
Paは「掃除機が物を浮かび上がらせる力(真空度)」、Wは「JIS規格に定められている吸引力の目安(吸込仕事率)」を表す単位です。このPaやWの数字が大きいほど、ゴミ・ほこりを吸い取る力が大きいといえます。
電源方式:コードレス式かシガーソケット式がおすすめ
車用掃除機の電源方式には、主にコードレス式とシガーソケット式の2種類があります。どちらを選ぶかは使用スタイルによりますが、頻繁に掃除をする方やこまめに充電ができる方にはコードレス式、掃除頻度が低めの方にはシガーソケット式がおすすめです。
コードレス式
コードレス式は、本体のバッテリーを充電して使用するタイプの車用掃除機です。コードがないため取り回しやすく、車内の隅々まで掃除できます。ただし、充電が切れると掃除を続けられなくなるため、連続使用時間は事前に確認しておくと安心です。バッテリーが着脱できるモデルであれば、充電が切れたら予備のバッテリーに交換して、引き続き使用できます。

シガーソケット式
シガーソケット式は、車のシガーソケットから電源を取って使用するタイプの車用掃除機です。充電が不要なので、好きなときに長時間の掃除ができるのがメリット。
ただし、コードが短いと、車種によっては掃除機が車の隅々まで届かない場合があるため、コードの長さを確認しておきましょう。また、車のバッテリーが上がらないように、できるだけエンジンをかけたまま掃除機を使うことをおすすめします。

重量:本体重量1kg以下のものがおすすめ
車用掃除機の重量は、使いやすさに大きく影響する重要なポイントです。重いと取り回しが難しく、長時間使用すると手や腕が疲れやすくなるので、できるだけ軽量なものを選んでください。
目安として、本体重量が1kg以下であれば、長時間の掃除でも負担なく扱えます。
集塵方式:吸引力やお手入れの手軽さなど、重視するポイントで選ぶ
集塵方式とは、掃除機が吸い込んだゴミを集める方法のことです。車用掃除機には、主に「サイクロン式」「紙パック式」「紙パックレス式(ダストボックス式)」があり、それぞれ特長やお手入れの手間が異なります。
サイクロン式
サイクロン式は、吸い込んだ空気とゴミを遠心力で分離した後、空気はフィルターを通して排出し、ゴミはダストボックスに集める仕組みです。紙パックなどの消耗品を使わないためランニングコストが安く、吸引力が落ちにくいのがメリット。さらに、フィルターやダストボックスを丸洗いできるモデルなら、お手入れも簡単です。
ただし、定期的にダストボックスのゴミ捨てや、フィルターのお手入れが必要になります。

紙パック式
紙パック式は、吸い込んだ空気とゴミを紙パックに集める方式で、空気は紙パックのフィルターを通して排出されます。紙パック式の魅力は、こまめにゴミを捨てる必要がなく、フィルター掃除の手間もかからないことです。
一方、紙パックにゴミが溜まってくると吸引力が落ちやすくなり、排出される空気から嫌なにおいがすることがあります。また、紙パックは使い捨てなので、ランニングコストがかかります。

紙パックレス式(ダストボックス式)
紙パックレス式(ダストボックス式)は、吸い込んだゴミと空気をそのまま本体内部のダストボックスに送り込み、フィルターを使ってゴミと空気を分離する方式です。メーカーによっては「カプセル式」と呼ぶこともあります。ゴミが溜まったらダストボックスを取り外して、中のゴミを捨てるだけ。紙パックなどの消耗品を必要としないためランニングコストがかからず、ワンタッチで簡単にゴミを捨てられます。
ただし、定期的なお手入れが必要なので、サイクロン式と同様にフィルターやダストボックスが水洗いできるタイプが使いやすいでしょう。

静音性:音が気になるなら60dB以下のモデルを選ぶ
静音性を重視するなら、動作時の騒音が60dB以下の車用掃除機がおすすめです。dB(デシベル)は音の大きさを表す単位で、数値が高いほど音が大きいことを示します。車用掃除機を含む掃除機の動作音は一般的に60~70dB程度で、これは騒々しい事務所内や高速走行中の車内の音の大きさに相当します。
集合住宅に住んでいる方や、夜間に車用掃除機を使いたい方は、60dB以下の静音モデルを選ぶといいでしょう。60dBは、人が普通に会話をしているときと同程度の音量です。
ただし、静音性が高いモデルは、吸引力がやや弱くなる傾向があります。静音性と吸引力のバランスがいいモデルを選んでください。
アタッチメント:豊富なアタッチメントが付属していると便利
車用掃除機には、隙間を掃除しやすいように細く尖った「隙間用ノズル」や、手が届きにくい箇所の掃除に便利な「延長ノズル」「延長ホース」など、さまざまなアタッチメントが付属するモデルがあります。アタッチメントが豊富にそろっていると、複雑な形状の車内をより効率的に掃除できます。
アタッチメントの種類や数は、同じメーカーでも製品ごとに異なるため、購入前に必ず確認しましょう。

そのほかの機能:LEDライトや乾湿両用機能があると便利
車用掃除機にあると便利な機能として、LEDライトや乾湿両用機能があります。あると掃除の効率がアップしたり、より幅広いシーンで使えたりしますので、ぜひチェックしてみてください。
LEDライト
ノズルの先端にLEDライトがついているモデルは、前方を照らしながら掃除ができます。LEDライトがあることで、暗い足元やシートの隙間に潜むゴミ・ほこりがはっきりと見えて、掃除がより効率的になります。

