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【おすすめ】サイクロン式掃除機の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

【おすすめ】サイクロン式掃除機の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

2024.12.13[更新]

サイクロン式の掃除機は多くのメーカーから発売されており、さまざまな種類があります。ですから、サイクロン式掃除機を購入する際には、それぞれの特長を知っておくことが大切です。 そこで、家電のプロであるJoshin web家電担当者が、サイクロン式掃除機の選び方の指針になるサイクロン式掃除機のタイプやメリット・デメリットのほか、おすすめモデルをご紹介します。

担当者
K

Joshin web 家電担当者「K」が、サイクロン式掃除機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

サイクロン式掃除機とは?

  • サイクロン式掃除機

サイクロン式掃除機とは、ゴミといっしょに吸い込んだ空気を本体内部で渦状の気流にし、その遠心力でゴミを分離して、ゴミだけをダストカップに溜める仕組みの掃除機です。つまり、サイクロン式とは掃除機の集塵方式のひとつで、この方式を用いた掃除機をサイクロン式掃除機と呼びます。従来使われていた紙パック式の集塵方法と比較すると、サイクロン式には下記のようにメリットもデメリットもあります。

メリット1 ランニングコストがかからない

紙パック式の掃除機では、ゴミがいっぱいになるたびに紙パックごと捨てますので、定期的に紙パックのコストがかかります。ですが、紙パックを使わないサイクロン式ならば、こうしたランニングコストが不要です。
掃除機に組み込む紙パックの多くは、1枚あたり数十円と安価なものですが、中には特殊な加工を施した1枚あたり数百円する専用品もありますので、こうしたコストがかからないのはサイクロン式のメリットです。また、紙パック式の場合、予備を買い忘れていたら使えなくなりますが、サイクロン式にはその心配はありません。

メリット2 吸引力の低下が起こりづらい

紙パック式の場合は、吸引した空気は必ず紙パックを通りますので、ゴミが溜まってくると目詰まりを起こして吸引力が低下してしまいます。その点、サイクロン式は遠心力でゴミと空気を分離させますから、たとえゴミが溜まってきても、吸引力が長持ちするのです。
掃除をしている途中でゴミを吸い取る力が弱くなることを避けたいなら、サイクロン式がおすすめです。

デメリット1 ゴミを捨てるときにほこりが舞いやすい

本体内部のダストカップに溜まったゴミは、カップを取り外したり、カップの蓋を開けたりすることで捨てられます。ですが、紙パック式のように、袋詰めにされているわけではありませんので、細かなゴミが周囲に飛散しやすいというデメリットがあります。
こうしたことを防ぐため、サイクロン式掃除機の中には、ダストカップのゴミを圧縮して飛散しにくくする機種もあります。また、特別な機能がなくても、ゴミ袋の中に本体を入れてダストカップを外すなど、工夫次第でゴミの飛散を防ぐことはできます。

デメリット2 メンテナンスの手間がかかる

サイクロン式掃除機は、本体内のダストカップにゴミを溜めていく構造なので、本体内部が汚れやすいのがデメリットです。そのまま放置しておくと見た目も良くありませんし、本体内部のさまざまな部分に細かいほこりが詰まり、動作不良の原因にもなりかねません。そこで、定期的なメンテナンスが必要になります。
なお、現在登場しているサイクロン式掃除機は、この点にも配慮されており、ダストカップが取り外し可能で、水洗いできるものも増えてきました。ダストカップに溜まったゴミを捨てるとともに、吸気・排気フィルターなどといっしょに水洗いすれば、いつも清潔・快適に使うことができます。

担当者
K

メンテンスに手間をかけたくない方は、フィルターがついていない「フィルターレス」タイプがおすすめです。

メンテナンスの手間がかかる

サイクロン式掃除機の主なタイプ

サイクロン式掃除機は、その形状によってスティックタイプとキャニスタータイプ、そしてハンディタイプに分類されます。それぞれ形も使い方も異なり、得手不得手があります。ですから、購入の際には、ご自身に最適なのはどのタイプなのかを見定め、その上で比較検討することが大切です。

サッと使える手軽さが魅力の「スティックタイプ」

スティックタイプは、本体とヘッドを長いパイプでつないだ、棒状のシルエットをした掃除機です。スタンドやホルダーを使って、立てて収納することができます。中には、インテリアとしても通用するスタイリッシュなデザインのものも少なくありません。バッテリー内蔵のコードレスタイプのものが多く、収納された状態から素早く取り出して使える手軽さも魅力です。

軽量で小回りがききますので、お部屋の床掃除はもちろん、カーテンレールや天井付近などの高い場所や、階段の掃除にもぴったりです。また、パイプを外してハンディタイプとして使えるものもありますので、オールラウンドな掃除機といえます。軽快さを求めるなら、重量1.5kg前後のものがおすすめです。

     
サッと使える手軽さが魅力の「スティックタイプ」

多くのゴミをパワフルに吸い取る「キャニスタータイプ」

キャニスタータイプは、本体をキャスター付きのケースに収めて、床置きにして使うタイプです。スティックタイプやハンディタイプと異なり、重さや大きさを気にせずに設計できるため、高出力モーターや大型のダストボックスを搭載し、パワフルで集塵容量の大きいモデルが多くみられます。また、キャニスタータイプは電源コード式のものが多く、時間を気にせず掃除ができるため「家中を一気に掃除したい」という場合に活躍してくれます。

ですが、本体を引き回しながら使用することになるので、取り回しがしにくいのが難点です。特に、スティックタイプに比べて重量もあるので、家具の多いリビングや階段の掃除には少々使いにくいというデメリットもあります。

      
多くのゴミをパワフルに吸い取る「キャニスタータイプ」

どんな場所でも掃除OK!「ハンディタイプ」

ハンディタイプは、小さな本体に吸引ヘッドを取りつけた掃除機で、片手で扱える大きさと重さが最大の特長といえます。ほとんどのモデルがバッテリー駆動のコードレスタイプですから、スティックタイプ以上に手軽に使えますし、掃除する場所を選びません。テーブルの上やデスクの下、家具の上に積もったほこりの掃除に最適です。また、トイレやクローゼット、車の中のような狭い場所でもきっちり掃除が可能です。

ハンディタイプは、メインの掃除機では手の届かない場所を受け持つ、サブ掃除機として使われることが多いですが、パイプをつなげればスティックタイプと同様に使えるモデルもあります。また、吸引力を高めたモデルも登場していますので、一人暮らしのワンルームくらいの広さであれば、メインの掃除機としても十分に活用できるでしょう。

      
どんな場所でも掃除OK!「ハンディタイプ」

サイクロン式掃除機の電源のとり方は?

サイクロン式掃除機も、ほかの掃除機と同様に、電源をどこからとるかによって、「電源コード式」と「充電式」に分けられます。近年は充電式が人気ですが、それぞれにメリットとデメリットがあり、簡単に優劣をつけることはできません。まずそれぞれの特性を知り、どちらが良いかを検討することをおすすめします。

パワフルな吸引力と安定性が魅力の「電源コード式」

電源コード式は、コンセントから電源をとるタイプです。安定した電力を継続的に使えることが最大のメリットで、充電式のように「電池切れで使えなくなった」ということがありません。ですから、複数のお部屋、さらには家中を一気に掃除したい方にはぴったりです。

充電式のように、あらかじめ充電しておく手間がいらないメリットがある反面、電源コードが邪魔になる点がデメリットとして挙げられます。中には、掃除の最中にコードに足を引っ掛けたり、コンセントからコードが抜けてしまったりという経験をした方もいるでしょう。電源コード式は、部屋を移動する際にはプラグの抜き差しをしなければいけませんし、コンセントのない場所では使えないというデメリットもあります。