乾湿両用機能
液体を吸い取ることができる「吸水ノズル」が付属した、乾湿両用機能を備えたモデルも便利です。シートにこぼした水や窓際にできた結露を吸い取るなど、さまざまなシーンで役立ちます。ただし、吸い込める水量には限りがあるため、購入前に確認しておきましょう。
また、乾湿両用のモデルでも、専用ノズル以外で液体を吸い込むと故障の原因になることがあるので、注意が必要です。


「吸引力が最優先」「においの発生を抑えたい」という方には、サイクロン式の車用掃除機がおすすめ。一方で、お手入れの手間を少なくしたい方には、紙パック式が向いています。LEDライト機能は必須ではありませんが、シートの下など暗い場所の掃除をする際に便利です。
メーカー別・車用掃除機の特長
車用掃除機は、さまざまなメーカーから多くの製品が登場しています。ここでは、おすすめの車用掃除機のメーカーと、代表的なモデルの特長についてご紹介します。
シャーク:どんな車にもなじむスタイリッシュなデザイン
シャークは、アメリカのマサチューセッツ州ボストン郊外に本社を置く家電メーカー「SharkNinja」の掃除機ブランドです。アメリカでは、掃除機市場のシェアNo.1を誇っています。
シャークの車用掃除機は、さまざまな車の内装になじむスタイリッシュなデザインが特長。集塵方式にはサイクロン式や紙パックレス式(ダストボックス式)を採用しており、ゴミにふれることなくワンタッチでゴミ捨てができるのも魅力です。ダストボックスとフィルターは水洗い可能なので、お手入れも簡単にできます。

アイリスオーヤマ:手頃な価格なのに使いやすさは抜群
アイリスオーヤマは、仙台市に本社を置く生活用品・家電メーカーで、多くの良質な製品を手頃な価格で提供しています。
アイリスオーヤマの車用掃除機は、シンプルでどんな車内にもなじむデザインが特長。軽量モデルは500mlのペットボトル1本よりも軽く、持ち運びが簡単です。また、ハンディクリーナーとしてもスティッククリーナーとしても使える切り替え式モデルは、車内だけでなく家庭内の掃除にも活躍します。

ツインバード:用途や予算に合わせて選べる
ツインバードは、ものづくりで有名な新潟県燕市に本社を置く家電メーカーです。無駄な機能を省いたシンプルなデザインで、高品質な製品を提供しています。
ツインバードの車用掃除機は、紙パックレス式(ダストボックス式)とサイクロン式の2種類を展開。紙パックレス式(ダストボックス式)は、小型・軽量で持ち運びやすく、コンパクトなため取り回しにも優れています。手が届きやすい価格なので、エントリーモデルにも最適です。
サイクロン式はハイパワーで吸引力が高く、豊富なアタッチメントが付属しているのが特長。車のダッシュボードや細かい部分に溜まったゴミ・ほこりも、しっかり吸い取ることができます。

ケルヒャー:軽量ながらパワフルな吸引力
ケルヒャーは、ドイツに本社を置く大手清掃機器メーカーです。元々は業務用の清掃機器を手掛けていましたが、そのノウハウを活かして家庭用製品市場にも進出し、今は高圧洗浄機やスチームクリーナー、カーペットクリーナーなど、多彩な家庭用・業務用の清掃機器を製造・販売しています。
ケルヒャーの車用掃除機「CVH 3 Plus」は、約520gと軽量ながらパワフルな吸引力が特長。また、空気清浄機などにも利用されるHEPAフィルターと目の細かいメッシュフィルターの二重構造で、細かなゴミやほこりもしっかりキャッチして、排気もクリーンです。

Joshin web家電担当者が厳選! おすすめの車用掃除機
ではここで、プロの視点で厳選した車用掃除機をご紹介しましょう。いずれもJoshin webの家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身に合ったモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 12,510円 (税込)最短 6月22日( 日 ) 出荷2022年11月 発売
- ◆付属の充電スタンドに立てておくだけで簡単に充電
◆棚のすきまや窓の桟のお掃除に便利なすき間ノズル付属
・重量:約500g
・電源:充電式(連続使用時間:約14~20分)
・付属品:充電アダプター、充電スタンド、すき間ノズル - ◆高圧洗浄機・ハンディークリーナー・ワイヤレス充電台の3つのアイテムを1つにまとめた便利グッズ
◆車の洗浄・清掃、レジャー、窓掃除、また非常時などに幅広くお使い頂けます
・吐出圧力(約):1.24Mpa(最大1.37Mpa)
・吐出水量(約):2.3L/min~3L/min
・本体質量(約):[高圧洗浄機] 1.4kg(バッテリー含)、[ハンディクリーナー] 0.62kg(バッテリー含)
車用掃除機があれば、車内をいつも清潔に保てる
車用掃除機は、軽量かつコンパクトで、狭い車内でも扱いやすい家電です。隙間用ノズルなどのアタッチメントを活用することで、シートの隙間やドアポケットの掃除も簡単に行えます。スリムなデザインの製品が多く、車内や玄関先に置いても邪魔にならず、いつでも手軽に使えるのが魅力です。
車用掃除機を選ぶ際は、吸引力や取り回しの良さだけでなく、お手入れのしやすさ、静音性、アタッチメントの種類、LEDライト機能の有無なども重要なポイント。この記事を参考に、ご自身に合った車用掃除機を見つけてください。