      
パワフルな吸引力と安定性が魅力の「電源コード式」

取り回しがしやすく、場所を選ばず使える「充電式」

充電式は、あらかじめ充電しておいたバッテリーから電源をとるタイプです。電源コードがないため取り回しが良く、部屋から部屋への移動もスムーズですし、コンセントがない場所でも掃除ができます。充電式はパワーが弱いという印象から吸引力を気にする方もいますが、近年ではかなり改善されてきましたので、日常的な使用において問題はありません。また、連続使用時間が気になる方には、バッテリーが取り外し可能な機種を購入し、掃除の際にはフル充電した予備のバッテリーを用意しておけば、長時間掃除を続けることができます。

     
取り回しがしやすく、場所を選ばず使える「充電式」

サイクロン式掃除機を選ぶ際のポイントとは?

これまでご紹介してきたように、サイクロン式掃除機はモデルによってメリットとデメリットがあります。購入の際にはこうした違いを踏まえた上で、「どんな掃除機が合っているのか」を考えて、候補を絞り込んでください。また、サイクロン式掃除機は、タイプや電源方式以外にも、選ぶ際のポイントは下記のようにいくつかあります。ぜひ、比較検討の参考にしてください。

フィルター:メンテナンスがいらないタイプも

サイクロン式掃除機は、遠心力によって空気とゴミを分離します。そのため、紙パックのようにゴミを分離するためのフィルターは必要ありませんが、吸気や排気を浄化するためのフィルターが使われることがあります。

例えば、ダイソンの一部のモデルには、吸引した空気から大きなゴミを取り除く「プレモーターフィルター」や、排気から微細なゴミを取り除く「ポストモーターフィルター」が使われています。これらは、使っているうちに汚れが溜まってきますから、最低でも月に1度は水洗いなどのメンテナンスが必要です。これらのフィルターを使わないタイプもありますので、手間をかけたくないという方には、こちらがおすすめです。

       

吸込仕事率:数値が大きいほど吸引力が強い

吸込仕事率とは、簡単にいえば「吸引力の強さ」を表す数値で、単位は「W(ワット)」で表記されます。最大パワー時の吸込仕事率は、200〜400Wが目安です。サイクロン式掃除機の場合、「パワーモード」や「エコモード」など、吸引力の強弱を選べるものがあります。また、吸込仕事率は床面の材質、ヘッドの形状や機能など、外部環境によって、カタログ上の能力を発揮できない場合もあります。ですから、カタログの吸込仕事率はあくまで必要な強さの目安と考え、ヘッドの機能や重量、使い勝手などと総合的に判断するのが賢明です。

ヘッド:自走機能やLED照明付きもある

掃除機のゴミを吸い込む部分をヘッドといい、通常はT字型のものがつけられています。ヘッド内にはブラシが組み込まれており、掃除機の性能を大きく左右しますが、どのようなヘッドでも実用上の問題はありません。ですが、毛足の長いカーペットやラグに使うなら、自走機能を備えた「自走式パワーヘッド」がおすすめ。これは、ヘッドの中にモーター駆動の回転ブラシを搭載し、さらにヘッド自身が前進するので、カーペットにからみついた糸くずや髪の毛を、効率良く吸い取ることができます。ほかにも、掃除する場所に合わせてつけ替えられるアタッチメントヘッドや、暗い場所でもゴミを見つけやすいLED照明付きのヘッドなどがあります。

ヘッド:自走機能やLED照明付きもある

ゴミ捨ての方法:ワンタッチで捨てられる機種に注目

サイクロン式掃除機は、吸引したゴミを本体内部のダストカップに溜めていきます。ゴミを捨てるときにはダストカップの蓋を開けますが、ゴミをギリギリまで溜めてしまうと、うまく排出できないこともあります。こうなると、割り箸などを使って、ゴミを出さなくてはなりません。サイクロン式掃除機では、こうしたケースが起きやすいので、レバーやボタン操作でゴミを捨てられるモデルもあります。ワンタッチでゴミ捨てができる機種であれば手間もかからず、ゴミにもふれませんので、衛生上も安心です。

ゴミ捨ての方法:ワンタッチで捨てられる機種に注目

重量:重心による手元重量も大切

サイクロン式掃除機の重量は、カタログスペック上の数値を見ただけでは実感しにくいもの。特に、スティックタイプでは掃除機全体の重心がどこにあるかによって、体感的な重量が変わってきます。一般的に、スティックタイプの掃除機は、重心が低いほうが動きは安定しますし、軽く感じます。これは、ハンドルを持つ手元にかかる重量(手元重量)が小さいためです。カタログには、手元重量が表示されていることもありますので、本体重量と併せてチェックしてみるといいでしょう。

メーカー別・サイクロン式掃除機の特長

サイクロン式掃除機は、多くのメーカーから発売されています。その中から、代表的な3社をご紹介しましょう。いずれも、特徴的な製品を生み出しているメーカーです。ぜひ選択肢のひとつに加えてみてください。

ダイソン:サイクロン式掃除機のパイオニアにして代名詞

サイクロン式掃除機を、世界で初めて発売したダイソン。日本では、2004年に登場した「DC12」が人気となり、「ダイソン」と「サイクロン」の名を、一気に広めることになりました。そこから、他メーカーも次々とサイクロン式掃除機を開発・製造し、1つのカテゴリーを形成するまでになっています。現在では掃除機だけでなく、空調家電やヘアケア製品、照明器具も扱っていますが、いずれもダイソンならではの独自のアイディアと高い技術、そしてスマートなデザインの商品がリリースされています。

      
ダイソン:サイクロン式掃除機のパイオニアにして代名詞

パナソニック:ユーザーニーズに応える製品が特長

総合電機メーカーとして、家電分野でも多くの製品をラインナップしているパナソニック。ユーザーのニーズに応える製品づくりが特長といえます。例えば、サイクロン式掃除機に採用されている「からまないブラシ」。これは、ヘッド内のパワーブラシにからみつく糸くずや髪の毛を「円錐型の回転ブラシを2本、V字型に配置する」という方法で解決しました。ユーザーの視点に立ち、積極的な研究開発を続ける姿勢は、多くの支持を集めています。

       
パナソニック:ユーザーニーズに応える製品が特長

日立:一人ひとりに寄り添う製品で、掃除を楽しいものに

総合電機メーカーである日立は、「一人ひとりに寄り添うこと」をテーマに、変化し続ける人々のライフスタイルに応える製品を作り続けています。日立の掃除機は、産業用モーターを開発してきたノウハウを活かし、小型・軽量でも十分なパワーがあるのです。さらに、クリーンな排気を生み出す高集塵フィルターや、見えないゴミを可視化する緑色LEDライトなど、掃除をスムーズにしてくれる機能が盛り込まれています。

      
日立:一人ひとりに寄り添う製品で、掃除を楽しいものに

Joshin web家電担当者が厳選!おすすめサイクロン式掃除機

ここからは、家電のプロがおすすめするサイクロン式掃除機をご紹介しましょう。いずれもJoshin web家電担当者がピックアップした、一押しのモデルばかり。ご自身に最適な掃除機が、きっと見つかるはずです。

担当者おすすめのサイクロン式掃除機

コスパの良いサイクロン式掃除機

とにかく軽い!サイクロン式掃除機

十分に比較検討して、ご自身に合ったサイクロン式掃除機を

2000年代に入ってから、急速に普及していったサイクロン式掃除機は、ダイソンをはじめとする多くのメーカーが改良を重ねた結果、魅力的なモデルが数多く登場しています。 今回ご紹介した内容を参考に候補を絞り、じっくり比較検討しましょう。そして、ご自身に合った最適なサイクロン式掃除機を見つけ、家の掃除に活用してください。

スタッフが実際に使ってみました

  • スタッフが実際に使ってみました

床や天井などのおそうじを想定し、キャニスタータイプやスティックタイプのクリーナーをスタッフがレポート! クリーナーの特長などもチェックしながら、気になる商品のレポートと比較しつつ、購入前の参考にご活用ください!

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